2月23日 高乃麗、折笠愛
23日、本日は高乃麗さんと折笠愛さんです。リハが押して、入場が20分ほど押しましたので、開始もそれだけずれました。
前日の富沢さんには残念ながら行けなかったので、この日が帝都チームの初トークショウだったのですが……半分、カフェライブでした!!(喜)
もうもう、楽しすぎて記憶がほとんど飛んでます。すみません。(爆)
登場からして、音楽が鳴り響いていました。「恋の発車オーライ!」が!!
前奏が流れる中、高乃さん、折笠さんの順番で登場しこちらに手を振りつつ歌から入ります。
折笠「♪あなたと会ったそのときから 眠れない夜つづいているの ホントなの」
高乃「♪ホントなの
こんなに胸がときめいてる 恋の準備はできたと思う ホントなの」
折笠「♪その言葉」
高乃「♪待ってる」
折笠「♪あの場所で」
高乃「♪待ってる」
2人「♪わたしから言えない あなたから言ってよ ドキドキ ワクワク ハートに響くわ」
折笠「♪恋の発車オーライ!」
高乃「♪恋の発車オーライ!」
2人「♪きっかけ ひとつで 発車オーライ!」
オーライ!部分では、最初からこちらも大合唱でコールしていました。(お2人がマイクを向けてくれたので)
そのまま二番へと入っていきます。
高乃「♪あなたを想う気持ちだけが 日ごと夜ごとに大きくなる ホントなの」
折笠「♪ホントなの
小さな胸がつぶれそうよ 恋の予感は ままならないわ ホントなの」
高乃「♪その笑顔」
折笠「♪ずるいわ」
高乃「♪やさしさが」
折笠「♪ずるいわ」
2人「♪わたしから言えない あなたから言ってよ ドキドキ ワクワク ハートに響くわ」
高乃「♪恋の発車オーライ!」
折笠「♪恋の発車オーライ!」
2人「♪キッカケ ひとつで 発車オーライ!」
間奏部分で2人の挨拶が入ります。
お互いに名前を口にし、テンション高めでした。
高乃「こんばんは!高乃麗です!」
折笠「折笠愛です。この2人でどうなることかわかりませんが」
高乃「そうですね。」
折笠「皆さん、小一時間ですけど、付いてきてくださいね!」
その後は、そのまま2人でラストまで歌っていました。
もう、すごいテンションでした!最初からこの曲で来るとは思わなかったので!!
歌い終わったお二人はそのままそこへ立ち、しばしトークを。
高乃「今日は風が強かったですね〜!」
折笠「春一番ですってね。黄砂でした。朝、外に出たらなんだか黄色くって私が寝不足で黄色く見えるのかな〜って思ってたら…」
高乃「飲みすぎじゃないんですか?」(笑)
折笠「(苦笑いしながら)差し入れがさっき届いていて、それをちらっと見たときにシャンパンがあって麗さんは1本なのに私のは2本あってちょっと納得いかないんですが…」(笑)
高乃「(折笠さんに礼をしながら)先輩、よろしくお願いします。」
折笠「(笑った後、ちょっと低めのトーンで)まぁ、酒のことはついてらっしゃい。(笑)
さ、今日はサクサク行きましょう。押してますからね。でも、濃〜く行きますよ。」
はい、付いて行きます!!!
