レポートに組み込もうと思ったのですが、やっぱり分けることにしました。
新春ほどアドリブの数はなけれども…予想より多かったです。(^^;;

頭から行きましょうか!
まず、前説から……

広井「今日初めて見に来た方っていらっしゃいますか?
   ……あ、結構いますね。
   最初に言っておきますが、これが歌謡ショウだなんて思わないでくださいね!
   もう、今日はデタラメですから!!
   歌謡ショウの本当の楽日は楽の一日前って事になっていますので。」

……たしかに、正当な歌謡ショウの楽日は一日前の公演だよなぁ…(笑)

その後、親方が出てきて…

親方「ここ、なんて言うか知ってるか?」

と、自分たちが立っている所を指す。会場に近いステージの事ですね。

広井「銀橋でしょ…
   銀に橋って書いて銀橋。」

親方「そう!
   銀橋の様子を見て報告する。
   これを銀橋報告って言うんだ。」

広井さん、親方のギャグ(?)に苦笑い。


親方「それよりも広井!
   お前…蒸気通信網で変なこと言っただろ!」

広井「なんだよ、蒸気通信網って;;」

親方「蒸気ってついていればなんでもいいって聞いたからよ…」

つまり、ネット…PC、DCって事ですよね。

親方「歌謡ショウ今年で終わるって…
   俺の立場はどうしてくれるんだよ!」

広井「だから、その親方の立場って何よ?!
   そこんとこハッキリさせときましょ。」

親方「俺の立場は……」

そこへ、客席から「かっこいい!」などの掛け声が……
その言葉を受けて…

親方「……こういう立場だ。」

広井「なんかムカツクな〜。」(^^;;


客席から「新春は〜!?」と声がかかる

広井「新春?
   やりたいね〜!!
   でも、みんな正月これるの?」

ここで拍手が!
やるとなれば、当然行きましょう!!

広井「今日来ているスポンサーの皆さんがこの拍手をどう受け取るかだよね。」

ここで一際大きな拍手〜!!!

広井「やっぱ役者は正月から楽屋にいたいよね!!
   正月ゴロゴロしていたくないよね。」

これで、本当に第二回新春歌謡ショウが開かれたら……感極まりますね。(^^)
そうそう、客席から「カウントダウンは〜?」との声もありましたが……

広井「もう二十一世紀になったからいいの!」

と、返されていました。
以上、千秋楽の前説を飛ばし飛ばしですが(泣)おおくりしました!!!





―――――第一幕

―――バス旅行へ行きましょう!!

かえでさんと金田先生が話していくときに、ボスが登場するシーンでボスが側転!!
そのあとの「何が大変なんですか?」のセリフも気合が入ってて……

金田「ダンディさん、千秋楽だからって声が張りあがってるでゲスなぁ!
   ………………………………」

ダンディ「……どうしたんですか?」

金田「ああ!いえいえ……」

……どうやら、マジでセリフを忘れていたらしい。(^^;;

――☆

海神別荘の名前をボスが盛大に間違えるところ。

ダンディ「出雲阿国怪人二十八号?!」

金田「違うでゲス!!
   泉鏡花!!」

ダンディ「泉あき?」

二重構造でした。(笑)

――☆

ダンディがシャボンで背中を流しましょう!と、妄想に浸った後……

金田「ダンディさん、あんた代わりにあたしの背中でも流しなさい。
   さくらさんの背中もあたしの背中もそう変わりませんよ。」

ダンディ「いや、全然違いますよ!」(^^;;

かえで「違うわね。」

金田「か、かえでさんまで……」

…だって、違うんですもの。(^^;;


―――サンバDEベロムーチョ!?

雲国斉がはじめて登場するとき…
いつもなら石段を下りてくるのですが、そのまま行ってしまい…
女が「ええっ?」とちょっと驚いていました。

その後、すぐに石段を下りてきました。
千秋楽スペシャルなのか、三味線の演奏も長かったです。

――☆

織姫のカキ氷のリアクション

織姫「大体なんで夏といったら桜餅なんですか〜?
   夏といったらカキ氷でしょ!?カキ氷!!
   ガリガリガリ…
   シャクシャクシャク…
   キーンッってキーーンッッって!
   ジェラートより冷たいでーす!このところが(こめかみを指す)キーーンッッッ!!!」

やたらと、盛大なリアクションでした。

――☆

ピーッ…と笛が吹いてサンバのリズム。いつもなら武田が登場するだけだが……
なんと、武田が出てきた瞬間、上手から下手から……たくさんの人が踊りながら出てくるじゃないですか!!

