…とまぁ、分けてはいますが、今年は例年よりは芝居を壊せる場所が無かったから少なめになりそうです。(^^;;
そうそう、こんなとこでなんですが…貸切公演、前説だけはほかよりも少し広井さんがネタを仕込んでおりました。(笑)
腹巻の部分に漫画版サクラ大戦の単行本一巻を忍ばせて「親方って呼ばれるようになったのはいつだ?」というくだりで

「この人最初の「愛ゆえに」ときは親方って名前じゃなかったんだよな!?こんな、口の周りに黒いのつけて大神さん操って踊ってたじゃねぇか!(笑)それがなに?最近じゃ漫画にも登場しちゃって!みてよ、この親方の目立ち方!!」

と漫画版の親方と大神さんが買出しに出ているシーンを広げてみせる。(笑)
本当に、親方も歌謡ショウから生まれて各メディアに溶け込んでいったキャラクターの一人ですよね。(^^)


イキナリ千穐楽ではない話題で失礼いたしました;;
ここからが楽日の話です!!楽日だけは夏って感じで暑かったですね〜!でもようやくって感じなので暑いのが苦手な私でもなんだかうれしかったです。(^^)

まずは前説から。
お掃除お兄さんは例の如く客席をぐるりと回ってご挨拶…なんですが、今日は箒のほかになぜか肩に拡声器をぶら下げております。何かのネタでしょうか?
今日は通路側に小さなお子様が目立っていたようで、お子様中心に飴をあげていました。(^^)

あと、アイリスのコスプレの方を発見したらしく「可愛いアイリスだね〜。アイリスってちっちゃいもんだよね。」と言っていたそうです。
張り出し舞台の辺りまで上がると、客席を見渡してご説明。

広井「え〜…罷り間違って千穐楽にはじめて来たという方もいらっしゃるので!
   一応、申しますとあたくし大帝国劇場の掃除人でございます。」

まぁ、大半の方が既に一度見ているリピーターですがね。(爆)
親方も登場すると、話は広井さんが担いできた拡声器へ。

広井「いっちばん最初の「愛ゆえに」のときイキナリ前説というものが始まりまして
   マイクも何にもなくって俺これ持ってしゃべってたんですよね!(笑)
   「写真撮らないでくださ〜い!」とか「物食べないで〜!」とか」

そ、そうだったんですか〜!それは知りませんでした。(^^;;
(私の歌謡ショウ歴は「紅蜥蜴」からなので)
今やちゃんと小型マイクが口元にありますものね。7年間の月日ってやつですか?(笑)

ほか、暇人の話で余談が二つ。

広井「俺暇人でよかった!朝から銭湯行けたりしますもんね。」
親方「銭湯行ってたのか…」
広井「ほら、髪濡れてるでしょ。」(手ぬぐいの間から出ている髪を触る)

広井「江戸の歌舞伎は朝から夜までやってたんですから。
   ずーっと劇場にいなきゃいけない!
   暇人でなきゃできない!!」

ああ、だから芝居は一日がかりなんですね。(違)
そうそう、観劇中の諸注意でも一つ。

広井「千穐楽のキップしかとらない。
   これはマナー違反ですよ!(笑)
   色々崩れますから。それを前提として、では中日も見ようと。
   来年からは、最低二日見ておこうと!
   どうせなら初日も見ようと!!」(笑)

リピーター増殖計画ですか?(爆)
とまぁ…諸注意も終えた広井さんと親方の元へ上手から一人の男性が近づいてきます…なんと田中公平先生!!(驚)
水色の上着に白いズボンというお姿でハンドマイクを持って登場してきました!!