トークが一段落したところで、次の段取りへ進んでいきます。(今回、店主の出番は最初の紹介以外ないですね〜)
折笠「続いては、私たちの原点と言えばこの曲かしらね。二曲続けて、どうぞ。」
紹介をした折笠さんは一度ステージから裏へと姿を消し、残った高乃さんが舞台中央に移動したところで流れる静かな曲……「オンリー・マン」を一曲丸々歌ってくださいました。
前奏部分で「懐かしいでしょ」と呟いてから歌に入り、間奏でもトークを交えていました。
高乃「懐かしいですね。カフェライブをやったときもこの曲がオープニングナンバーでした。
マリア・タチバナという人を語るにあたり、まず最初にこれを思い浮かべます。
この曲から始まったという、まさに出会いの曲でした。」
二番もしっとりと歌い上げ、なんだか早くも涙ぐむ方も居る中高乃さんは一礼して舞台袖に下がり、入れ替わりに折笠さんがステージへ。
折笠さんのサクラ最初の曲と言えば……もちろん、歌われたのは「夜のサンバ」です。
片手の振りも入って、とても大人な時間を演出されていたのですが…間奏のちょっとした合間に「懐かしいでしょ」や、ラスサビ前には「愛してる……抱いてほしいわ」と艶やかに言ったかと思うと最後は「一人上手!」でしたからね。(笑)
歌い終わって、高乃さんが戻ってきたときに、思わずツッコミを入れていましたよ。(笑)
高乃「一人上手…一人上手って!」
折笠「いいじゃない、もう7時過ぎよ!夜なのよ!」(笑)
高乃「(笑)今日はもう子どもはいませんしね。」
折笠「そうよ、大丈夫よ。」
本当に飛ばし気味?ですが(笑)ここで折笠さんはショウの思い出話へと入っていきました。一番最初の「愛ゆえに」のときに、舞台で生着替えをしたと。(笑)
折笠「武ちゃんと西やんにこう(布を)持ってもらってね。二人に見られちゃってる。」
高乃「うわ〜…!………ちょっと、みんな付いてきてってば!!一人にしないでって言ったじゃない!」
す、すみません!!聞いてるのが楽しくて!!(爆)
話が途切れたところで、折笠さんが次へと進めます。「今日はこんなに集まってくれたみんなに感謝しようと思って、福袋を用意しました。」と。高乃さんにも「持ってきた?」と聞かれたのでそれぞれ私物を持ってきたってことなんですね!
折笠さんはそでに居た店主に声をかけて名前を聞き、店主がフルネームで名乗ると「平野…純ちゃん!ちょっと、そこにあるのを持ってきてくれる?」とお願いしていました。店主ニッコニコでしたね。(笑)
で、ステージに現れたのは、浪漫堂の小さめの紙袋。ここで、それぞれ持ってきたものを紹介する事に。あ、その前置きとして「麗さんが持ってきたものは知りません。わたしは、ちゃんといいものを持ってきました。」と折笠さんは主張してました。(笑)
まずは高乃さんから一つずつ。最初に取り出したのは…「2002年のカレンダー」!!(笑)
呆れ顔の折笠さんに対し、高乃さんは「これ欲しかったんだ〜!」とやけにハイテンションでした。「もう、福袋じゃないじゃない。酷いね!」と言われたので、次に高乃さんが袋から取り出したのは使って、少し汚れもある?白い手袋…
折笠「その、きったない手袋は何?」
高乃「これは、最終回のオンドレの手袋…」
と言った途端、周りからは“超レアもの!!”と言わんばかりのざわめきが起こったので慌てて折笠さんが「ちょっと、みんな冷静に考えてみて!ただの小汚い手袋よ?しかも…(鼻に近づけて)ちょっとにおうよ?」と言った途端、客席のどこからか「それでもいい!」「かぎたい!」と声が掛かったので折笠さん思わず「変態か!!」と力いっぱいのツッコミを。(笑)
ますます呆れ顔が深まる折笠さんでしたが、高乃さんが最後に取り出したのはなつかしのカフェライブ来場者プレゼントだったお箸!みなさん、けっこう覚えている方が多かったですね。