ボスに西村に琴音さんに菊ちゃんに…
雲国斉にレビュウ衣装のダンサー数人に、頭飾りをつけた白狐の眷族たちに……
当の武田はあっけに取られて何がなんやら…(^^;;
レニも、ただ見てるだけで、織姫はその場に崩れ落ちてました。

曲が終わって全員が引いて、普通通り三人だけになった時織姫が一言

織姫「…今なんか、悪夢を見たような気がしまーす………」

武田「どっから芝居続けりゃいいんだってなぁ!!」(汗)

いやー…笑った笑った。まるで嵐だ(笑!)


―――紅蘭とアイリスとカンナ

お守りを探している時に、アイリスがほうらくを発見しました。

アイリス「ねぇ、ねぇ紅蘭!
     これなあに?」

紅蘭「ああ、そりゃほうらくやね。」

アイリス「もうろく?」

紅蘭「な〜〜〜に〜〜〜最近耳が遠くてな〜〜〜
   ってそりゃ俸禄や!!そやなくて、ほうらく!」

――☆

ジャンポールを使って、さくらのお守りに代わりが聞かないこと説明するシーン。
カンナがアイリスの背中に抱きついて…

カンナ「うん、そゆ事だアイリス?」

アイリス「……大きさはジャンポールと一緒…」

をいをい!?(^^;;
そのあと、でもやだ〜〜!!と、紅蘭の手からジャンポールを返してもらう。

カンナ「便利だなぁ……架空の二メートル。」

――☆

「考える足」の最初…ダンサーさん達が出てくるときに、何か鼻に黒い物をつけていたそうです。
歌いだすときには外していたそうですが…二階席だから、気がつきませんでした。(^^;;

――☆

「考える足」を歌い終わった後……最後の三人で声を合わせて「デュワ〜〜」のところが…

「♪ド〜〜ア〜〜〜」

と、三人そろってドアを開けるリアクションつきで変わってました。
…まさかここで遊びを入れるとは。(^^;;

――☆

カンナの稲荷ずしの盗み食い。今日は左から

カンナ「なんか……すっげぇ水っぽいお稲荷さんだな。」

もう一つは…

カンナ「なんかデケェな。」

食べきるまでに、三口くらいかかってたみたいですね;;
食べながら退場してましたよ。


―――すみれさんと白狐

すみれさんが普通なら、下手から出てくるだけなんですけど…今回はオーケストラピットからの登場!!
予想外の所からの登場に、客席が盛り上がる。

すみれ「わたくしは何処から来たのでしょうねぇ?」

――☆

この日の白狐は島崎俊郎さん。
結局、三人の白狐を見ました。(^^;;
登場シーンのボケは……

すみれ「まぁ、あなたはアダモちゃん?!」

白狐「はーーい!って違ーう!!!」

すみれ「アダモちゃんでしょ?」

白狐「違ーーう!!」

すみれ「アダモちゃんでしょ?」

白狐「違ーーう!!」

すみれ「では、みなさまご一緒にアダモちゃんと言ってくださいましね。
    せ〜の…」

会場中で「アダモちゃ〜〜ん!!!」

白狐「はーーい!!
   ってなにやらすんだ!会場まで巻き込んで…
   会場も会場だ!ちょっと、ノリ、過ぎ、です!!」

だって〜すみれさんに言われたら…乗るしかないじゃないですか。(^^)

すみれ「まぁ〜!せっかくわたくしと会場の皆さんが遊んでさしあげていますのに…
    なんですの、その言い方は!!
    ごめんなさいは?」

白狐「ごめんなさい。
   …ってなにやらすんだ〜!!」

と、ここで怒りの言葉。そして眷族を呼ぶのですが……

白狐「いでらっきょ!!
   …じゃない。出でよ!我が眷族!!」

…結局自分でもボケとるやーん!!(^^;;


