3月22日 陶山章央、菅沼久義


3月22日。いよいよ浪漫堂&サクラカフェ閉店までのカウントダウンが一桁になった今日は陶山さんと菅沼さんの隊長ズ。
10分押しですから、ほぼ予定通りといったところでしょうか。
店主の諸注意の後、お2人の名前を呼んでさぁ登場!…と言ったところなのですが今日は「ゲキテイ」も「御旗のもとに」も「地上の戦士」も流れない。
どうしたのかな、と思っていたら陶山さんが袖から姿を現し、それに続いて菅沼さんも登場。無音の中、あの歌い出しを口ずさむのですが…一拍遅れてちゃんと音楽が鳴ったので改めてそこから。(笑)
ということで、ステージに上がったお二人は「甲板フラフラ」を。

陶山「♪朝焼けの」
菅沼「♪水平線」
2人「♪朝も早よからフラフラ モップが揺れてるフラフラフラ イルカも笑う ああ フラフラ」
陶山「♪潮騒の歌を聴き」
菅沼「♪つかの間の休息に」
2人「♪想うは君が瞳 ああ 夢のような甲板掃除 ああ 甲板フラフラ フラフラ」

と、短縮バージョンでした。
歌い終わり、挨拶は陶山さんから。「こんばんは。大神一郎役の陶山章央です。」
続いて菅沼さん。「皆さんようこそいらっしゃいました!大河新次郎役の菅沼久義です!よろしくお願いします!」

菅沼「今日はトークショウという事で、椅子がありますよ!(ステージの自分たちの椅子を指して)座りましょうか。」
陶山「近いな!」
菅沼「近いんですよね。なんか、近い方がいいみたいですよ。絵図らが良いんですって。別に、変な関係じゃないですよ!」
陶山「変な関係じゃないよな!」
菅沼「ないですよ!」(笑)

と、言いながら二人は肩を組んでました。(笑)
この2人の椅子、そんな感じで座りながら肩が組めるほどくっついていたのです。(笑)他の方の時は、半歩分ぐらい間が空いていたのに。(大笑)
そして冒頭の歌の案は菅沼さんから出た。という話が始まりました。「僕たち、歌が無いんですよ!」と菅沼さん。
そうですね、公式のデュエットってないですよね。二人で連絡を取り合い、歌える曲と言えば「甲板フラフラ」か「見よ暁に!」ぐらいだという話になり

陶山「「見よ暁に!」っていう雰囲気じゃないな〜って思って」
菅沼「行進して出てきますかね。」
陶山「じゃあ、「甲板フラフラ」かなって。ゆったりで俺たちらしくていいんじゃないかと。」
菅沼「ちょっとゆったり過ぎたかもしれませんけどね。」(笑)

たしかに、だら〜っとした感じに入ってきましたからね。(笑)でも、リラックスした雰囲気で良かったんじゃないかと。
ここで、やっと店主が進行で参加。(笑)最初の質問はもちろん武道館なのですが…“武道館”の単語が出た瞬間に、陶山さんの顔が「来たか」という微妙な顔つきになり客席からは早速笑い声が。
「なんなんですか、この笑いは?まだ何にも話してないですよ!」と菅沼さんが即座にツッコミしていました。(笑)
そりゃあ、みんな思うことは一つですから。
ということで、お楽しみは後。と言わんばかりに「陶山さんは置いといて(笑)先に僕から!」と菅沼さんの話に。

菅沼さんは稽古時間は少なかったものの、参加する曲数が少なかったから割と余裕を持って稽古できたと答え、「でも他の皆さんは大変そうで、シャッフルとかありましたからね。スケジュールが揃わなくてメンバーが居ないときは僕らが代理になってて、(実際に歌う人と)2人も違うのにこれで練習になるのかな?とか考えちゃって。」と周りの稽古場面を垣間見るようなことも言ってくれました。
本番は「1ファンとして参加してしまって(笑)スゲーなーって思っちゃいました。」という感想だったそうです。(笑)

菅沼「それでは問題の…」(笑)
陶山「なんだよ、問題って!……まぁ、別に。」
菅沼「別にって!」
陶山「その、楽しかったよね!」
菅沼「楽しかったですよね!稽古場でも言ってましたよね。」
陶山「芝居が無かったじゃん。だから、楽しかったね。」
菅沼「芝居があると楽しくないんですか?」
陶山「いや、そうじゃなくて!ほら、芝居があると稽古期間が長くなるじゃない。」
菅沼「(頷いて)歌は、僕たちの曲をしっかりやれば繋がっていきますからね。でも、なんか言いたいことがあったんじゃないですか?アレですよ。」
陶山「…アレね。」
菅沼「奈落のことですよね。(爆)なんか聞くところによるとこのシリーズ!トークショウでいいんですか?(店主に確認)でみんな言うんですってね!」
陶山「出るんだってね。」