「お客さんとの、愛の架け橋(箸)」でうまいことまとめたのですが、折笠さんは袋を開けた痕跡を見つけてやはりツッコミを。(笑)
折笠「これ、使いかけじゃないの?」
高乃「そんなことないですよ。一回しか使ってませんよ。」
思いっきり使いかけでした。(笑)でも、それがまた嬉しかったりするんですよ!(爆)
これで高乃さんが持って来たのは全部で、折笠さんへバトンタッチ。
私ので挽回するわよ、と言わんばかりに袋に手を入れて「驚くなよ?」と念を押し(笑)「8時だしな。」と言いながら取り出したのは…
折笠「ティッシュ〜!」
箱ティッシュ!!(大笑)高乃さんも呆れ顔になるそれには黒マジックで「武道館」と書かれていました。武道館の廊下にあったそうです。(笑)
不満を露にする高乃さんに「なんでも出来るよ、ティッシュは。不満かい?」と折笠さんは口を尖らせていました。(笑)
でもわかった、これだけじゃあ…ということで次は「とっておき」を出すと言って出てきたのは…
折笠「新・西遊記の舞台に落ちていた…釘〜!」
小さなビニール袋に入った、一本の釘!!(笑)ど、どこの釘でしょう?(^^;;
あんまりにあんまりだよ。と高乃さんは「お客さん、もう殺意が芽生えてるんじゃないですか。」と言っていましたが…楽しいですよ?(爆)
と、ここまできたところで「でも、これはあまりにもなんで、これはあたし達の中に収めておきましょう。」と引っ込めてしまいました。
え〜〜と思っていたら、こっちが本命です!と袖から新たに大きく福袋と書かれた紙袋が2つ出てきました。(大きさは、普段浪漫堂で扱っている大入り福袋のあれです。)
最初の一つには折笠さんの私物であったサクラ大戦クロニクル!!キャストのみなさんは頂いたそうで、今回持ってくるに当たり一度どんな物が入ってるのかな〜と開けてチェックしたので完全なる未開封じゃないですが、あえてそこを良いと思ってくれればと言っていたので、もちろんです!と。(笑)サインは高乃さんのも入っているそうですよ!
このサインの話題で、急に折笠さんが笑い出して何かと思ったら、裏で高乃さんが盛大に日付を間違えていたそうです。2002年と。(大笑)カレンダーの影響でしょうかね。無理矢理8に直しているそうなので、そこも必見だそうですよ。(笑)
そして、その袋にあった高乃さんの私物は……マリアのぬいぐるみ!!これも今は手に入らない、たしか「サクラ2」が発売された当時にあったあの座りタイプのぬいぐるみですよ!ちなみに、こちらのサインは高乃さんのものだけですけれども…書いてある場所はマリアの前髪の裏でした。(笑…ぺらっとステージ上から見せてくれました。)
最後にそのぬいぐるみの頭を掴んで、自分のほうを向かせて「マリア、元気でな。」と嫁に出す挨拶をしてから袋へと入れていました。
もう一つの袋には、様々なグッズが詰めあわされているようでまさに福袋のようでした。「あとでお友達に見せてもらってくださいね」と言って少し紹介してくれたのですが主に歌謡ショウグッズみたいですね。さくらん棒、お正月セット、マリアの楽屋暖簾、コースターセット(松原さん絵の方です。いつかの新春グッズだったはず)などなどが入っているようです。
さて、これをどうするのか?と。折笠さんが「タダじゃあ差し上げません。私たちに愛の告白をしてもらって、OKだったら差し上げます!私たちに愛の告白をしたい人!」
と挙手を求めてきました!もちろん、みなさん手を上げる中まず最初に選ばれたのは女性。ステージに上げられ「マリアの「ま」で始まる愛の言葉を」とお題を出されたのですが、しばらく考えこむ様子だったので先にもう一人を決めることに。今度は男性が選ばれて「かえでの「か」で始まる愛の言葉」をお題としてもらっていました。
2人がステージに上がったところで最初の女性から高乃さんへの告白。「真っ白です。頭の中が。大好きです!」と素直な告白で、高乃さんに握手や肩を抱かれて無事にOK!
