サプライズ&ハプニング集2(18日〜22日)
―――――18日
「モダン・ジャパネスク」でマリアの光源氏のシーン。「花を抱きしめ」ではなく「恋を抱きしめ」と歌っていました。
――
「さくら咲いた」で、レニとカンナは別々に歌っていたのに、今日は二人一緒に「♪好きだといった あのとき」と歌っていました。
―――――19日・昼
「さくら咲いた」、前日は一緒だったのに今日はまたレニ「♪好きだといった」カンナ「♪あのとき」にもどってました。
――
第三幕、将軍、ラスカル、オンドレのシーンのときにラスカル側の松明がついていませんでした。
―――――19日・夜
薔薇組ダンサーズのシーン、菊ちゃんが「かわいい踊り子として〜」と言うシーンでターンまでしていました。
それを受けた琴音さんも一回転つきで応えてました。(笑)
今日は去り際に大好きー!の声援が掛かったので投げキッスもしていましたね<琴音さん
――
千葉助さんの即興芝居で、マリア相手の「一本刀土俵入り」だったのですが、マリアが去っていくシーンで勢いあまったのかマリアはずるっと滑って転んでしましました;;
でも、すぐに立ち上がって進行には支障をきたしませんでしたが…怪我がなくてよかったですね。
――
その後「愛はダイヤ」に入る際のレニの唄がなかなか始まりませんでした。ずーっとテケテンテンテン♪とリズムを取って、なんとか歌いだすまですみれとカンナはずっとその場で舞いを舞ってました。(笑)
――
口上シーン、アイリスがとちってしまいました!「フランスうま…フランス生まれの!アイリスです!!」という感じでした…(^^;;
――
「鉛の弾丸に口づけを」の最後、マリアさんが発砲するのですが、今日はそのタイミングがちょっと遅めのように見えました。
――
フィナーレの「ゲキテイ」時に、さくらが間奏の台詞を言った後で「それが!帝国華撃団なのです!」と言うときにいつもは右手を胸の前に持ってきますよね。
この日は紅蘭だけ敬礼をしちゃって「やってしもうた!」とばかりに、しばらく苦笑いしてましたね。(^^;;
―――――20日・夜
武田の置手紙のシーン。ボスが「下手な字だな」と言ったら西村さんが後ろで一言「ボスよりはマシです。」と痛い一言を。(爆)
でも、この後の進行は普通に進むんですよね〜、ボスも心が広いわ。
――
その心の広いボスが、ギャング撲滅作戦を聞いた後に上手に向かう際に「ぽてと!…じゃなかった、さてと。花組さんのところに次回公演のチケットを買いに行かなくちゃ」カンナのネタが復活しました。(笑…以降、全て「ぽてと!」と言っていました。)
この「ぽてと!」は昼公演から入ったそうです。(涼蘭さん、ありがとうございます)
――
二幕冒頭の「太正浪漫」を歌い終えた後、紅蘭は普通に上手に去ろうとしたんですが、ちょっと千葉助さんにぶつかってしまい、ころりと転んでしまいましたが、すぐに立ち上がって走っていきました。
――
「さくら咲いた」で、今日はレニとカンナは一緒に歌ってました。
―――――21日
「イッツ・ショウタイム」時、タップに入る前に、紅蘭のステッキがちょっと引っ掛かって動きに違和感がありました。
あと、同じ場面でカンナのソロタップのとき、ちょっと音とタップがずれているようにきこえました。
――
超!サプライズな出来事がこの日は待ち構えていました。(爆)
薔薇組ダンサーズが登場したときに、一番後ろに大きな白鳥が居るのですよ。
……なんで居るんですか、斧彦さーーーーん!!!!(笑)
これには、琴音さんも聞きたかったらしく「かわうぃぃ踊り子!」の後に斧彦さんに話を振ります。
琴音「どーでもいいけど、斧彦!なんであなたがいるのよ!」
斧彦「…出たかったのよぉ〜」
琴音「出たいなら、ちゃんとあたしたちみたいにちゃんと「つばさ」から出なさいよ!」(笑)
うーん、でもそうすると舞台の注目ポイントが斧彦に固まっちゃうからなぁ。(^^;;
最初からいれば、また違ったのかな?
