おまけその2「千秋楽」アドリブ


えー、オマケ第二段です。(笑)
千秋楽はさすがにぶっ飛んだアドリブが満載!!
前説からやはりおかしいです。(爆)

では、その前説から…
いつも通り客席前を通って舞台に上がる広井さん。

広井「ありがとうございます。千秋楽でございます。
   それにしても、はじめちゃうと早いね千秋楽ってのは!
   今年は長いな〜なんて思ったけど、早いもんだね!
   どうもありがとう!!」

会場からの掛け声に御礼を言う広井さん。

広井「まだお買い物をなさっている方がいるので、ゆるゆるとはじめたいと思います。
   どうせね、千秋楽ですからね。
   今日はたっぷり時間ありますからね!
   今日は四時間になっても五時間になってもいいんだ!
   打ち上げも夜だしね。」

…ああ、だから今日は昼公演なんですね!(笑)
確かに時間いっぱいつかってましたよね。

広井「歌謡ショウに初めて来るという方、まさか千秋楽にはいらっしゃらないと思いますが
   たまたま連れてこられちゃったという方もいるかもしれません。
   毎年言ってるんですが、千秋楽は、ちょっと、一部…微妙に本公演とは違っております。
   今日観て、あ!これだったのか!って思われるとちょっと困りますんで…(^^;;
   千秋楽はお祭りに近いものがありますから、千秋楽を取った方は
   中日も取っていただけると嬉しいな〜と思います。」(笑;;)

そうですね〜。どこがアドリブなのかもよくわかりますからね。(笑)

広井「えー…六年間、ずっとお客様と作り上げてきた舞台です。
   スタッフ、キャストを代表して、厚く御礼申し上げます。」

真面目に礼をする広井さん。
そんな…毎年毎年、楽しい舞台を見せていただき、本当にありがとうございます!!

広井「昨日たまたま、夜家に帰ってから「愛ゆえに」を観てたんです。
   あの…恥ずかしいな〜と思いまして…(^^;;
   俺も若いな〜とか思いながら…
   六歳年をとったわけですが「愛ゆえに」から観ているお客様も六年歳をとったことになりますね!」

会場ではちらほらと返事をする方が。
…私は、「紅蜥蜴」からだから…歌謡ショウを観始めてから三年の歳を重ねた事になりますね。

広井「でも、お客様からエネルギーをいただいておりますので、
   これからも若いつもりでやっていきますので、お客様も若いつもりで劇場へ足を運んでください。

   来年のことを言うと鬼が笑うといいますが…
   来年の新春は3日からここで(青山劇場)でやらさせていただきますので
   どうぞ新春の方もよろしくお願いいたします。(礼)
   大坂公演も決定しております。
   大坂は厚生年金の方へ、初めて地方遠征をします。」

ここで地方から来たファンの歓声が!
そうですよね、近くなる人もいるんですよね。その方にとっては嬉しい事ですよね!!(^^)

広井「大坂の方で二回公演いたします。
   これからも機会があれば地方をぐるぐる回りたいと思ってますので、そこまで頑張ります。
   夢ってのは見つづけると、結構叶うものです。
   これからも、一緒に夢を見たいと思います。」

頑張ってください!!
……たぶん私はそんなについて回れませんが;;
このあと、PS2の話などいつも通りの前説が。ちょっと注意が多かったかな?
そして舞台の張り出し部分を作るのに大変だった!!
という話になったところで、いつもなら親方が登場するんですが…なんと今日は指揮者…田中公平先生が登場!!

広井「あれ!?」

田中「あ〜遅くなっちゃった
   もう始まっちゃってる?」

広井「えっ!?」

田中「間に合った?大丈夫?」

広井「まだ始まってないよ…」

田中「まだ始まってない!?ああ、良かった良かった…
   ところでさ…あの、オーケストラどこ行っちゃったの?」

広井「えっ!?!」

舞台張り出し部分を指す公平先生。(^^;;
広井さん、うろたえまくり。

広井「オケが…オケがないですね!あれ!?」

田中「オケどこいっちゃったの?」

広井「毎年夏はあるのに、何で今年は…」

田中「ところでさ、(話題一新)
   来年は指揮者が跳ぶって言ってなかった?」

広井「言ってた!」

田中「じゃあ…」

ええっ!?こ、公平先生も飛ぶんですか!?(ワクワクッ)
…と思っていたら「そんなわけないでしょ!」と広井さんにツッコミ。
…なんだ残念。(^^;;
再びオケ探しが始まる。

田中「オケ、オケどこだ〜〜?」

と、そこへ桶を持った親方が登場!!」

親方「はい、桶!桶!」

田中「ああ、オケあったあった!!どうもありがとう。」

……いいんですか!?それを受け取って笑顔で去っちゃって!!(^^;;
残された二人、しばし呆然。

親方「…あれでよかったんだ;;」

広井「(かたん!と箒を投げ出して)
   …あれやる為だけに出てきたの!?
   わざわざ…もう、頼むよ〜前説コントじゃないんだから!!」

いや、でも…もはや半分コントみたいなものですよ?(爆)