ええ、話してない人の方が少ないです。(笑)
菅沼さん曰く「一郎叔父の奈落の伝説」が(笑)

菅沼「あの時は本当に中止になるかと思いましたよ。でも板(舞台上)に立ってたから慌てられなくて。でも後でDVDでそのシーンを見たら、やっぱり僕は慌ててた。でも直さんは平然としてて!」
陶山「だってあの人は舞台慣れてるし。」
菅沼「でも、下がった(舞台上からいなくなった)ら「どうなることかと思った…!」って言ってましたよ。もう、何が起こったのかわからなくて!」
陶山「そんなの、俺が一番思ったよ!!(爆)じゃあ、話しますけど言い訳ですよ!!」

その言い訳を待ってました。(爆)
ということで、経緯説明開始です。まず、やはり稽古が短かったのが原因だと。あのシーンは、全然やれなかったそうなんですね。
で「当日いわれましたからね。穴があいてるって。」
もちろん、稽古場でもちゃんと「穴がありますよ」と目印はあったんだけど、実際には無いじゃん!(「稽古場で実寸が取れなかったんですよね。」と菅沼さんフォロー)
そして、当日でもしっかりとしたリハーサルは出来ずに、一応の場当たりのみ行われ(台詞は殆ど無くて、歩くだけ)その時に穴の事を言われたそうです。

陶山「舞台になれてる人は、一番そこを気をつけるじゃない。でも、俺とかそうじゃないじゃん!」
菅沼「その時(場当たり)はなんの問題も無くできちゃったんですよね。」
陶山「通しは何事も無くいったの!でも、本番は良くやろうって考えちゃって。あのシーンは新次郎が「海はいいなぁ〜〜」って言って、俺はその時真ん中のほうに歩いて歩いて「効果音だけどね。」って言わなきゃいけなかったんだよ。だから、俺は真ん中に先に行こうとしたのに、本番はほぼ一緒に歩いてて…」

そこでまずちょっと慌てたと。そして、ステージは照明が凄くて、ほとんど見えないそうなんですね。(菅沼さんも「今もそうなんですけど。」と話に乗ってきました。普段舞台に上がることの無い一般人な私たちは、雲ひとつ無い晴天時に思いっきり逆光状態になっていると考えれば分かりやすいかも?)ということで視界がとても広いようで狭かったと。

陶山「で、サニーさんの横が穴だった。サニーさんをよけようとして、落ちた!」
菅沼「サニーさんも真ん中に行こうとしたからね。そこで、前代未聞のサプライズが起こってしまったと。」
陶山「あれで、サニーさんがもう一歩でも違ってたら、落ちなかったかもしれない。」
菅沼「で、その下に流木がいて助かった、と。」
陶山「それも、ほとんど当たってないから!別に、矢尾さんのおかげで助かったわけじゃ…」
菅沼「でも、矢尾さんのおかげで助かったって…」
陶山「あの人も面白おかしく話す人だから!」

と、いうことで当事者からの報告はとうとう立ち上がってのものになりました。(笑)
ここからは、実際の動きつきです。

陶山「この辺に四角い落とし穴があるでしょ。」
菅沼「落とし穴って!」(笑)
陶山「で、こう見えないから(足下は見えないそうです)こっち(前方、客席側)に感性は働いてて、この状態(手を広げて、全体を見渡すように顔をやや上げる)でしょ。あと、あの落とし穴は狭いから!ストーンって落ちなくて、角の部分に胸を思い切りがんってぶつけて。だから、殆どここ(胸の辺りを示して)なんですね。ダメージは。そこでダメージを全部吸収して、あとはずり落ちるだけ。(爆)あと、武道館の奈落は狭かった!」
菅沼「ちょうどこれくらいの高さでしたよね。」(と、カフェの天井からの距離を指す。)
陶山「2メートルぐらいしかなかった。普通の劇場だと5メートルぐらいあって、それこそ死んじゃうんですけど。で、そのずり落ちるときに(矢尾さんが被ってた)流木が出っ張ってて(頭の上の部分のことですね)そこに尻がかすった感じだったかな。だから、逆に矢尾さんが首を痛めなくて良かった。」