田中「いやいやいや…」

広井「どっどうしたんすか…;;」

田中「いやね、今年もオケがないからさ
   さっき下を見たらピアノがあってね(張り出し舞台の下を指差す)
   ちょっとピアノでも弾こうと思ってね!」

マジですかー!?公平先生の生ピアノが聞ける!?とあって会場は大盛り上がり。
そして広井さんは大弱り。(^^;;
親方はピアノとって来いって言うしね。(笑)
困った広井さんは、半纏の中から雑誌を一冊取り出しまして苦肉の策を…

広井「…ぴあ!」

チケットぴあの情報誌!(笑)
それを受け取った公平先生は「ああ、これ弾きやすそうだね。」と舞台の下に置いて弾こうとしますが…

田中「ってこんなんで弾けるわけないでしょ!」

あ、よかったボケ倒されないで。(^^;;

親方「おおい、広井!ちゃんとピアノもってこい!ピアノ!」

親方に催促されて、公平先生の手からぴあの情報誌を返してもらうと、しぶしぶ広井さんは下手の袖へ…まさか本当に!?
と期待して待っているともってきたのは何とおもちゃのピアノ!!(爆)
あの小さなやつですね。
でもそれでも一応ピアノ。可愛らしいピアノを下に置いて公平先生が鍵盤をたたき始めました!曲は同じみ「ゲキテイ」!
サビの部分だけでしたが、一応生音が聞けたから良し……?(滅)
鍵盤をたたき終えると、公平先生はハンドマイクとおもちゃのピアノを持ってそそくさと笑顔で上手へ。

田中「来年こそは!
   この人(広井さんを指して)にオケ復活を願っててくださいね〜!」

その瞬間、一体何名がオケ復活を広井さんに願ったでしょうね?(笑…私もその一人ですが。)
妙な盛り上がりを見せた公平先生登場。残された親方と広井さんは何となく会話。(^^;;

広井「ピアノいいかもしれませんね。
   来年グッズで出しましょうか?ゲキテイピアノっての。
   ゲキテイしか弾けなねぇの!」(笑)

親方「そうだなぁ(笑)
   おい、なんとかしろ!」

広井「はい!って俺プロデューサーやだよ!?」

はいはい。この広井さんは掃除人ですものね。(笑)でもホントに来年ゲキテイピアノっておもちゃができたらどうしよう。(^^;;

前説のハプニングはこんなところですね。(アバウトでごめんなさい;;)
広井さんたちが「千穐楽!盛り上がってまいりましょう!!」と告げると場内が暗くなり、アナウンスが。

かえで「本日は、お暑い中、大帝国劇場にご来場賜り誠にありがとうございます。
    帝国歌劇団七年目の夏。そして千穐楽!
    どうぞ、たっぷりとお楽しみください。
    さぁ!幕を上げましょう!!」

楽日はかえでさんでした〜今回の公演は支配人(見習い)で始まり、副支配人で終わるのですね。(^^)
それでは、第1幕のアドリブをまとめて書かせていただきます!


―――夕焼け原っぱのダンディ団

いえ、絶対にここはいじられるとわかっておりました。(泣)
武田がいっぱいしゃべりますものね!
……絶対来ると分かっていたがゆえに、実は不安が拭えませんでした;;


武田「でもね、子供の頃好きだった…ゾウさんぶらぶら〜〜って
   今じゃあできないでしょ!」

この発言に「できない!」と同意するはずの西村が…

西村「できる!!」

ボス「やればいいじゃん!やれよ!
   ズボン下ろして、ゾウさんぶらぶら〜って。
   お客さんも、待ってるぞ。」

いや、待ってるっていうか…でも、ぜったいにここはアドリブ来ると思ってたんだ…(瀧汗)
そしてやっぱり囃し立ては止まりません!武田も戸惑いながらベルトを外してズボンに手を……

武田「け…毛が……;;;」

ボス「毛の話は後だろ。」

武田「も、もうこれくらいでいいでしょ。」(^^;;

…ですよね!!良かった!(爆)
ですが、ボスは一応ツッコミ!台から下りて足元に転がっていた灯油缶で新春のときの如く頭に一撃!