親方「じゃ、そういうことで…そろそろはじめようか?」

広井「はじめましょうか?」

親方「もう…千秋楽だし(細かい事は)いいでしょ!?」

広井「ダメだよ、親方までそういう事言っちゃあ!!
   今日はじめて観る人だっているんだから!」

広井さんのツッコミで親方は「何をどこからやろうか」思案中。
出た答えは…

親方「とりあえず…振り付けをやります。」

広井「なんだよ!!」(^^;;

と、ここで親方に呼ばれダンディ団のお三方が登場!
歓声の中迎えられるダンディ団。

親方「いつもならわたくしが踊るんですが、今日はダンディ団を代表して…
   ベロムーチョ武田さんどうぞ!!」

ボス「よっ武田!」

武田を残して、親方、広井さんは客席の方で座り、ボスは桟敷席。西村は舞台袖へとそれぞれ陣取り武田を応援。
不意をつかれた武田はうろたえ気味。けれど客席の大歓声を受けて…

武田「汚ねぇ〜〜…(ボスたちに向かって)はいはい!やりますよ!
   やりゃあいいんでしょ!!
   えーと、えーと…」

広井「えーとが多いよ!」

武田「サビの部分でしょ!
   えーと、えーと…」

広井「上がり性なんだよね。」

武田「はい;;」

と、何とか振り付けをはじめる武田。
…けれど、まるで「八犬伝」公演内の元太みたいなどもりっぷり。(笑)
「唸れ〜高速の〜」って歌っちゃうし。(爆)
客席から「衝撃の!」とつっこまれてました。(^^;;
なんとか(むりやり?)終わらせると全員舞台へ戻っていきます。
すると、客席から「もう一回!」と怒涛のコール!

武田「はいはい!わかりましたよ!
   やりゃあいいんでしょ!…幕上がんなくなっちゃうからね!」(爆)

今度は武田を中心に全員で振り。
ああ、ちゃんと決まってよかったですね。(笑)
終わってから親方が一言。

親方「いいんだけど、みんな手拍子して誰もやってなかったね;;」

…まぁ、9割5分の方は判っていると思われるので良いのではないかと。(笑)

ボス「いや〜情けないわ!(武田を指差して)
   6年もやってるのに!覚えてないなんて。」

広井「昨日「愛ゆえに」観たんだけど、夜中に。出てるんだよね。
   役名無いんだよね。」

武田「あんときはね、無いですね。」

広井「まわってるだけだったね。」

武田「そうですね。」(^^;;

おお!武田って織姫やレニよりも歌謡ショウ参加年数が長いんだ!(爆)
まぁ、そんなこんなで無理矢理に振り付けコーナーが終了しました!
ダンディ団のみなさまどうもありがとうございました!!

いつもの前説…親方と広井さんが残ると、本編の説明を駆け足にやって前説終了!!(^^;;
…時間が押してますからね。さぁ、やっと幕が開きます。(笑)
ちなみに、本日のアナウンスはマリアさん。

マリア「本日は、大帝国劇場にご来場賜り、ありがとうございます。
    今年から装いも新たに始まりますスーパー歌謡ショウ。
    さて、いかが相成りますか。私もワクワクしています。
    一幕の上演時間が約60分。15分の休憩を挟みまして
    二幕の上演時間が約1時間45分となっております。
    それでは、幕が開きます。
    最後まで、ごゆっくりお楽しみください。」




…さぁ!ここからが一幕のアドリブです!
……しかし、ホントに前説長かったな。(笑)

―――――――――

カンナの「八犬伝」はやめよう!発言。
今日の公演は…

カンナ「そうだ!「七人の小人」やろう!
    「八犬伝」は「七人の小人」に変更〜!」

これを受けた織姫の言葉は…

織姫「…小人やで〜〜す…!」

小人はやりたくないそうです。(笑)
そして、最後のオチは…

織姫「主役のシンデレラはわたしがやりま〜す!」

カンナ「って、おい…お前ぇよ、そりゃ白雪姫って言いたかったんだろうけどよ…」

カンナに冷静につっこまれて慌てて先に進める織姫。

織姫「稽古で〜す!
   稽古しかないで〜〜す!!」

織姫…(^^;;

―――――――――

その後の「イマジネーションで小さく〜」の後。
貸切公演同様、ありましたとも!!

カンナ「マリア!そういうことなのか!?」

マリア「織姫、おやすみなさい。」

織姫「えっ?」

マリア「お願い。」

織姫「…!
   そうですね、女優に睡眠不足は大敵ですものね。
   さっすがマリアさん、そこまでわたしのことを大事に思ってくれてるですね〜
   ありがと、グラッチェ♪チュッチュッ」

頬の傍でキスをする振りをする姫。早くも暴走中!?
と、その間にカンナは上手よりの階段上へ移動。手すりの上に立とうと足をかけてます!!
(…いえ、そこまででホントに手すりの上に立ったりしませんが;;)

織姫「じゃあわたしもう寝ま〜す。
   おやすみなさ〜い、チャオ!」

と、ここでカンナに気づく。
織姫、ガッツポーズでカンナを見ると…

織姫「…ガンバレ!」

それだけ言ってさっさと下手の方の階段を駆け上る。(^^;;
悔しそうにカンナが戻りながら一言。

カンナ「バカにしやがってーー!!
    もう…!!
    マリア!」

と、ロビーに戻ってきたカンナがマリアを見ると……
マリアさん、ソファで顔を俯かせて肩を震わせています!!…笑っています!堪えきれず。(笑)