続いて男性…だったのですがその方も高乃さんの方を向いてしまい「あなたね、あたしに言うのよ!」と折笠さんのダメだしを受けていました。(笑)
「ものがわかってないわね。でも、そこがいいわね。さ、あたしに愛の言葉を囁いて。もう10年くらい聞いてないから。」とかなり待ち姿勢な折笠さんへ男性は「かなり、愛しています。」と告白したのですが「ちょっとひねりが無いわね。もう一言。」とさらに要求。結果「結婚してください!!」の大告白となり、折笠さんはにこやかに握手を交わし「来世でね。」と言っていました。(笑)
福袋はクロニクルやマリアぬいぐるみが入っている方が女性、グッズ詰め合わせが男性の手に渡りました。お2人、告白成功おめでとうございます!!(笑)
2人が席に着くころ、お2人もようやく用意されていたイスに座りしばしトークタイム。(ちなみに、上手に高乃さん。下手に折笠さんでした。)
やはり帝都花組さんですから舞台のお話へ「花組もいろんなとこへ行きましたよね。最初は厚生年金で次は青山劇場…途中から2部構成になったりね。どんな舞台が印象に残ってますか?」と折笠さんが振ったのですが高乃さんは「いろいろあるんですけど、愛さんは?」と聞き手に回っていました。
が折笠さんは「浪漫堂での思い出は何かな〜って考えてたの。」としばし別の話題へ。「どこが好き?」と高乃さんに振ると即答で「マリアのボルシチ」と返していました。(笑)なので、折笠さんも「私も、かえでのコロッケを…」と言っていたのですが「まぁ、コロッケは近所で買ってください。」と自虐ネタっぽいところもありました。(笑)
ここからカフェライブの話になりました。折笠さんは打ち上げもここでやったとか。
当時の思い出を語りだしたのですが二人のステージに共通で現れた西村さんと武田さんの話題が出たのですが…なぜか2人ともどもって3回くらい「武ちゃんと西やんが〜」と言っていました。いっぱいになってます、ダンディ団。(笑)
折笠さんのときは、ボスである園岡さんも呼んでまるで練習したかのように(ここで高乃さんから「練習したんでしょ」とツッコミが入りました(笑))前にでて一緒に踊ってもらったと語り、高乃さんは
高乃「あれすごかったよね、恐怖の4回まわし!(笑)普通ライブで4回ってやらないですよね。イルカショーライブって仲間内では呼ばれてて(笑)
あたしのときは田中真弓さんが来てくれて。西やんと武ちゃんと。(ここも、なぜか3回ぐらい言いなおしていましたね。)
ストーンモンキーを歌って、西遊記は舞台でやったけど、この歌じゃなかったのでカウントダウンしか歌ってないんです」
と、猿のツナギをちゃんと真弓さんが仕込んできた。という話題から、舞台「新・西遊記」の話題へと。真弓さんほんっとに猿っぽかったよね!すごかったよね!と2人で盛り上がってました。(笑)
あのカツラはやはり特注らしいですよ。
「大変そうだった〜吊るされちゃってね。」とその当時…八犬伝から導入されたフライングについての話に飛びまして、かなり大変だったと。
折笠「麗さんも(海神別荘のときに)宙吊りになってるんですけど、2メートルぐらいでしたよね。」
高乃「あれ、けっこう難しくて油断すると衣装がくるーんって回転しちゃって横向いちゃうんですよ。さっきあそこに展示してありましたね。」
そうそう、今の浪漫堂ディスプレイには美女と公子の衣装が展示してあるんです。
あの肩の部分がバランスを取る際には曲者だったとか、どこかで聞きましたね。回転しないように、ワイヤーをつけて、スタッフさんが両袖で支えていたそうです。
「いろいろなことがありました」としみじみと高乃さん。
「終わって11年ですよ。去年武道館だから…今年で11年か。」と過ぎた年月に思いをはせてきたので、折笠さんに思い出を訊ねると