武田「あいたっ!!」

その後、セリフが飛んでしまい素に戻ってしまう武田。(笑)
千穐楽は別名武田いじられ日かも。(^^;;

―――ジングルベルの歌詞で…

本来三人で歌うところですが…

武田「チ○ポの毛〜チ○ポの毛〜いつは…え〜♪??
   …あ?」

ボスと西村が歌わず、武田が一人で晒し者に!!(^^;;
そして再びボスが灯油缶で一撃!

ボス「なに下品な歌ってんだよ。放送コードに引っ掛かるだろ。」

たしかに。(^^;;
でもブロードバンドは普通に配信されておりましたが。(爆)

―――謎が生まれた!

去り際にもひとつ。(笑)
生まれてきた謎に頭を抱えつつ奈落に下りる瞬間…

ボス「ああ、何故だぁぁ……!!」

武田「無駄に良い声だぁぁ〜〜〜……」
西村

武田にボスがまたまた一撃!!もうほとんど姿も見えてないのに。(汗)
武田、今のシーンだけでも3回叩かれてます。(^^;;


―――――「夏の街角」

歌の最中、たらいに足を浸すのは織姫だけだったんですが。今日はアイリスも足をひたしておりました。
かわいかったです。(^^)

―――土用の話

織姫「そ〜ですねー…だから週末の土曜日にはウナギを食べるんですね〜
   土用のウナギって言うでしょ?」

アイリス「そ〜なんだぁ〜〜」

織姫「ウソでーーす!!」(^^)

お、織姫のお約束。(笑)
でも、それはウソで正解なんですよね。

―――ボーノ!

織姫「ボーノって美味しいって意味でーす。
   みなさんもやってみて。ボーノ!!」

織姫にふられたからにゃ、やらないわけにはまいりますまい。(笑)
会場中で「ボーノ!」と声が。

織姫「美味しいときは、ボーノ!!」

「ボーノ!!」

アイリス「ボーノォ!!(^^)
     へぇ〜〜!!ウナギってそんなにボーノなんだぁ!!」

ええ、そうですよ。ふっくらしたうなぎはとっても美味しいですよ。(^^)


―――――金田先生による「形容詞」講座

…の途中で武田達がボケたおす部分がありましたよね。それが大半ちがうものになっていました。

武田「(パンッと手を叩いて)給食のカロリー計算しているおばちゃん!」

金田「それは栄養士!」

武田「お義父さん!僕、娘さんと結婚してお義父さんの子になります!!」

金田「それは婿養子!」

西村「先生!肩こるでしょ。」(先生に近寄りながら)

金田「ああ、近頃首がねぇ…」

西村「肩になんか乗ってます。(武田と二人で)むぅぅ〜〜ん!!」

金田「っあ!…あ〜肩が軽くなったってそりゃ霊媒師!」

武田「サングラスしてほうき持ってる人!!」

金田「そりゃ広井王子っていつまで引っ張るんでゲスか!?
   だいたい広井王子って何処にも当てはまら無いじゃないでゲスか!!」

ごもっとも。(笑)
続きまして「しい」についての話です。

金田「あたしが言ってるのは形容詞!
   この「しい」というのは、何々のような、とかそういう意味を持っているんでゲスね。
   一方、バカバカは強調です。
   だから、仲間のアドリブですになっちまう奴はバカだってことです!」

この発言に後ろで崩れ落ちているのは武田。(^^;;
痛い所を言われてしまいましたか?
ですが、この後の金田先生も自分が何処まで言ったのか分からなくなってしまったらしくしばらく「えーと、どこだっけ?」と言っていました。(笑)

武田「余計な事言うからそうなっちまうんですよ!!」(爆)

ちょっと耳が痛い金田先生。(^^;;
話が長くなりつつもとりあえず説明を終えますが…街の人たちは当然話を理解しません。

金田「おまえらみぃんな馬鹿!!」

捨て台詞、いつもより過激(?)でした。(苦笑)


―――――さくらとマリア

マリア「…ねぇさくら…」

さくら「はい?

