かえで「大人になったわねぇ、カンナ。」(^^)

カンナ「ん?そりゃあ大人だよ〜2メートルだからねぇ〜!」

いつものノリですねぇ(笑)

かえで「もう、そういうことじゃないの!
    自分からごめんなさいって言えるその態度が大人だってことよ。」

カンナ「そうか?」

大神「そうだよ。」

ボス「ああ、そうか!そうなんですね!!」

このかえでさんの言葉に一番反応したのは、なぜかボス。
あ、そう言えばボスも「子供はいつ大人になるのか」を考えていたんでしたよね!

ボス「大人ってのはきちんと、謝れる事なんですね!」

カンナ「なんだよ、イキナリ感動してよ。」

ボス「いやぁ〜これでいろんな疑問が吹っ飛びました!
   こりゃあ、カンナさんのおかげだな。
   えらいんだなぁ〜〜カンナさんって!!」

ボスに褒められて、イスを勧められるカンナ。そして海賊役のダンサーの方からも「カンナさんすごいっすよ!」「マジ偉いっす!」と褒め言葉をかけられて照れ笑いを浮かべるカンナ。

カンナ「え?え?なんだよ、なんだよ。そんなに褒めるなよ(^^)
    あたいは頭悪いんだからよ。
    あ、そうだ紅蘭!なんか、すこーんって頭が良くなる機械ないか?」

紅蘭「ありますよ〜!!」

カンナ「ある!?」

紅蘭「回転よしよしくん、2号ー!!」

ちゃららちゃっちゃちゃ〜〜ん♪
おなじみのファンファーレ!ですが、発明品は何も登場せず?

紅蘭「…ちゅうのがあったんやけどな!昨日爆発してもうてん〜!!」(泣)

ああ、そういうことですか。(^^;;
かえでさんに泣きつく紅蘭にがく〜と膝を落とす面々。残念でしたね;;
とそこへ上手からスイカを持った金田先生が登場!

金田「いや〜稽古白熱しておりますなぁ!
   あ、これ差し入れの夕張スイカ。」

かえで「まぁ〜!いつもありがとうございます〜!」

喜んで夕張スイカを受け取るかえでさん。って夕張スイカってなんですか!?(笑)

金田「いやいや!みなさんおそろいで。(舞台を横切り、下手の方へ)
   おやおや!誰かと思えば横道ずれ子先生!」

横道「いえ、ずれてませんのよ。(^^;;
   それ子。ですわ。ほら、ソ、レ、子!」

とスカートの音符を指しながら名前訂正。…そのスカートの柄、名前の音符だったんですね。(笑)
ちなみに、この金田先生の名前間違いは微妙に毎回違うようです。「たれ子」だったり「ぐれ子」だったりと。(^^;;

金田「あ、それ子先生!(笑)
   ああ、失礼いたしました。」

横道「いいえ〜」

金田「いやいや、「新宝島」楽しみでゲスな〜
   あたくしね、渾身の力で書かせて頂きました!はい!」(^^)

自信満々に脚本を語る金田先生ですが、そこにカンナがつかつかと近寄って…

カンナ「金田先生よぉ、あんたの書いたこの台本、デタラメだな!」

紅蘭「カンナはん!?」

金田「カンナさんそりゃ酷いでゲスな〜」

カンナ「酷いのはこの台本だろ。原作の宝島と全然違うじゃねぇかこりゃ!」

かえで「カンナ、その台本はね、パロディーなのよ。」

一歩前に出てフォローを重ねるかえでさん。に、ボケたおすカンナ!(爆)

カンナ「パァンティ〜なの?」

かえで「…パァロディー!」

カンナ「ポォロリ〜?」

かえで「パァロディー!」

カンナ「べェロリ〜?ベロベロ…」

かえで「…………」

あ、かえでさんが無言の怒りに。(汗)

カンナ「…ごめんなさい。」(礼)

かえで「もう!」

金田「はははは…よろしいですか?(^^)
   いやこれは、本歌取りとも言いましてね。歌舞伎の手法でゲスよ。
   歌舞伎はね、元になる台本をどんどんどんどん書き換えるんでゲスな。
   例えば「忠臣蔵」はね、室町時代に時代を移しまして
   大石内蔵之助を大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)、
   吉良上野介を高師直(こうのもろなお)と名前を変えましてね…
   ああ、そういえば!先月の歌舞伎座ご覧になりましたか?
   「四谷怪談忠臣蔵」でゲス!「四谷怪談」と「忠臣蔵」が合体してました!」

そういえば地下鉄のホームでそのポスター見かけましたね。「へぇ〜」と思いながら通っていました。

金田「まぁ、そんなことはざらにありましてね。
   実はですね、このパロディー精神こそが日本の芸能を広げ
   またそれを楽しむ大人たちがたくさんいたからこそ
   日本の芸能は、世界に燦然と輝いているのでゲスよ!」

