5人が決意を新たに歩き出そうとした時、「待った待ったぁーー!!」と上手客席通路から走り出る人物(武田)が。

男性「おおっとっとっと
   おーっとっとっと!」

大げさに走ってきた勢いを納める。
無事に止まると、桟敷横の通路へ上がって犬士たちに礼。

男性「待っていてくれてありがとうございます。」

雲国斉さんの真似ですか?(笑)
ばっと中腰になり、右手を前に出して挨拶。

男性「あっしは…えーっと…か…か…」

小文吾「…関東松五郎の子分の!」(汗)

男性「ああ、そうそう!
   小岩の源太っていいやす!」

小文吾「おお。親分は大丈夫か?」

源太「へぇ、おかげさんで!」

小文吾「そうか。そりゃよかった。
    じゃ。」

はい。とお互いに帰ろうとする面々。

源太「ちょっちょっと待ってくだせぇ!(汗)
   これじゃあ、あっしなんのためにでてきたかわからないじゃないですか!」

舞台に上がりながら先ほどと同じポーズをとって長ゼリフに挑戦。

源太「あっしここしか無いんですからね!(笑)
   えーっとえーっと…青珊瑚を身に纏ったおかっぱ頭に変な帽子を被った修験者がですね…」

――――――

えっと、初日はある程度スムーズだったんですが、日を追うごとに武田が「修験者」という言葉を忘れてきているようで…(^^;;
「マリアさん!」という言葉がうっかり出てきしてしまって、犬士たちに「あ〜〜〜〜!!?」とツッコまれて慌てて訂正!というのが常になってきていました。(笑)

――――――

小文吾「あいつだ!」

源太「そうそう、そいつ!
   で、そいつが八犬士の一人、大坂毛野を…」

小文吾「ちょっちょっと待て!
    大坂じゃないだろ、点を打て、点を。」

小文吾のフォローで、「あ!」と手を打ち言い直し。

源太「八犬士の一人、太坂毛野を…!!」

あまりにもベタな間違いにくずれる犬士たち。
小声で小文吾がさらにフォロー

――――――

初日、二日目はこの次で理解したんですが、貸切公演あたりからここでもう一間違い。(笑)

小文吾が小さく「わんわん。」と犬のジェスチャー。
すると源太は…

源太「わんさか?」

小文吾「そう!」

小文吾「わんさか、わんさか、わんさか…!」
源太

変な振りで踊りだす二人。小文吾すぐに「違うだろ!!」と訂正しますが…いやいや、この二人ならではですね。(笑)
24日の夜はこの「わんさか」がなかったそうです。

小文吾「…やっぱり千秋楽までとっておくか。」

源太「そうしましょう。」

…うーん、微妙なアドリブですね。(^^;;

――――――――

小文吾「右上に点を打つんだ!」

源太「…八犬士の一人、犬坂毛野を山下定包に差し出すから、
   お前ぇらが…が?…に?」

小文吾「いや、聞くなよ…」

源太「が!が、が、が!邪魔しないようにっ…て俺が伝言を言い付かってきたわけですよ!」

小文吾「おい!!(元太に走りかかり、胸ぐらを掴む)
    (日によってここに「お前ふざけてやってるのか?」とセリフ)
    もう一度、ちゃんとわかるように説明しやがれ!!」

源太「しょ、初日の本番までには何とか…!」

小文吾「…今、初日の本番なんだよ!!」

源太「あ〜〜〜!!」

小文吾に突き飛ばされ、上手へ消える源太。
……長ゼリフ、失敗でしたね;;
ちなみに、この源太の「ここまでには何とか!」はその日の公演によって違います。
これが夜公演だと「夜の公演までには何とか!」になります。(笑)
DVD収録日だと「DVD収録日までには何とか!」など…「千秋楽までには何とか!」なんてのもあったみたいですね。

それに応じて小文吾のセリフの変化。「今、夜公演なんだよ!」とか「もう(DVD収録)その日なんだよ!」「それじゃあ遅すぎるんだよ!」などなど…けっきょく元太はセリフとちったままでしたね。(笑?)