カンナ「マリア!
    マリア!(肩を叩く)
    マリア!」

マリア「……」(それでも、まだ俯いています。)

カンナ「マリア。マリア。(顔を覗き込もうとする。)
    マリア、本当に大変だよなあんな日本語不自由な奴相手じゃな…
    って…お前も、少し不自由だったな。
    いやいやいや!でもマリアはよくやってるよ!
    なぁ、さくら!!」

ここのさくらさんとの会話が終わった辺りでようやくマリアが落ち着きました。(^^;;
千秋楽は役者さんも大変ですね。

―――――――――

アドリブってわけじゃないんですけど、気がついたのが千秋楽だったのでこちらに。
レニの「おはよう グッドモーニング」の歌の後、紅蘭が「おはようさん。」と言った後の朝のあいさつ。
さくらは「おはよう」のままなんですけど、レニは「グーテンモルゲーン」とちゃんとドイツ語でこたえてました。(^^)

―――――――――

カンナがみんなから顰蹙を買ってしまった場面。
残った織姫はカンナの横に座って優しく一言。

織姫「カンナさん!
   …七転八倒で〜す。」

……織姫、それ違うから!!(汗)

カンナ「お前よぉ…七転び八起きって言いたかったんだろうけど
    このやろぉーー!!」

と、階段まで織姫を追いやるカンナ。
ここで二人が怒鳴りあってるんですが…聞き取れず。(爆)
だって二人とも威嚇しあってるみたいに凄い声だったんですもの!!(笑)

―――――――――

続いて織姫とレニが「八犬伝」をやることについて考えるシーン。
織姫の「カンナさんも、きっとわかってくれまーす。」の後。

織姫「あ〜あ!お風呂の中で難しいこと三時間も考えてたら喉かわいちゃったで〜す。」

……三時間!?

織姫「食堂で何か冷たいものでも食べるで〜す。
   カキ氷がいいかな!」

レニ「ボクも行く。」(ソファから立ち上がる)

織姫「んー何にしようかな?
   わたしは…イチゴかな。レニはなににします?」

レニ「ボクは…れににゅう。」

織姫「え!?もう一回!!」

レニ「なんでもないっ」(照)

……その「なんでもないっ」の言い方が可愛くて〜〜〜!!!!(落ち着け)
「ボクはレニ」と「練乳」をかけたセリフ…まぁ、かわいかったからよし!(笑)

―――――――――

その直後の柱時計から米田さんが出てくると会場から延々と大歓声。
米田さんも最初は普通に進めていたんですけど「何で劇場ロビー〜」の後にアドリブが…

米田「それに…誰もいないのに「米田ー!」とか「支配人ー!」とか…」

それを受けて、会場からはまたも一際大きな掛け声!!

米田「ああ!ああぁあ…また聞こえた…
   これはきっと…盲腸だ。(お腹を抑えながら)
   ああ、違う!幻聴だ!幻聴!!
   幻聴が聞こえるようじゃそろそろ酒控えねぇといけねぇかなぁ…」

そのあとは「昨日飲んだ酒が〜」と続きます。
…幻聴、聞こえましたか。(笑)でも、その幻聴はお酒のせいじゃないですよ。(^^;;
この幻聴、他の日でも聞こえたようですね。

そのすぐ後の大神さんとの会話でいつもと違うセリフに…
これはアドリブなのか単に間違えただけなのか判断しかねますが…

米田「もう俺のことを支配人って呼ぶな。
   これからはお前ぇが帝国歌劇団の取り締まり…
   舵取りをしなくちゃならねぇんだからよ!」

まぁ、意味としてはどっちでも間違いはないですよ…ね?

―――――――――

カンナと米田さんが「八犬伝」をやるぞやらないぞ!でもめているシーン。
かえでさんが登場すると…

かえで「たすけて〜…」

と、いつもの台本を抱えてくる上に大きな花束が!!

米田「カンナがよぉ、「八犬伝」がダメだなんて言いやがるんだ。」

かえで「あらどうして?台本だって出来たのに。
    それより米田さん、ちょっと…これ、花…」

いっぱいいっぱいの手で手招きをするかえでさん。

米田「お?おお、おお…」

さくら「誰が持ってきたんですか?」

かえで「劇場の外で、ファンから米田さんにって預かっちゃのよ。」

花束を受け取り、上機嫌の米田さん。(^^)

さくら「まぁ、すてき!」

米田「(花束のカードを見て)米田一基さまってな。へへっ」

嬉しそうですね〜米田さん!(^^)
その後は普通に進みまして、カンナの妄想!

「オーッホッホッホッホ!オーッホッホッホッホ!
 オーッホッホッホッホ…ホォ〜〜
 サボテン、マンボ〜〜!!」

織姫と薔薇組の二人が登場!!

