おまけその1「貸切公演」アドリブ

何かあるだろう。と思っていた貸切公演。
案の定、細かいアドリブがてんこもり!!
とてもレポートに組み込むのは大変なので(爆)分けることにしました。(^^;;
だって前説からして違うんですもの!

会場だってある意味濃いぃサクラファンばかりだし。(笑)
本当に、テンションが皆さん高いんですよ。
ということで、スペシャルバージョンの前説から…

いつもは広井さんが登場して始まるのに、今日は舞台から千葉助さんが!!
予想外の出来事に会場大賑わい。

千葉助「どうもどうも〜!
    みなさんは太正浪漫倶楽部ですか?」

と、升席の方に訪ねる。
ええ。そうですとも!(^^)

千葉助「知らない人もいるかもしれないので一応自己紹介を。
    あっしは深川の千葉助と言います。
    えー、今日はいろんなお客様がいらっしゃって。
    コスプレの方もたくさんいらっしゃいますね。
    前の公演なんかじゃ田中公平先生がいたり
    広井王子がいたり…」

そこへ、毎度お馴染みほうきを持った広井さんが登場!!

広井「千葉助さん、なにやってるんですか!」

千葉助「ああ、ダメじゃないですかちゃんと席について!」

広井さんをコスプレイヤー扱いする千葉助さん。(^^;;
そして、その時点でたまたま空いていた最前列の席に座る広井さん。(笑)
まぁ、座ってすぐに「違うでしょ!」と立ち上がりますが;;

広井「そうじゃないでしょ!」

千葉助「またまた、そうやって言い張るんだから。」

広井「俺は本物だろ!6年も掃除やってるんだから!」

千葉助「6年もやってる割には、ほうきがキレイだな」

すかさずツッコミを入れる千葉助さんに広井さん苦笑。
そして瞬時に返す。(笑)

広井「ほうき新しくしたんだもん!」

千葉助「この日のために?」

広井「そう!」

客席側の広井さんと舞台上の千葉助さんのコント。
楽しいですね。まるでいつかのラジオのよう

千葉助「掃除人にしては派手な格好だよな。
    公演ごとに違う服着てるよな!」

広井「そうだよ。」

千葉助「普通掃除人ってのはもっと汚れてるだろ?
    汗とかでこの辺(胸の辺り)とかドロドロにさ。」

広井「だってそういう設定なんだもん。」

ある意味最高の逃げ言葉を口にする広井さん。(^^;;
そうですね〜設定は大事ですよね〜(滅)

千葉助「じゃあずっと掃除やってたわけだ。」

広井「そうだよ!
   今日だって公演中ずっと掃除してたんだから!」

千葉助「ずっとって…公演中もか!?」

広井「あの、黒子になって。(笑)
   だってアイリスが公演中に汚すんだもん!」

ああ、空飛んで金色の物を振りまいてますよね。

広井「だからね、お客さんにも手伝ってもらいたいんですよ。」(笑)

千葉助「ああ、何人か拾ってましたよ。」

広井「あ、拾ってましたか!」

千葉助「知ってるか?
    あの金箔は幸運の金箔なんだぞ!」

広井「じゃあ、持ってると幸運が訪れるんだ!」

千葉助「そうだ!!」

うーん、多分何人かはもう既にお持ち帰りしていると思いますよ。
私もこっそりしましたし。笑)

広井「これじゃあ、懐かしいでしょ!
   土曜の深夜じゃないんだから!」

あ、広井さんも「マル天」を思い出していたんですか!?
千葉さんがご卒業なされてもう結構立ちますよね…と思っているうちに、広井さんが舞台へ。
もうもう、お二人のテンポのいい喋りがただただ楽しいです!

千葉助「それにしても、台風が過ぎてから急に涼しくなって…」

広井「もう、秋風ですよね。」

千葉助「直撃しなくて良かったねぇ。」

広井「ねぇ!
   直撃してたら今頃大変だもんね!
   くぅ〜って来てそれちゃったもんね!」

千葉助「そうそう、日本通り越してロシアに行っちゃったからね!」

広井「んなわけないでしょ!(笑)
   でもホントに大変だよね。ウクライナ地方とか大洪水でしょ。
   ヨーロッパは全滅だよ。」

千葉助「なんで東京にこなかったかというと
    ほら、青山劇場が熱いから!!」

たしかに、連日連夜熱い舞台が繰り広げられてますよね!