金田先生の説明を聞いて、原作とあまりに違う台本に納得したカンナは、再び真ん中のイスへ座ります。

カンナ「へぇ〜…難しいんだなぁ……
    おい紅蘭。」

紅蘭「ん?」

カンナ「頭良くなる薬くれ。」

紅蘭「無い!」(笑)

カンナ「無いか、そうか。(笑)」

かえで「ふふ…あのねカンナ、頭が良くなりたかったらまず、勉強!」

カンナ「勉強かぁ…苦手だなぁ……」

かえで「こつこつ努力しないとダメなのよ。」

カンナ「努力はもっと無理かも。」

かえで「そんな事言わないの。いい?
    まず…予習をする!」

横道「予習?」

おお、かえで先生が動き出しましたね。(笑)

かえで「そう!それから、復習ね!」

紅蘭「復習?」

かえで「メモ書きも大切だわ!」

大神「メモ書き?」

金田「なるほど!

かえで「まず文字にして書くのよ。指先と脳髄は繋がっているの。
    そう!脳を鍛えるには、まず指先から!!」

かえでさんが舞台の真ん中で右手の人さし指を高らかに上げて指し示すと、軽快な音楽が

♪予習復習メモ書き勉強

ストレートな歌でしたね。(笑)かえで先生は教え方がうまいですね〜逃げるカンナを全員で捕まえて参加させています。

かえで「まず明日、何をやるか書き出して。
    それから、書いたことを…読んでみる!」

舞台の奥に合った小さな壁のセットを回転させると、それが黒板に。
カンナが書いた言葉は「食る」と「ねる」(これは日によって変わり、初日は「食る」と「う○こ」;;、「組毛」と「ねる」(毛じゃなくて手ですよね。(^^;;組は10画目が欠けてたそうです。))
それを修正するのは大神さん。「食べる」ですよね。(活字上では不可能ですが、カンナは「食」の3画目、8画目も書き忘れていました。)

かえで「♪問題点がみつかるわ
    ほらね、それが勉強!
    ♪楽しくなってきたでしょ」

長い間奏部分にはいると、かえでさんは黒板に書かれた言葉を消して新たに問題を書きます。○+○=4と。
その間にカンナは「あたいはいいって!」「カンナはん〜!」「いいって!いい!!」とみんなから逃げてテーブルの下へもぐってしまいます。(^^;;


かえで「は〜い!例えば…
    4にする為には、何と何を足せばいいかしら?」

大神「1と3!」
かえで「そうね!」
横道「2と2!」
かえで「そう!」
紅蘭「3と1や!」
かえで「それもある!」
ボス「4と0!」
かえで「うん!」
金田「1と1と1と1!」
かえで「あ〜素晴らしいわ〜!」

お、つられてカンナが下から出てきましたね。

かえで「それではもしここ(4)が…5だったらどうかしら!?」
紅蘭「2と…」
カンナ「はい!!ああ、言わないで言わないで!
    (舞台中央に出ながら)あたいが答える!あたいが!!
    5だろ、5!えっと…!!」

カンナが一生懸命考え出した所でかえでさんがパンパンっと手を叩いて、下手側に集まっていたみんなのもとに。置いてかれてしまったカンナはしゃがんでえ〜んえんと円を書いていじけてます。(笑)

かえで「♪いろんなやりかた あるでしょう
     答えだけを求めないで」

カンナ以外「なるほど〜!」

かえで「♪それが勉強」

真ん中にカンナを囲むように集まる面々。カンナ以外は笑顔でノリノリでかえで先生の授業を受けていますね。(笑)

カンナ以外「♪そうだそうだぞ わかってきたぞ
       予習復習メモ書き勉強」

かえで「♪ほらね だんだん楽しくなってきたでしょ」

スキップで舞台全体を周るかえでさんたち。カンナはドサクサに紛れてまたテーブルの下ですが。(^^;;

カンナ以外「♪予習復習メモ書き勉強!」

ちゃんちゃん♪
いや〜楽しい勉強ですね。(^^)

横道「ああ、勉強になりました〜!
   勉強って楽しいんですね!」

カンナ「ええ〜〜〜?楽しいかぁ〜〜??」

紅蘭「楽しいやないの!勉強すれば、わからんかったことが次々とわかるようになるんやで〜
   それに、世の中に役に立つ人間にもなれる!」

かえで「そうね。」

カンナ「いいや、あたいはわかんなくって。」(テーブルの上に寝そべるカンナ)

紅蘭「カンナはんはわかる前に忘れてしまいますもんね!」

って紅蘭、嫌味?(^^;;
でもカンナには通じてない見たいですね。陽気にテーブルの上に立ち上がって笑ってますよ。

カンナ「ははは、そうなんだよな〜!
    あのさ、飯食うだろ?するってぇと一本独鈷がずるっと出る。スッキリ忘れる!
    飯!一本独鈷!スッキリ忘れる!
    飯!一本独鈷!スッキリ忘れる!
    人間万事クソ袋、勉強なんてクソの役にも立たねぇよ。」