織姫「さぁ、皆さまご一緒に〜〜!!」

会場も「マンボ!」の部分は大唱和!!
今年の妄想は超!ハイテンションですね!!(笑)
妄想が終わると、カンナのうろたえ中に……なんと、上手から舞台を横切るサボテン姫が!!
舞台中央やや下手寄りでポーズを取ると、スタスタと下手へ消える姫。……カンナしばし固まり、みんなに同意を求める。

カンナ「おい…!
    い、今のはみんな見たよな!?」

さくら「ううう〜〜ん。」
かえで
紅蘭
米田

一様に首を振る面々。

カンナ「…ここ!ここだぞ!!(通った道を示すカンナ)
    なぁ、見ただろ!?
    …米田さん笑ってるじゃん!」

米田「…台本!台本だよ!
   ここが面白いんだ…」

カンナ「花貰っちゃって嬉しくて笑ってるんだろ!」

米田さん、そうそうと笑います。あとは「深い皺。」と進んでかえでさんも何事も無く進むと…

カンナ「紅蘭!
    紅蘭は見たよな!?」

紅蘭「う、ううん!ううん!」

いつもなら口がとんがるだけなんですけど今日はかえでさんをならってかこちらから見て左の三つ編みをいじくりまくる!つけひげのマネも(笑)

カンナ「…紅蘭。髪の毛いっぱい抜けてるぞ。」

紅蘭「……」(^^;;

カンナ「どうしてそんな……口とんがらがせて、髪の毛いじくって
    嘘ついてま〜〜す!って嘘つくんだよ!!」

紅蘭って嘘が本当につけないんですね〜(^^;;
……ここで髪の毛をいじくりまくった紅蘭。これが後のアクシデントを…(爆)

―――――――――

さて。千秋楽に限らずアドリブの宝庫である薔薇組の会話!
琴音さんが「どうしましょうどうしましょう…!」と出てきました!

琴音「どうしたらいいのかしら、私は何をしたらいいのかしら?
   まずは発声練習ね。あいうえおうえわいわおわいうえ。
   あ言えたわ良かったわ。
   次は歌の練習ね。あ、あ、ああ、あ〜〜
   あ、OK、OK。今日は声が出てるわ。
   あとは華麗なるダンス。
   あ、華麗なると言えば…スーパーモデルのように、華麗なるウォーキング。」

と、歩き出す琴音さん。張り出し部分の一番先まで来た所でマントを広げ、華麗なるそのお衣装をご披露!!
スーパーモデルのようにくるりと一回転!

琴音「そして、ムーンウォーク…
   ……できてないじゃない!
   ああ、どうしましょう。私は言った何をしたら…
   (おろおろしているうちに音楽が終わる。)
   音楽が終わっちゃったじゃない!
   どうしたらいいのよ!
   ……あ〜あ。一人の舞台って、素敵ね。」

そこへ、ようやく菊ちゃんがご登場。(笑)
「落ち込んでください!!」まではほとんど変わらず。
そのあとの抹茶を立てるシーン。

琴音「どうぞ。」

菊之丞「あ、どうも。
    ぬるっ」

…お茶がぬるかったんですか?(^^;;
抹茶を飲み干した所で琴音さんがツッコミ。

琴音「今、口が半開きのまんまだったわね!
   ちゃんと飲んだの!?」

菊ちゃん、改めて飲み直し。(笑)
するとこんどは…

琴音「ちゃんとごっくんした!?」

菊ちゃん、またまた飲み直し。うがいの動作もつけて今度はしっかり飲み込んで!(爆)

菊之丞「結構なお手前でした!」

菊ちゃん、今日はいっぱいお抹茶を飲みましたね。(笑)
続いてオーディションの事を聞かされた菊ちゃんはお金のかかるケアを提案しまくる。

菊之丞「そーーだ!
    コラーゲン注入して、脂肪吸引して、永久脱毛して
    あと足をこう、塩もみして…!
    それとサウナに長いこと入っていると毛穴がばぁーっと開いて
    老廃物が出ていいって言いますよね。
    あとは…あ!髪の毛を泥パックとかして…」

菊ちゃんが一人で自分を磨く方法を言いまくっている間、琴音さんは両サイドの升席の方や会場に向かってご挨拶。
ようやく一通りのケア方法を言い終えた菊ちゃんに琴音さんが一言。

琴音「気がすんだ!?」

菊之丞「気がすみました!!」

琴音「そう、よかった。」

菊ちゃん、本当にたくさんのケア方法を知ってるんですね。
それを実際にやったらものすごくお金がかかるけど。(笑)

さて。それも終わってオーディションを受けるにあたっての心意気を親方に言った後。
ここでも貸切公演同様、「斧彦に用事があるから…」となりました。
今日は客席からの不意打ちは無いですよ。(笑)

菊之丞「斧彦さん…行方不明です。」

琴音「行方不明!?」

菊之丞「はい。」

琴音「そうね…そう言われれば、あたしたちが歌謡ショウに出るようになって
   5年経つけど…一度も斧彦を見たこと無いわよね。」

ええ、そうなんですよね。なぜか。(^^;;

琴音「わかったわ!
   ここは、斧彦探しの旅に出ましょう!!」

菊之丞「ええ?……はい。
    (去ろうとする琴音を呼び止める)ああ!でも、オーディションはどうするんです?」

琴音「じゃあ、オーディションのお稽古をしながら行きましょう!
   まずはダンスレッスン!!
   せーの!5、6、7、8!」

ファイブ、シックス、セブン、エイト!と発音してください。

琴音「サボテン、サボテン、マンボ!
   サボテン、サボテン、マンボ!!」

サボテンの踊りの振り付けで横歩きで去っていく二人。

菊之丞「これでいいんですか〜!?琴音さぁ〜〜ん!!」

……さぁ?(爆)

―――――――――

所変わってオーディション会場。
雲国斉先生の登場シーン。
会場のテンションは半端じゃありません。「待ってました!!!!」と大声援!