そして、最後のポーズを決めるシーンで、琴音さんが斧彦が前に出るときに「斧彦…最後だから、なにやってもいいのよ」と妙なアドバイスをしていました。(笑)
が、斧彦さんのポーズは、ほぼ15日・昼と同じで、差は無かったですね〜…あ、でも下手へはける寸前、投げキッスをしていました。
――
紅蘭と大神さんが前で会話をしていて裏方さんらが行き来するシーンでも斧彦さん登場となりました〜薔薇組Tシャツを着た琴音さんと菊ちゃんがやはり脚立を重そうに運んでいる後ろを、スイカを食べながら付いていってます。(爆)
紅蘭が声をかけると同時に、裏方さんが斧彦に「すみません、物食べないで下さい」と注意されてスイカを注意した裏方さんに渡してました。(笑)
紅蘭が「かわいかったで〜(笑)」と言った後、琴音さんと菊ちゃんの前に斧彦さんが来て、脚立を軽々一人で持って下手へと行きそのあとを琴音さんと菊ちゃんが追うということになってました〜……さすが斧彦さん。(^^;;
――
忘れていたので、こちらに…親方がもういないってことで、またも「床屋へ行く」親方なのですが、それを聞いた上原が「親方、な、なんで、なんでそんなに毎日床屋にいくの!?ちょ、なんで―――エブリディ、バーバー!!」と叫んでました。(^^;;
――
で、斧彦さんがいるとなったら、注目ポイントはここでしょう。
妄想…もとい、乙女の夢の時間。(笑)
最初の犠牲者はレニ。隣に立ったかと思うと……にぎりっぺですか;;;;
微妙に、この日はレニの場所はよく見えなかったのですが、ものすごーーく嫌そうな顔をしていたはずです。(爆)
その後、自分でも匂いをかいでみた斧彦さんは「うわっ」とリアクション…レニ、たいへんなんだなぁ……その後は、またマリアとレニの間に座って…マリアにちょっかいを出すわけです。(滅)
マリアなんて口紅を塗った斧彦にキスされそうになって、必死に身をなるべく動かさないようにしつつも、拒絶し続けるマリアさん…大変だ。(^^;;
曲が終わり、カンナからアンヂェラスを一口貰って去る斧彦に、今日は全員が笑いをこらえだしています。
カンナ「あれ〜?マリア、何笑ってるの?」
ですが、マリアさんはツボに入ってしまったらしく、ずーっと顔を伏せてました。(爆)
カンナが「紅蘭のケーキと、すんごい紅茶見なかったか?」と紅茶を強調していました。(笑…そして今日の「見てない!」はレニでした。)
――
西村の「ボスよりはましです」宣言から、一夜明けるとまた「日系二世です」に戻ってました。
――
「太正浪漫」が終わった後は、センターにいた琴音でその様子を見守っています。(爆)
琴音さんが「明日、千穐楽なのよね…」と呟くと斧彦さんは「考えておくわぁ〜」と返事をしていました。
結局はお見えにならなかったのですが、今日だけでも十分満足です。
琴音さんも「今日来たお客様はラッキーだったわね」とも言ってましたし。
――
「さくら咲いた」で、今日はレニとカンナが一緒に歌ってました。
コレ以降は楽日までそのままでしたね。
――
直接的には関係ないのではありますが、この日からサイリュウム仕様OKでした。
で、二階の下手側にどうやら「RENI」と青いルミカライトで形作って持っていた人がいたそうです!その近くにはわざわざ台湾からこのショウを見るためにやって来た集団も居たらしいので、さりげに二階はすごい密度だったのかも…(今日の私の席からだと自分では見れない遠い席なので、後で聞きました。)
米田さんや岩本さんたちがすぐに気づき、近くにやって来たレニに、あれあれ!と指を指すとレニも気づいたみたいで笑顔を浮かべていました。
その後の紅蘭も「あ!」と気づいて、下手側は意外な盛り上がりをみせていました。
――
この日のみ、いままで白いスカートの私服だったかえでさんが軍服で登場してきました。
そういえば、今回の軍服は真面目なシーンで登場となっていたためかかなりスリット部分を閉じていましたね。
菊ちゃんと並んだときは「おそろいだ」と思ってしまいましたが。(^^;;
――
最後の、役者のご挨拶で伊倉さんが「こんな、キラキラな星の中でたくさん歌いました。」とサイリュウムを見てコメントを加えてました。
渕崎さんも「いい仲間とたくさん出会いました。皆さんとも出会いました。この十年間、私の宝物にします。」と「皆さんとも〜」が増えてました。
―――――22日・千穐楽
とうとう、やってきてしまいました。
ファイナルのファイナルです……さすがに、人がすごい。
最後の会場前の挨拶に参加しようと、その付近に集まる人々の中を大歓声で進むのはボス、西村、武田、雲国斎先生、塚田さん、岩本さん、大神さんと公平先生や女性ダンサーズも居ました。
そしてさらに!なんとモンスターも登場!幻夜斎と違い、喋らないので淡々としていましたが笑顔が素敵でした。
お菓子袋を持ってコスプレをした子ども達にお菓子を配っている姿には和みました〜
最後の前説では広井さんも最初に「さて、泣いても笑っても、歌謡ショウ最後でございます。」と言っていましたね。
広井「えー、最後ということでみなさんいろいろと考えておいででしょうが
有終の美を飾る為に、シャープに稽古で積み重ねたものをお見せいたします!
それが、我々帝国歌劇団の決意でございます。」
ということは、今日は派手なアドリブはなしってことですね。
昨日から使用可能となったサイリュウムについても話もありました。
広井「第三幕の幕が下りて、8つ数えてからパキパキっと折って下さい。
(「新・愛ゆえに」の)余韻を残してからひとつお願いします。」
昨日が割りと皆さん早い内から折ってましたからね。(^^;;
了解です。
今日のゲキテイ振り付け講座の担当は昨日と同じく武田なのですが、広井さんは下手ではなく上手に降りていきました。
で、振り付け講座中子供にお菓子を渡してたりしました。
振り付け講座は「♪唸れ衝撃の」の後、手を前に出すときに武田がちょっと間違えてボスに「十年やってるんだから!」とつっこまれてました。(笑)
武田は最後まで武田らしくていいですね〜
「十年やってる僕が間違えるんだから!」とちゃんと休憩時間におさらいするように〜とも言ってましたね。
続けての前説ソングのときは、広井さんは舞台上を通って下手へと向かってました。
背中をむいてスタンバイをするダンディ団なのですが、その際にボスが一言。
ボス「じゃあ、スペシャルバージョンで。」
おお!どんなのだろうと思った次の瞬間、ピアノの演奏が。
ピアノ伴奏のみの「前説ソング」!
誰が弾いてるのだろう、とダンディ団を見つつオケピに目を向けたら、いつもちらっと見えている田中公平先生の頭が見えません。
もしかして……
スペシャルバージョンの「前説ソング」を無事に歌い終えたダンディ団が上手へと去っていくと、舞台上に戻ってきた広井さんがオケピを覗き込んで驚いています。
広井「あれ?なんでこんなところで公平先生がピアノ弾いてるの!?
いま弾いてたの?(おそらく、頷いている公平先生)
早く戻りなさいよ!なに遊んでんだよ〜」
やっぱり!その後、また頭が見えるようになりました。(笑)
前説の締め方も、いつもと同じく広井さんがいるのに暗転、というものでした。
―――踊り子〜
最後は誰をいじるのかな〜と思っていたら「誰一人バレリーナ体型じゃないじゃないのよ!」と言った後に上手側の真ん中の人に近づいていきました。
琴音「それにさ、この人白塗りしてるわよ。前はティアラしてるからいいけど
(くるっと後ろを向かせて)後ろボウズなのよ!こんなバレリーナってある!?」
ないと思いますが、薔薇組ダンサーズとしてはありだと思います。(爆)
最後の挨拶はより感情を混めていたように思えます。
去る直前、二人が改めて挨拶したときは琴音さんが菊ちゃんに合わせて演歌っぽく(笑)挨拶してました。
―――浜風ジョニー
トイレットペーパーがどうなるのか、と思いましたが今日は公平先生の1個のみ。しかも真上に投げたのでカンナの手元には届きませんでした。
カンナ「おーーい!興奮した魚が跳ねやがったぜ!」
跳ねただけ、ということでほとんど初日に戻るという感じでした。
だから前説でトイレットペーパーズと言われなかったんですね。
―――親方不在
金田先生が去り、さくらさんも去った後の二人の会話が「親方どこいったんすか?」じゃなくて、また新しいパターンになってました。
舞台中央に岩本が持っていたビットを置いて二人で足をかけて
上原「いや〜いい女優さんだねぇ〜」
岩本「ああ。」
二人「ありゃあ、本物のスターになるね〜!」
上原「(どんっと岩本を押しのけて)この、上原健太が言うんだから間違いねぇ!」
岩本「(押されて)ととっ…こら、上原!!」
上原「なんだ、親方。」
岩本「親方じゃねぇよ!上原、お前いつからそんな偉そうな口をきくようになったんだ?」
上原「今朝方。」
岩本「今朝じゃねぇよ!(笑)
おい!いいか?スターさんってのは天が授けた才能なんだよ。
(ビットに座った上原の頭を叩いて)聞け聞け、俺の話を!
いいか!お前が偉そうな口きくのは十年早いんだよ、わかったか!?」
上原「すみませんでした…」
岩本「わかりゃいいんだよ……俺も、ちょっときつく言い過ぎたな。」
上原「(ぽんっと手を叩いて)気にすんなよ!」
岩本「気にするよ!!」
岩本が、親方の役割を果たしてました。(笑)
再びつっこまれた上原は、「す、すみません!すみません!…っていうか…すみませんーー!!」と上手の出っ張り(笑)に泣きながら走り去ってました。(^^;;
慌てて追いかけた岩本がそれをなだめます。
岩本「泣かないの!泣かないの、上原くん!!もう怒んないから!」
上原「ほんと?」
岩本「うん。」
上原「よかった…」
岩本「もう大丈夫?」
上原「う、うん大丈夫。」
岩本「よかった、じゃああっち戻ろうか。」
上原「ちょっと待ってーーー!!」
と、その後の流れは同じです。(笑)
ああ、でも親方……千穐楽にはいていただきたかった…
―――これっすか?
岩本、上原の大神さんを茶化すシーン。
上原が「どのこれっすか〜?」と言っていたのが印象的。大神さん、選択肢がたくさんあることも裏方さんに見抜かれてます。(爆)
―――ベロベロムーチョベロムーチョ♪
ここはほぼ全員がアドリブポイントとして見ていたと思うのですが、その通り普段より長く踊ってました。
が、武田が「長いよ!!」と切れることもなく、キッチリと踊りきるという長さでした。
よかった、お別れがぐだぐだにならなくて…(^^;;
―――3分間ショッピング
前日同様、サイリュウムを売ってます〜
紅蘭「大変申し訳ございません!(サイリュウムの影からドロップを取り出して)
こちらのサクマドロップ「新・愛ゆえに」使用、おかげさまで完売いたしました〜〜!!
ということで、これや!!」
おお、無事に完売したんですね〜!!おめでとうございます!(^^)
前日は折れなかった紅蘭ですが、今回は力加減がわかっていたのか二回目で折れてました。
紅蘭「バキッ、バキッと!あ、折れた!」
さくら「(手に持っているサイリュウムを振って)ピンク色〜〜!綺麗〜〜!」
紅蘭「フィナーレのみ、使用可能です。
新・愛ゆえにが終わって8つ数え終わったら折ってください。」
前説と同じ事を言ってますね。(笑)
ここでも、さくらが「思い出の光です。よろしくお願いします。」と言っていました。
そして、最後のドロップ占いは……
さくら「あ、落っことした〜〜(勢いあまって弾いてしまったドロップを取って)
ピンク〜〜!」
紅蘭「お!覚えてるで〜恋愛運、絶好調や〜!」
さくら「やった〜!大神さんとデートしなきゃ〜」
紅蘭「ウチもついていかなきゃ〜!」
え?とさくらさんがなっていますが、そうそう抜け駆けできるわけじゃないってことですね。(爆)
―――ジャンポール!
今日のジャンポールは、盛りだくさんでした!ある意味一番のアドリブポイント?
センターから見てやや下手で立ち止まったジャンポールは、こちらを向いて数回頷くと、上体を捻って柔軟。その後、ゲキテイを踊ります!
それだけでもかわいらしいのですが、ジャンポールが歩き出したと同時に上手からボスと西村(右腕を折られている状態)が!
西村「花組さんがもう少し早く助けに来てくれれば…」
ボス「贅沢言うんじゃないよ、助けてもらって〜」
え…えっと……いろいろとバレてんの!?(爆)
思わずぴたっと止まるジャンポールに、ボスも西村も気づいて立ち止まる。(笑)
西村「うわっ!でっかいクマ!」
ボス「(一瞬驚くが、すぐに笑顔になる)ジャンポールだよ。
(ジャンポールに近づいて)かわいいなぁ〜〜
あ、ちょっとお願いがあるんだけど……治してやってくれる?」
と、西村の腕を指す!!おおお!!!まさかこう来るとは!
ジャンポールは頷いて、前に出てきた西村の腕に触って、軽くさすると「キラリン☆」と音が入る。
すると、西村の腕は見事に完治!
西村「(直った腕を見て)な、なんじゃあこりゃあ〜〜!」
優作のネタですってば。(笑)
治ってよかったですね、西村さん♪
ジャンポール、動いている間は治癒能力持ちらしいです。
ボス「ありがとう、ジャンポール!」
西村さん、ジャンポールに抱きついてるのはいいんですが、目を隠してますよ。(笑)
それを見守っていたボスですが、西村と目を合わせて頷き合うと「じゃ、行きましょうか!」と同時にしゃがんでジャンポールを担ぎ上げる!!
で、そのまま三人揃って上手へ。
なるほど〜なんとなく緞帳がいつもより高く上がってると思ったら、これをやる為だったんですね。
思わぬコラボが見れました。(笑)
―――雲国斎先生
そして、さらなるアドリブポイント(笑)雲国斎先生の登場です。
掛け声のおさらいから入り、今日も一つ増えました。
最後、全て終わった後に「大当たり!」と。これはバッチリ決まったと、完璧だったという掛け声だそうです。
拍手を伴ってするものだそうですよ。
今日もバンドとのコラボあり。ロック調の3つの花、今日はことさら力が入っているように思えました。
あ、最後の身投げしようとしている人は「外人の女の人」でした。アジア圏の女性っぽいです。
「オーゥ…話してヨ〜…あたしは、隅田川に身を投げて死ぬんだから…いいことなんか、日本に来てから、無いんだから〜〜!」と
でも、ボケ発言もありました。身投げを止めるお兄さんが「馬鹿!」と頭をゴツンと殴った後に
雲国斎「今、お兄さんわたしの頭、パーンと叩いたネ〜!
後頭部、こうとう…江東区亀戸に外国人たくさん住んでるヨ〜〜!」
雲国斎「そんなことはどうでもいいんだよ。なに言ってるんだよ!
よし、わかったこうしよう!」
と、チケットをあげる流れになってました。女の人は「ありがとう…お兄さん、いい人ヨ〜〜!」と言って走り去りました。
その後の袖すり合うも〜もメロディーが付いていました。
もちろん、最後の掛け声は「大当たり!!!」
あ、「大当たり」を言う分「しびれる!」が無くなってましたね。
でも、雲国斎先生、お見事でした!
―――太正浪漫
いつもなら、西村の怪我した腕をぽんっと叩く紅蘭ですが、今日は西村さん完治してるのでボスと西村の間に入って、ばんざ〜い!と二人の手を掴んで手を上げてました。
平和でいいですね〜その後、西村さんはちゃんと皆さんと同じ両手の振り付けで踊ってました。
あ、薔薇組の説明台詞中、金田先生も通りがかって政ぶつかって絡まれてるときに武田が仲裁に入るも、ケンカを避けようとした金田先生が持っていた巾着から何かを出して政に渡して場を収めてましたね。その後、助けてくれた武田にお礼を言って去っていったみたいです。
で、琴音さんと菊ちゃんが無事に説明台詞を終えた後「よくできました!」という掛け声が掛かったのを受けて琴音さんが一言付け加えていました。
琴音「…なんか、いまよくできたって褒められた気がするわ。あたしだけ?」
そして、その後の「これで終わり?」でももちろん大声援が。でも、ここは拍手のパン、パパパン!だけで収めて普段どおり終わっていました。
本当に今回は派手なアドリブは無いんですね。
―――人造人間の正体?