―――白狐の眷族

登場するときに、いつもより高度なバク宙をしていました。
千秋楽だから、スペシャルなんですね。


―――薔薇組の恋と夢

西村の出身地を尋ねるのだが……

琴音「あなた…沖縄出身だったわね。」

西村「いいえ…東北です。」

琴音「あらそうなの?
   沖縄だったらナハ、ナハってやってるのわかるのに…」

う〜〜ん…?拍手でよく聞こえませんでした;;
ナハナハのとき、琴音さんはコマネチのような動きでした。

――☆

大神さんが出てきて、菊ちゃんが手を取る所で、今日は抱きついていました。

菊之丞「い、いやだ…恥ずかしい。」

…抱きついててそれはないでしょ、菊ちゃん。(^^;;

――☆

最後に石段を上ったところでの琴音さんと西村の会話。

琴音「西村さん、東北の出身の割りにはなまりとか全然ないわよね?」

西村「ナハ!ナハ!!」

と、さっきの琴音さんと同じ動きをする西村。
そのまま去っていったので、一人置いていかれた琴音さん。

琴音「…ナハ。」

力なく、ポーズをとって後を追う。(笑)


―――温泉と店の軒先

武田と親方が話しているときに、タライが武田の頭にヒットしますよね。
そこに、すかさず黒子さんがタライを持って現れて武田の頭に横からアタック!!

武田「あいた!!!」

……二度もたらいをぶつけられた武田でした。(^^;;

――☆

カナダライをかえでさんに却下された後……
本気で二回目のタライが受けたのか、笑ってなかなか次に進めない金田先生。
やっとの思いで次へ進める。

金田「い、いいえ!!必要です!
   エノケン・ロッパが浅草でウケにウケているのも、笑いがあるからでゲス!!」

ダンディ「はい!!
     ♪カモナン、カモナン、カモナ〜ン
      カモナおいでよおいしい浅草〜〜」

かえで「は〜〜い!」

浅草の言葉を受けて、歌いだしたダンディに乗って、かえでさんが立ち上がり、くるっと回って笑顔でポーズ!
が、はっとなって声を低くする。

かえで「…ダメです!!」

金田「かえでさん、あんた自分で踊っときながらダメですって……」

かえで「ダメです!!のせられました!」

……かえでさんってば、ノリがいいんだから!!(笑)

――☆

親方を舞台に出したいと言った時の金田先生のセリフ。

金田「あの人は、昔役者でした。
   劇団21世紀FOX……」

……それは今じゃないですかー!?(^^;;

――☆

温泉場が落ち着き、親方に帰ってくる。

親方「このカナダライ…いったいなんにつかうんだろ〜なぁ〜?
   ………………ま、考えたって仕方ないか!
   さぁ〜て!それじゃ行くとしますか。
   今日は何があるかわからないからな。」

…言えてる。(笑)


―――ラムネの歌

西村が歌の途中で去っていってしまう時。

アイリス「美味しいもの食べたり〜活動写真を見たり〜…
     お兄ちゃんと…デートしたり☆」

西村「デートしてんの?」

アイリス「うん。」

西村「はぁ〜……あ!いっけね、薔薇組さんたち待ってんだ!
   早く行かねぇと…!!」

アイリス「…薔薇組さんとデート?」

がんっ…と、石段の上に張り付くようにこける西村。
…でもあなた。薔薇組のファンじゃなかったですか?(^^;;


―――カンナとさくら

カンナの妄想が終わって二人で笑っているところ。

カンナ「っておい!
    何であたいの妄想なのに、さくらが笑ってんだよ!
    ……見たのか?」

さくら「一年に一回ぐらい見えるんですよ…」

…たしかに。(笑)

――☆

お守りを犬のうんちと間違えて持ってきちゃったところ。
うんちを「汚ねぇ!」ってオーケストラピットの穴に投げるのですが…
今日は投げたうんちが戻ってきた!!