雲国斉「なんだこの盛り上がりは…
    …もう一回出よ。」

よっぽど気分が良かったのか、リトライ。
もちろん、今度も大声援!(笑)
さて、その後の浪花節もスペシャルバージョン。

雲国斉「ちょいと出ましたわたくしは〜
    もう、全然もれてないのに、よく拭いたのに
    いろいろチェックして、もう何から何まで!!
    よろれいひ〜♪」

イキナリ良い声でよろれいひ〜♪とヨーデルを歌う先生。(笑)
面白いですね。(^^)


さぁ、次はオーディションの場面です。
ボスと西村、そして武田が前に出て挨拶をするシーン。

ボス「団耕助!」

西村「西村ヤン太郎!」

武田「ベロムーチョ武田です!
   あっしはこう見えてもね…」

と、ここで本来なら親方が止めに来るんですが、今日は全員が舞台の奥に引いてしまい、誰も止めません!!
武田が様子がおかしいと見回すと……ええ、周りに誰もいないんです。(笑)

武田「(親方に向かって)ここ止めるとこでしょ!?」

親方「…たっぷり!」

武田が「このやろう…」と困っているが、ここは逃げ道がありませんね。(^^;;
西村のセリフからリトライ。

西村「西村ヤン太郎!」

武田「ベロムーチョ武田で…あ!」

緊張のあまり、手にしていたオーディションの紙を落としてしまう。(^^;;
武田…意図してないところがまた素敵!(笑)
気を取り直してテイク2。

西村「西村ヤン太郎!」

武田「ベロムーチョ武田です!
   あっしはこう見えてもブラジル育ちの日系ブラジル人でして
   十の年にブラジルに移民しまして、それからコーヒー農園で
   せっせせっせと働いて、それから十八になった時に日本に戻って来て
   それからね、えーと、あの、ね!ボスに拾われて
   そんでもってあの、あの、ね!あ!
   ブラジルで育ったから本場のサンバが得意なんですよ!」

苦し紛れで言った一言が、会場の掛け声を誘います。
「踊って!!」と(笑)
武田、しょーがねぇなー!!と半ばやけになりながら去年の新春公演で披露したベロベロサンバを踊る。
だけど、そろそろ限界。(^^;;

武田「勘弁してくださいよ、もう!」

と、ボスや親方に助けを求める。

親方「じゃあ…」

武田「こっからどうやって戻すんですか!?」

完全にストーリーから外れてますものね。(笑)
戻った先はボスが改めて自己紹介するシーン。
声が上ずってしまうボスに声援を送る西村と……

西村「ボス!」

武田「どうでもいいや!」

武田のはずなんですが。今日は反抗的ですね。(^^;;
その後の薔薇組のセリフ。

琴音「ああ、緊張するのよねこういうイタズラって
   ああああ!違う違う!オーディションって!」

…イタズラに緊張していたんですか?(爆)
今完全に素の状態でセリフ言ってましたよね、琴音さん!!

―――――――――

オーディションも終わりまして…雲国斉先生の浪曲掛け声コーナーです!
もはや完璧な掛け声に、これからのために〜と一歩進んで浪曲の節をこちらへ伝授してくれます。
(ちなみに節は「うんこで切るなよ、雲国斉〜」です。(笑))
…ですが、微妙に節になってません。(^^;;
次までには練習ですね!!

―――――――――

さぁ、続きまして紅蘭とさくらの実演販売です!

紅蘭「さぁ、茶っ振くんコーナーもとうとう最終回となりました。」

と、普段と変わらずさくらに「振って!」と渡す。
ここでさくらさん、今日は力の限り振らずに、なんと升席に座っている方にパス!
紅蘭たちに「振って!振って!振って〜〜!!」と息も絶え絶えになるまで応援され、振り終わると、紅蘭がポシェットからまだ開けてない茶っ振くんをその方へ。

紅蘭「あとで飲んでな。」

おお!紅蘭からの手渡しですよ!!嬉しいですね〜羨ましいですね〜(笑)
舞台では実演販売が続きます。
……紅蘭怖い。(^^;;

紅蘭「こしゃくなマネを…(キャップをあけて中身の匂いを確認する)
   ぐっはっはっはっはっは…」

さくら「怖い;;」

紅蘭「飲んで。」

さくら「爆発しない?」

紅蘭「おそらく。」

さくらが一口飲んで「おいしい!」と紅蘭に渡すと、紅蘭がいつもより長く飲んでいます。
そうするとかかる掛け声は「一気!一気!!」紅蘭、頑張りますが途中断念。

紅蘭「パス!」

さくらに茶っ振くんが渡るとまたもや一気コール。
けれどさくらさん、涼しい顔で一口飲んで「無理。」と返還。

紅蘭「すんません、半端な事をしてしまいました。(茶っ振くんを机に戻す)
   はい!お茶の中に含まれるカテキンは稽古や舞台で……!!!!?!!!!?!」

……えー。あまりに衝撃的なことが起こりました。
紅蘭の、さっきカンナの妄想を見ていないと言ったときにいじくりまくっていた髪が…取れました。(驚)
紅蘭の三つ編みが一本だけに…慌てて拾うと、髪がついているように見せるためずっと片手で抑えながらセリフ。