マリア「気のせいかしら、今みんなに呼ばれたような気が……」

ええ。皆さんばっちりお二人の名前を呼んでますよ。(笑)

さくら「そういえばなんか聞こえたような……
    !…さっすがマリアさん。いつも大勢の人たちに声援をおくられているという
    緊張感を持って町を歩けって事ですね!」

マリア「いえ、そうじゃなくて…;;」

―――雲国斎先生登場!!

さすがに楽日となると「待ってました!」の声援も一際大きいです。

雲国斎「…すごい声援だ…!
    もう一回行こう!」

あはは、やっぱり一度戻ってもう一回登場なさいました。(^^)

―――いいところの掛け声!

毎回違うようですが、今日は?

雲国斎「♪桜っ…
    皆様方。とうとうかける掛け声がなくなったとき!
    そういうときは…「ばっ!!」気合いの声です。いろいろつかえます!(笑)
    これでよろしくお願い致します。」

「ばっ!!」って…(^^;;
さくらさんたちも、これにはちょっとビックリしていました。でも、そういうわけで…本日の掛け声は「ばっ!!」でした。(笑)

その後、待乳山聖天様へお参りに行く為に上手に消える直前に

雲国斎「…では、行って参ります。」(礼)

と一礼!はい!亜米利加でもがんばってくださいね!!


―――薔薇組暴走!

いやもう、全てがアドリブっぽい勢いでした。(爆笑)
まず、なかなか明りがつかないところから…

琴音「何だかザワついてるわね。(笑)
   ちょっと菊之丞。いつまでそうやってんのよ。」

菊之丞「いつもすぐに明るくなるのに
    いつまで経っても明るくならないから
    このままずっと明るくならないんじゃないかと(泣)」

なんだか泣いていたみたいですね。(^^;;
2階席からではよく見えませんが…
前のほうで琴音さんが一人で声援を貰うと菊ちゃんがいじけて「みなさん、菊ちゃんにもう一度大きな拍手を…!」と琴音さんが拍手を促したり…舞台に向かいつつも一言。

琴音「寒い夏で早かったわね。もう9回公演やったのよ。覚えてる?」


菊之丞「覚えてますー……」

二人「…………(舞台に向かいながら)」

琴音「何か戻りにくいわね;;」

どうやら菊ちゃんがきっかけのセリフを振らなかったようで…(爆)
で、なんとか戻っても…

琴音「今度あたしのやる役知ってる?」

菊之丞「はい?……
    いえ、別にいい加減に聞いていたわけじゃないんですよ!」

菊ちゃん、今のカラ返事をフォロー…ホントにボロボロな二人。(^^;;

琴音「…戻りにくいわね!;;」

そう琴音さんがぼやいた瞬間、菊ちゃんが客席に軽く拍手を促すと、それが大きなうねりとなって……

パンッパパパンッ

やっぱりこのリズムに落ちつきました。(笑)


――― 一丁前に稼げたら大人!?

武田が「5歳で大人ってこと!?」と嘆くシーン。
本来なら江戸川先生が3発殴るんですが、今日は最後の一発が…

江戸川「馬鹿!泣くなー!!ふんっふんっ!(チュッと武田のおでこにキス!!)
    私なんてっ……4歳で舞台に立ってたのよ!!」

ある意味拳よりもダメージのでかいことをされていました。(^^;;
この後、武田倒れてしまいましたよ。(笑)
そして…

江戸川「涙のエアープレーン!本日はダブル!!」

とエアープレーンを2回連続で見せてくれました!!
江戸川先生も芸達者ですよね〜(^^)


―――――紅蘭とレニ

レニに褒められて紅蘭が照れるシーンですが…いつもより紅蘭が前のほう…そう、張り出し舞台の上にいるな〜と思っていたら

紅蘭「あ、あはははは…照れるわ!!」

レニ「うわっ!!」

なんといつもより勢いついた紅蘭はレニの肩を叩くのではなく突き飛ばしてしまいました!!(^^;;
飛ばされたレニは一瞬下手袖の中へ…紅蘭…飛ばしすぎ;;
もちろん、すぐさま戻ってきましたがさすがのレニも、これには黒い笑い声を浮かべながら力いっぱい紅蘭に手を握って握手と小さな仕返しを。