折笠さんは「新編・八犬伝」が印象に残っているそうです。二幕で伏姫が自害するシーンで、陶山さんも奈落の上で一緒に果てなきゃいけないのになかなか上手く行かなくて安心して死ぬに死にきれなかったとか。(爆)台詞が納まらなかったり、奈落の部分から刀がはみ出していてこのままじゃ落ちれないと見た折笠さんは死にながらも刀をずらしたりしていたそうです。(笑)
折笠「二幕は名曲がたくさんあるじゃない。その中で、智佐ちゃんと麗さんのこの曲を聞いて、感動してしびれちゃった曲があるのよ。」
高乃「…歌いますか?」
と、おもむろに立ち上がる二人!!誰、誰、誰の曲!?と期待を眼差しで見ていると、流れてきたイントロは……たしかに横山さんは歌っていますが、相手は高乃さんではなく……ステージ上に居た2人は完全にえっ?といった表情になり、うろたえていたのですがやがて折笠さんが目をつぶりながら「業務連絡、業務連絡……この出だしは、劇場版の……」と言ったもんだから、その瞬間スタッフさんが大慌てになりました。(爆)
そう、本当はさざ波の音から入る「すべては海へ」の方じゃいけなかったんですね。
「こういうのもありますよね!ライブですから!」と間を繋ぐお2人。
折笠「大丈夫ですか〜?」
高乃「(中山さんを見て)めちゃめちゃビックリしてましたね。(イスに座りながら)
じゃあ、もうちょっと喋ってる?」
トークタイム延長です。(笑)「今日、池袋をぼこぼこになっている人が歩いていたら慰めてください。」と後々のお叱りを思わせるようなことを高乃さんが言っていましたが(笑)でもお2人ともスタッフさんには本当に感謝をしているようで折笠さんは「スタッフさんは大変なんですよ。あたし達は出て、お客さんからパワーをもらえますが、スタッフさんはずーっと準備していて、終わったら片づけとかで忙しくて、どうしたらお客様が気持ちよく、役者が気持ちよく演じられるかを本当に考えてくれているんです。」と言葉を述べていました。
あ、折笠さんの打ち上げをやったというのはここの話題でした。高乃さんが「レニの、あの歯磨き粉みたいな飲み物飲んだり」とすごいこと言ってましたが(爆)
ここから折笠さんがちょっと残念に思っていることを述べました。「かえでのドリンクが無かったのよね〜」と。そうしたら高乃さんがすかさず「もちろんお酒で。」とツッコミを入れてました。
2人でトークが進む中、中山さんが折笠さんのもとへ慌ててやってきて、耳打ちを。この間、高乃さんはちょっと身を寄せて「うん、うん…へーえ、そうなんだ〜」と聞いている振りをしていました。(笑)
全てを聞き終えた折笠さんが説明をしてくれました。
折笠「えー…皆さんにお聞きいたします。ちょっと機械が皆さんの熱気で調子が悪くなってしまい、今別の機械に繋げてやろうとしてくれているんですが、待ってでもわたしたちの歌を聞きたいですか?」
即、もちろんです!!!と拍手で返事です。(笑)
ということなので、もう少し準備が掛かるのでトークさらに続投です。(笑)
高乃「これで大手を振って喋れますね。」(笑)
折笠「よかったですね。最初に釘を刺されてたんですよね。あたしたちの事だからそうとう長くやるんじゃないかと。」
高乃「そうですね。」
折笠「3本ぐらい刺されましたよね。今、2本ぐらい抜いてますが。」(笑)
ここで話題に上がったのは、それぞれのカフェライブの事。あのカフェライブは構成から全て花組さん本人主体だったそうで大分お2人ともこだわってできたそうです。
折笠さんは「自分で構成も曲も決められて、かなり濃密なものができた。」と語ってくれました。「あたしはだから花組の事を思うかえでの目線とか、あたしから見たかえでとか、お客様に向けてとか考えてたら感慨深くなってなんだか切なくなっちゃったりしました。」と。
高乃さんも「たくさん曲を歌いたかったから一番だけとかにしてもらった」などしていたそうです。我が心に鳴る鐘では、一人でも歌えるように広井さんにアイリスパートの歌詞を変えてもらったりしていたそうです。(なぜ今頃になって 愛がわかるの の部分です。)