紅蘭「稽古や舞台や戦闘で疲れた身体を優しくほぐしてくれる効果があるんや〜!」(焦)

慌て慌ての紅蘭。「触ってないと落ち着かんのや〜;;」と言っていたそうです。
…たしかに、触ってないと落ち着きませんよね。(^^;;

そして最後の「目指せ完売」のセリフが変わってました。

紅蘭「いよいよ、残り…34セットでございます!!」

この後に続く紅蘭の良いセリフも、なんだか決まらない。(^^;;

さくら「いいシーンなのにね;;」

紅蘭苦笑いで先に進めます。

紅蘭「行くで!舞台装置を変えるんや!」

さくら「手伝うわ。」

紅蘭「あ!」

さくら「あ。」

うろたえがここまで影響しているのか、いつもならぶつからずに止まる机が、今日は紅蘭のかかととさくらのつま先に勢い余って激突。

紅蘭「………痛い;;」

先進めるべきか迷ったのか、少しの沈黙の後、しゃがみこんでかかとを抑えます。

さくら「ごめんなさい、紅蘭。大丈夫?(汗)
    あたしもちょっと痛かった…」

と、さくらは自分のつま先を見る。

紅蘭「もう一回行こうな。(二人ともちょっと戻ってリトライ)
   行くで!舞台装置を変えるんや!」

さくら「手伝うわ!」

紅蘭「おおきに!
   あ!」

さくら「あ?」

紅蘭「この間光武、爆発してん…」

さくら「誰の光武?」

紅蘭「マリアはん。」

と、言ったとたんに下手からマリアさん登場!!(笑!)

マリア「…呼んだ?」

紅蘭「失礼しました〜〜〜〜」
さくら

そそくさと去ってしまう紅蘭とさくら。
……怖いですか?(^^;;
二人が去った後、マリアさんは手にしていた茶っ振くんを振る!!
そしてキャップをあけて一口!(もちろん一気コールはかかったんですが、マリアさんも一口でお終いでした。)
ちょっと手を口に当てて一言。

マリア「…おいしい。」

…そして下手へ帰っていきました。(笑)
なんだか茶っ振くんコーナー最終回は波乱に満ちた最終回でしたね。(^^;;;;;
…あービックリした。

―――――――――

そして一幕最後のイタズラは…かえでさんと米田さんの花火見物でした。
いつもは2、3発打ちあがるだけなのに、今日は連続で10発、20発上がりました。(笑)

かえで「わぁ…!こんな見事な花火見たこと無いわ!」

ええ、そうですね!盛大でした!!(笑)
あ、ちなみに今日のつまみは「ごま豆腐」でした。かえでさんが食べちゃってましたけど。(^^;;





さぁ。いよいよ一幕が終わりました。
今日はアイリスの金粉も大盤振る舞い!ジャンポールポシェットから金箔を束で落とします!!
幸せを呼ぶ金箔私も持って帰りました。(^^)

ところで、茶っ振くんですが見事に完売したそうです!
良かったですね、紅蘭♪



さぁ、次は第二幕です!!
貸切公演と同じような場所でアドリブ満載!!
雲国斉先生は、今日もハーモニカをプラスした演奏をしていましたし。

―――――――――

まずは親方たち。あめ屋と軽業師と女性の旅人の会話。

女性「ああ、今日の格言だけどね。
   今日の格言は「千秋楽」!
   なんで千秋楽って言うか知ってるかい?」

あめ屋「い、いいえ。」

女性「じゃあ、教えよう。
   これはね、お盆の時にお寺で踊る雅楽。雅の音楽ね。
   で、その最後に歌ったから芝居や出し物の最終日を千秋楽って言うようになったのさ。」

あめ屋「ほぉ〜〜!」
軽業師

女性「じゃ、あばよ。」

掛け声がかかる中、女性はカッコ良く下手へ。

あめ屋「ああ…ためになるマメ知識ありがとうございます。」

はい!ためになりましたね!(^^)
ここでそれぞれ自己紹介をするあめ屋と軽業師。
軽業師、今日はサービスでバク宙二回でした!!

―――――――――

続きましては赤岩道場へ向かおうとする角太郎達。

小文吾「角太郎。」

角太郎「ん?」

小文吾「ご飯いっぱい食べさせてね!」

角太郎「………………空耳かぁ」

角太郎、だんだんツッコミが厳しくなってきてません?(爆)

―――――――――

そして別名アドリブの宝庫!赤岩道場のシーンです。(^^;;
まずは油屋から…なんと頭に白いバラ飾りをつけています!かわいい!(笑)
そこへ魚屋が…

魚屋「おい、どうしたんでぇその花は?」

聞いても、答えは返ってこないでいつものセリフへ。(^^;;