レニ「ははははははははは……あと何買うんだっけ?」

紅蘭「えーと…ブレーキとオイルとヤスリやね。」

レニ「じゃあ早く買って帰ろう。台本読まなくちゃ!」

紅蘭「台本!ああ、ホンマや。はよ行こ!」

手を放された紅蘭は「おぉ痛…」と手をぶらぶらさせています。
…レニもどんどん逞しくなっていきますね。(爆)

―――特別製きび団子!

千葉助「今日は特別製作ってきたんですよ。はい!」

と箱を開けて紅蘭に渡したきび団子はなんと大福2個!!(笑)
これにはさすがの紅蘭も崩れ落ちています。(^^;;
レニも顔を引きつらせながら受け取りました。(爆)

そして千葉助が去った後の会話ですが…ああ、紅蘭必死に食べてます;;

レニ「あれ?…千葉助さんって…紙芝居屋じゃなかったっけ?」

紅蘭「こふぉきび団子おいひい。」

レニ「やめちゃったのかな?」

紅蘭「このふぉやわらかふぁがええんやな。」

レニ「(はこべるくん2号を押して紅蘭に近づきながら)紅蘭は、そういう事は気にならない?」

紅蘭「いや!
   きび団子に見えて大福なのがええんやわ!」

やっぱり見事なまでに会話が成立していません。(笑)
今日はそれに加えて紅蘭の口の中がいっぱいいっぱいです。でも、そこにアッサリと追い討ちをかけるレニ!!

レニ「…早く買って、帰ろうか。
   よかったら、これもあげるよ!」

さらに大福二つを突きつけられた紅蘭は思わず吹き出し笑いをしてしまい…大慌てで上手へと走っていきました。(^^;;
さすがの紅蘭も、この大福攻撃には勝てなかったみたいですね〜…残ったレニはゆっくりと進みながら団子…いや大福を一口。

レニ「ん!!
   …大福。」(^^)

そりゃそうだ。(笑)


―――挙手?

いつもならば薔薇組の二人だけなのですが…今日は全員がいっせいにあくび!(笑)

武田「って欠伸かよ!みんなして!!」


―――東京都てっきょ…??

いや、絶対この活舌難しいですよ;;
なぜか今日だけは「東京都」でした。難易度アップ?(^^;;

マリア「…東京都撤去きょかきょくきょっかしょう。

環「え?」

マリア「……東京都、撤去、っきょかきょくきょかしょ…を出しなさい!早く!!」

ああ、最後だから慎重にゆっくりといったのに結局かんじゃいました;;
八つ当たりするかのごとく環が出した東京撤去許可局許可証をいつもより細かく、力いっぱい破いていました。(笑)


―――――稽古場が?

ボスが着替え終わって出てくると、みなさんスタンバイしているはずなのに……誰もいない!(笑)
ボスが「あ、あれ?」とうろたえていると、みんなぞろぞろと下手から歩いてきました。(^^;;

ボス「いなかったんで心配しましたよ;;」

…放置されなくてよかったですね、ボス;;


―――――オペラ!!

横道先生、その名のとおり横道へ!(笑)

横道「ん〜、わからないかしらねぇ…
   それでは、わたくし横道それ子が歌ってお教えしましょうね!」

カンナ「ああ、頼むよ。」

といつものようにオペラ調に「♪海賊王〜〜」と歌いだす横道先生にカンナが思わず…

カンナ「ちょっとアンタ!!」

と言ってしまいましたが…

カンナ「…って先生にアンタはないよな、ごめん。」

横道先生が何か言う前に自分から頭を下げて修正…のはずが?(笑)

横道「(耳をそばだてて)…え?なぁに??
   カンナさんもオペラが聞きたい!?」

カンナ「はい!?」

横道「何?「椿姫」が聞きたい!?
   しょうがないわねぇ〜〜〜…じゃあ、ちょっとだけ。」(^^)

ここで息を一つ整えて歌いだした椿姫の歌は…本当に抑揚がしっかりしていて素晴らしかったです!!
あ。ちなみにマリアさんとすみれさんが歌った「雲雀の歌」ではなく、本家の、本筋の「椿姫」です。
もう、舞台も客席も拍手喝采です!!