まったく…と小文吾が兄弟のもとへ戻ろうとすると、壮介が口を開く。

壮介「小文吾、毛野というのは兄弟なのだろう?」

小文吾「ああ。」

壮介「すぐに助けに行こう!」

現八「我ら兄弟が力をあわせれば…!行こう、定包の城へ!!」

頷きあって下手へ走り出す犬士たち。
そこへ、上手から再び源太が登場。カツッカツッと火石を叩いて気合いのある声で見送り。

源太「いってらっしゃいやし!!」

ここで暗転。程なくして幕が上がると、そこは山下定包の城。
妖しい雰囲気に満ち溢れた空間で、定包が高らかに悪を謳う。

♪悪の華

ここの定包の声が凄いこと!!もう、劇場中、体中ビリビリと声が音となって響くという感じでした!!
悪の魅力満載!やはり悪役はなにか人を魅了する部分がないと!
歌の間奏部分では上座の横の部分の筒から炎が吹き出るし!!…今回の「八犬伝」の中で一、二を争うお気に入りのシーンです。(あ。ちなみにこの炎…歌が終わった後も、立ち回りのシーンになるまでずっとメラメラ燃えてました。)

歌が終わると、兵士が定包の元へ近寄り、膝をついて報告。

兵士「定包様。道節と名乗る者が、八犬士の一人を捕らえたと…」

定包「なに?犬士の一人を?
   (ばっと扇を広げる)それはよい余興じゃ。通せ!!」

定包が謁見を了解した瞬間、奈落から道節と縄で縛られた毛野が登場。

道節「犬山道節!まかり通らーん!!」

定包「わしに仇なす犬士を捕らえたと?」

道節「はい。
   この犬坂毛野は八犬士の一人でございます。」

定包「ほぉ。」

よいよい。と上機嫌な定包。
道節が膝をつき、腰を落ち着けると毛野に歩み寄る。

定包「あの馬鹿忠義者、犬坂めの…」

扇で軽く毛野の顔を自分に向かせるが、すぐに顔を背けられる。
満足そうに定包は道節の正面位置に戻る。

定包「くくく…これは面白い。
   だが犬山道節。お前も玉を持つ犬士の一人であろう?
   この定包の目、節穴ではないぞ。
   これは何の企てじゃ?」

だんっっと刀を持って立ち上がる仕草を見せる道節。
だが、すぐに笑みを浮かべ座りなおす。

道節「ふ…ご不審の点、百も承知。
   しかし山下様。(懐を叩きながら)このような玉を持っていても、何の役にも立ちません。
   愛の光など、乱世の世に消えうせるでしょうな。」

定包「ほぉ…宿命の兄弟を裏切ると申すか?」

道節「宿命?兄弟?
   そのようなものに縛られるつもりはありません。」

定包「(道節の後ろへ移動しながら)
   この定包に従うと申すか?」

道節「…御意。」

定包「ならば犬坂毛野を切れ!いますぐここで!!すぐさま切ってみせよ!!!」

言葉の真偽を確かめるがべく、頭を下げた道節に毛野を切れと命ず。
道節、立ち上がり毛野の後ろに立つ。ゆっくりと刀を抜き、構える。

道節「ふんっ」

いざ毛野を切ろうと一歩踏み出した瞬間。兵士の「狼藉者ー!!」と侵入者を伝える声が。
下手から、武器を手に持った犬士たちが登場。
(信乃、現八、小文吾が太刀。角太郎が小刀。壮介が鎌)

信乃「定包ーーー!!!」

小文吾「道節、毛野を離せ!!」

道節「動くな!動くと毛野を切るぞ。」(上手へ毛野を連れて移動しながら)

小文吾「汚ぇぞ…!!」

道節「うるさい。」

信乃「道節殿。
   あなたも愛の玉を持つ者!
   我らが母、伏姫さまの御心をお持ちのはず!」

道節「そのようなものは捨てた。
   わたしは天涯孤独の修験者だ。いかに生きようとも勝手!」

現八「何!?」

道節「動くな、動くな…」

動くに動けない犬士たち。
定包は「くくくっ…」と含み笑い。

定包「道節、切れ。犬坂毛野を切れ。
   犬士どもの前で、兄弟を血祭りに上げよ!」

道節「わかりました。」

「やめろっ」「ダメ!」と兄弟が制止の声を上げるが、かまわず刀を振り下ろす道節。
前に膝をつく毛野。兄弟たちの驚愕の声が響く。
が、次の瞬間、毛野の縄がはらりと落ち、小刀を抜く。

毛野「定包…!
   覚悟!!」

護衛の兵を道節が引き止め、毛野は定包に挑みかかる!
なんの柵も無くなった兄弟たちも、定包を追い詰める。
角太郎、壮介が定包の刃を捕らえると、その隙に村雨を抜き、定包に切りかかる信乃!