油屋「あらいけない。
   こんな所で…(油のオケをくるっと一回転)
   油売っている場合じゃなかったわ。
   ごめんくださいまし。」

魚屋「って、おい!油屋が油売らないでどうするんだよ?!」

油屋「魚屋さんも、早く魚売らないと鮮度落ちちまうわよ。」

魚屋「うるせぇ。
   お前こそその下っ腹の油何とかしやがれ!」

油屋「…そんな憎まれ口叩いちゃって。
   ほんとはどぅわい好き(大好き)なくせに。
   ごめんあそばせ。」

ああ、どうやら油屋は女らしいですね。(^^;;

魚屋「まったくとんでもねぇ奴に好かれちまったな。
   …(岡持ちから魚を一匹手に持って)
   逃げ出したい。(鯛)」

いや、多分逃げられませんよ。(笑)
(あ、この逃げ出したい(鯛)ですが、前日の夜公演からこれだったそうです。)

さぁ、やってきました角太郎達。
貸切公演と同じく枝がある道を進みます。(笑)
でも、この後は千秋楽のアドリブ。

小文吾「なにかありましたか!?」

壮介「いや、たいした事は無いが…(下を見る)
   犬のうんこを踏んでるぞ。」

小文吾「ええっ!?べっちょ〜〜〜……
    ま…裸足じゃなくてよかった。」

壮介「よかったな。
   …角太郎、あれか?」

二人が先に赤岩道場へ上がる。
その間に、小文吾は手前の席に座っていた人に足をなすりつけ。(^^;;

―――――――――

赤岩道場でご飯の準備を頼むシーン。
一角が「一つは大盛りだよ〜!」と言ったときに、仲居さんは…

仲居「よろこんで〜!」

と威勢がいい返事!
よかったねぇ、小文吾!!(笑)

―――――――――

毒の飯を食った小文吾。
猫たちの攻撃をかわす壮介!
いつもなら自分の草履で猫をはたくんですが…今日は小文吾の草履で…

壮介「はい!はい!は〜〜い!!」

最後は鼻先に草履を突きつけられ、犬のうんこの匂いでダウン。(爆)
強烈な攻撃ですね!!

猫爺「なぜだ!?毒の飯を食ったはずなのに!?」

壮介「(草履を持った自分の手の匂いを確認してから)
   子供の時より毒を食ろうて育ったからだ。わたしに毒はきかない。」

…真面目にやってるから、一層面白いよ壮介。(笑)

―――――――――

「猫踊り」の後、角太郎が投げた小刀が頭に刺さってしまった。まぁ、それは猫爺にとって大事ある事じゃないんですが。(^^;;
その後、角太郎が飛びますよね。
無事に着地した後、角太郎は芝居を進めず…

角太郎「ちょっと待て!」

と、今度はその場でまたまた飛び上がり、「おまけ〜!」と3回ほど今度は後転!!(ちょっと効果音が追いついていませんでしたが;;)
いつもより多い大歓声!!

小文吾「いいぞー!角太郎!!
    カッコイイー!!」

壮介「すごいぞ角太郎!」

角太郎「いえーい!」(^^)

本当に、凄いぞ角太郎!!ここまで飛ぶとは!!

―――――――――

スローモーションにされてしまう小文吾と壮介。
ここで猫爺は会場に向かってボーリングのジェスチャー。
「ストライクー!」と会場からのコメントが少し遅れ気味だったのが残念だったのか「ちぇ!」と残念そうにしたらノーマルモードに戻してました。(笑)

―――――――――

猫爺の最後。
「お疲れ様でしたー!!」ではなくて…

猫爺「新春公演でお会いしましょーー!!!」

…新春公演に千葉助さんのご登場は確定ですよ!(笑)

―――――――――

さて、二幕最後のアドリブはやっぱり源太の説明。

源太「あの、変な術かけるマリアさん!!」

あ〜〜〜!!と間違いを指摘する犬士たち。そこへ下手から素早く現れた山下定包が金バケツ(それとも灯油缶って言うんですか?)で源太を殴る。

ボス(定包)「ちゃんとセリフ覚えてこい、お前!!」

言うだけ言ってさっさと帰っていきます…
突然の敵役の登場にうろたえまくり。(^^;;
小文吾なんか「あ〜〜〜!!あ〜〜〜〜!!!?」と叫んでます。

源太「あの!修験者!修験者!!」

カンナ「おい!…お前今何か見なかったか?」

武田「い、いいやなにも!」

カンナ「空目だな!今のは空目だよな!?」

武田「空目、空目!!」

…そういう事にしておいた方がいいですね。(^^;;
さて。今回もトチリまくってセリフを言う源太。
小文吾以外の犬士は冷めた目で見てますよ。(笑…現八と信乃なんてしゃがみこんじゃってるし;;)

小文吾「あはははは〜…(半分泣き入りながら)
    お前ぇよぉ…おいらわけわかんなくなっちまったよ。
    もう一度、お客様に分かるように最初からやってみろ。」

源太「…明日までには必ず!!」

小文吾「おい、お前明日もやる気か?
    やるんだな?本当にやるんだな!?」

源太「すいやせん、俺嘘ついてました…」

なんだ、残念。(笑?)