カンナ「っておい、おい、おい、おい!待てよ…
    海賊王が椿姫になってどうすんだよ!」

うん、ごもっともなんですけど、綺麗な歌声でした。(^^)

―――かえでさんも?

歌唱指導を受けたカンナに、稽古を再開する声をかけるかえでさんですが…

かえで「♪さぁ〜〜カンナ!行くわよぉ〜!

なんとオペラ調の言葉に!(笑)

カンナ「かえでさんまでどうしちまったんだよ!」(汗)

とか言っていたカンナですが…

カンナ「♪おぉぉ〜〜〜れぇ〜〜〜さぁあまは〜
     かぁいぞく、おお〜だぁ〜〜〜」

エセオペラを披露していますよ!!(爆)
でも、当然の如くその歌声に今度は全員がこけてしまいました;;

横道「カンナさん!(カンナに近寄りつつ)
   カンナさん!!すっごく面白いんだけど全然違うの!(笑)
   オペラでもなく、海賊王でもないの!」

そう、面白んですけどね。(^^;;

―――金田先生の差し入れ

いつもは夕張スイカなる妖しい物(笑)を持ってくる金田先生ですが、今日は普通の箱に入った本物のお菓子!

金田「いや〜稽古白熱しておりますなぁ!
   あ、これ差し入れです。」

かえで「まぁ〜!いつもありがとうございます〜!」

カンナ「すまねぇな!(その中の一つをぱくり!)」

金田「ここに来る前に厚生年金会館って所によりましてね。
   そこにあった楽屋から頂いてきたんでゲスよ!」(笑)

まぁ!(笑)
いいんでしょうか?(^^;;
と、金田先生と横道先生の目が合いました。

金田「おやおや!誰かと思えば横道ぐれ子先生!」

横道「いえ、ぐれてませんのよ。(^^;;
   昔ちょっとね。(笑)
   それ子ですわ。ほら、ソ、レ、子!」

金田「あ、今は更生してそれ子先生!!
   こりゃ失敬、失敬。」

…先生、ぐれてたんですか?(爆)

―――デタラメ台本

自信満々に脚本を語る金田先生にカンナが一言言うシーンですが…まだ口に食べ物が残っているようです。(^^;;

カンナ「金田先生よぉ、あんふぁの書いたこの台ふぉん、デタラメだな!」

紅蘭「カンナはん!?」

金田「カンナさんそりゃ酷いでゲスな〜食いながら。」(笑)

そりゃあ、カンナは花組の胃袋のような存在ですから。(爆)
そして金田先生の「本歌取り」の説明の後のパロディーは…

カンナ「パァ〜ンティなの?」

かえで「パァロディ〜!」

カンナ「ぽぉ〜ろり?」

かえで「パァロディー!」

カンナ「べぇろり〜?ベロベロ…」

かえで「パァ〜ロ……」

…あれ?かえでさんからの怒りの目線が無い…でも、そこでセリフはストップ。(^^;;

カンナ「今日は優しかったんだな。ごめん。」

乗り切れなかったカンナはぺこりと頭を下げましたとさ。(^^;;
う〜ん、最後の最後にかえでさんは寛大でした?(汗)


―――3分間ショッピングを終えて…

最終日はなんと菊ちゃん!