カンナ「うひゃああ!?」

もう一度投げるカンナ。
今度は戻ってきませんでしたけどね。(^^;;
でも、後のセリフは笑いでちょっと二人ともガタガタでした。


―――白狐だと、理解への道

屋根に出てきたところで、まずアイリスから……

アイリス「あ!アダモちゃんだ!!」

白狐「はーーい!!
   って違ーう!」

レニ「じゃあ…アグネス・チャン?」

白狐「丘の上、ひなげしの花か〜〜
   って全然違ーーう!!」

紅蘭「あ!アラレちゃん?」

白狐「キーーンッ
   …って違ーーう!!」

織姫「じゃあ、だれちゃんなんですかー!?」

白狐「…だれちゃんかって聞かれたら…
   俺はアダモちゃんじゃないか…」

そりゃそうだ。(^^;;

白狐「お前ら!俺をなんだと思っている!!
   俺はゲストだぞ!
   何なんだこの扱いは!!
   千秋楽まで何回アダモちゃんやらされてると思ってるんだ!!」

下のほうで、顔を見合わせて笑う花組。

織姫「せーの…!!」

もう一回会場中で「アダモちゃ〜〜ん!!」

白狐「はーーい!!
   ってくそぉぉ!!
   こうなったら……変身ー!!!
   ナハ、ナハ……」

ひっぱるなぁ。(笑)
煙に包まれて変身!!

すみれ(白狐)「……ナハ
        なっははははは……」

笑い声まで影響が…(笑!)

――☆

食らいつく織姫の腕を持って止めた大神たちのセリフ

大神「お、織姫くん!
   こいつは…すみれくんじゃないぞ!」

紅蘭「あ、あれ……狐やで!」

レニ「アダモちゃんくさい狐が……」

はーーい!!と、アダモちゃんの動きをするすみれ(白狐)

すみれ(白狐)「なにをやらせるのですの?!
        そんな事より…あなた達に幸せな夢をお見せしましょう。」

……アダモちゃんにこだわってましたねぇ(^^;;


―――白狐VS花組

ここもいたるところで…マリアさんが白狐をにらむ時…

マリア「おのれ、アダモ!!」

――☆

カンナが「ちょっと待ったぁー!!」と来る時…

カンナ「…アダモちゃん!?
    じゃなかった。白狐さんよ!
    稲荷ずしを食ったのはあたいなんだ!!」

――☆

さくらが白狐の怒りを納めたときのカンナのセリフ。

カンナ「あたいには、あのアダモちゃんみたいな狐の気持ちが、わかるような気がするよ…」

……ここまでこだわると立派。(笑)


―――アンヂェラスでお茶…

コレの前の「口ずさむ歌」で、レニが泣いていたそうです。
二階席だったし、その後の伝言ゲームの声も震えていなかったので、全然気がつきませんでした。(汗)

――☆

最後のオチを言い終わって、さくらを置いて走って行く花組。
いつもよりゆっくり後を追うさくら。
下手に来た所で…

さくら「すごく恥ずかしいです……」

と、苦笑い(照れ笑い?)をして花組を追う。


―――浪曲の心得

いつもより、三味線の調子が長い。

雲国斉「今日は長めにおおくり致します!」

掛け声も、いっぱい……やっぱり千秋楽は盛り上がりが違いますね!!

―――男集の浴衣姿。

琴音さんの扇子で拍手を盛り上げて、ちゃんちゃちゃちゃん!!と決めたところで大満足。
会場の「もう一回!」コールに、もう一回。今度もバッチリ。(笑)

琴音「本当…継続は力よね。」

西村「五年もやってますからね。」

武田「こんなにつづくのは素晴らしい事ですよね!」

お?っと、武田を見る。いつもとセリフが違ったのだ。
本当に、そうですよね、武田さん!!(^^)

――☆

武田がボスと合流した時に言われた言葉…

ダンディ「今日はずいぶんいじくられて楽しいでしょう?
     まさかタライが二度来るとは思わなかったでしょう?」(^^)

思わず苦笑いの武田。

――☆

大神さんのセリフ…

大神「これからも、帝国歌劇団を
   ご贔屓くださいますよぅ……」

不安げに並んでいる男集を見る。
どうやら、一緒に言う予定だったらしい。声がなくてしぼんでいってしまいましたね。(^^;;
そのあとの「よろしくお願いします!!」はみんなで言ってました。


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