大神「(カンナの直ぐ傍に立ちながら)考える力を育てるのは、大事なことだよカンナ。
   考える力は、世の中を少しずつ良い方向に導くんだ。
   そして、恐れや弱い心に、打ち勝つんだ!」

おお、大神さんらしいセリフですね。みんな頷いていますね。もちろん、カンナも。(^^)

カンナ「そうかぁ?
    (しゃがみこんで…)ん〜〜?んん〜〜〜っ?」

かえで「ちょ、ちょっとカンナ!(駆け寄りながら)
    あなたどうしたの?!」

カンナ「考えてるの。」

だああ…と崩れ落ちる面々。ちょっとそうは見えなかったんですよね。(^^;;

かえで「なぁによ〜〜…」

カンナ「それがサッパリ分からねぇんだよ…!」

紅蘭「んもう、しゃあないなぁ〜」

カンナ「んん〜〜〜?!っは!!
    (立ち上がる)そうだ…どうして一本独鈷は毎日毎日よう出るんだ?
    ああ、よー出る!哀しいほどよーでる!!
    …ん?ヨーデル…!?」

……来るっ今年も妄想が!!と思った矢先にボスが出てきた「更衣室」の文字の部分がくるりと回転して「カンナの妄想5」と!!
そして声が…

レニ「♪ヨーデルレッイッヒ〜〜〜」

ぎゃー!!予想大外れ!今年はレニでしたか!!(爆)
カーテンが開くと、腹に「よー」と書いてある琴音さんと腹に「でる」と書いてある菊ちゃんを引き連れて前へ…えーと、あれはスコットランドの民族衣装が一番形としては近いでしょうか??それともやっぱりスイス…?いや、スイスじゃないですね。やっぱりスコットランドか…

レニ「♪ヨーデルヨーデル ヨーデルレイッヒ〜
    快食快便ヨーデル ヨーデルレッヒッフ〜
    蛇口を捻ればお水がヨーデル ヨーデルレッヒッヒ〜
    1192つくろう試験にヨーデル ヨーデルレッヒッフ〜
    デルデルヨーデルヨーデルレ〜 デルデルヨーデルヨ〜
    そ〜れではみなさん さぁ〜よ〜お〜なら〜
   (ミニステージ部分に戻る)…礼!
   ……♪ヨーデルレ、イッヒ〜〜……」

エコーを残しながらカーテンが閉まり、妄想終了!!
ちなみに、歌詞の所々に妙な空白があるのは…私が聞き取れなかった部分です。(泣)
追記:補足いただきました!ありがとうございます!m(__)m
「1192」は「いいくに」と言うのですね…知ってはいましたが学生時代学校でそう習わなかったので聞き取れませんでした。(^^;;

でも今回の妄想衣装は…カンナの妄想史上最も普通に可愛い衣装でしたね。(笑)今までは、そう、マリアさんですらきぐるみだったのに、レニは普通に可愛い。今後も何かで着れそうなほど可愛い。
…しかしこれがレニの服装で初のスカート姿だと思うとどこか複雑な気持ちが湧いてくるのは私だけでしょうか…?(汗)

カンナ「あっははははははっ!!
    一本独鈷が…ヨーデル…あっはっはっはっは!!
    これが考える力だ!あっはっはっはっは……!!」

いや、カンナさん微妙に大神さん達が言いたかった思考力とは違うと思いますよ!?(爆)
思考力と妄想力は似て非なるものです。はい。(^^;;
周りが首を捻る中、爆笑を続けるカンナ。一体誰がこの先へ話を進めるの!?と思った矢先に上手からどたどたと武田と西村が走りこんできました!

武田「ボス〜〜!!!」

かえで「ちょ、っちょちょっと!どうしたの!?」

ボス「おいおいなんだ!」

武田「(舞台中央あたりで立ち止まる)…ボス!」

金田「あなたたち、まだやってたんでゲスか?」

武田「やかましい!黙ってろ金公〜!!」

金田「は、はいぃ!?」

西村「ボス!やっと答えが見つかりました!!」

ボス「答え?」

武田「そうです!!
   …発表〜します!!(西村、口でドラムロール)
   雪だるまのように膨れ上がって町中を彷徨い続けた謎の答えです!
   人類がいまだ解決できなかった謎!「子供はいつ、大人になるのか?」」

西村「その答えは…!!」

ボス「ごめんなさいって謝れるようになった時だよ。」

満を侍して口を開いた瞬間!そう、まさに息を吸うその瞬間にボスに先を越されてしまい、拍子抜けをする武田と西村。
そりゃあ…あれだけ大騒ぎして答えを探してきたのにね。(^^;;