広井「今日はお客さんも濃いよぉ!
   ある意味ファンの中でも選りすぐりの皆さんだから!
   ね、気心知れてるって言うか…
   このまま三時間お客さん見てたいくらい!!」(笑)

千葉助「ねぇ!…それにしても、舞台にサングラスかけながらじゃ見えにくくない?」

と、升席に座っていた男性に話し掛ける。(…いえ、私の隣りの方だったんですがね。)
その方は大丈夫、と頷いていました。

千葉助「あ、大丈夫?大丈夫なの。」

広井「見えますよ!」

と、自分もサングラスの広井さん。(笑)

千葉助「あ、そうか!
    でもそれ結構濃いですよね。」

広井「濃いよ。
   …っていつまでこの漫才続けるんですか。」(^^;;

このまま延々と続きそうな雰囲気を強引に止める広井さん。
それにしても、よくネタが尽きませんよね〜すごいです!

広井「ほら、あなた次のシーン出番あるんでしょ!
   早く用意しなさい!」(^^;;

ぐいぐい押して上手へ千葉助さんを追いやる(?)広井さん。
ようやくいつもどおりに戻った前説?(^^;;

広井「まったく…最近みんな前説に出たがるんだよな〜
   ここ俺の場所だってのに!」

そりゃあ、前説は楽しいですからね。(笑)

広井「改めまして、太正浪漫倶楽部の会員の皆さま
   ようこそ貸切公演に!」

広井さんの言葉に、異様に盛り上がる会場。
さすが、ファンばかりの貸切公演。

広井「最近の歌謡ショウはね、お友達とか連れてみに来る方も多いらしいですね。
   で「ぽかーーん」っとして観てるの。
   特に一幕なんか設定画全然わからないからホントに「ぽかーーーん」って観てるんだよね!(^^;;
   何で七人なの?誰が引退したの?って。
   でも今日のお客さんは全部わかってるよね!!」

もっちろーーん!と会場の熱気から伝わってきます。

広井「今日は脇の人たちも声かかるんじゃないかって期待してるよ。」(笑)

この後は、いつも通り舞台装置を作るのが大変だったと愚痴を言ったところで親方が登場。
ここはほとんどかわらず。
ただ、八つの玉を持つ若者が愛の戦士となって〜の部分の後がずるずる長かったです。(^^;;

広井「今の世の中にいないからムネオハウスとか立っちゃうんだ!!
   雪印とかも不正が見つかって…」

親方「日本ハムとかもね。
   いけませんね。…ってそんな事は今はいいんだ!」

最近のニューストピックスですね。(笑)
そして、前説が終わろうと二人が下手に帰ろうとしたその時、広井さんがおもむろに二通の電報を出す。

広井「そうだ、忘れてた。
   祝電が届いてたんだ。また、ディナーショウやってくれって
   ウェスティンホテルと東京ヒルトンから。」

親方にそのうちの一通を渡す。
なんですとぉぉぉ!!?!と会場も沸き立つ沸き立つ。

親方「…スーパー歌謡ショウ開演おめでとうございます。
   今年の冬にクリスマスディナーショウを開催していただきたく
   ご検討の程よろしくお願いします…」

広井「ね!本物でしょ!
   だったら巴里でやるんだよね!」

親方「巴里でやるんですか?」

広井「だって花組さんは新春のお稽古で忙しいもん。
   やるなら巴里でしょ!!」

おお!これは巴里花組ファンの方々には耳より財布に痛しな情報!!!
いいな〜!今年は東京だけでも行きたいな!バイトファイトだ!(笑)

広井「巴里だとさ、設定が変わるんだよね。」

と、親方に向けて笑う広井さん。

親方「設定…」(^^;;

広井「中嶋、行くぞ!」

と、広井さんナリは掃除人なのに心は若旦那に変身。(笑)
親方、苦笑しながら歩き出す。

広井「巴里はこの調子でやりましょうね!」

と、広井さん嬉しそう。
ここで前説は終了。
ドラマCDも発売が決定しているので、新曲には困らないでしょう、期待して待ちましょう!!