さくら「あ、アイリス。」
アイリス「うん?」
さくら「薔薇組の丘菊之丞さんが待乳山聖天様にお参りに行ったんだって。」
アイリス「へぇ〜…何をお願いしたの?」
さくら「大神さんが、自分だけのものになりますようにって……」
アイリス「……バッカじゃないのぉ〜〜!!」

おお、ゲーム本編モードの反応ですね。と思っているとさくらが上手に去ると同時に下手から「バッカじゃないの!」「バッカじゃないの!?」と口々に言いながら
カンナ、織姫、紅蘭、レニ、マリア、そして困った顔をしながら最後尾を歩くかえでさんがさくらたちの後を追って上手へ!

かえで「困ったわねぇ…」(^^;;

そしてかえでさんも上手へと消えると、今度は下手に菊ちゃんが佇んでいます!

菊之丞「…実らない恋ほど……燃えるものなのよねぇ…!
    そーだ!大神さんに、薔薇組のブロマイド持っててもらおう〜っと!
    すみませーん!ブロマイド一枚くださぁ〜い!」

と売り子さんを捕まえる為に下手袖へと戻る菊ちゃん……頑張れ、大和撫子菊ちゃん。壁はとてつもなく厚いけど。(笑)


えーと、以上が1幕のアドリブです!
ここから振り付け講座と2幕のアドリブとなります!


―――――こうすけ先生芸達者!!

今日は広井さんだけとぼとぼ登場してきました。手にはこうすけ先生から預かったのか箒のほかにデビルスティック一式も持っています。

広井「いやいや、千穐楽です。
   全てのキャラクターが、今日消えます。
   …ということで…こうすけ!!」

広井さんが名前を呼ぶと、なんと下手から駆け足で登場したこうすけ先生は側転、バク宙と身軽な技を披露して登場!!
…デビルスティック以外にもなんて芸達者なのでしょう!!
もちろん、デビルスティックことさくらん棒の妙技も披露!

広井「ホントに…芸は身を助けるってね!
   やっぱりサーカスに売り飛ばそう。(笑)
   ほら、シルク・ド・ソレイユってあるだろ。ああいうところ行けよ。
   勉強なんかするなよ。勉強よりまず礼儀、挨拶とか掃除な。
   よし、俺の後ろについてくるように。ね、掃除の仕方教えてやるから。」

こうすけ先生、本当に広井さんに弟子入りですね。(笑)
と、親方が登場してきましたね。
どうやら1幕が長引いてかなり押しているとのこと。(笑)

親方「2幕はもう…伸びないと思いますけど…」

広井「2幕はね、伸び様が無い!」

歌が中心ですからね。難しい機構の演出部分もありますし…でも会場からは「え〜?」と不満の声。(笑)

親方「え〜?!じゃないの!」(笑)


えー…この後は振り付け講座〜!です。(^^)
さすがに楽日なので、皆さん一段と大盛り上がりでした!
私は幸運にも2階席でこの振り付け講座を見るには一番いい席に座っていたので、カンナさんと握手し、カンナさんの真後ろで振り付け講座を受ける事が出来ました!!(感謝多謝!!)
カンナに手を右、左、右と突き出す部分で「ご一緒に。」と言われたので一緒にどすこい、どすこい言いながら踊っていました。(笑)

そうそう!さくらさんがハンディカメラを持ちながら登場してきましたよ!
あれが噂の花組カメラなんですね〜
その話題が2階席の皆さまが去った後、下で話題になってました。

広井「親方!なんかさくらさん上で蒸気カメラまわしてましたよ。
   たぶんあれはDVD特典ですね!」

親方「そ、そうだったか?」

広井「今回4枚組みですからね!なのにお値段据え置き!
   花組カメラ8時間くらいまわってるらしいですから!!
   広井カメラは全然まわってないけどね。(爆)」

8時間!?それは凄いですね〜…DVD楽しみです!(^^)
サクラ祭りのダイジェストも入りますしね!