武田・西村「へ?」

ボス「へ?じゃねぇよ。ね、かえでさん!」

かえで「え?」

カンナ「え?じゃねぇだろ。さっきそう言ったろ。」

テーブルの上から降りてきたカンナに突っ込まれ、ボスたちに見つめられ、ちょっと困ったように髪をかき上げるかえでさん。

かえで「あら…そうだったかしら…?」

カンナ「いや、かしら…?って言ったろ!」

武田「いや!!そういうことじゃなくて!
   な?…子供はいつ!大人になるのか!?
   その答えは!!」

西村「深い、愛を知ったときなんです!!」

武田「そう!深い愛なんだよ君たち!」

と自分たちを囲むように立っていた面々の顔を諭すように見る武田。

カンナ「深い愛?」

ボス「ああ…!そうなのか……!!
   深い、愛なのか…っ!!」

その中でもまるで雷に打たれたかのようによろよろと前に出て、張り出し舞台に一歩出たところで膝をつくボス。
…あ、BGMが「砂漠のように」のイントロに。(^^;;

ボス「俺はヤクザな家に生まれ、愛を知らずに過したんだ…
   だから真っ当な大人に…なれなかったのかぁ〜!!!!」

武田「…ボス!!」(ボスの前に膝をつく)
西村

ボス「…お、お前たち!!」(二人の肩を抱くボス)

武田「ボス〜〜!!」
西村

三人で肩を抱きながら心を一つにするダンディ団!…が、話題についていけない残されたメンバー。(^^;;

カンナ「…どうなってだこりゃ?!」

江戸川「いや〜すごい騒ぎでしたね〜!!」

と、そこへ江戸川先生を先頭に上手からあの騒動に居合わせたメンバー…織姫(浴衣から夏服に着替えての登場)、アイリス、マリア、さくら、雲国斎先生がぞろぞろと帰ってきました。

江戸川「(ダンディたちを見て)あ!愛し合ってますね
    麗しい麗しい!!」(^^)

一人で納得しながら下手にあるテーブルの傍へ行く江戸川先生ですが、他の面々はその場で停止。

マリア「どうしたの…?」

紅蘭「深い、愛。なんやて。」

紅蘭の答えを聞いて騒動を知っている面々は「あぁ〜」と納得。そりゃあ、答えを出した張本人までいますものね。(笑)
と、武田も答えを出してくれた女神様(笑)の存在に気づき立ち上がりました。

武田「あ!マリア様!!
   もう一つ質問があったんです!
   …なぜ子供は、大人にならなくちゃいけないんですか?」

………………………………………

金田「ほぉ…なぜ子供は大人にならなくちゃいけないのか。
   こりゃあ、ちと…難しい問題でゲスな。」

はい、この質問には全員が疑問符を浮かべながら悩んでいます。う〜〜〜ん???

かえで「!…夢よ!」

全員「ん?」

かえで「(舞台の前に出ながら)それは、子供時代の夢を実現させるため!」

全員「…ああ〜…!」

西村「子供時代の夢を実現させるため…おおおっ素晴らしい!」

武田「(かえでさんの傍で膝をつきながら)でも、子供時代の夢を実現できなかったら…?」

かえで「それは結果でしょ。
    結果を先に考えちゃいけないわ。
    いい?まず、夢がある。それから、夢に向かっていく勇気がある!
    いつの時代も子供達の夢を大人達が実現させて社会を動かしているの!
    子供達が夢を見られないと、社会が壊れるのよ。」

さくら「そっか!!
    だからいつの時代も子ども達は宝物なんですね!」

かえで「(^^)そうね。
    だからわたしたちは、子供達がいつまでも夢を見つづけられる
    環境や社会を作らなくてはならないの。」

雲国斎「歌に芝居に活動に遊園地…なるほど、夢を見られる場所を作るのは
    たしかに、大人の仕事ですな。
    そういう事ができるようになれば、大人ってことなんですね。」

……そうですね。そうですよね!
そっか、そうだったのか。夢を追いかけて先に進むことが、子供から大人になる道だったんですね!

西村「…ボス!俺たちも、なんかしたいです!」

武田「子供が、夢を見られるような仕事がしたいです!!」

それらに感銘を受けた西村と武田は、ボスに熱心にお願いをします。

カンナ「よし!わかった!!(武田たちの傍へ行きながら)
    お前たちも、この芝居に出してやるよ!!」

その願いを聞き入れたのは、懐の広いカンナさん!
みんなもそれに大賛成!!が、ちと困るのは脚本を書いた金田先生。(^^;;

金田「ちょ、ちょっと待ってくださいカンナさん!
   そんな事勝手に決められちゃ困りますよ!」

カンナ「ああ!?」

カンナの声に、どどどっ…と金田先生を囲んで無言の圧力をかけるかえでさん、大神さん、横道先生に紅蘭。
しばしの沈黙……

金田「……よござんす。
   お二人のために役を書いてさしあげましょう!」

金田先生、大決断!!

かえで「よかったわねぇ!」(^^)

ボス「…先生!ありがとうございます!!」

武田「ありがとうございます!!!」
西村

深々と頭を下げてお礼をするダンディ団。良かったですね!(^^)

金田「しっかりやってくださいね。」

とそこへいろいろな小道具が入った大きな箱を持ちながら、青色の花組ジャージを着たレニが上手から登場!
グッドタイミング!!

レニ「みんな〜!
   海賊のシーンの小道具来たよ!」

わぁ!と盛り上がる稽古場。一気に熱が上がってきましたね〜!小道具をレニが下手側のテーブルの上に置くと、かえでさんが気合の一言!

かえで「さぁみんな!お稽古再開するわよ!!」

それを受けたカンナが舞台中央に出て一喝!!

カンナ「よぉーーし!!みんな、夢みたいな舞台にしようぜ!!」

全員「おーー!!!」

一致団結!それと同時に今回のカンナの歌「海賊稼業」の音楽が流れ、練習再開!

江戸川「はい!みんな並んで並んで〜!
    さんはい!!」

江戸川先生はテーブルの上に立って演技指導!横道先生は武田と西村に担がれたカンナの傍で歌唱指導!残りのみんなは下手端からレニ、大神、アイリス、織姫。カンナを挟んでかえで、ボス、雲国斎、さくら、マリアと肩を組んで音楽に合わせて揺れています。(^^)
(紅蘭はこの間に「予習復習メモ書き勉強」で使っていた黒板を押しなら下手へ退散。)

カンナ「♪俺様は〜(横道先生、頭抱えてます;;)
     海賊王だ〜〜
     世のなぁかの〜(横道先生、満足!カンナも三連符をものに出来、笑顔!)
     嫌われ者だ〜〜(横道先生も織姫の隣りに行き、踊りに参加。)」

江戸川「みんなで〜!!」

全員「♪だけど みんなよく聞けよ
    俺様は仲間にゃ優しいぜ」

カンナ「な?」

全員「おー!!」

それから1フレーズ分の間奏が流れると、曲は自然にゲーム中の勝利のポーズで流れる帝撃のテーマに。
それと同時に舞台の奥、背景のようにあった黒いカーテンが開き、舞台の最奥が見えてくると、そこには大きな旗を振りながら立つ紅蘭が!
レニが持ってきた小道具の箱から道具を出したりと、みんなそれぞれに「新宝島」の稽古を始めてます。(^^)
アイリス・西村・武田の三人はテーブルの上にのりジャンケン。
かえでさん・雲国斎先生・江戸川先生は集まって演技の話。
大神さん・カンナはジャグリング。
マリアさん・ボスは剣で殺陣の練習。
さくらさんは男性ダンサーの二人の肩に担がれ、ポーズ!
織姫は…更衣室の中に入り、首だけカーテンから出して下へ落とす…って稽古?(爆)横道先生がそれを見つけてなにかを話かけてます。
レニは後ろに下がり、リボンを回しています。(新体操とかで使うリボンですね。)

それぞれの稽古中に幕がゆっくりと閉まります…
…「新宝島」楽しみにしています!!
幕が完全に閉まると、曲もフィニッシュ!一幕は、これにて終了ですね。と思った矢先に、下手から可愛らしい声が…アイリスとさくらです!さくらさんは例の如く簡易的なショッピング机を押しながら登場です。(^^)

アイリス「♪夏は〜」
さくら「♪歌謡ショウに行っこう〜」
アイリス「♪ラララ〜」
さくら「♪サクラグッズを買おう〜」
アイリス「♪ラララ〜」
さくら「♪休憩は20分〜」
アイリス「♪親方の頭は〜」
二人「♪眩しいね〜」

…なんか最後は笑いを取りたかったのか黒い笑いを取りたかったのか!?(爆)

さくら「え〜恒例となりました、3分間ショッピングのお時間です!」

アイリス「紅蘭の発明品は……ごめんなさい、ありません!!」(深々と礼)

さくら「試作品は一杯あったんですけどね…」

アイリス「ぜ〜んぶ爆発しちゃったんだよね;;
     でもその代わり!じゃんじゃかじゃんじゃんじゃ〜ん!!
     「新宝島」花組、フィギュア〜〜〜!!」

両手を広げて誇らしげに今回の商品をご紹介〜!
今回は公演グッズの一つ、花組SDキャラ7体セット!!

さくら「これはすご〜い!総天然色着彩!!
    …というのはフルカラーって意味です。(笑)
    (フィギュアの箱を持って)あたしたち花組が
    「新宝島」のコスチュームを着た、いわゆるコスプレフィギュアです!」

アイリス「はい!」(^^)

さくら「…で。気になるのがお値段ですけれども…」

アイリス「今回は、7体入りセットでなんと…!!
     4500円〜〜!!」

さすが、今回の公演グッズで一番お高いグッズ!!(爆)
客席からの掛け声も「たか〜い!」と「やす〜い!」がごちゃ混ぜです。(^^;;
しかも、売り手のはずのさくらさんが「たか〜い!」とぼやきながら箱を机に戻しています!(笑)

アイリス「でもぉ〜…!こうやって並べておけば…
     いつでもどこでも、歌謡ショウ〜〜〜!!」(^^)

さくら「(アイリスの発言を受けて)やす〜〜〜い!!
    歌謡ショウファンには欠かせません…ね!」

ね!を強調して客席を見つめるさくらさん。
顔から思いっきり「買ってね。」オーラが出ています。(^^;;

アイリス「みんな〜買ってねぇ〜!」

さくら「よろしくお願いしま〜す。」

アイリス「しま〜す!」(^^)

深々と頭を下げるさくらとアイリスに拍手を送る客席ですが……はたして何人が購入するのでしょう?(爆)

さくら「では、休憩は20分です。」(^^)

アイリス「はい!」

ショッピングの時間もそろそろ終わりですね〜…ちなみに、このショッピングの場面、初日は二人そろってセールストークを噛んでしまい、ちょっとガタガタでした。(^^;;
失敗した時のお二人の表情はとっても可愛らしかったですが。(笑)

アイリスを先頭に、さくらが再び机を押しながら上手へと歩いていきますが…こちらもお約束!上手に入る手前で立ち止まる二人。

さくら「ねぇアイリス。」

アイリス「ん?」

さくら「カンナさんが待乳山聖天様にお参りに行ったんだって。」

アイリス「へぇ〜何をお願いしたの?」

さくら「自分だけの食堂が出来ますようにって。」

アイリス「…さすが2メートルの19歳だね…!」

あれ?カンナってもう20歳越えてたんじゃ(殴)
…いえ、こちらでは年齢などは気にしてはいけないんですよね!ええ!(笑)
スタタタタ…と上手にかけていく二人…ここは日替わりアドリブの部分になるんですね〜

――――19日・昼

この日はかえでさんだったそうです。

アイリス「へえ〜、何てお願いしたの?」
さくら「自分の光武が持てますようにって。」
アイリス「へえ〜、持ってなかったんだ〜。」
さくら「持ってなかったんだね〜。」

……いえ、私(真面目な話しですが)かえでさんって光武を「持てない」んだとばっかり思ってるのですが;;
どうなのでしょう?

――――19日・貸切公演

本日は大神さん!

アイリス「へぇ〜何をお願いしたの?」
さくら「自分だけの太正浪漫堂が出来ますようにって。」
アイリス「…マニアだねぇ〜〜〜!!」

大神さん、どことな〜く淡白な反応されてます。(^^;;

―――20日・昼

ブロードバンド放送より。この日はなんとレニ!

アイリス「何をお願いしたの?」
さくら「自分だけはカンナの妄想に出ませんようにって…」
アイリス「……出ちゃったじゃ〜〜ん!」
さくら「ねぇ。」(^^;;

ねぇ。(笑)しかも今回の妄想犠牲者は自分からやりたいと志願したと聞いておりますが…(爆)
…この二人はまだ妄想の餌食になっていないので他人事とは言えない話題ですね。(笑)

―――20日・夜

今日はマリアさん〜!ちなみに、16日夜もマリアさんだったそうです。

アイリス「ふ〜ん…何をお願いしたの?」
さくら「自分だけのonly manが早く現れますようにって。」
アイリス「…きゃ〜〜!(*^^*)」
二人「♪only man〜」

最後の「only man」は二人とも低い声です。(笑)
…マリアさん、大神さんじゃダメですか?(^^;;
(いえ、このあたりは人によると思いますが…)

―――――


さて。二人が去りました後は休憩時間です。
ロビーをうろつこうと席を立ったんですが…喫煙所の所にはいけませんでした…少しなら平気なんですが;;
書籍・CDコーナーを見たかったんですが、タバコの煙に負けました。(^^;;
公演グッズは相変わらずの列だし…と思い、早めに席に戻りましたら…なんと舞台の下手から掃除人さんが!!
そしてその後ろには同じくらいの背丈の方が…広井さんは赤い袴ですが、こちらの方は青い袴です。頭に被って(?)いるのも手ぬぐいではなく帽子です。後はほぼ同じ衣装が手に持っているのは箒ではなく、2本のスティックと棒です。
ということは、後ろにいる方は…!

広井「うわっ誰だ!?誰だお前!
   ?……(手にしているものを見て)こうすけ先生!?」

頷くこうすけ先生。久しぶりですね〜!!
舞台の張り出し部分の前でしばしの会話です。

広井「何、芸してくれるの!?」

またまた頷くこうすけ先生。そして、なぜか手にしている棒を広井渡して、代わりに広井さんの箒を受け取ると…

広井「それでやるの!?うっそだぁー!」

でも、本当にカンコンカンコン綺麗に弾いています!あの箒ですよ!
凄いですね〜
その後、今度は普通に専用の棒でくるくると一本の棒で回したりと箒の時よりも高度な技を見せて最後は棒を高く上げて見事にキャッチ!!拍手〜!