さて、ここより公演中のアドリブです。
中日から変わった…という部分もあると思いますが、私が見ていないので(爆)ここで書かせてもらいます。
まずは開演前のアナウンスと第一幕を。
アナウンスは大神さんでした。

大神「太正浪漫倶楽部の皆様。
   本日はお暑い中、大帝国劇場にご来場賜り、ありがとうございます。
   初の貸切公演となりますが、舞台は通常どおり行ないます。
   一幕の上演時間が約60分。15分の休憩を挟みまして
   二幕の上演時間が約1時間45分となっております。
   それでは、幕が開きます。
   どうぞ最後まで、ごゆっくりお楽しみ下さい。」

―――――――――

大帝国劇場ロビー。
カンナの「八犬伝」はやめて別の公演!発言は「七匹の小ヤギ」ではなくて「七福神」となっていました。
で、織姫はというと…

織姫「…福神漬けいやで〜〜す!」

になってました。福神漬けって…(^^;;
カンナの「前よりも愛してるわ」の聞き間違えの後のトドメは

織姫「カレーの横いやで〜〜す!!」

でした。(笑)
そうか、そえものは嫌か織姫。(爆)
このアドリブは「七匹の子ヤギ」と交互に言っていたそうです。
どっちにしても織姫は嫌みたいですねぇ…

―――――――――

続いて、カンナのイマジネーションのネタ。
「小さく見せてるでしょー!?」の後、マリアと織姫が会話をしている最中、カンナはソファの上に乗り、身長を高く見せる。
織姫が「おやすみなさ〜い」と言って階段を上ろうとすると、ソファの上でふらふらとバランスを取っているカンナが目に入る。

織姫「…ぐらぐらしてまーーーす!!」

逃げるように二階へ上がってしまう織姫。
…で、カンナはソファから下りていつもの演技へ。

カンナ「マリア!
    マリアも大変だよな、あんな日本語不自由なやつの相手して…
    あれ?マリアも日本語不自由だっけ?
    いやいやいや!でも、マリアはよくやってるよ!!」

マリアさん苦笑してますよ。(^^;;
確かにそう言えば、ときどきドラマCDかなんかでアヤシイ外人になってますよね、マリアさん。(爆)

―――――――

レニの歌「おはよう グッドモーニング」の後。
紅蘭がさくらの戦闘服をみて驚くシーン。
ここで、紅蘭はレニに近づきながら「さ、さくらはん?その格好は…」というんですが、今日は何故だかレニが紅蘭の動きに合わせて移動。(笑)
まぁ、舞台から消える前に紅蘭が捕まえたので無事に進みましたが。(^^;;

紅蘭「ガッ
   さくらはん、さくらはん、その格好はどないしたんですか?
   ガッ」

さくら「ガッ
    …どこでもくん一号。
    ガッ」

紅蘭「ガッ
   通信終了。
   ガッ
   しもた!まだ地下格納庫の「どこでもくん」一号はずしてなかったわ〜〜!!」

なぜだか二人の会話は手にトランシーバーを持ったような会話をしていました。(笑)
そう、手もトランシーバーを持っているように口元にあてて。(^^;;

―――――――――

レニと織姫の「なぜ支配人は「八犬伝」にしたか」を考えるシーン。
かき氷を食べる為に下手へ行くところの会話。

織姫「かき氷でも食べるでーす。
   レニも一緒にどうですか?」

レニ「うん。」

織姫「んー、わたしはイチゴかな。
   レニは何にします〜?」

レニ「ボクはレニ。」

織姫「練乳でしょ〜!」

レニ「えっ?」

レニ、せっかくボケたのにね。あっさりかわされてますよ。(^^;;
でもそうか。練乳とレニは発音が似てるかも!気づかなかった!!(笑)