と、ここで中山さんからの親指と人差し指をつなげたOKサインが出たのですがそれを見た折笠さんは「なに、これは。金くれ?」とボケていました。(笑)
まだ喋りたかったのでしょうか。でも「みんな帰れなくなっちゃうんじゃないの?」と高乃さんが言ったので立ち上がってスタンバイとなりました。
高乃「もうね、みんな遠くから来てくれてるんだもんね。」
折笠「じゃあ、やりますか。」
今度こそ、と2人で正解の前奏が流れ、集中して折笠さんがいざ歌いだそうとした瞬間…普通にさくらさんの声が流れてきました。(爆)
2人とも、またもずっこけ。スタッフ大慌て。(笑)
「どうする?この曲やめる?」と高乃さんが言ったので、こっちは大ブーイング。待ちます、待ちますってば!(^^;;
立ち見の人たちに「こっち来る?」と訊ねたりしているうちに、今度は早々と回復したようでまたもOKサインが出たので「あ、今度こそ…金くれ?」とまたも折笠さんがボケまして(笑…折笠さん的に「同じギャグは三回まで」だそうです。)さぁ呼吸を整えなきゃといったところに高乃さんが「なんか、楽しく歌えるようになったじゃない?」と言ったら、折笠さん笑いながらちょっと崩れちゃいましたよ。(^^;;
マジモードで歌いたかったそうです。高乃さん曰く。
なんとか自分を立て直すために折笠さんは袖に控えていた店員さんに「ねぇちょっと。そこのあなた…袖にあるドリンクを持ってきてくれない?」声をかけて水を一杯飲むことに。
「あ!ボルビックの中に入れてるんだ!」となんか嬉しそうにツッコミを入れる高乃さん。……酒ですか。(笑)
トンっとイスの上にドリンクを置いた折笠さんは「さ、行くか!」とちょっと酔ったような口ぶりで気を取り直してました。
はい、三度目の正直は上手く行きました!!(^^;;
高乃さんはそのままマリアパートを歌い、折笠さんがさくらパートでした。
この曲の長い間奏の間では台詞を入れてくれました。最後の、あの台詞です。
折笠「花がうつります…花が薫ります…花の調べが聞こえます。ここは、極楽でしょうか。」
高乃「女の行く極楽に男はいない。男の行く極楽に女はいない。ここはお前と私の場所だ。」
折笠「幾、久しく。」
次のパートでは2人とも見つめ合って歌い、なんとも大人な「すべては海へ」でした。
無事に歌い終わり「いろいろありましたけど、何とか歌えました。ありがとうございました。幸せです。」と折笠さんは満足そうでした。折笠さん、今日の髪型はこれを歌うためにかなり姫を意識していたそうです。(かなり高い位置でポニーテールを作ってましたからね。キラキラするヘアアイテムもつけてましたし。)
高乃「満足しましたか?」
折笠「いい曲でした。時間も押していますが、もう一曲。デュエットしてくれますか?」
高乃「いいですよ。やりたいことはやりきったほうがいいですからね。」
折笠「では、サクラのOVAのエンディング曲にもなりました。やっぱり、この曲を歌わなきゃ終われません。「わたしの青空」」
折笠さんの曲紹介でイントロが流れ(今度は無事ですよ!(爆))大人っぽい空間が出来上がっていました。
折笠「♪喜びも悲しみも 人はみな違う色 見知らぬ街 見知らぬ駅 見上げる青空」
高乃「♪花を見て風を見て そっと佇むわたし 流れ行く季節の歌をやさしく抱きしめた」
2人「♪はるか山や川の流れに ふるさとを想うとき 甘く切なく心に映る青空は輝いてる」
折笠「♪夢と希望の虹を いっぱいにすくいとり」
2人「♪どこまでも翔けてみせよう わたしの青空に」
折笠「♪喜びも悲しみも 流れゆく雲に似て はてしなく繋がる空に いつかは消えるだろう」
2人「♪はるか山や川の流れに ふるさとを想うとき 甘く切なく心に映る青空は輝いてる」
高乃「♪違う場所に生まれて
ここ、太正浪漫堂で!