信乃「村雨よ!」

定包「ぐっ……道節…!!」

一転して敵となった道節に切りかかる。が、道節は慌てずに応戦。
犬士に囲まれた定包。一気に片をつけようとつけようとする犬士たちに、妖力で雷を落とす。
ひるんだ隙に、奈落の上へ移動。

定包「大百足の術!受けてみよ!!」

スモークと共に奈落へ消えると、辺りは人魂も漂い、おどろおどろしい雰囲気。

信乃「油断するな!!」

辺りを警戒する犬士たち。
(道節のみ、上座の裏へ消える。)
すると、奈落から定包の笑い声と共に百足が現れた。

定包「我が体毒、受けてみよ!」

口から煙を吐く。切りかかろうとする犬士たちは次々に毒を受けて引いてしまう。

現八「うっ…毒だ!!」

大百足「くらえ…くらえ!!」

手も足も出せない中、一人だけ平然と笑う犬士―――壮介。いくら百足が毒を吐こうとひるまない。

壮介「はははははっ……!
   我が家は里見家の毒味役!わたしに毒は…効かない!!はぁ!!」

百足の頭部をいとも簡単に切りつける壮介。

大百足「ぐああぁぁぁ…!
    おのれぇ〜〜!!」

壮介に続く犬士たち。だが、百足をバラバラにしてもすぐに再生してしまう。

壮介「何!?」

大百足「くくくくくっ…」

だが、そこへ道節の声が。

道節「待てぃ!山下定包!!」

スモークと共に、上座が開かれ、そこから巨大蝦蟇に乗り、印を結んでいる道節が。

道節「貴様の大百足の術、この犬山道節が破ってくれるわ!」

大百足「ちょこざいな!!」

真正面から蝦蟇に攻めかかる。
蝦蟇と百足の勝負。が、自然界の法則に乗っ取り、百足が蝦蟇にかなうはずがない。

道節「はっ!!」

大百足「ぐああ!!」

道節「さぁ、みんな!力を合わせて!!」

犬士「おお!!」

右から、左から、百足の身体を切る六人の犬士たち。
流石の大百足も、これにはかなわなかった。悲鳴をあげながら奈落へ退散していく。
静かになった辺りに、不気味な玉梓の怨霊が。

道節「皆、玉を出せ。」

犬士「はい!」

犬士たちが玉を掲げ、見栄をきると、玉梓は苦しそうに声を上げる。

玉梓「おのれ…!おのれ、悔しや里見の犬士ども…!
   ああ…我が妖力が消える…おのれ悔しや…怨めしやー…!」

火花と共に玉梓の首が消えると、息も絶え絶えに刀を振り回す山下定包が奈落から登場。

道節「毛野。現八。親の仇を取れ!」

毛野「はい!」
現八

蝦蟇を消す為にスモークと共に下がる道節。
その間に、舞台張り出し部分で仇討ちを果たす毛野と現八。

現八「でぇい!」

毛野「はっ!」

定包「ぐあぁぁ!!(がくんと膝をつく。)
   が…ぐ…うがぁぁぁぁ……!!」

断末魔の悲鳴を残して定包は奈落へ。
涼しい鈴の音が響くと、蝦蟇を戻した道節が舞台奥より兄弟たちのもとへ。

道節「皆、無事か?」

小文吾「道節、貴様…!
    よくも毛野を!!」

来た早々、道節の胸倉を掴む小文吾。
何も言わない道節。

壮介「やめろ、小文吾。」

道節「止めるな壮介!
   こいつは毛野を…」

毛野「おやめください。
   私は、一度たりとも道節様に切られるとは思っていませんでした。」

小文吾「なんだと?」

毛野の言葉に道節の胸倉から手を放す。
すると、道節は兄弟に向かって土下座を…

道節「…すまん、みんな!
   皆を騙してしまった。
   しかし、山下定包を討ちはたす為には、あやつを油断させねばならなかった…!
   (毛野の方へ向き直り)すまん、毛野…!!」