―――――――――

カンナの妄想が終わったあたりのカンナの「…見たか?」と聞くシーン。
支配人のえくぼに関する部分で微妙なアドリブ。

カンナ「ウソついてもすぐにばれるんだよ。支配人、ウソつくとすぐえくぼできるんだもん。
    えくぼできてるよ。」

米田「……(口をすぼめて頬骨を強調しながら)
   ダイエット中。」

カンナ「…縦にも横にも深い皺が…」

微妙に支配人のギャグは滑ってしまいましたね。(^^;;
この後カンナはいつもより丁寧に謝ってました。

―――――――――

薔薇組の二人のシーン。
はっきり言ってここはアドリブの宝庫です!!(笑)
まず、琴音さんが慌てているシーンで聞くちゃんの登場がいつもよりちょっと遅い。
ようやく「琴音さん、琴音さん!」言って現れた時には琴音さんも反論。
菊ちゃんの「琴音さん、琴音さん!」の合間に「遅いわよ、遅いわよ!」と相槌を入れる。(笑)

次の「落ち着いて」抹茶のシーンでは、菊ちゃんが茶器を必要以上に回し、その上、ちょいと上に投げてまるでピザ職人がピザ生地を人さし指の上で回すジェスチャーをする!
ああ、抹茶を立てながら琴音さんに「貸切公演だからって変にアドリブ入れるんじゃないわよ!」って言われた直後なのに!!(爆笑)

琴音「いつもより多く回しております!」

おおお〜!さすが菊ちゃん!!
よっと高く高く上に上げて、落ちてきた所を見事キャッチ!!(笑)

このアドリブ。ここで気を良くしたのか23日(昼)公演でもこのアドリブがあったそうです。
けっこう「貸切公演」からってアドリブ多いですね。

つづいて、花組の公開オーディションの話を聞いた菊ちゃんの驚き方。
いつもなら下がるだけなんですが…この日はなんとくるくる二回ほど回ってポーズ。
呼び戻す琴音さんも「菊ちゃ〜〜ん。」と回りながら。(笑)
あ、もちろん巻き戻しモードで戻ってくる菊ちゃんです。(^^;;

さらに、親方とすれ違うシーン。他の日では「マリアさんに銃で…」ですが、この日はさくらさんでした。

親方「こんなところにいると、さくらさんに
   破邪剣征 桜花放神!って切られちゃいますよ!」

琴音「王が三振?」

親方「(^^;;
   違いますよ!破邪剣征 桜花放神!ですよ。」

王が三振って…たしか「紅蜥蜴」か「アラビアのバラ」あたりでダンディ団がボケに使っていましたよね?(^^;;

そして最後。オーディションに受かるかどうかと言っているシーン。

琴音「ああ、どうしましょう!
   このオーディション、身長170cmってきまりがあったら…!
   ああ、あたしにはとても言えないわ!!」

菊之丞「琴音さん?
    自分だけ受かろうとしてません?」

琴音「(ギクッとして顔を伏せる)…読まれてるわ。
   ああ、いったいこのことを誰に相談したらいいのかしら!?
   そうだわ、斧彦!斧彦に相談しましょう!
   …ああ、ダメだわ!斧彦はいないんだったわ!!」

と、悩んでいる琴音さんに客席から「は〜〜い!!」という声が…
ビックリして客席を見ると…なんと斧彦コスプレイヤーのピーーーさん(実は知り合い;;ですが、お名前を出していいのかわからないので伏せ。)が立ち上がり、通路に立っているではありませんか!!(爆笑!)
これはさすがに薔薇組のお二人も不測の事態だったらしく、しばらく固まっていました。(^^;;
そりゃあねぇ…で、出した決断が…

琴音「…空耳ね!」

菊之丞「はいっ!!」

あ。なかった事に。(^^;;
そのあと、やや混乱ぎみの二人は薔薇組うちわに助け舟を見出します。

菊之丞「ああ!斧彦さんならここに!!」

琴音「ああ、本当!!
   …って、絵の中じゃないのよ!(笑)
   ……そういえば、歌謡ショウも六年目になるっていうのに
   斧彦だけは未だに一度も出ていないのよね。」

そうなんですよね〜何故でしょう?

琴音「わかったわ!斧彦を探す旅に出ましょう!!」

菊之丞「はいっ!!」

すったかすったかと下手に去っていこうとすると、琴音さんがくるりと客席を見て、客席の斧彦さんに一言。

琴音「あなたはまたあとでね!」

…で?本当にあとでなにかあったんですか!?(爆)

追記:後日本人に聞いてみた所、何にもなかったそうです。ちぇ、残念。(!?)