小文吾「お前はもう、嘘つくんじゃねぇよ!
    もう、すっこんでろ〜〜!!」

源太を上手へ追いやる小文吾。
最後の最後まで、セリフがちゃんと言えませんでしたね。(^^;;

壮介「……そろそろ言ってもいいか?」

小文吾「ああ!言ってくれ!!」

なんだか小文吾ほっとしてますね。(笑)
難なく先に進み、最後の源太の見送りシーン。火石を高くかかげた所で…こんどは松五郎親分が灯油缶で元太を殴る!
思わず前のめりに倒れる源太。(^^;;

松五郎「源太!てめぇ…一家の名前忘れるんじゃねぇよ!!」

源太「…ここ俺のいいところなんですけどね;;」

松五郎「だから、今からゆっくりやりな!
    そのかわりてめぇは…破門だ!!」

声援まで貰っちゃって、大満足の松五郎親分は上手へ。
源太はよろよろと立ち上がる。

源太「えー…あらためまして…
   (火石を鳴らす)いってらっしゃいやし!!」

決まってよかったね!!
…ところで破門されちゃったけど大丈夫?(^^;;












さぁ!舞台はそしてグランドフィナーレへ!!
今年はオケが無いので挨拶の時にアドリブはありませんでした。
何事もなく最後の「ゲキテイ」へ!

会場全体が一つになり、歌い終えるとさくらさんの最後のご挨拶が…

さくら「たくさんの声援、拍手。
    そして「ゲキテイ」を一緒に歌って踊ってくれて本当にどうもありがとうございます。(礼)
    皆さまが盛り上げてくれたおかげで、このスーパー歌謡ショウ
    花のような、夢のような舞台は…大成功です!感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございます!!」

深々と礼をする皆様。
こちらこそ、こんなに素晴らしい舞台を見せてくださってどうもありがとうございました!!
…あ、織姫が涙を拭っている…

さくら「今回はスーパー歌謡ショウということで
    新しく桟敷席がもうけられました。座りごごちはどうですか?」

最高ー!と声がかかる。
確かに、ある意味では最高席ですよね!!

さくら「ありがとうございます。
    最後の「ゲキテイ」はね、立って歌って踊れないんですが
    でもきっと心の中で、一緒に歌って踊ってくれてると思います。
    そんな、一体感がこのサクラ大戦の舞台の良い所ですね。
    本当に…わたしはこの舞台が、大好きです!

    スーパー歌謡ショウ、第一回目でした。
    桟敷席など、新しい試みがたくさんありました。フライングも、ありましたね。
    これからもいろんな事に、サクラ大戦は挑戦していきたいと思います。

    そのいろんな事の一つが、PS版で出る「サクラ1」
    スーパーリメイク「サクラ1」!
    そちらの方も、どうぞ応援してくださいね。よろしくお願いします。」

そういわれてしまっては、買わないわけにはまいりませんよね!(^^)
もちろん、買うつもりでしたが!!

さくら「…さぁ!名残惜しいんですけれども
    やはり、スーパー歌謡ショウも、これが無くては終われませんね!!」

会場からは「待ってました!!」と大歓声。

さくら「待っていてくれてありがとう。(笑)お二階の皆さまもー!!
    一階席の皆さまもー!!
    そして桟敷席の皆さまも!
    心を一つにして、いきますよ
    全国の大神中尉に、敬礼!!」

見事に決まって、銀テープが会場に舞います!

さくら「ありがとうございました〜!!」

さて、千秋楽!もちろんカーテンコールです!!
ちょっと長いな…と思っていたら幕が開くと全員が銀色の細い筒を持っています。

さくら「スーパー歌謡ショウ第一回、大成功!!
    万歳!!せーーの!!!!!」

さくらの掛け声で全員が一斉に持っていた筒…巨大クラッカーから色とりどりのテープが飛び出す!!そして舞台からはいろいろなボール、玉が落ちてきました!!
それを次々に客席へ投げる投げる。そのうちに一旦幕が下ります。

次に幕が上がると…「光武」のメロディーがかかり、幕が上がると共に奈落部分から光武が登場!!
手には「新春へつづく」と書かれた看板を持って!!
役者さんたちはそれぞれ落ちてきた玉を持って客席へ投げる投げる…でも、ここまでは(S席)届かないんですよね。(^^;;

さくら「みなさん。今日は千秋楽におこしいただき、どうもありがとうございました!!
    また…新春公演でお会いしましょーー!!!」

さくらさんの叫びにも似た声に、会場も応える!!
今度こそ、最後の幕が下ります。
今年の夏の夢が終わります。
(今年は「ゲキテイ」は一回なんですね。)
最後をつげる終演アナウンスが…

マリア「これにて本日の公演は全て終了しました。
    お暑い中、スーパー歌謡ショウにおこしいただき、ありがとうございました。
    どうぞ皆さま、お足元に気をつけて、お忘れ物なきようお帰りください。
    また、新春公演でお会いしましょう。」

今年も熱い夏でしたね。
素敵な舞台をどうもありがとうございました!!
また来年、この劇場でお会いできるのを楽しみにしています!!









はい、以上で千秋楽アドリブ集は終了です。
本当にすてきな舞台でした。

ところで、最後に皆さんが投げていた玉ですが…升席にいた知り合いから好意で一つ頂きました!(^^)
「悌」と書かれた白いピンポン玉を。
どうもありがとう!
本当にあれはいろいろな玉があるみたいですね。もっともっと見てみたかったです。

さぁ……夏が終わりました。
これからは冬にかけて進まなければね!


それでは、この辺で。
またの機会に会いましょう!(^^)

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