アドリブ…これも、アドリブですよね。神社でさくらさんを取り囲む真面目なシーンなのですが、一人明らかに木の棒を杖代わりにぷるぷる腰を曲げてる人造人間が……(笑)
あー、あの、もしかして青山養老院のじいさまじゃありませんか?(^^;;
―――フィナーレ
そう、派手なアドリブが無いので一気にフィナーレまで飛びます!
かえでさんは軍服ではなく、普段着でした。
でも、アイリスは冬服に!これで花組は全員初登場時の服装になりました〜!
あ、今日の下手サイドの動きは指をくるくると回してる動きでした。
今日のさくらさんは、階段を降りきった後に前に出るときにたーーっとすごい勢いで走って、満面の笑みで礼をしていました。
最後のゲキテイは本当に、大盛り上がり!
敬礼では銀テープに混じってピンク地に白い水玉のテープも混じってました。
すぐのカーテンコールではさくらさんが「皆さんの応援で、無事に千穐楽までくることができました。また、いつの日かお会いできる日が来る事を祈っています!ありがとうございました!」ということを言って幕となり
「花咲く乙女」での桜吹雪はものすごく、そして……最後の花組の挨拶は特別なものでした。
もう、ここで私が今まで生きてきた中でこんなにボロボロに泣いたことはない!というくらいに泣いてしまったのでかなり記憶があやふやなのですが;;
大体、こんな事を言っていたという事を……
追記:28日のブロードバンド配信見ました。修正入れます。
折笠「藤枝かえで役、折笠愛です。
…ついに、8月22日、この日がやってきてしまいました。
思い起こしますと、十年前…わたくしは、藤枝かえでではなく
(ふふ…とちょっと低い声で笑って)あやめでしたね〜
パヤパヤ歌ってました、踊ってました〜…はい。
……私たち花組は、皆さんにどうやったら楽しんでいただけるか
愛や夢や希望、そういったものをどうやってお届けできるか
というのを日々一生懸命考えてきました。
でも……間違ってました!
愛や夢や希望、たくさんいただいたのはっ…
…皆さんから、私たちにです……!
本当に…十年間、ありがとうございました!!
(深々と礼をして)…では、花組より一人ずつご挨拶させていただきます。」
富沢「神崎すみれ役の、富沢美智恵です。
…一度は、引退をしたわたくしですが
こうして、十年目のファイナル公演に花組の一員として舞台に立てたこと
とても幸せに思っています。
…変わらない愛で、わたくしのことを応援し続けてくれたファンのみなさま
本当にありがとうございました。
……そして、わたしのわがままを許してくれた花組のみんな
(花組のほうを向いて)本当にどうもありがとう。
(深々と礼をして正面に向き直る)…皆さんの笑顔を、けして忘れません!
どうぞいつまでもお元気で!御機嫌よう!!」
伊倉「レニ・ミルヒシュトラーセ役の伊倉一恵です。
たくさんの思い出をありがとうございました。
(左手人差し指を口元にあてて)…ちょっとお願いがあります。
私に当たっているこの眩しい照明を消して
皆さんのキラキラを、見せてください。
(レニのスポットが消えて、客席中が「レニー!」と叫びサイリュウムを振る。)
……ありがとうございました。(照明が戻る)
…こんな綺麗な、キラキラの中で。星空の下で
素敵な歌をたくさん、歌わせていただきました……幸せでした。
…夜、星を見たらときどき…レニを思い出してください…!
さようなら!!」
西原「アイリス役の、西原久美子です。
…(衣装の裾をつまんで)この衣装から、私の歌謡ショウは始まりました。
ご覧の通り、一番大きいです!(笑)
…あまりにも…ギャップが……(涙を懸命にこらえながら途切れ途切れに)
ギャップがありすぎるので、最初は怖くて怖くてしょうがなかったんです。
でも…みんなが…みんなが、こうやって応援してくれたから
あたしは、十年経った今では…アイリスを演じることが本当に大好きで
楽しくて、楽しくてしょうがなくなりました。
なんだか、ギャップなんかどこかにいっちゃって
アイリスとわたしは一心同体なんじゃないかって思っちゃうくらいになりました。
本当に皆さんのおかげです!
そして、わたしを支えてくださったスタッフ、大勢のキャストの皆さん
それから、ここにいるホントに優しくて、暖かくて
あたしが崩れそうになると支えてくれる力強い仲間のおかげです。
本当に、なんて感謝したらいいかわからないですけれど…
わたしの十年は、ホントにホントに幸せでした!!ありがとうございました!!!」
渕崎「李紅蘭役の渕崎ゆり子です。
…この十年間、ここに居る諸先輩方の胸をお借りして
たくさんの方にいろんな事を教わって…なんとか十年、やってきました。
誇りに思います。
たくさんの方に出会いました。ここに、今日来れなかったお客様も含めて
サクラ大戦を通じて出会った人、全てにお礼を言います。
もう…っ…(言葉が詰まって「紅蘭ー!」と掛け声が入る)
…今の今まで清々しい気持ちですって超笑顔になろうと思っていたんですけど!
あはは…あの、サクラ大戦を、そしてこの十年を
そしてこの李紅蘭という、愛すべきキャラクターを
私の宝物にします。本当に皆さん、ありがとうございました!」
田中「田中真弓役の桐島カンナです!(笑)
思えば、十二年ほど前に、ゲームの声ということで
広井さんにこの役を頂き、身長が、二メートルだとか
19歳だとか、空手の使い手だとか何聞いても
別に声ですから…いいよ!やるよ!!って…
その後…こんなことになってしまって…(笑)
ギャップに苦しみつつ…こんな、ギャップがあってサクラを好きな人たちは
受け入れてくれるんだろうかという…(カンナ最高ー!と怒涛の掛け声)
ありがとうございます!!皆さんが受け入れて
くらさったので…言えてねぇし!(笑)
…くださったので!広井さん、良かったです〜
ホントに、スタッフの皆さん、キャストの皆さん
そしてなにより、応援してくださった皆さん
十年ホントに、ありがとうございました!!!」
高乃「…(がんばれー!と掛け声を受けて)はははは…
めちゃくちゃ最高に気持ちいいです…!
えー…同じ地球に生まれて、こうして、みんなと
熱い絆で結ばれて……一度結ばれたものは、そう簡単には
なくならないものだと信じています。
…十年間ありがとう。本当に、素晴らしい十年でした。」
横山「真宮寺さくら役の横山智佐です。
太く正しいと書くこの、太正時代、架空の太正時代で
大帝国劇場という劇場で、この空間で皆様と共に
楽しい時間を過ごし、そしてそれが私にとって快感になりました。
(指折り数えて)空間と、時間と、快感。
サクラ大戦歌謡ショウは舞台の世界の三冠王だと思っています。
(うまい!と拍手で盛り上がる)真宮寺さくらになれて本当に良かったです!
また、生まれ変わっても真宮寺さくらになりたいです!!
ありがとうございました!!」
最後のご挨拶、マリアとさくらは潤んだ目でしたが、他のメンバーは涙を流しながらの挨拶となりました。
深々と頭を下げる花組、静かに下りる幕……ああ、終わっちゃう。終わってしまう。
涙で顔がぐしゃぐしゃのまま、拍手をし続けていると、また幕が上がったのです!
舞台上には米田、菊之丞、琴音、かえで、レニ、紅蘭、マリア、さくら、カンナ、アイリス、すみれ、大神、ボス、西村、武田が勢揃い!
横山「今まで応援してくださって…わたしたちとても幸せでした!
皆さんのこと、絶対忘れません。
ありがとうございました!!(全員で深々と礼)
…またいつかお会いしましょうーー!!
ありがとうございましたー!!!」
全員一列で前に出て代表の一言挨拶のみのカーテンコールでしたが、最後の舞台にずっと歌謡ショウを支えてくれた皆さんの姿も見れて良かったです。
花組だけが揃っていればいいわけじゃない。ここに居る人たちが揃ってこその歌謡ショウだから。みんな大好きだ!!
舞台の全員が手を振り、心の底からの拍手と、ありがとうの声の中、幕は下りてしまいました。
終演アナウンスがかかり、みんなそれを聞くために拍手を止めます。(ここも、かなり記憶曖昧です…すみません;;)
マリア「これにて、歌謡ショウファイナル公演は、全て終了いたしました。」
すみれ「お名残惜しゅうございますが、また、いつの日か」
レニ「この夢のつづきを」
紅蘭「十年間、歌謡ショウを応援してくれて、ホンマ、ありがとう!」
アイリス「アイリス、いーーっぱいがんばったよ!」
かえで「これで歌謡ショウが終わりなんて、まだ信じられませんが…一先ず、幕とします。みなさん、さようなら。」
大神「ありがとうございました!」
カンナ「忘れ物、落し物しないようにな!
夏にみんなと会えなくなっちゃうの、ちょっと寂しいけどよ
あたいたちみんな、良い思い出たーっくさん作ったよな!
みんな、元気でなー!!」
さくら「十年間、本当にありがとうございました!
これからも精進を重ね、またいつの日か皆様にお会いできることを願っております。
…それではみなさん、御機嫌よう。さようなら!」
アナウンスが終わった後も、拍手は鳴り止まず。
客席が明るくなっても、だれも動かず、幕の向こうにある夢に届けといわんばかりに拍手は続きます。
結局、夢から覚めた青山劇場のスタッフさんのアナウンスが入り、ファンによる三本締めが終わってからからようやく動き出しました。
ああ、終わってしまったんだな…と一応涙は拭いて動き出すと、花の前や劇場の前には別れを惜しむ人がまだまだたくさん。
この歌謡ショウで出会った人々とも別れを惜しみ、また涙が……もう、この人たちと大帝国劇場の空間を共有することも無いのだろうと思うとまたさらに寂しさがこみ上げてきます。
本当に、いつかまたこの夢のつづきを見ることがあればそのときは絶対にまたお会いしましょうね!!
劇場を去るときの、あの気持ちはなんとも言葉に言い表せないですが……一つ、上げるとしたらそれはやっぱり感謝の気持ちで様々な意味をこめて「ありがとう」しか出てきません。
十年間の夏のサクラ、六年間の冬のサクラ、その間にあったたくさんのサクラ。一つ一つが咲いては散って、一番大きな花も散りました。
一先ずは「さようなら」と「ありがとう」を。
でも、そう。咲いて散ってまた咲くのが花です。花びらが落ちて、実をつけるのは次に繋げる為です。
だからいつか再開の言葉を口に出来ることを夢見て、この場を終えようと思います。
最後に、もう一度……十年間、ありがとうございました!!!
―――――レポート終了―――――
……終わりました。
終わらせたくないですが、始めたものには必ず終わりが来ます。
そうわかっていてもこの喪失感は拭えるものではありません。この喪失感は一生抱えていくと思います。
ここからは、完全に私事の話になります。
思い起こせば、このレポ書きは六年前の「スーパーライブ」から始まりました。当時交流があった一人の「レポよろしくお願いしますね。」の軽い一言。
それが気がついたら、こうなり、書くのが当たり前に。
人は悲しいかな、いろいろと忘れていくものです。それをなんとか留めたい!忘れてしまうなんて惜しい!!と思う気持ちと始めたのだから終わりまでキッチリ書きたい!それがたとえ自己満足だとしても。という思いから、ここまで頑張りました。
実は、このファイナルでレポも一段落、終わろうと思っていましたが……ここ最近の私のレポを見てくださってる方ならばお分かりだと思いますが、見事に紐育に想像以上にすっ転んだので予定ではまだ続きます。(笑)
始まる前や公演の中盤ではそう思っていたのですが、いざ全てが終わってみると歌謡ショウというものは本当に私の中では大きなものでした。
終わった直後は、これから別のレポは書けないんじゃないだろうか…と思いました。今も、まだちょっと心のどこかがショックを引きずったままなのですが、徐々にまた書く気が上がるようになればいいな、と思っています。
ですから、一先ずは……さようならです。
またいつかお会いしましょう!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
←サプライズ&ハプニング集その1へ
書棚「サクラ」TOPへ戻る