―――――――――

カンナがアイリスの台本にふりがなを振り終えて、食堂へ行こうとするシーン。
ここは単なる言い間違えだっただけかもしれませんが面白かったので。(笑)

カンナ「腹使ったら頭減っちまった…って意味わかるかー!?
    メシでも食ってこよ〜っと!!」

アイリスにわけの分からない事を言って去るカンナ。
…頭が減るって…!?(笑)
その後の公開オーディション前のかえでさんの「カンナは?」もこれに応じて変わってました。

アイリス「頭減ったからって、ご飯食べに行っちゃった。」

織姫「…なに分けわかんないこと言ってるですかー!
   わたしが腕ずくで連れてくるでーーす!!」

あとは一緒で。
そうですよねぇ、頭が減るってわけわかんないですよね。(^^;;

―――――――――

ちょっと前後してしまいますが、雲国斉さんの登場シーン。
普通の公演と比べて、一回目の登場から「待ってました!!」
ちょっと雲国斉さんも嬉しそうにビックリしてました。(^^)
でもリトライ。(笑)

その後の自己紹介(?)浪花節もちょっと変化。

雲国斉「ちょいと出ましたわたくしはぁ〜
    薬用石鹸でイヤってほど洗ったのに雲国斉ぃ〜〜」

……それはどうよ!?(笑)
これもこの後の公演でたびたびあったそうです。

――――――――――

オーディションのシーン。
ダンディ団の武田が「三人そろって一人前」のセリフを言い終わって、ボスが二人を飛ばすシーン。

ボス「わかったら、あっちいってろ!
   マリアさんに狙われるぞ!!」

これにはマリアも思わず苦笑。
いや、今回のマリアは銃は持ってない…はず。(^^;;

その後、オーディションの歌が終わってからボスのセリフ審査の時。
緊張して上手く言えなかったボスに織姫がつい一言…

織姫「ダンディさん、歌の方が上手で〜す!」

思わず全員から視線を浴びてしまいます。(^^;;

織姫「ウソで〜す…」

これも、お約束セリフに近いものがありますよね。
この後の公演も度々このセリフはありました。

―――――――――

アドリブってわけじゃあないんですが、オーディションが終わり雲国斉さんの浪曲のシーンで「太正浪漫倶楽部の皆様、ようこそおこしいただきました。」と言っていました。
そして、大半がもう既に一度見た方々。掛け声もバッチリ!
逆にその雰囲気に飲まれたのか、雲国斉さんのほうがとちっていました。(^^;;
いやいや。この結束力は素晴らしいですね。(笑)

―――――――――

紅蘭とさくらの実演販売。(笑)
紅蘭の最初のセリフだけ変わってました。

紅蘭「太正浪漫倶楽部の皆様、ようこそお越しくださいました。」

まるで商人。さすが関西人。(^^;;

この後の、実演販売を終えて帰り道。
今日の光武はだれかな〜と思っていると…

さくら「誰の光武?」

紅蘭「エリカはん。」

さくら「巴里花組まで…!?」

紅蘭「今夜も徹夜や〜〜!」

いや、紅蘭。妙に楽しそうに言わんでも。(^^;;
というか、エリカの光武が帝都に!?(爆)

―――――――――

かえでさんと米田さんの花火を見るシーン。
支配人の舞台交渉の仕方が変わってました。

かえで「ああ、そうそう。米田さん。
    太正浪漫倶楽部の皆さんから沢山の投書を頂きまして
    今回の公演、米田さんにも是非出て欲しいって。
    ねぇ!」

そうですよぉーー!!と会場からは大拍手。
米田さんは笑いをこらえながら「よせやい、俺は素人だぜ。」と普通に続ける。

ここでアドリブをかましまくるのはかえでさん。
ごまあえをつまみに、でもアドリブを。

かえで「ごまあえ…あ!
    すみません、あれ食べちゃいました!」

米田「なにぃ?
   上官命令!すぐにつまみを作りなさい!」

そう言って先に降りてしまう米田さんにニッコリ笑って敬礼。

かえで「はい。」





はい、以上で一幕のアドリブ終了です。
さてさて。ここからは二幕です。
あんまり入らないかな〜と思っていたら結構とんでもなかったです。(笑)
それでは、どうぞ!