♪出会えたのだから」
折笠「♪あなたの愛を重ねよう」
2人「♪わたしの青空に
どこまでも翔けてみせよう わたしの青空に
あなたの愛を重ねよう わたしの青空に」
最後、曲が終わるまでの間に、折笠さんから「みなさんも、素敵な青空を見つけてくださいね。」とメッセージが入りました。
この曲が大好きなので、生で聞けて嬉しかったです。しかも浪漫堂バージョンで!
折笠「ホントにホントに、これが最後のステージとなると思います。」
高乃「またなにかのライブとかあるといいですね。」
なかなか、難しいですよね。でも「50年後ぐらいにもう一回歌謡ショウをやれたらいいですね」みたいな事を折笠さんが言ってくれたので…その時は、またはせ参じたいと思います。(笑)
折笠「さて!サクラ大戦といったら、これがなければ終われませんね!」
ここで、客席みんなが臨戦態勢(笑)になってるのが面白いですね。高乃さんが「二階のみんな〜!」と言えば立ち見の人たちが声を上げ、折笠さんが「下のみんな〜!」と言えばイス席の人が声を上げ、高乃さんた「ここからこっち(上手側)のみんな〜!」と言えばイスも立ち見も一緒になって声をあげ、折笠さんが逆側に振ればその通りに声をあげ……バッチリです。(笑)
2人とも「なんだこのテンション(笑)」と言ってましたが、それだけ染み付いているのです。(爆…あ、ちなみにこのときの2人の声のトーンはさくらさんみたいでした。(笑))
中山さんに「いって下さい!」と折笠さんが合図を出すと、鳴り響く耳に馴染んだ音!!拍手、完璧です!ちっともみなさん衰えていません!(笑)
パート別には分けず、二人ずっと一緒に歌っていました。台詞は変えてきました!
高乃「私たち、太正浪漫堂のことを絶対に忘れません!」
折笠「たとえ太正浪漫堂がなくなっても、皆さんとの絆は消えません!」
2人「それが、帝国華撃団なのです!!」
会場、半分ぐらい身体が勝手にサビでちょこっと踊ってましたね。(笑)
2人でバッチリと決めて、爽やかに去っていったのですが………これも、条件反射というものでしょうか。アンコールのリズムになりました。
そしたら、2人とも戻ってきてくれました!!
なんだか、少しハイになった状態みたいで「階段まで行ったんだけど、みんなの拍手で戻ってきちゃった。」と折笠さん。高乃さんも「どうする?なにやる?」と笑顔でした。
が、特に歌とはならずにトーク延長みたいな感じで喋っていました。
次(明日)は真弓さんですよ!という話になり「猿のカツラ被ってきたらどうします?」や「またエプロンシアター仕込んでたりね。」と噂していました。(笑)
さあ、はたして?明日のお楽しみですね〜。そして、ホントに最後、それぞれからの挨拶で締めとなりました。
折笠「もう、もう、皆さんホントに…暇だね!(笑)
いえいえ、こうして時間とお金をかけて遠くからこんな私たちのライブに来てくれて本当にありがとうございます。」
高乃「本当、みんな大変だね。毎日来て!寝なさいよ。ってお母さんかあたしは。」(笑)
折笠「今日は本当に、ありがとうございました!」
高乃「ありがとうございました!!」
2人とも、姿が見えなくなるまで手を振りながら帰って行きました。
いやー今日も楽しかったです。凄かった!もう、だからサクラ大戦って大好きです!!
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