広井「素晴らしい〜!芸は身を助けるってね!
   よし、これから掃除人見習い!」

ああ、掃除しつづけて七年の掃除人についに見習い弟子が!(笑)
良かったですね〜




―――貸切公演

広井「…後ろにいるの知ってるぞ。(笑)
   今日は俺知ってるつもりで動くからな。」

と、後ろをちらちらと確認しながら張り出し舞台へと進む広井さん。(笑)

広井「お前、こうすけだろう。(頷くこうすけ先生)
   大きくなったな〜…高校生だっけ?
   マイクないから喋れないだろ。ざまーみろ!(笑)
   (こうすけ先生からスティックを取る)これ、デビルスティックっていうんだろ。
   最初は俺たち楽屋で遊んでたんだよな!
   さくらん棒とかグッズで出して。」

ああ、ありましたね。(笑)
たしかあれは「アラビアのバラ」のときだったでしょうか。

広井「で、ためしにちょっとお前に渡して見たらカンカンって遊びだして…
   そのうちだ〜れも追いつけなくなって、今じゃ誰も楽屋で遊んでないよ!(汗)
   最初俺たちが遊んでたのに!今じゃ…今じゃみ〜んな引け目を感じて誰もやってないよ。」

まぁ、そんな裏話が…(^^;;

広井「ちょっとその妙技を見せてよ!」

とこうすけ先生が技を披露!最初は広井さんの長箒、続いては本物のデビルスティックでの技!
これがなかなかどうして!凄いです!片足くぐりもヘリコプターも思いのまま!最後は高々と上げてフィニッシュ!!
素晴らしい〜!(拍手)

広井「すごいよな〜!芸は身を助けるってね。
   これ、落ちたときはどうするんだっけ?」

と棒をこうすけ先生の左足の上に置く広井さん。
すると、こうすけ先生はくっと足で棒を引っ掛けて上に飛ばすと、そのままの勢いで再びリズムに乗せてしまいました!
そんな難しい技もできるんですね!!
ちなみに、ここで披露する技は日によって微妙に違うみたいです。ある時は半纏を脱いで披露したりも。でも、総じてすごい事に変わりはありません。

広井「すっごいよな〜!
   勉強なんかしちゃダメだよ。芸を身につけた方がよっぽどいいぞ。
   …でもな、大帝国劇場で働きたいんだったら、掃除人からだぞ?
   それでもいいか?」

頷くこうすけ先生。(笑)
本当にレギュラーになるのでしょうか!?(ワクワク)
よし!と広井さんとこうすけ先生は掃除を再開する為に舞台を下りていきます。とそこに親方登場です。

親方「おい、広井!ちゃんと掃除してるか?」

広井「あのハゲうるさいんだよな〜」

親方「なんだと!?」

広井「いいえなんでも!」

親方「ん?そっちの子は……」

広井「こうすけ先生ですよ。大きくなったでしょ〜
   これからね、掃除人見習い。(笑)
   俺が雇ったから。」

親方「雇ったって;;」

まぁ、広井さんは普通の掃除人ではありませんから。(爆)

広井「夏、暇なんですって。
   だからバイト!大帝国劇場広いんですから。
   小遣いやってくださいね。」

親方「あ、ああわかったよ。」

広井「じゃあ、あっしらはあっちを掃除してきますんで…」

そう言いながら舞台を下りて上手の客席通路の端へ。

親方「…で。なんであたくしがここに出てきましたかと申しますと…
   「ゲキテイ」振り付け講座です!!」

待ってました!今回、前説ではやりませんでしたからね!(^^)

親方「え〜、あたし一人では心もとないので強力なゲストをお呼びいたしました!」

広井「俺やらねぇからな。」

親方「誰がお前だって言ったよ;;
   えー、ダンディ団のお三方に、本日は花組からさくらさん、カンナさん
   アイリスさん!そして金田先生です!!」

えー!?今年は花組も!!(驚)
どこだどこだと下を見回していますと、(初日は2階席)なんか上から声が…!!
!!!?!!!!??
な、なんと皆さんが登場したのは2階席!!ビックリ〜〜!!ボスが直ぐ真横にいます!!(>▽<)
客席通路の間間に皆さま立っております!

広井「1階席の人は親方を見てね!!」

あ…今の騒動で親方がすこ〜し忘れられていました。(爆)

親方「えー、では!参ります。(^^)
   サビの部分ですね。
   まず、右手を左につき出して…「♪走れ 高速の」で左からゆっくり右へ持ってきて
   「♪帝国〜華!撃団」で下ろします。「華」です。
   次に今度は左手を右に「♪唸れ」で出して引いて出します。
   「♪衝撃の」ぉ〜で突き出した手を正面にもってきます。
   そしたら右、左、右、と手を交互に出します。「♪帝国」
   で「♪華撃団」で下ろします。」

親方、もうすっかり板についてきましたね。(^^)

―――日によって

2階席で2回目の「♪帝国華撃団」の部分。右、左、右と出す部分でさくらさんやカンナが「どすこい、どすこい、どすこい」と言いながら振りを教えていました。(笑)
いつかの親方の説明であったんですよね「どすこい」の掛け声。(^^)

親方「え〜…今、上の方で声がしましたが本番では言わないで下さいね。」(笑)

はーい、心得ています。(笑)

―――――


親方「はい、皆さんバッチリですね。(笑)
   えー、もう一回だけいきます!今度はもう少しテンポを早く…
   「♪走れ! 高速の 帝国〜華!撃団〜
     唸れ! 衝撃のぉ〜お! 帝国〜華撃団〜〜」
   …ありがとうございました!」(^^)

いえーい!と2階席からも皆さんの声援が。本当に、すっかり皆さん振り付けも板について。(笑)

親方「それでは皆さんは第2幕の用意に入っていただきたいと思います。
   どうも、ありがとうございました!!」

親方が舞台から礼をすると2階にいる皆さんはにこやかに去って行きました。
いや〜…ビックリしました。2階席にとっては嬉しい演出ですね〜!!よもや会場前の挨拶回り以外でこんな近くに出演者の方々を見ることができるとは!

―――20日・夜

この日は2階席にスペシャルな方がたっくさんいらっしゃったようです!(本日、私は1階席;;)
振り付け講座も終わり、さぁ帰るといった所でカンナが親方に声をかけてます。

カンナ「親方!親方!!
    2階席すごい!上手!!
    振り付けしてくださった龍子先生がいらしてくれています!!」

ええっ!?と客席のみならず親方や広井さんもビックリ!!
畠山龍子先生がいらしていたようです〜!!「アラビアのバラ」以降、振り付け師として残念ながら参加しておられませんが、来ていらしたんですね〜
それだけでも、なんだか素敵なハプニングだったのに、ボスがさらにもう一方発見したのです!

ボス「巴里からも見物人が来ていますよ〜〜(龍子先生よりもさらに大きなざわめき!)
   …どっかに。」(^^;;

いや、いや…「巴里」と聞いて過剰反応される方が山ほどいる劇場内です。誰が来ているか知りたいですよね!?
ボスが「言ってもいい?」と確認を取り、ご挨拶!その方たちは2階席の一列目におりました!!

ボス「迫水さんです!」

なんと迫水大使!!立ち上がってくださったので、1階のSS席からもでお顔が拝見できました!
そしてもう一方…

ボス「シゾーです!!」

おおおおお〜〜〜!!とざわめきの中で巨大バサミをチョッキンチョッキンするジェスチャーを交えながら立ち上がって顔を見せるシゾー!

親方「だれもシゾーは呼んでないけど…」

ボス「シゾー今日、化けてます。」(笑)

ええ、そうですね。(笑)どこからどう見ても人間に見えますから。
いや〜〜…ビックリゲストハプニングでした。

…でも、最後にさらに追い討ち。立ち去ろうとする広井さんが1階席、上手奥である方を発見?

広井「おや!かわいいね〜!これあげる。
   コクリコにそっくり!かわいいね!
   コクリコに声がよく似てるね!!」

声が?!と広井さんが話していた方向を見ますが、その方が本当に小桜さんだったのかはわかりませんでした。(^^;;
ちなみに、会員貸切日には1階席のA席辺りにあかほりさんがいらしたようです。広井さんが「あかほりさん、こんなところで見てないで!」と言っていました。(笑)皆さん、観に来ているのですね〜!

―――――


親方「え〜1階席の皆さんはごめんなさい…!」

深々と頭を下げる親方。
う〜ん、そう頭を下げられると何だか恐縮です。(^^;;
休憩の終わりにこんな風に盛り上げていただけるだけでも嬉しいです。

親方「ちなみに、これを踊っていただくのは今から約2時間後となっております。(笑)
   けして強制ではございませんので、よろしかったら踊ってください。
   ……それでは第2幕、心ゆくまで楽しんでいってください!!」

親方も上手へ走って行くと、ブザーが鳴りました。
いよいよ第2幕の始まりです!
ここで一幕と変わった場所が少しだけ。それは舞台の両脇…上手と下手にあるちょっとしたスペースと舞台を繋ぐ角にある照明台。一幕では黒い板かなにかでカバーされていたのですが、この休憩時間中にそのカバーが外され、登る為の階段が見えるようになっていました。わざわざ開けたということは、劇中に使われるのでしょうか?

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