全てをわかっていたかのように、笑う毛野。

現八「敵を欺くには、まず味方から…ですか?」

現八の言葉に、黙って頷く道節。

信乃「…あなたの言葉を信じます。
   (道節に歩み寄りながら)
   生まれた時や場所は違えど、その志しを同じくした者が玉を持ってこうして集まった。
   我らがそれぞれに愛の心を持って、この世を照らしましょう!」

道節に手を差し出す信乃。その手を硬く握り立ち上がる道節。
兄弟の心が一つになり、皆が微笑む。
が、角太郎がある事実に気づく。

角太郎「…ですが、今だ玉が足りません。」

現八「そうだ…仁の玉を持つものがいない。」

舞台前方、中央に集まる犬士たち。
その後ろで幕が下りる。

小文吾「そうだ…玉は七つしかない。」

道節「伏姫様が帰依した、北斗の神とは
   空高く輝く北斗七星の事だ。
   伏姫様の魂は、あの輝く七つの星々に導かれた。
   今我々の持つ玉が七つ。
   我ら七つの玉をもって、八つ目の無限に輝く玉を探し出せという事ではないであろうか?」

壮介「八つ目の、無限に輝く玉……」

毛野「それは、未来という事でしょうか?」

道節「!…そうだ…未来だ!
   我らが行く末だ!
   それは憎しみの無い、愛と平和に満ちた世の中だ。
   それこそが、伏姫様が、金碗大輔殿が、里見義実公が望まれた世なのだ!
   …兄弟たちよ。仁の玉持つ八人目の兄弟を探しだし、そのような世の中を作り出そうではないか!
   それこそが、我ら犬士の使命!」

ここで幕が上がると、紗幕の向こう側に、伏姫、八房、大輔、義実…そして里見の兵士達が一同に犬士たちを見守っている。
心を一つにして、舞台の張り出し部分へ決意を口にしながら集まる。

信乃「…この世のどこかにいる兄弟よ。今だ見ぬ兄弟よ!」

現八「同じ志しを持って、待っている兄弟よ。」

小文吾「約束しよう。わたしたちは、必ず君と出会う!」

壮介「八つ目の玉を、心に持つ君よ。」

角太郎「約束しよう。わたしたちは、必ず君を探します。」

毛野「兄弟よ、目を閉じて思え。私たちを…
   志しを高くかかげて!あの星よりも高く輝いて!」

道節「…さぁ、行こう!兄弟に会いに!!」

頷きあい、奈落部分で空高く見上げる犬士たち。
壮介、毛野。現八、角太郎。小文吾、道節、信乃。それぞれに志しを高くかかげて、旅へ。
犬士達が希望を胸に旅立った直後。
舞台は一転して妖しい空気が満ちる。

玉梓「おのれ、悔や里見の犬士ども!
   八つの玉はそろいはしない。必ずや、悪の心を持つものがお前たちの道を阻むであろう。
   夢は大人になって消えうせ、希望の光は色あせ、己の道に迷い
   他人を恨み、仲間を裏切り、疲れ果てた老人になって死ぬのだ!
   それが、お前たちには相応しい…
   八つ目の玉など、この世には無い!!
   ははははははははっ……!!!!」

玉梓の怨霊が消えると、語り部、雲国斉へと戻る。

雲国斉「…恐ろしい言葉を残して、玉梓は無気味に笑い
    暗黒の世界へひとまず退散したのであります。
    しかし!いつまた玉梓の妖力が復活して、この世に悪行をはびこる日が来るやもしれません!
    ですが…今宵のお話はひとまずここまで。

    天暗く怨霊は乱るるは 女の恨みの恐ろしさ
    さて、愛の玉持つ犬士達は 残る玉の行方を探し
    輝く星に照らされて 絆を深め旅に出る
    桜便りもそよ吹く風も 若い犬士の頬染めて
    あれをご覧と輝く先に 明日の夢が輝いた!

    ちょうど時間となりました。この物語の先行きは
    それはみなさま心の中で紡ぎだされてくださいますよう
    お願い申し上げまするぅ〜〜」

ベベベンッと三味線を鳴らして去る雲国斉。
…素敵な語りでした!!
さて、舞台は…紗幕が上がると階段状になった舞台の一番上に並ぶ犬士たち。

♪未来の兄弟へ

壮介、現八、信乃、道節、毛野、小文吾、角太郎が一列に並び、歌いだす。
階段状の舞台をいっぱいに使って高らかに歌うこの歌は最後に相応しい、希望に満ちた感動的な歌となりました。
二番を歌い終えた長い間奏部分では舞台張り出し部分に集まり、一人一人玉を掲げる。
ここで特筆する所は「仁」と言った所で、ちゃんと誰もいないところでスポットが当たった事。八人目は、必ずいるんです。

全員「仁!」

全員「義!」

壮介「己を捨て、人のために尽くす!」

全員「礼!」

角太郎「敬って人の道に生きる!」

全員「智!」

毛野「心で善悪を見極める!」

全員「忠!」

道節「偽らざる気持ち!」

全員「信!」

現八「人を欺かない心!」

全員「孝!」

信乃「父や母を大切にする!」

全員「悌!」

小文吾「兄弟と仲良くしよう!」

それぞれの玉の意味を口にする。
力いっぱい歌い踊る七人の姿は、変わらない、けれど新しい花組の魅力を見せてくれました。

全員「♪志を高く かかげよ」

歌が終わり、幕がおります。
盛大な拍手はいつしかアンコールのリズムに。
程なくして音楽が鳴り出し、幕が上がり、舞台上には羽をつけたダンサーさん達。

♪花のように夢のように

今回はすぐに挨拶、フィナーレが一緒になっていました。
ダンサーさんが一様に礼をすると、次は男性のダンサーさんと太鼓士の女性お二人がご挨拶。
男性の方は背広を着ていました。

続いて、ダンディ団の三人と親方。
なんと今年はダンディ団と同じ振り付けを親方も踊ってました!!
親方凄い!!

続いて薔薇組。琴音さんは優雅に、菊ちゃんは可愛らしく歩いてきて、
二人並ぶとサボテンの踊りの振り付けをした後、礼。(笑)

次は大神さんとかえでさん。
笑顔でご挨拶すると、お約束の「でこつん」(^^)

そして今回のゲストのお三方。
雲国斉先生と千葉助、そして米田支配人。
千葉助が「踊れ!にゃ!」とポーズをとると踊りだす御二方。(笑)
違うでしょ!とツッコミをいれて礼。

さぁ、最後に花組です!!
レニ、紅蘭、マリア、さくら、カンナ、アイリス、織姫と並んで礼をすると歌に入ります。

さくら「♪舞台はまわる いつか幕が下りるけど
     熱い心が今日も あふれる」

この曲の間奏部分では舞台いっぱいに広がって、それぞれにポーズをとっていました。(登場時と同じ並び方で立ち位置が奥か手前かという感じで)
中央、張り出し部分前ではさくらさんが清楚にポーズ。
それよりも少し引いた桟敷の通路真っ直ぐ行った部分では紅蘭、アイリスが中華風に、可愛らしくポーズ。
さらに引いたところでレニ、織姫が凛々しく、優雅にポーズ。
そして舞台の奥のほうではマリア、カンナがカッコ良く、力強くポーズ。

そして二番へ。
二番も歌い終えると、歌謡ショウオリジナルのCDには収録されていない歌詞が…

全員「♪たくさんの人と出会えて嬉しい 歌謡ショウ」

全員「♪またいつの日にか お会いしましょう
    またいつの日にか 必ず
    さようなら 皆さん(上手の方へ礼)
    さようなら 皆さん(下手の方へ礼)
    ありがとう 皆さん(舞台中央へ礼)
    その笑顔 その拍手 忘れません」

全員「♪花のように夢のように わたしたちはいつでもこの舞台にいます
    花のように夢のように わたしたちはいつでもみんなの中にいます
    花のように 夢のように」

感動的にフィナーレを歌い終えると、さぁ最後です!

♪ゲキテイ

桟敷の人以外は全ての人が立ち上がり、一緒に歌い踊ります!
スーパーになっても変わらない、歌謡ショウのグランドフィナーレです!!

全員「♪走れ高速の 帝国華撃団
    唸れ衝撃の 帝国華撃団」

最後のポーズもバッチリ決まって、会場からは声援、拍手が熱いうねりとなって舞台に飛んでいきます。

さくら「たくさんの拍手、声援…どうもありがとうございます。(全員で礼)
    ラストのゲキテイをみんなで歌って踊るのは
    こうして恒例となっていますが
    今回は新しく桟敷席がもうけられましたよね。
    そちらの方は、立って歌って踊る事も出来ず
    なんだか欲求不満かもしれませんが、「ゲキテイ」には振付けDVDがございます!(笑)

    さて、こちらの気になるお値段ですけど
    2838円です。(「安い!」と会場から掛け声)
    もし、踊り足りなかったら、家に帰ってそれを見て
    一緒に歌って踊ってください。よろしくお願いします。」

さりげなく宣伝をするさくらさん。(笑)
もう一度礼をすると、息を整えて最後の締め!

さくら「…さて。新しくなりましたスーパー歌謡ショウも、これが無くては終われませんね!」

会場からは「待ってました!!」と掛け声!
そうです、これが無くては締まりません!!

さくら「お二階の皆さまもー!!
    一階席の皆さまもー!!
    そして桟敷席の皆さまも!
    心を一つにして、いきますよ…
    全国の大神中尉に、敬礼!!」

恒例のポーズの後、銀テープが飛び、締めが決まりました!
やはり、これぞ歌謡ショウ!

さくら「どうもありがとうございましたー!!」

幕が下りても、アンコールのリズムが終わりません。
カーテンコールです!!
花組が手をつないで一緒に礼。

さくら「どうもありがとうございます。」

花組の結束力を見たような気分になりました!
そして幕が下りて、今度こそ終演です。
アナウンスが熱い劇場に響きます。
(これも日ごとに違います)

さくら「これにて本日の公演は全て終了いたしました。
    本日はスーパー歌謡ショウにおこし頂き、ありがとうございました。
    どうぞお気をつけてお帰りください。
    また、新春歌謡ショウでお会いしましょう!」

――――16日―――――

アイリス「みんな、楽しかった?
     これで今日のこうえんは全てしゅうりょうしました!
     海やプールに行かないでスーパー歌謡ショウにきてくれて、どうもありがとう!
     アイリス、とっても嬉しい!
     あ、そうそう!忘れ物とかない?
     また来年、しんしゅんこうえんでお会いしましょう!バイバーイ!」

――――17日(夜)―――――

レニ「これにて、本日の公演は全て終了しました。
   お暑い中、スーパー歌謡ショウにおこしいただき、ありがとうございました。
   どうぞ皆さま、お足元に気をつけて、お忘れ物なきようお帰りください。
   また、新春公演でお会いしましょう。」

19日はかえでさんで、
18日(昼)と23日(夜)はカンナさんだったそうです。
やはり今回は開演と終演アナウンスは同じ人なんですね。

24日(昼)はブロードバンド放送を見る限り、紅蘭のようですが…やはり聞き取れませんでした(泣)




舞台が終わり、大満足に劇場の外へ出ると、涼しい風が吹いています。
そろそろ夏が終わりますね。
…次はお正月。冬の寒さが厳しい中で、熱い舞台を楽しみましょう!


―――――――――――レポート終了!!


…はい、いかがでしたでしょうか?
至らない点が多々あると思いますが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。(^^)

また、補足、間違い修正など、どんどん言ってくださいませ!
たぶんたくさんあると思いますので!!(爆)


……さて。このレポートを書きはじめてからそろそろ2年となります。
思い出しますねぇ…avexの夏のライブから始まって、それ以降参加したイベント全てのレポートを書いております。
「行けないので、レポートお願いしますね。」と頼まれて、書き出したらあんなに長く…という詳細ぶりで書いてしまったという、まったくの意識外の所から始まったんですが、けっこう続くものですね。
頼んだ知り合いも、まさかこうなるとは思っていなかったでしょうね。(笑…というか、今その人が本家見てるのかどうかも怪しいかも;;)

まぁ、これからも細々と続けていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
そろそろ一般的に社会人の年が近くなってきたので、アップ時間が今回のようにちょっと遅くなる事もあると思いますが…(汗)


それでは、この辺で失礼します。
またどこかで。(^^)

NEXT→
←BACK