第二幕、最初の浪曲で雲国斉さんの口元に、いつもとは違う物が設置(?)されてました。
(おそらく、肩や背中の部分で止めてるんでしょう。)
なんとハーモニカ!!
浪曲のいいアクセントとなっていました。
雲国斉さんの浪曲は唸りますね!!(>▽<)

―――――――――

親方のあめ屋と軽業師と女性の旅人が定包の悪行について話すシーン。
格言を言ったところで、会場から「のりちゃん!」と掛け声。

女性「…決まった。」

と、満足そうに帰る。
その後も普通に進み、二人で江戸に入ろうとしたところであめ屋がぼそっと一言

あめ屋「しかし、あたしらには掛け声がかかりませんでしたね。」

ああ、ごめんなさい!!
なんてかけたらいいのかわからなかったんです!!(汗)

―――――――――

隅田川での出来事が終わり、角太郎の家へ向かう所。
小文吾の「ご飯いっぱい食わせてね!」に対する角太郎のセリフが……なかったんです。(笑)
笑顔のまま、数秒小文吾を見て何も言わずにさっさと行ってしまいます。(^^;;

小文吾「あれ〜〜?
    角ちゃ〜〜ん、なんで何も言ってくれへんの〜?」

…それは貸切公演ならではのアドリブだから。(爆)

―――――――――

赤岩道場のシーン。ここはアドリブの宝庫。(笑)
まずは油屋と魚屋のシーン。
魚屋の「お前はその下っ腹の油なんとかしやがれ!」の発言に、油屋のいい切り返し。

油屋「いいトコに目をつけたね。
   この油、太正浪漫堂で商品化狙ってるのよ!」

薔薇組ファンの方、買いますか?(爆)
油屋が行った後の魚屋のセリフも…

魚屋「…あいつ最近可愛くなってきたな。」

油屋って役は男、女どっちなの!?(笑)
そして、油屋、魚屋と入れ違いでやって来る角太郎達。
角太郎、ここでもアドリブかましてくれます。

小文吾「角太郎〜まだ〜??」

角太郎「もうちょっと。
    …あ!こんな所に枝が。よいしょっと(枝の下をくぐる)
    気をつけてね。」

壮介「ああ。」

(実際は枝がないんですが、あるようにジェスチャーで見せます。)
角太郎、壮介と枝の下をくぐるがそのまま素通りしてくる小文吾。(笑)
会場大笑い。角太郎、壮介も小文吾を見る。

小文吾「…何かありましたか!?
    ……何かあったんですか!!?」

壮介「いや、別に。」

ええ、枝なんてどこにもありませんでしたよ。(笑)
そしてさすがに千葉助さんとカンナさんの絡みはやりたい放題!(笑)

一角「お隣りでな、生まれそうなんだよ。
   河童の赤ちゃんが。」

小文吾「河童ぁ〜〜!?」

この後、一角セリフがどんどん普通に進むのですが、その間も小文吾は「河童ぁ〜〜!?」の「っぱぁ〜〜!?」を繰り返し言ってました。(^^;;
その後の大盛り発言。小文吾はなぜか柱によじより登りながら言ってました。(笑)

小文吾「あの、あの!一つ大盛りで…!」

一角「それに登りたいの?」

面白いね〜!!(^^;;
真面目に普通に進めている壮介がまた。(笑)

で。障子の向こうで一角がシルエットで踊るシーン。
やたらノリノリで会場の笑いを誘ってました。小文吾と壮介はなんで笑ってるか今一つ分からなかっただろうな。(^^;;
で。小文吾たちのセリフ。

小文吾「見ろよ壮介。いい庭だ。」

壮介「ああ。」

小文吾「ちょっと庭師がうるさいな。」

すみません、うるさい庭師がたくさんいて。(^^;;

―――

そして猫爺の前に現れる信乃と現八。
信乃の「猫ババしたのは〜」の発言。いつもなら「E.T.」のように指をあわせるのですが、この日はなんと信乃の指をぱくっと。(^^;;
思わずビックリして指を引っ込めてしまう信乃。ホント、猫爺様のアドリブは読めません。(^^;;