たしかに、2メートルでも一人の男性の全体重が落下の勢いにのって首に当たったら………そりゃあ、無事じゃすまないでしょう;;
薔薇組のトークショウでも出たらしい、偶然話がここでも出ました。あの流木も普段なら補強パーツが入っているそうなんですが、矢尾さんが「いいよ!」と外してしまっていたから、それも幸いしたと。
そして、やはり落ちた瞬間は「舞台上でも言っちゃったけど、何が起きたかさっぱりわからなかった!」と。(爆)

陶山「いままで眩しかったのに突然真っ暗だよ。で、やばい、落ちてるって思ったら矢尾さんが「陶山、大丈夫か?」って言ってきて…」
菅沼「矢尾さんがいるところと言えば…」
陶山「ふっと見渡したら階段があって、そこを急いで上って。だから、俺舞台に戻ってくるの早かったんだよね!」
菅沼「早かったです!だから、余計にお客さんではあれは演出?って思っちゃう人もいたみたいですからね。」

打ったところを確認しつつ(胸に手を当てつつ)舞台にさらっと戻ってきましたからね〜…認識から行動が物凄い早かったという感じでしょうか。
ここで、興奮して喋りすぎたのか陶山さんは「お水もらえますか?」と袖の方へお願いを。でも、水が来るまで、まだ喋りますよ。

菅沼「今日は武道館の釈明会見みたいですね。」
陶山「初めて喋ったよ!だって今まで一言も喋ってないもん。DVD発売禁止になったら困るし。」
菅沼「もう、時効ですよね。時効。あれから業界中に話が広まってましたよね。」
陶山「めっちゃ有名人だった!」(爆)
菅沼「どの現場に行っても聞かれましたからね。」
陶山「だいたい、こういう話って一ヶ月か二ヶ月ぐらいだったらわかるじゃないですか「落ちたんですって?大丈夫ですか?」ってなるのも。でも、この前ポケモンにゲストで行ったの。そしたら、松本梨香さんが「あ、奈落に落ちた人だ〜」って!!(笑)もう、一年近く経ってるのに、まだ言われるんですよ!」
菅沼「それだけ凄いことなんですよ。」

と、これからも伝説は言われ続けていくのだろうと思わずにはいられない話で一段落となりました。(笑)
ここで水の用意が出来たのか、菅沼さんが気付いて「あ、お水が来ましたよ〜僕が取りに行きますから、喋っててください。」とさっと席を離れて二人分の水を持って戻ってきました。
その僅かな時間に、陶山さんはもう少しその話を。
打ったとき、やはり胸が物凄い腫れてて、もう青じゃなく緑に近いかんじだったとか。でも、骨にはいってなかったと。
陶山さんはスノーボードで何度か肋骨を折ってるそうで、ちょっとクセになりつつある感じなのだとか。
それでも、あの現場ではかなり深刻な状態には変わりなく。しかし、あのシーンの後には陶山さん最大の見せ場が待っていた!!という話に。

陶山「あの後には「君よ、花よ」があって、俺の一番の見せ場じゃん!そのために来てるのに。でも打ってる場所が場所だから声が出るか心配で。その前にはあの激しい歌でしょ。でも、声の心配ばかりしてたらダンス間違えなかった!」(笑)
菅沼「練習でもいつも間違えてましたよね!」(爆)
陶山「あのときだけが、パーフェクトに出来た!普段なら「踊れるかな?」って不安に思ってて間違えちゃうんだけど、あの時はもう、無心になってましたからね。」

ああ、たしかに大神さん……上手かった。(爆)
あのシーンではむしろサニーさんが階段で滑って、堂々とソロパートの歌詞変換してた方が印象的でした。(再爆)
そして、次のシーンの話に。紐育の「オーバー・ザ・レインボーサンシャイン」を挟んでいよいよ「君よ花よ」となりまして…

陶山「痛みを堪えてる表情が、なんか良かったらしくてね。」
菅沼「僕ら、楽屋でモニターを見てるときにみんな「すーくんが感動して泣いてる!」って言ってましたよ。スタッフさんたちも一緒なって「泣いてる!!」って感動してました!」

ああ……聞いた話ですが、小林さんと彩夏ちゃんの回でそんな話題が出ていたらしいですね。たしか小林さんが「一緒になって感動していたのに、あたしの感動を返して〜」的なことを言ったとか。(爆)

陶山「だから、俺的にはちょっと心残りがなぁ…」
菅沼「何で?好評価だったのに。」
陶山「あれサクラの中で唯一キーが合ってる、唯一気持ちいいと感じる曲なんだよ。あの、声を張り上げる「ああ花よ〜」の部分で若干(声の)伸びがなぁ〜」

その後もちょっと悔しそうな陶山さんに菅沼さんは「そこ(声の伸び)は、みんな気付かないから大丈夫ですよ!」フォローを入れてましたが、やはり自分の中では納得できないようです。<陶山さん。

で、ここまでが武道館ライブの話となりまして。というか菅沼さんが「もう気は済みましたか?」と確認してOKだったので。(笑)
「今日来た人には真相が伝わったから、一言一句間違えなく!面白おかしくしないで伝えてくださいね!」と主に陶山さんからお願いされましたが……やはり記憶というフィルターを通しているので、7割ぐらいの感覚で伝える気持ちで勘弁してください。(爆)
と、この話題でかなりの時間を取ったと陶山さんは気にしていたようですが、菅沼さんの「お客さんも聞きたかったしね!」に心から同意だから問題ないです。(笑)

そして、次の質問…店主の質問はちょっと懐かしいもので「新・青い鳥」から。
このとき初めて映像とは言えど共演した。ということで思い出話があればというものでした。(店主の質問内容にも、菅沼さんは「あ、はい!そうですね。初めての共演でしたね!」と相槌を入れていました。)まだちゃんと新次郎のモギリ衣装が無くて、大神さんのを着てたあれですよね。(笑)

菅沼「僕は思い出もなにも、モニターだったので不思議でしたよ。」
陶山「一番楽で楽しいよね。」
菅沼「どうして楽な方向に考えるんですか!(笑)」
陶山「だって、参加してる感はあったでしょ?」
菅沼「あ、はい!バリバリにありました!」
陶山「ほらね!」

陶山さんは羨ましくてしょうがないみたいですね。(笑)陶山さんからはあの映像が稽古場に届けられたときの話が出ました。
みんな、見たときの第一声が「あ、かわいい〜〜!」と大盛り上がりだったと。
その言葉を受けて、菅沼さんは「あ、悔しいんだ。」とツッコミ。(笑)
陶山さんは違うよ!と言いつつ「あれ、難しいんですよ!」と映像とあわせて喋る難しさを語ってました。
たしかに、映像は流れるだけですから、タイミングを計るのは舞台上の人間ですよね。
だから…陶山さんは向こう側(映像)になりたい。としきりに言っていました。(笑…そしたら菅沼さんに「それですか、感想が!」と突っ込まれてました。)

続いて、本当に登場したディナーショウのお話となったのですが……ここでは、むしろサニーさんの話題でしたね。(笑)
面白い話などがあれば…と店主から振られて「面白かったじゃないか!サニーさんが!!」という具合に。
なんでも、稽古のときから可笑しかったそうですよ。
「俺言う事が正しいんだ!」といわんばかりの空気は最初からあったそうです。(笑)

そして、これも伝説?になっている「赤いひげ、白い服」…初出は稽古だったようです。
「一回はスルーするんだけど、後から想像しちゃって大変だった!」と陶山さんが盛り上がってました。(笑…菅沼さんも「それ本番でもやらかしましたよね!」と同意してました。)
他にもちょこちょこあるようで(笑)
どこのシーンかはわかりませんが菅沼さんからは「スターライトエクスプレスって言ってましたよね。」と
陶山さんからは「歌うパートが一緒のところが多かったから、堂々と間違えるサニーさんに釣られちゃって!周りからは俺が間違えたように思われてた。」と暴露してくれました。(笑)
ああ、あと「BON−PSY」の歌…というか前台詞のときにゲイシャと言ってしまった。という話もしてました。(本来はマイコさんだったそうです。)

そんな、ショウ関係の話の最後を飾るのはもちろん、夏に控えている紐育レビュウショウの話。
「今年の夏もやります!よろしくお願いします!」と菅沼さんはやる気満々。
やりたい役や着たい衣装など、と店主の振りに「やりたいというか、たぶんやるであろうプチミントを…(笑)去年よりも女性らしい仕草を身につけて登場できればなと思いますので。」と答えたら「君はホントに素晴らしいね。モチベーションも高くて前向きで。」と陶山さんが感心していました。
菅沼さんはいやいや、と謙遜してましたが「だって舞台好きでしょう?そこがもう違う!」と陶山さん。

陶山「これは、簡単に解釈されると難しいんだけど……声優にもいろんなタイプが居るじゃないですか。声としてそれ一本で頑張るタイプと小劇場に出たりして、自分を表現するのも好きなタイプと。俺は声だけでいいタイプなんだよ。だから、違うんだよ。取り組みが。俺だったらどんどんマイナスの方に行くから。」
菅沼「そりゃまぁ、タイプの違いはありますよね。」
陶山「練習とかも早いしね!」
菅沼「僕がもう少しやりましょう!って言っても、陶山さんは「大丈夫。出来てるよ。」って早く切り上げちゃうんですよね。で、本番直前になって慌てるんですよ!」
陶山「俺は直前にならないと動けないタイプなの!」(爆)
菅沼「夏休みの宿題とか、最終日になって慌ててやるタイプですよね。」(笑)

やはり性質の違いは如実にいたるところに現れるようですね。(^^;;
ここでそろそろ次へ!と2人が店主に振って、次の質問へ。(笑)次は「自分とキャラとの共通点や相違点」の話。
菅沼さんが「陶山さんは10年以上の付き合いですからね。」と大神と陶山さんの話になるよう振ったのですが、陶山さんは首を傾げてちょっと考え込むモード。

陶山「いや…すぐに話せる?」
菅沼「あ、じゃあ僕まだ日が浅いですからね。先に話します。新次郎くんも僕も発展途上で、そこが共感できるところですね。一緒になって成長して、同じくらいのスタンスで進んで行ければいいなって。一心同体という気持ちで。女性の前ではなよっとしちゃうけど、でも曲げられないところもあってっていうのもすごくわかるし。」

キャラと一緒になって目標に向かっていく、すごく良い状態のようです。それを聞いて自分の番になった陶山さんは「いや、同じですよ!」と入り「最初の(気持ち的な)取り組みは。でも、大神さんは最初から強いじゃないですか。ゲームでは。ショウではすぐにヘニョヘニョになっちゃうけど。」とまたちょっとしたマイナス発言になりかけてます。(爆)

陶山「(歌謡ショウ)後半は立ち回りをやらせてもらえてよかった!サクラは本当に特殊で、歌謡ショウの場に行くと、一番何にも出来ない人なわけ。俺は声優だから、声はもちろん頑張るけどJACみたいにアクションは出来ないし、踊りはダンサーでみんなプロだし、声を取ったら何もないわけですよ!どうしていいかわからないわけ。振り付けだけでいっぱいいっぱい。(爆)でも9年目、10年目で広井さんが立ち回りをやらせてくれて。」
菅沼「10年やってきて、やっぱり大神が主人公なんだってわかった。って広井さん言ってましたよ。陶山さんの殺陣を見て。」
陶山「でも、もっと頑張りたかったよね!「青い鳥」でそこそこカッコよくなっちゃったから、次のときはもっとってなるけど、出来ない自分に気付いて悔しいし…」
菅沼「じゃあ、そこは是非紐育で…」
陶山「いやいやいや!!」(めちゃめちゃ焦っています。(笑))
菅沼「ぜひ、助けに来てくださいよ〜」

“助けにくる”っていうのは、ありかもしれませんね。DSも発売したことですし!それこそ、モニター演出再びとか……妄想は尽きませんね〜〜(笑)
夏、どうなることでしょう?(笑)

ああ、そして大神さんの話に戻り「10年やってきて、やっと追いついてきたなという感じ」だそうです。たしかに、大神さんは天才と言われていますからね。いろいろとご苦労があったことでしょう。

陶山「あと、大神はゲームにしてはキャラがあるじゃない。」
菅沼「そうですね。大体主人公ってのは感情移入しやすいようにあんまりキャラは無いですからね。」
陶山「だから余計に分けわかんなくなっちゃって。(爆)真面目な大神もいるし、ちょっと軽い大神もいるしで、そんなに器用じゃないから、難しくて結局は俺に近づいて行っちゃう。」
菅沼「そんなことは無いと思いますよ。ほら、僕は陶山さんをよく知っているので。ちゃんと大神さんになってるなって思いますよ。」

ここでちょっと昔話を。この2人はサクラが始まる前から共演しているという話になりました。
作品は陶山さんが「言ってもいいのかな?」と言いつつ、言ってくれました。「Wind-a breath of heart-」という作品でいっしょになったそうです。
2004年の作品のようなので、たしかにちょうどサクラVが始動した頃と被りますね。菅沼さんが決まったとき、陶山さんはすごく喜んでくれたそうですよ。
「サクラ大戦、決まったんだって!?良かったよ、話せる人ができて〜〜!!」と菅沼さん曰く「援軍が来た!」という勢いで喜んだそうです。(笑)もしも、紐育もベテラン勢だったら、陶山さんはさらに恐縮してしまうところだったそうです。叔父は、実はかなり甥っ子を大事に思っているようですよ。(笑)

ここで菅沼さんがちらりと腕時計で時間を確認。そろそろお開きの時間に近かったようですが「もう少しいいですかね?この時間で終わるわけないんですよ!」と中山さんにOKを貰って続投となりました。(笑…このあたりで、40分ぐらい経ってましたからね、たしか。)
店主が「じゃあ、もう一つ…」と質問を投げかけます。その質問内容は「双葉さんについて」
ついに登場した、新次郎の母親でもあり大神さんのお姉さん!間違いなく最強キャラ!(笑)

ここはもちろん、菅沼さんから。レビュウショウで共演して以来、それまで普通に「笠原さん」と呼んでいたのに別の現場とかで一緒になっても「お母さん」って呼んでしまうそうです。(笑)
でも、笠原さんもやぶさかではないようで、普通に会話してて2人の間では何の疑問も無いけど、周りからはそれがすごく不思議のようで「なんで、お母さんって呼んでるの?」と聞かれるそうです。(笑)

一方、陶山さんはまだ共演してない状態なので、どうなることやら…?という感じでした。(爆…双葉さんはちゃんと知っているようでした。)
「ゲームでだったら共演したい」という陶山さんに「また逃げてますよ〜」と容赦なくつっこむ菅沼さん。(笑)
「そんな機会は無いでしょ。」と高をくくる様子に「いやいや、わかりませんよ〜〜」と返す……このコンビの素のトークも面白いですね。(笑)

まだ大丈夫、ということで発売したばかりのDSの話題へ。
菅沼さんは「出演した作品は大体、いただけるので今回もいただけるものだと思ってんですけど、まだ手元に来てなくて。でも、陶山さんはちゃんと買ってるんですよ!」と叔父の情熱を垣間見て「なに言ってるんだ、ゲーマーとしては買うだろ!」とびしっと言われてました。(笑…まぁ、即座に「それだけのためですか!?」と新次郎に突っ込まれましたが。そして、上着から取り出した「ちゃんと隊長カラーの白だぞ!」というDSライトを「じゃあ、これを一名さまプレゼントで…」と返す菅沼さん。(笑)陶山さんは「まだクリアしてないからダメに決まってるだろー!」と半分ぐらい本気で叫んでました。)

陶山「一番最初に聞こえてきたのが俺の声でビックリした。」
菅沼「だって、一緒に収録したじゃないですか。」
陶山「いや、でも最初気付かなくて(笑)あ、俺じゃん!!って…」
菅沼「ゲームしてるときはどんだけ普通の人なんですか。」(笑)

陶山さん、本当に見ているのが楽しいタイプなんですね〜(笑)ストーリーの途中で大河も出てくるという話になり、ちゃんと交代するんですよ。と。
その交代のタイミングが大神さんが奈落に落ちたときになってましたが。(大笑)
そうそう、あの奈落の罠は秀逸でしたね〜〜そこに繋げた菅沼さんに、陶山さんは「おい!?」とツッコミを入れつつ「でも、そうだとすれば俺すぐに出てくるよ。」と自分も現実とのリンクをはじめました。(笑)
そんな、ニヤリとできる小ネタ満載のDS。楽しく遊んでおります♪

ここで、質問コーナーを設けたいということになりまして。挙手制だったので、まずは座り見から一人。
質問内容は「相手と、どんな歌を歌いたいか。また双葉さんを交えた歌(大神ファミリー)はどうか?」みたいな内容でした。

菅沼さんに「良い質問です!!」といわれたこの質問。あってもいいですよね!と菅沼さんはノリノリ状態でした。
陶山さんは「その機会あるかなぁ…」と不安げでしたが…どこかで是非実現させて欲しいですね。弟と息子をいっぱいに振り回す双葉さんが見たい。(笑)
歌つながりで、少し話しが脱線。

菅沼「でも、サクラの曲ってキー合わせてくれますよ。」
陶山「合わせてくれる?」
菅沼「公平先生は一声聞けばわかるって言ってましたから。」

おお、それもすごいです。公平先生。陶山さんは「女性と一緒だから合うもなにもないよね。」と歌いにくさを自分でフォローしていました。(笑)
カラオケとかでも、自分の持ち歌でもキーがずれるために、ちゃんと合わせるそうですよ。陶山さんは。

次の質問は立ち見の人たちから。陶山さんが「そう、そのあたりのそれ!」と物のように言ったので「そんな、物体みたいな…まぁ、僕らもある意味物体ですけど。」と突っ込まれてました。(笑…まぁ、照明でよく見えなかったそうですが。)
その方の質問内容は「DSの奈落の罠で隊長が落ちるのは、武道館のあれがあったから登場した罠なのか?」というもので

陶山さんは即座に「そんなの、俺が知るわけないじゃん!むしろ聞きたいよ!!」と開き直っていました。(笑)
菅沼さんがフォローとして「もう武道館の頃には罠とかが決まっている状態だったので、たぶん偶然だと思います。まぁ、これも運命という感じですか。」と言ってその場は納まりました。

ここで、質問コーナーはお終い。武道館の話が長すぎた、と陶山さんは思っていたそうですが「今日はみんなそれが聞きたくて来てると思うのでいいんじゃないですか。釈明会見でしたよね。」と菅沼さんはさらっと流していました。(笑)
店主から「今後の予定があれば」と話を振られて、菅沼さんが口を開こうとしたら「あっちの方で話したほうがいいんじゃないか?」と陶山さんが立ち見の傍。(カフェのカウンターあたり)を指差したので「そうですね。」と2人はマイクを持ってそちらへ移動。そこで、お2人とも立ったまま告知となりました。

菅沼さんからは「8月25日…8月の下旬から紐育レビュウショウ3が行われます!がんばりますので、皆さんどうぞ観に来てください!!」とサクラに関する告知を。
これを言っている最中、陶山さんが菅沼さんの横で「君、こんなに背が高かったっけ?」と菅沼さんの肩に手を置いてひょこひょこ背伸びしてるのが面白かったです。(笑…ちなみに、菅沼さんは両手でマイクを持って、一生懸命前を向いて告知していたのでいじり無し。)

一方、陶山さんの方は…菅沼さんが「いいのがあるじゃないですか。」と振って出てきた予定は「モンスターハンターの新作がPSPで出るのでそれを!」とバリバリ遊ぶ予定でした!(爆…菅沼さん、間髪いれずに)「他社、他社!」とツッコミいれてました。)
他には?と菅沼さんが尋ねても「FF」や「Halo3」と出てくるのはゲームタイトル。(笑…もちろん「ゲームばかりじゃないですか!」とつっこまれてました。)
先ほど言ったのは殆ど据え置き機だったのでサクラは外出時に進めるそうです。
でも、モンハンも携帯機ですよ。と突っ込まれて「そうか…」と言っていたのですが「そっちは毎週、会があるから」とモンハンはそこで遊ぶそうです。陶山さん、電撃PSPで連載を持っているそうですよ。(話してもいいですか?と中山さんに確認を取って、頷いていたので喋ってくれました。)

そこでPSPの話になり「ちゃんとPSPも二刀流なんですよ!」と。(笑)菅沼さんも「腰に拳銃みたいに2つつけてるんですよ!」と、その井出達話に乗っかったのですが「そうじゃなくて、お仕事の話は?」と軌道修正すると、陶山さんの口から出てきたのは「ぜんまいざむらい」
ええと、調べてみましたら“なめざえもん”役で出ているみたいですね。
他、菅沼さんからは「「きらりん」は?」と出ましたが、そっちはなぜか頷くだけで終わりました。「きらりん☆レボリューション」の“風真宙人”はたしか相手役だから、まごうことなきレギュラーなのに。(^^;;

「まぁまぁ、仕事よりもゲームなんですよ!」と、言い切る陶山さんはある意味すごいです。(爆)
ここでお2人はステージに戻っていき、今回のトークショウの締めへと。
最後は歌で締める場合が多いのですが、このお2人は冒頭で語られたとおり公式のデュエットが無いのでもう一つの共通点を。

菅沼「(歌の)代わりにはならないと思うんですけど、僕らの共通点としてジャグリングを紹介しようと思います。」

と、袖からスタッフさんがボールを持ってきて渡し、その袋から6つのボールを取り出してそれぞれ3つずつ持つお二人。
マイクを置いて、照明(スポット)も落としてもらってまずは二人でやる技として「キャッチボール」という技を。
2人で声を出して、タイミングを計りあい見事成功!

陶山「共通点、これだけか?」
菅沼「後は、一緒に軽井沢に旅に行ったりとか。」

旅行、いいですねぇ(笑)
時間を気にしつつも、まだ大丈夫!ということで個人芸も披露してくださるとのこと。
まずは菅沼さんから。一人が技を披露しているとき、もう一人は技の解説をしてくれました。

陶山「まず、カスケード。これが基本です。これが出来ないと始まりません!
   次に…テニス。…あ!」
菅沼「(素早くボールを拾って)もう一回!!緑のボールにご注目!」

この動き、すごく説明しにくいのですが…緑のボールだけ、弧を描き、その間を他の二つのボールが行き来する…と言えばよいのでしょうか。
わからない場合は「ジャグリング 技 テニス」で検索すれば動画付きのわかりやすいのが出てきますから!(爆)
今度は成功でした!即座にやり直している様子に「さすがだね!」と陶山さん。
次の陶山さんは、後ろに置いた自分のボールで技を披露。最初、菅沼さんが使っていたボールを受け取ろうとしたのですがやはり自分のボールのほうがしっくり来るようです。(実際、少し硬さが違うそうですよ。)

菅沼「まずは、カスケードから…ハーフシャワー。
   一度カスケードに戻って、ワンナップクラップ。
   またカスケードに戻って…あ、ボックスですね。
   ウインド……これ難しいんですよ!ミルズメス!」

と、さすがのキャリアで多彩な技を見せてくれました!(ちなみに、陶山さんも最後のミルズメスに入る前に一度ボールを落としましたが、菅沼さん同様素早く再開していました。)
最後は、2人で決めポーズ!(……お笑いコンビのアンガールズの決めポーズだと思っちゃったんですけど、合ってますかね?(爆))
バッチリ決まったところで陶山さんが「青二(プロダクション)にジャグリング部があるんだって?」と話を振ると、菅沼さんが答えてくれました。

菅沼「はい!週に一回ぐらいの練習で。真弓さんや伊倉さん、西原さんもいますし、置鮎さんもこの前参加されました!」
陶山「彼がはまったキッカケは俺がプレゼントしたボールなんだよね。そしたらすごい真面目に取り組んでくれて、嬉しいよね。なんか、新年会で披露するんだって?」
菅沼「はい、青二の新年会で、発表会みたいなものですね。去年一年僕が部長をやりまして。今は解放されました。(笑)部長と言っても、連絡係ですけどね。雑務。モギリみたいなものです。」
陶山「俺も遊びにいってみようかな。」
菅沼「あ、はい!ぜひきてください!くじらさんもこの前来たいって言ってくれましたから。稽古にはいつでもどうぞ!新年会には出れませんけど。」(爆)

ジャグリング、一時期はやってましたが、今も継続されているようですね。新春歌謡ショウとかで皆さんがジャグリングしたのも懐かしい記憶ですね〜
ジャグリングの話が一段落したところで、今度こそ締めへ…この2人の締めと言ったら決めポーズでしょう!ということで「紐育のキメで申し訳ないんですが」と菅沼さんから。
簡単に摩天楼にバッキューン!のレクチャーをして(でも、皆さんもう大体出来てます。(笑)いざ!!

菅沼「勝利の!!あ、間違えた!!」(爆)

ちょっと違った!(笑)ということで、仕切りなおし。
仕切りなおしついで?に「陶山さんも、これを機に覚えてくださいね!大丈夫ですか?行きますよ!」と前フリをつけてから…

菅沼「摩天楼に、バッキューン!!」

ちゃんと、ふっと吹き消す動作までして、無事に完了!!カッコよく決まったところで「じゃあ、俺も。」と今度は陶山さんの番。
陶山さんは「勝利のポーズ、決め!!」で。ポーズは、陶山さんお得意の、親指を立てて拳を前に出すもの。そのレクチャーに「グーじゃないですよ!こう(親指を立てる)ですよ!指立ててくださいね!」と菅沼さんが追加説明を。

陶山「いきますよ!勝利のポーズ……」
2人「決めっ!!」

タイミングもバッチリ!ダブル隊長との勝利のポーズが出来て、嬉しいです!

菅沼「決まりましたね!ありがとうございます!!夏、是非よろしくお願いします!!今日はありがとうございました!」
陶山「立ち見の人もありがとうねー!」
菅沼「ありがとうございます!!」

会場中に手を振りながら、お2人は袖へと下がり、本日のトークショウはこれにて終了。
並びに、私にとっての閉店トークイベントも幕を下ろしました。
行けないトークショウがあったのは本当に悔しいですが、行ける限り堪能しました!!
ここでしか聞けないような話も満載で、本当に閉店は寂しいですがとてもとても楽しかったです。

こうして、サクラファンが集える場所があったのも本当に幸せなことで。
またいつか…いつの日か。浪漫堂やカフェの空間を再び堪能できる日が来る事を願っています。
だから、一足早いですが……本当に、ありがとうございました!!



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