……さて2幕です。本当に少ないです〜(^^;;

―――――トランプ金貨と宝の地図

いつもならアイリスの投げた地図は張り出し舞台の上に落ちるんですが、今日はおお〜きく投げて、張り出し舞台を越えて升席の中へ!(笑)
とっさに升席の方がジムに地図を渡して事なきを得ましたが。(^^;;
そして去り際にジムがその方へ一言。

ジム「やったぁ〜〜!!ラッキーーー!!
   …(升席を見ながら)ありがとね!」

あそこに座っていた方には嬉しいハプニングだったでしょうね。(^^)


―――――赤ダコVS赤ザメ

はい、2幕の数少ないアドリブ。(笑)
まずは赤ダコ君から。ジムを回転させる技「オクトパストルネード」ですが、本日は特別仕様!

赤ダコ「オクトパススーパートルネードォ!!」

スーパーがつきましたが、ジムの回転率は変わってないような(以下削除)
でも、下手についた段階で「リバース!」と言ってその場でジムをさらに回転させていました。なるほど、そこがスーパー…(違)

続いて赤ザメ君。ポンポコチンのくだりで…

赤ザメ「そこの少年もご一緒に。今日はみなさんもご一緒に!はい!!」

「ポンポコチン!!」

みなさん、ノリがよろしいです。(笑)

―――赤ダコの秘密!?

ジムも去り、追いかけっこをするタコとサメ。

赤ザメ「どう見たって、お前の方が気色悪いだろ!」

赤タコ「あ!言ったな!!
    俺はな、歌謡ショウ史上最も金がかかってるきぐるみなんだよ!
    お前みたいなビニールの安物じゃないんだよ!」

と赤ザメくんを小突くタコ……っていうか、まさかそれが制作費トップとは!!(驚)
あ、でももちろん「アラビアのバラ」の織姫の衣装を抜かして…ですよね?(アレよりも上だったらいろいろな意味でショック;;…でもあれは経緯が特別だからちょっと違うかな?)


―――――流木〜♪

2幕のアドリブのメイン。(爆笑)
ブリキのバッチを取ろうと頑張る琴音流木!そこにたくさんの声援がかかります。が…

琴音「なんだか声援がバラバラだわ;;
   せ〜ので、ファイトでいきましょう。
   せ〜の…!」

『ファイト!』

一発!(爆)けれど揃った声援もむなしく琴音流木はこけてしまいました!!(^^;;

琴音「あああああ〜〜〜〜…!!
   声援に負けてしまったわ;;」

そしてそれを起き上がらせようとする兄弟たちですが…

琴音「あああぁ〜〜〜!?」

なんともう一体倒れてしまいました!!
何とか立ち上がらせようと踏ん張りますが…奮闘虚しくとうとう3本とも倒れてしまいました!!

琴音「どーすんのよ!3本とも倒れちゃ…!!
   誰が起してくれるのよ!!(もがく流木たち)
   ちょっ…!誰かぁぁぁ〜〜〜!!」

琴音流木が叫ぶと、下手からさささっと登場したのは黒子さん二人!!お腹の部分に「裏方A」「裏方B」と書かれた大きな札を下げています。(笑)
その方達の協力を得て、無事に三人とも立ち上がれました〜!(^^)

琴音「あ、ありがと〜〜!!(さささっと去って行く黒子たち)
   …って今の誰?(笑)
   黒い人魚だったみたいだけど…」

いえ、琴音さんきっとそれで正解です。(笑)


―――口発砲

ラッキーマンとジムが崖の上にいるシーン。…ってこの時点ではロボットですね。
本来ならばロボットが持っている銃から赤い火花が散るのですが、この日は

ロボット「バーーーーン!!」

と口で発砲音を言っていました。
…銃が不調だったのかな??


――――赤ワニとの駄洒落

1号が「アリゲーター」と言ったあと…ジムの反応は…

ジム「こちらこそ!クロコダイル!」(黒子がいる)

びしっと下手のほうを指差すと、なんとそこには直立不動の黒子さんが!!
これには赤ワニたちも客席もビックリ!!(笑)


―――――魔女のツッコミ。(笑)

三人がバラバラに四文字熟語を言うシーン。
…まぁ、先を知っている人が多い客席ですから(^^;;

魔女「あーーーっはっはっは!!
   なