武道館ライブ〜帝都・巴里・紐育〜



こんばんは!お久しぶりの方が多そうな如月紫水です。
ついについに、待ちに待った武道館ライブ。一夜限りの夢のライブ!堪能してきました。天気も、雨にならくて良かったです。
もう、今は正直夢見心地なので言葉がいつも以上に足りないです。(爆)そして記憶飛びまくりです。
特にトークあたりはかなり怪しいので、こんなことがあったよ、ぐらいに聞き流してください。

5月29日:レポ修正しました。
とりなべさん、唯然さん、ありがとうございました!

最寄り駅から道なりに進むと、物販用のテントがまず目に入ります。
今回はかなり早い時間から物販を開始していたので、最終的にはあまり並ばずに買えたみたいです。
(ペンライト、帝都が真っ先に売り切れて、巴里と紐育も最終的には完売したと聞きました。)

会場に入って大きなステージを目の当たりに。
真正面には「SAKURA TAISEN BUDOUKAN」と表示された大きなモニター。
文字の下には左からリトルリップ・シアターのロゴ、大帝国劇場のロゴ、シャノワールのロゴが並んでいます。
左右にも、その3分の一ほどの画面があります。
モニターの前は大階段。その下には上手、下手それぞれに一階スタンドの目の前までステージが広がっています。
天井にシャンデリアをイメージした飾りがあって、その左右に巨大なスピーカー…これなら、会場中に音が響きますね。
舞台左右、ちょっと高くなった部分は船の甲板をイメージさせる柵と浮き輪が。ここは港?その前の方には四角く区切られた部分が見えます。どうも、奈落になっているようです。
そして、真ん中には花道と張り出し舞台が。

開演30分前にさくらさんのアナウンス。
が、中に入って会場をうろうろしている間だったので、メモ取れず;;
「本日は、ご来場ありがとうございます!」や「蒸気携帯電話の電源をお切り下さい」や「事故や脇侍の襲来があった場合は案内に従ってください」や「怪人などを見かけた方は、とくにシゾーという怪人を見かけた場合は、速やかにスタッフにお知らせください」とか言っていました。
サクラらしさを踏まえた、長めの面白いアナウンスでした。(笑)

そして、さらに15分後には、下手から掃除人の格好をした広井さんがホウキとカゴを手に持って登場!

広井「どうも〜〜!!(舞台中央へ向かって)
   広い!俺の名前!(笑)
   (張り出し舞台に向かい)ありがとうございます!
   盛り上がってる!?」

もちろんです!!!

広井「今日ね、電波すごいの。マイクとか半端じゃないし。
   だから携帯の電源を切ってもらわないと誰かのマイクが切れたりするから。
   1つ、よろしくお願いします。」

アナウンスに続き携帯の電源のお願い。
たしかに、出演者の数を考えると、すごいと思います。
続いてアリーナの人たちに向けてお願いを。

広井「カメラが入ってます。で、このカメラは一箇所じゃなくて
   歌っているときにぐるぐると動きます。
   いい映像を撮りたくて、たくさん入れてしまいました。
   カメラが視界を遮っても怒らないで、ご勘弁下さい。」

そういえば、今回は結構カメラの台数が多い気がします。
前説が始まる前、そのカメラが数台、モニターテストも兼ねていたのか客席を映していましたね。(主にコスプレの人を映していました。大人も子供も。子供はかわいいですね!)

広井「えー、ライブですから!盛り上がるところは盛り上がって!
   スタンディングとかは…やるだろ?(客席、拍手で応える)
   ふつー、やるだろ!
   バラードとか、そういうときは座ろう!
   みんな自信あるな!?(笑)
   もう、慣れてるでしょみんな!」

うわぁ、投げられましたよ。(^^;;
でもあんまり信用しすぎない方が……過去、アカペラの「わたしの青空」で手拍子をしてしまった面もあるんですよ(汗)
まぁ、でもきっとなんとかなりますよね!うん!

広井「そういうことで!…なんだっけな。
   俺、忘れちゃったよ。
   (法被を脱ぎながら)新しいゲームをな
   作っていいっていうんだよ!
   みんないろいろ期待してるだろ!」

もちろんですって!!
と、次の言葉をみんなが待っている状態で広井さんは着替え中。
掃除人ルックの下から出てきたのは、あのド派手なツナギ!(笑)

広井「一応さ、こういうのだから全部やろうと!」

はい、掃除人からO.G.シンプソンに早変わりです!
最初に持ってきていたカゴの中にあったカツラもつけて完璧。(笑)
そうか、着替えをするから持ってたんですね、籠。

O.G「ハーーイ!!みんな元気〜〜!?
    O.G.シンプソンです!」

両手を振って、はしゃぐO.Gです。(笑)
でも、O.Gはこれでおしまい。(爆)また脱ぎだす広井さんに客席から「キャラが固まってないよ」とツッコミが。そしたら「キャラは7月までに作っておきます!」だそうです。
ということは、紐育のレビュウショウは7月なんですね!8月ではなく!!

O.G「それでさ…あれ?これ意外と脱げないよ;;
    よっと……(ツナギを脱いで、その下にあるタキシードを調える)」

最後は、巴里の若旦那です!なつかしい!!

若旦那「なったのはいいけど、ウチの執事の中嶋がいないから。
    でもこれ預かってきたよ。」

と懐から取り出したのは、二つ折りのゲーム機……ピンク色のそれは!!

若旦那「(ゲーム機をいじりながら)ほら、動いてる!
    これが来年発売する、サクラ大戦DS!
    もちろん、新作!移植じゃない!!
    もちろん喋る!三都合同!!RPG!!!」

この発表に反応しないヤツは、この会場にはいない!!!!
う、嬉しい!嬉しすぎる!!また新作が、ゲームができるなんて!
RPGは初めてですね……どんなものになるのか、続報をお待ちしています!
追伸:どうも、ダンジョンRPGらしいです。

若旦那「7月に、画面見せます!」

ということはレビュウショウの会場ですね!?
ああ、只でさえ楽しみなのにまたさらに楽しみが増えました!
それだけ叫ぶと、広井さんはホウキと籠を持って上手へと下がっていきました。
開演までのしばらくの間、会場はざわついていました。
そりゃそうですよね。私もドキドキしてました。

そんな中、数分後にかすかに聞こえる波の音。
始まったかな?と思ったら明るい声のアナウンスが

大神・大河「ようこそ!サクラ大戦号へ!」
大神「これから、帝都・巴里・紐育、三都合同ライブを開催いたします!」
大河「今回は、サクラ大戦ファンのみなさんと豪華客船でライブをお楽しみ下さい!」
大神「間もなく、出航です!」
大河「お乗り遅れの、無いように!」

おお、二大主人公ですか!そして、今回の設定もさらっと。
豪華客船で一夜の船旅。波に揺られて夢の空間へ。
しばらく波の音だけが響いていたのですが、その間、カメラが動けるスペース内にスタッフと同じ格好をした広井さんを発見!自ら一眼レフを手に、カメラマンになっていました。公演中、ずっと写真を撮っていたみたいです。
波の音が一際大きくなり、いよいよかと思った瞬間会場がいきなり暗転!
重低音が響き、中央モニターに変化が

三都のロゴがゆっくりと上がり、紐育→巴里→帝都の順番に劇場のロゴから、各華撃団のエンブレムへ。
そして、花、羽、星が舞う中次々と現れるヒロインたちの姿(ゲーム画面の会話時のものです。)最後にジェミニ、エリカ、さくらと来ていよいよ!?と思った瞬間、物凄い爆発音!!
天井部分にあるスピーカーの裏あたりから、いきなり火花が散って驚きました。
でも、その一瞬すくんだ心臓も、続いたあのメロディーで一気に盛り上がる!!

♪ゲキテイ

やはり、最初はこれですか!!中央モニターに帝都メンバーが表示され、それが真ん中から割れるとそこにはさくらを中心に勢揃いした帝都花組が!!

さくら「♪引き裂いた闇が咆え 震える帝都に
     愛の歌高らかに 躍り出る戦士たち」

すみれ、レニ、紅蘭、マリア、さくら、カンナ、アイリス、かえでと勢揃い!
アリーナ席はもちろんスタンディング!
大階段で歌う姿はどこか懐かしくもあり、一気にテンションが上がります。
衣装は、すみれ、紅蘭、マリア、アイリスが夏服(マリアは白い夏服)、かえでさんは私服、カンナ、レニ、さくらは冬服でした。
一番を歌い終えると同時に、花道を通って張り出し舞台へ。

さくら「みなさーん、こんばんはー!!
    (手を振りながら)アリーナのみなさ〜ん!
    スタンドのみなさ〜ん!
    本日は大帝国武道館に、ようこそおこしくださいました!!
    いっぱい歌って、盛り上がってください。
    最後まで、盛り上がってまいりましょうー!!」

さくらさん、いつもよりはじけてます!花組もみんな笑顔で本当に祭りが始まったと実感。
その後、直ぐに台詞となり、二番は張り出し舞台の上で花組が円形をとって歌います。
中央正面さくらさんから、時計回りにマリア、紅蘭、レニ、すみれ、かえで、アイリス、カンナと並んでいます。

帝都「♪走れ高速の 帝国華撃団
    唸れ衝撃の 帝国華撃団」

そのまま、張り出し舞台でキメ!
照明が暗くなり、続いて聞こえるメロディーはもちろん巴里!
中央モニターに巴里花組メンバーの映し出され、帝都と同じように巴里花組がエリカを中心に登場!

♪御旗のもとに

全員私服で、下手からロベリア、コクリコ、エリカ、グリシーヌ、花火と並んでいます。

巴里「♪ああマロニエに 歌を口ずさみ
    花の都に立つ勇姿」

振り付けは、あの巴里ライブからほとんど変わっていないようです。
一番を終えたところで、巴里もエリカを先頭に張り出し舞台へ。

エリカ「みなさーん、燃えてますか〜!?
    巴里は燃えていま〜す!!
    今日は、楽しんでいってくださーい!」

二番を張り出し舞台で正面から見てエリカを中心に前列ロベリア、グリシーヌ、後列コクリコ、花火の立ち位置で歌う。
最後は再びステージに戻り、エリカのみ花道で止まり、一歩前に出た状態でそれぞれキメてました。
そして、ゲキテイ、御旗ときたら次はもちろん!

♪地上の戦士

暗転中、巴里花組がモニターを示すと、これまでに続いて紐育星組が映されて、ジェミニを中心に登場!帝都と巴里は最初から正面だったのですが、紐育だけは後姿で登場し、前奏の曲調が変化するところで振り返っていました。

ジェミニ「♪燃える頬に涙のしぶき 振り払い立ち上がろう
      瞼閉じて 遠く耳に聞こえる音」

下手からダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴と並んでいます。
こちらも、振り付けは夏のレビュウショウと同じでした。
間奏でやはりジェミニを先頭に花道へ。

ジェミニ「紐育星組です!!
     みんな、今日は来てくれてありがとー!!
     盛り上がっていってくださいね〜!
     一階席と二階席のみんなもよろしくー!!」

ジェミニ、元気一杯!という様子でした。
サビになったら帝都、巴里と同様張り出し舞台へ。
二番の立ち位置は巴里と似ていました。ジェミニを中心に正面から見て前列サジータ、リカ。後列ダイアナ、昴で歌い上げ。
曲の最後には舞台に戻り、前に登場していた帝都と巴里も集合して、ステージいっぱいに華やかさが!
下手側に紐育、中央に帝都、上手側に巴里と揃ってキメ!!

オープニングは三大主題歌の熱唱!一曲でもパワーのある曲を三曲連続で聞くと、とてもテンションが上がります。
大歓声の中、さくら、エリカ、ジェミニとメインヒロインたちが中央に集まり、右手をぴしっと伸ばして声を出します。

さくら・エリカ・ジェミニ「宣誓!」
さくら「我々、今日特別に勢揃いしたサクラ大戦、帝都!」
エリカ「巴里!」
ジェミニ「紐育のメンバーは、ここにお集まりの皆様と」
3人「お祭り騒ぎをしまーす!」
さくら「みなさん、心と身体の準備はいいですか?
    それでは、最後まで…」
3人「お楽しみくださーい!」

祭りを楽しむための明るく高らかな宣誓!
三大ヒロインによる宣誓を拍手で迎え、帝都・巴里・紐育のメンバーが左右にはけると紐育を代表とするメロディーが!

♪ここはパラダイス〜リトルリップシアターのテーマ〜

赤と白の縦ストライプの服を着たダンサーさんに囲まれて、中央階段から登場したのはプラム、サニー、杏里!
プラムは初登場ですね!!今回は全員白タキシードではなく、私服でした。

プラム「♪シルクのドレスに 悲しみを隠して
     らら今宵歌う 喜び 紳士淑女のみなさまへ」

歌いながら、3人は花道へ。
サニーを中心に歌い上げます!このオリジナルメンバーだけでも十分豪華なのですが、今回はお祭りならではの人物が登場!

ボス「♪Little Lip’s 世界の恋人
    Little Lip’s 娯楽の殿堂
ボス・サニー「♪Little Lip’s 光り輝いて」
全員「♪ここはパラダイス」

なんと、サビで中央階段からダンディ団の三名が登場!!
サ、サニーサイドとボスが共演するなんて!!!!(嬉)
今回は短縮版なので、そのままラスサビへ。下手から西村、プラム、ボス、サニー、杏里、武田を並んで歌い上げます。
これもお祭りならでは!
歌が終わると、サニーサイドが両手を広げて前へ出てきます。プラム、杏里も一歩前へ。

サニー「みなさーん!お元気でしたか〜!
    どうだい杏里、プラム!このステージは!
    それに、こんなに多くのお客様!!」
杏里「にゃう〜ん!素敵です〜〜!!」
プラム「きゃっふ〜ん!(客席を見て)乗り遅れてる人は、いないわね〜!?」
ボス「みんな、用意はいいか〜!?」
サニー「そう、わかってますね!人生はエンターテイメント!
    それではご一緒に。(客席に向かって)人生は…」
全員「エンターテイメント!!」
サニー「それでは、出航〜〜!!」

サニーさんの叫びと共に、モニターに打ち上げ花火が映し出されて、いざ大海原へ!
ここで暗転し、その間にダンディ団とリトルリップシアターの面々ははけていきました。
そして聞こえる、アロハな音…

♪甲板フラフラ

歌が始まる少し前に、上手の奈落からモップを肩に立てかけた大神さんが登場。

大神「♪甲板フラフラ フラフラ」

大神さんがゆるりと歌っていると、上手のステージから同じくモップを手にした新次郎が登場!今回はモギリ服です。
元気にモップをかけながら大神さんと合流して、二人で舞台中央へ。

大神「♪朝焼けの 水平線」
大神・大河「♪朝も早よからフラフラ
       モップがゆれてるフラフラフラ
       イルカも笑う ああ フラフラ」

2人で歌うところで、モップをかけながら互いのモップを交換する動作が、なんだかとても微笑ましいです。

大河「♪潮騒の歌を聴き つかの間の休息に 想うは君が瞳」
大神・大河「♪ああ 夢のような甲板掃除
       ああ 甲板フラフラ フラフラ」

たくさんの曲を歌うためか、今回はほとんど全てが短縮版です。これももちろん。
最後は、二人で並んでモップをかけながら花道へ。モップを持ったまま背中合わせで花道の真ん中でキメ。
波の音が響く中、新次郎が口を開きます。

大河「一郎叔父、いい天気ですね〜」
大神「(水面を見て)ヨーソロー、天気晴朗なれど、波高し!」
大河「あ!?(上のほうを指差して)前方右!大型の鳥です!」
大神「面舵!全速前進!!」
大河「はい!……ああ!?」

なんだなんだ?と思っていたら、どんどん羽音が大きくなってきました。「あ、追いかけてきます!」と新次郎が言うと、大神さんが怪訝そうな顔に。
羽音がさらに大きくなり、二人を通り抜けて舞台裏まで向かいうと、二人も音を追いかけてモニターの方を見ます。

大河「な、なんなんだ、あの鳥は!?」

新次郎の叫びと共に、情熱的な音楽が!!

薔薇組「ウ〜〜〜〜チャ!!!」

♪ウチャ!喜びの歌

薔薇組来たー!!モニターを割って、中央からあの白鳥コスチュームで登場です!(笑…菊ちゃんは帝都花組応援タオル、琴音さんは巴里花組応援タオルを首に巻いています。)
引き連れてるダンサーさんは、今回女性なので美人なのですがね。(^^;;

薔薇組「♪ウチャ ウチャ ウチャこそ野生の雄叫び
     ウチャ ウチャ ウチャこそみんなの雄叫び」

さすがに、元が短いのでこれはオリジナルのままでした。
二人が歌い上げてる間、大神さんと新次郎は大階段に追いやられたり、ダンサーさんの隙間を縫って必死にモップがけしたりしてました。
最後は琴音さんと菊ちゃんが中央でポーズ、左右に大神さんと新次郎でした。

曲が終わると同時にダンサーさんの鳥は素早くはけて、代わりに上手の甲板からひょっこり顔を出したのはかすみ、由里、椿の三人娘!

かすみ「大神さんたち〜!」
由里「(中央階段に移動しながら)ダメですよ、遊んでちゃあ。」
大神「い、いや遊んでいたわけじゃなくって!」
大河「甲板掃除してたら…う、うわぁ!」

三人娘に気を取られていた二人を、薔薇組が襲撃!!(笑)
大神さんは琴音さん、新次郎は菊ちゃんに襲われてました。(^^;;
かなり迫られていて新次郎は「ファーストキスだったのに…!」と言っていたので、どさくさで奪われてしまったようです。(爆)

大河「へ、変な鳥に追いかけられてたんです!うわ!…や、やめてくださいっ」
大神「なつくなっ」

長々しつこく絡んでいたのですが、三人娘がステージに下りてくると同時に、二人から離れる薔薇組。そして、また薔薇組VS三人娘です!

椿「あはは、変な鳥〜!」
琴音「へ、変ってなによ!あたしたちは白鳥なの!」

ですが、今回は三人娘が強かった。かすみさんを中心に「ウ〜〜〜…チャ!!」と薔薇組のネタを使って、鬼気迫る勢いで追い出してました。(笑)
気圧された二人は下手へ。でも、しっかりと大神さんに手を振ったり「じゃあ、さよなら〜」と挨拶をしてましたよ。
ちなみに、二人がいた場所を大神さんと新次郎は一生懸命モップ掛けしてました。(笑)
一難去ったところで、かすみさんが丁寧に上手にいる大神さんと新次郎に顔を向けます。

かすみ「しょうがないですね。お二人は、キャビンの点検をお願いします。」

かすみのお願いに「了解です!」と良い返事を返す二人。
モップを担いで、上手へと去って行きました。
それを見送るた三人娘。その後姿を見ながら椿がぽつりと。

椿「もう、男ってダメですねぇ。」
由里「あら、そう?ダメなところがかわいいんじゃない。」
椿「えぇ〜?」
かすみ「そうね、ダメな男って母性本能をくすぐるかもしれないわね。」
由里「(客席を見渡し、アリーナの一角を指す)あ!ダメそうな男発見〜!」
かすみ「こら、由里!」

由里ちゃん、自由に動いていたらかすみさんにたしなめられました。(笑)
母性本能をくすぐる男性がいましたか?

椿「あーあ、ロマンチックな恋がした〜〜い!」

お、恋愛話に突入か?と思った矢先に、上手のステージにスポットが。

シー「ヒューヒュー!ロマンチックな恋なら巴里におまかせ!」
メル「素敵な恋も、楽しい恋も!」
シー「そうそう!」
メル「そして、情熱的な恋も!」

軽やかに走って、メルとシーも舞台中央へ。
5人が揃ったところで、椿ちゃんが両手を胸の前でぎゅっと合わせて憧れの眼差しを。

椿「みなさ〜ん!」
メル「素敵な恋…」
メル・シー「してますか〜!?」
椿「人生は、恋!そして…」
全員「恋は、歌!!」

♪恋の発車オーライ!〜♪ミステリアス

これはメドレー形式になっていました。
最初はステージ下手から由里、メル、椿、シー、かすみと並んで「恋の発車オーライ!」
サビのあたりでメルとシーがそれぞれ下手、上手へと移動し始め、一番が終わると曲が「ミステリアス」に変化。
それにあわせて、舞台照明もオレンジ色の強い明るいものから、青系の暗いものへ。
二人はそのまま両脇のステージで歌っていました。
その間に、三人娘もポジションを変えて、中心の椿が大階段へ。

5人「♪あーあ 今夜だけは はめを はずしなさい
    巴里が貴方を 大好きだわ」

サビを越えたところで、またも曲が変化して「恋の発車オーライ!」へ。
さらに再び「ミステリアス」を挟んで、最後は全員最初の立ち位置へ戻って「恋の発車オーライ!」でキメ!
拍手が収まると、椿が左右を見て口を開きます。

椿「あたしたちも、素敵な恋をしましょうね!」

それぞれに頷くメンバー。そう、素敵な恋……してください!(><)
ハイタッチを交わして三人娘が上手、メルとシーが下手へ笑顔で向かっていく途中で、はた。と三人娘が立ち止まります。

由里「あ、ちょっと待って!」
かすみ「次は、帝都花組さんの歌です!」
全員「それでは、どうぞ〜!」

次の歌い手さんたちを紹介して、今度こそ5人はそれぞれはけていきました。
ここからは、連続して帝都花組の曲になります。(全て一番とラスサビの短縮版でした。)
照明が暗くなる中、中央階段の後ろからそっと登場したのは、冬服のレニ!

♪素晴らしき舞台

レニ「♪光の中にひとり立つ あなたを照らす
    たくさんの人たちがいる
    それが舞台 素晴らしき舞台」

こ、この大舞台でその曲が聞けるなんて!!舞台中央で歌い上げるレニの姿は感動的でした。
満足です。
歌い上げたレニは、拍手に包まれて袖へ。

曲は流れるように次のメロディーへ。
レニが上手へ下がると同時に、ジャンポールを抱えた冬服のアイリスが上手の奈落から登場。

♪エチュード

アイリス「♪好き 好き 好き
      好き 好きなのです
      ひとりあそびじゃ つまらない
      恋に恋して恋 ああ いとおしい」
     「どうしたらいいの、ジャンポール?」

ジャンポールを大事そうに抱えながら、アイリスは舞台中央を歩きながら歌い、下手の奈落部分へと近づきます。モニターに映し出されたジャンポールがかわいい。(1のゲーム画面のジャンポールでした。懐かしい。)

アイリス「♪ジュテーム モナムール
      もう少し待っていて
      愛を飾れる おんなになりたい」
    「ね、ジャンポール。きゃはっ」

ジャンポールを抱えて、可愛らしく座ったアイリスは、そのまま下手の奈落へと下りていきました。
続いたメロディーはこれまた懐かしい曲。前奏部分で、冬服の紅蘭が上手のステージから登場です。

紅蘭「皆はん、こんばんは〜!楽しいですか〜!?
   ウチもめっちゃ楽しいで〜!朝まで盛り上がってくださいね〜!
   歌いますよ〜〜!」

♪メトロで行こう

紅蘭、すごくテンション高いです。(笑)モニターには銀座の街並みが映し出されて散策気分。
ステージを上手から下手へと歩きながら歌います。

紅蘭「♪デザートは アンヂェラス
    お口がスウィートで 歌い出す」

最後は下手のステージで客席に「おおきに!近いですね。ようこそいらっしゃいました!ホント、幸せやわ〜嬉しいです〜!」と手を振って曲が終わりました。
そのまま下手へと紅蘭が去ると、一転して明るい曲調が。

♪夏が来た

上手から颯爽と登場した私服のかえでさん。
ライブにピッタリの、盛り上がる曲ですね!
この曲にはダンサーさんも加わってました。水色のノースリーブにフレアスカートに白い日傘と、いかにも夏!といったスタイルでした。

かえで「♪ああ胸騒ぎ ああ胸躍る
     行こう 海へ あの娘誘って 海へ行こう」

この「行こう」と「海へ」の後に客席の声が入りましたが「♪海へ行こう」の後に「L!O!V!E!Let's GOかえで!ちゃん!」が無かったのが残念。(爆…分からない方は新春歌謡ショウ「初笑い七福神」を見てみてください。)
2階席から、こっそり言ってました。(^^;;
ラスサビでかえでさんは張り出し舞台へ。そのままそこで最後まで歌いきりました。

かえで「みんな、恋してますか〜?
    たくさん恋して、素敵な人生を過ごしてね〜〜!!」

輝く笑顔で、かえでさんは手を振りながら上手へ。
次の曲も夏を連想させる曲ですが、緩やかな旋律です。

♪島風

下手の奈落から冬服のカンナが登場して、情感たっぷりに歌いながら、上手へと向かいます。

カンナ「♪空の青さがよ ああ 染みる」

上手でポーズを決めたカンナは、暗転の最中にはけて行き、次の曲はまたメリハリのきいた曲!中央階段から登場したすみれさんです!

♪絶対運命のタンゴ

これを初めて歌ったときと同じく、夏服で歌い踊るすみれさん。
ダンサーさんは真っ赤なドレスに肘までおおう長い黒の手袋に黒のヒールと大人っぽい雰囲気。

すみれ「♪しかたないわ わたくしが 美しいから
     ごめんなさい わたくしは ああそうよ女神なのですもの
     そうです絶対運命のタンゴ!」

中央で見返りポーズで決めたすみれさん。
暗転中に上手へ向かい、次の曲も同じく「2」の楽曲からです。

♪生きてる喜び

上手の奈落から、冬服のマリアが登場し、高らかに歌い上げます。

マリア「♪一度だけの人生 愛を知る喜び」

久しぶりに生で聞けましたが、この曲も迫力のある一曲です。
最後は、花道に一歩出ていました。
ああ、改めて再び帝都花組に出会えたことが嬉しくてたまりません。
そして、帝都花組の最後は、もちろんこの方です!
暗転中、マリアがはけると同時に冬服のさくらが下手のステージから登場です!

さくら「盛り上がっていきましょうー!」

♪お祭りダンス

手には「祭」と書かれたピンクの団扇を持っています。
歌いながらステージ中央、花道、そして張り出し舞台へ向かいました。
この間のモニターはずっと「熱き血潮に」のさくらさんでした。

さくら「さあ皆様、発散タイムがやってまいりました!
    あたしの後に続いて、叫んでくださーい!」

この選曲をしたということは、もちろん!ということで「アーイアイアイアーイアイ!」と叫んできました!
溌剌と勢いよく踊るさくらさんは、とても楽しそうでした。

さくら「♪さあ祭りだ 大騒ぎだ ハチャメチャ陽気にゆこう
    いっこうー!
    ♪さあ祭りだ 浮かれましょう 思い切りハシャイでゆこう
    ありがと〜!」

最後も張り出し舞台の上で笑顔でポーズ!
歌い終わると同時に、一礼をして語りだします。

さくら「ありがとうございました〜!
    たくさんの掛け声、ご声援ありがとうございました。
    とても嬉しいです。皆様お楽しみいただけてますか?
    こんな夢のような企画が実現して、わたしも興奮しています。
    皆様、たくさん叫んで歌った後は物販コーナーで売っている缶入り葡萄キャンディー
    葡萄缶で喉に糖分を補給してあげましょう。(笑)
    最後までご声援、よろしくお願いいたします!」

ぺこりと頭を下げるさくらさん。
さすが、さくらさん。長年3分間ショッピングを紅蘭と共にやってきただけはありますね!(笑)

さくら「では続きまして、巴里花組さんが歌います!」

宣言すると共に暗転。その間に、さくらさんは急いではけていきました。
巴里のトップバッターは、とてもしっとりとした前奏と共に下手奈落から現れたグリシーヌです。

♪愛の灯をセーヌにともせ

ブルーアイの衣装に身を包んでの熱唱。
ディナーショウに行かなかった私にとって、初めて生で聞くことになりました。

グリシーヌ「♪心の中を 愛の灯で照らし出そう
       傷ついた心を救うただ一つの言葉
       「大好きです!」」

大階段で歌い上げるその姿はとても感動的でした。
この武道館で聞けたこと、嬉しく思います。
歌い終わると、暗転しグリシーヌは階段を上ってはけていき、続いたのは切ないメロディー
下手のステージに花火が現れてしっとりと歌います。

♪心の傘は

花火はずっと下手のステージで歌っていました。(おかげで、モニターでしか姿が拝見できませんでした;;)

花火「♪いつの日か救われる 心の傘は誰が差してくれるの
    出会えるはずね あなたに」

手を伸ばし、視線を流す花火の歌が終わると同時に雰囲気が一変して楽しいものに。

♪いっしょに歩こう

中央階段から、思い思いの子供ルックに身を包んだダンサーさんを連れてコクリコが登場です!
歌詞どおり、ステージを楽しげに歩きながら歌うコクリコはかわいらしかったです。
上手ステージまで足を伸ばしていました。

コクリコ「いっしょに歩こう!
     ♪だから 歩こう 歩こう 歩こう いつも 笑顔で
      歩こう 歩こう スキップ
      歩こう 元気に歩けば 笑顔が出ちゃう」

最後はダンサーさんに集合をかけて、みんな一緒に中央階段の裏へ。「まったね〜!」と手を振ってコクリコが去ると、再び舞台が暗くなります。
重々しいメロディーと共に、上手奈落からロベリアの登場です。

♪192455631

二名のダンサーさんが曲のイメージに合わせた黒い光沢のある服に、鎖を手にして踊っています。

ロベリア「♪1924556 31
      それがわたし ぜんぶ記号 明日などない」

ロベリアは舞台をゆっくりと歩きながら歌い、花道へ一歩出ます。
最後は、再び上手の奈落の上に立ち、そのまま下へ消えていきました。
暗いままの舞台ですが、それを打ち破る明るい声が下手ステージから聞こえてきます。

エリカ「すみませ〜ん!コンサート会場はどこですかぁ〜?
    この辺りだって聞いたんですけど〜…(きょろきょろ見渡して)
    ああ!人がたくさ〜ん!こっちにも!あっちにも!!
    わぁーすごーい!ここですね〜!良かったぁ〜〜!!
    みなさ〜ん、楽しんでますか〜!?」

迷ってたんですか、エリカさん。(笑)
にっこりと笑って、前奏が流れ出します。さくらさん同様、モニターにはエリカの姿が次々に映し出されます。

♪涙よ、Au revolr

エリカ「♪涙よ Au revolr 涙よ Au revolr
     カフェオレ おかわり 語り明かそう 楽しい事だけを
     涙よ Au revolr 涙よ Au revolr
     どんなに悲しい事があっても 明日は 笑顔でいようね」

一番エリカらしい曲、と本人が言っていた曲ですね。
歌いながら舞台中央へ行き、サビの部分は花道。最終的には上手のステージへ向かいました。
振り付けが可愛らしくて、とても好きです♪
歌い終わって、一礼をするとさくらさん同様トークへ。

エリカ「えへへっこーーんな広い所で歌が歌えるなんて、エリカすっごく幸せです〜!
    大好きなプリンを100個食べたくらい幸せです〜〜!
    みなさんは幸せですか?(大歓声が答える)
    よかったぁ〜じゃあ、エリカと一緒に幸せコールいきますよ!せーの!!
    幸せだ!幸せだー!幸せだー!幸せだーー!!」

唐突のことに、一瞬客席が引いていると、言い終わったエリカがグーにして掲げていた手をパッと下ろして口をとんがらせます。

エリカ「ちょっと待ってくださーい!一人にしないでくださーい!(笑)
    もう一回いきますよ?せーの!
    幸せだ!幸せだー!幸せだー!幸せだーー!!(今度はバッチリ!(笑))
    ありがとうございましたーー!
    続きまして、紐育星組さんが歌いま〜す!」

いやぁ、エリカペースに武道館中が巻き込まれました。(爆)
ぺこっと頭を下げて、そのまま上手へと去るエリカ。
暗転の舞台に響くのは静かな前奏。

♪輝く星座

中央階段より昴が現れて、透き通るような歌声が響きます。
モニターには満天の星空が映されています。

昴「♪ぼくの悲しみ ぼくの孤独の すべて
   夜空に投げ出そう あああ 輝く星座よ」

最後は花道まで出てきて、終了でした。
暗転と共に流星音が響く中、昴は上手へ去り、続けて聞こえたのは優しい旋律。

♪ある日青空を見上げて

下手の奈落から登場したダイアナ。繊細な歌声で舞台中央へと向かいます。

ダイアナ「♪青空を見上げて 空想しましょう
      わたしのすべてを ああ抱きとめる 愛しい人
      優しい手で わたしを抱いて」

最後は上手の奈落の上でそっとポーズを取り、そのまま下へと下がっていきました。
しっとりとした曲が二曲続きましたが、次に聞こえたのは野生的なリズム。

♪ジャングルレビュー〜「ジャングルレビュー」より〜

中央階段のモニターが割れて、そこから登場したのは仁王立ちのリカ!(そういえば、今回ポンチョは無しでした。)レビュウショウと似た緑の衣装に身を包んだダンサーさんを引き連れてステージ中央へ躍り出ます。

リカ「♪ああ ジャングル お前はすべての源
    ああ ジャングル お前は命を育てる
    だから歌え 人よ歌え いまこそ愛の歌」

あの小さな身体で思いっきり歌って踊る姿は本当に大好きです!
張り出し舞台まで出て、最後はステージ中央で笑顔の仁王立ち!
暗転し、再び割れたモニターへ去っていくと下手からサジータが現れます。

♪ダウンタウン・ハート

歌いながら中央へ向かうのですが、先ほど去ったばかりのダンサーさんが今度はシスター服に身を包んで割れたモニターから登場しました。すごい早替!
元に戻ったモニターに映し出された十字架を背に、サジータが中央で朗々と歌い上げます。

サジータ「♪Downtown Heart いつも笑顔で
      Downtown Heart Oh My Soul
      Downtown Heart ママにキスして
      Downtown Heart Oh My Soul
      Downtown My Heart」

曲が終わると同時に暗転。そこに響くラリーの嘶き。
モニターにはさくら、エリカに続いてジェミニの姿がたくさん。

♪サムライ魂

そしてジェミニ本人は上手のステージから登場!帽子を被った、荒野のサムライ娘スタイルです。

ジェミニ「♪ほんの少しだけでいいから 優しさ分かち合おう
      青い空を心に映して 極上の笑顔とともに
      それがテキサスのサムライ」

ずっと笑顔で歌うジェミニ。楽しげに舞台中央に向かい、最後はモニターに映し出された荒野を背に「ラリー!」という叫びと共に踊ってキメ!
拍手を受けて一礼し、やはり二人に続いてトークです。

ジェミニ「ありがとうございましたー!!
     いや〜、こんなにすごいステージに立てて、ドキドキしてます!
     でもとっても嬉しいです!みんなも嬉しいですかー!?(もちろん大歓声)
     わーー!!嬉しい!!
     では!続きまして!紐育のギャングに憧れている人たち!(笑)
     歌うギャング!どうぞ!!」

そういう紹介になるとは思いませんでした。(笑)
暗転し、ジェミニが足早に去ると記念すべきボスの最初の曲のメロディーが

♪ダンディ

前奏に合わせて、西村を先頭に武田が下手から辺りを窺いながら登場。(途中、武田がこけてましたね。ええ、盛大に。(笑))
アクロバットを交えながら上手へと移動すると、歌い出し直前に奈落からボスが飛び出してきました!!
いや、本当に飛び上がりながら出てきたのですよ。歌舞伎のすっぽんのように!さすが!!

ボス「♪ダ ダ ダ ダンディ
    女にもてるのが男
    ダ ダ ダ ダンディ
    ムリヤリ生きるのが 男」

アクロバットを披露してるので、3人とも手持ちマイクではなくワイヤレスマイクでした。
歌いながら、また踊りながら最後は張り出し舞台へ。
もう、ダンディ団もサクラの舞台に欠かせない人たちなのでこういうパフォーマンスが見られることが嬉しくてしょうがありません。
見事に決めて、大歓声と拍手を受けるダンディ団たちの背後…下手の舞台からひょっこり現れたのはカンナ!呼びかけても、ボスたちは気付かずに喋り続けます。

ボス「ありがとう!!みんなに会いたかったぜ〜!」
カンナ「おい!」
ボス「(気付かない)サクラ大戦は不滅だ!俺たちも不滅だ〜!!」
カンナ「おい!おいってば!!」

何度も呼ばれて、ようやく振り返る3人。ですが、手を目の上にかざしてまるで探すよう。

武田「なんか小っさいっすよ。」
カンナ「あたいが見えねぇのかよ!2メートルだぞ!2メートル!」

お約束ですね。(笑)ああ、でもこれも久しぶりだ。

カンナ「あたいはデカイ!戻って来い!!」
ダンディ団「…へ?」

よく聞こえてないようです。ちなみに、このやり取り三回ほどありました。(笑…その間、近くのお客さんは「あたいはデカイ!」という発言に頷いて「そうだ!」と返していました。)
三回目でカンナに「ダンディボス!」と名指しで呼ばれてようやく「しょうがない、戻るぞ」と下手側に立っているカンナの元に駆けます。

カンナ「ダンディのボス!」
ダンディ「はいはい。(戻りながら)
     空手の達人、2メートルの大女!」
カンナ「そう!」
ダンディ「カンナさん!」
ダンディ団「はい!!」

カンナの隣にきた3人は、一斉に自分たちの斜め上を見上げています。(爆)
まぁ、カンナの正しい顔の位置がそこなんですけど、今はちょっと違いますから。(笑)

カンナ「は、話しづらいな…鼻の穴しか見えねぇよ。(笑)
    おい、お前らしゃがめ!」

そう指示を出すと、一応はしゃがむダンディ団。が、まだ目線が合わなかったり、下向いてたりして、何度か修正を出して膝をついて見上げる姿勢に落ち着きました。(笑)

カンナ「よーし、それでいい!!(笑)
    (手を腰に当てて)ダンディのボス。
    や〜困るんだよね。君たちさ、いっつも見に来て出ちゃうでしょ。
    オマケに歌っちゃって踊っちゃって、誰より上手いでしょ。(笑)
    困っちゃうんだよね〜〜」

いえいえ、ボスも楽しみなんですよ。(笑)
いい気分になったのか、ボスが身を起こして会場に向けて投げキッス!そりゃもう、会場中湧きましたよ〜その反応にカンナも思わず頷いてしまいます。

カンナ「ま、でもお客さん喜んでるしね。
    毛がはえたか?ああ、いや!!気がすんだか?
    (笑いながら頷くダンディ団)そうか!じゃ、退場!!」

言い間違いもなんだか久しぶりですね。(笑)
気が済んだダンディ団、カンナの指示に素直に従って下手へと去っていきました。
それを見送ったカンナはぽつりと一言。

カンナ「いや〜楽しそうで良かった。みんなも楽しんでるな?
    よかったよかった…ポテト。」

じゃなかった、さてと。という前に、今回は上手から「カンナさ〜〜ん!」と手を振りながら登場した人が!そう、赤い服を着たあのシスターです!その姿を見たカンナはあちゃあ、という表情。



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