―――――――――

第二幕最後のアドリブ。それは武田のシーンでした
待った待った待ったぁ!!と入ってくると、小岩の源太役の武田を迎える大拍手。
思わず、チラッと犬士たちを見ると、いいよ。と頷く。

源太「待っていてくださってありがとございます。」

と、客席に向けて礼。
例のトチリまくりのセリフはいつにもましてトチリまくり。(^^;;

源太「なんだっけ、青珊瑚を身に纏った、おかっぱ頭の変な帽子被った若作りの…」

小文吾「おかっぱ頭に若作り…!?」

源太「ああ、あの、変な術使うマリアさん!マリアさん!
   あ!!」

やっちゃった!と犬士たちも苦い顔
小文吾の「修験者だろ、修験者!!」でフォロー。(^^;;

名前でも「太坂毛野」と「犬坂毛野」の間に間違いが一つ増えました。
小文吾が「太じゃなくて犬だよ!」と手を丸めて「ワンワン…」とジェスチャー
けど、源太に通じずまたまた間違い。

源太「わんさか?」

小文吾「わんさか!わんさか!わんさか!!」
源太

と、わけのわからない振りで踊ってしまう二人。
小文吾が「違うだろ!」と突っ込んで、今度こそ右上に点を打って正解。(笑)
ああ、源太のわけのわからない説明も何とか終わり、帰ろうとするといつもどうり小文吾が掴みかかる。

小文吾「もう一度、ちゃんとわかるように説明してみろ!」

源太「太正浪漫倶楽部の貸しきり公演までには、何とか!!」

もう貸し切り公演ですよ〜(^^;;
源太が帰ると、壮介が一言。

壮介「ここからは、しっかりやるぞ。」

頷く犬士たち。続いて壮介のセリフ

壮介「小文吾。毛野というのは、兄弟なのだろう?
   すぐに助けなくては!」

小文吾「ああ。」

現八「しっかりしてないな!」(^^;;

小文吾のセリフを待たずに「すぐに〜」と先に言っててしまった壮介。現八に突っ込まれぺこりとお辞儀。

壮介「申し訳ない。」

この後はずっとシリアスシーンなのでここまでです。
ああ。楽しいですね、貸切公演!!(笑)





そして、フィナーレ。
「ゲキテイ」を歌い終わったあとのさくらさんのセリフ

さくら「太正浪漫倶楽部の皆様、
    ようこそ大帝国劇場にお越しくださいまして、ありがとうございました。(礼)
    スーパー歌謡ショウ初の試みの一つとして、この貸切公演ですが
    異様な盛り上がりを見せて、中日あけで疲れた身体のいい刺激になりました。」(^^)

たしかに、会場中のテンションが最初から最後まで高いままでしたからね!
最後の敬礼もバッチリ!!
さすが、好きなもの同士が集まると強いですね〜
これからも続けて欲しいですね、貸切公演。
カーテンコールも終わり、幕が下りて終演アナウンス。

大神「太正浪漫倶楽部の皆様。
   最後までご覧いただき、ありがとうございます。
   どうぞこれからも、サクラ大戦を、また、歌謡ショウをよろしくお願いいたします。
   お気をつけてお帰りください。
   また、新春公演でお会いしましょう。」

ああ、楽しかった!!
満足して劇場の外に出ると、なんと太正浪漫堂池袋本店の荒川店主がいるではないですか!
歌謡ショウ期間は午後11時まで営業しているとのこと。エリカさんの誕生日グッズも宣伝してました。(^^)
きっとあの後、何名かは浪漫堂へ足を運んだのでしょうね。

いやいや、それにしても…私今回は運良く升席で見ることが出来たんですが、やっぱりこの席は凄い!!
舞台と一体化しているような雰囲気になります!!(>▽<)
ただ、はじめてみる時には張り出し部分が見えづらいので避けた方がいいかもしれません。
複数公演を観る方は絶対一度は座りたい席ですよ!!
役者さんが目の前で演技しているし、表情もよく見えるし、運がよければフィナーレで役者さんと目が合うし!!
(私は、紅蘭と織姫と目が合いました♪)

もしも、今後の公演でまた升席があるようでしたらぜひとももう一度座りたいです!!

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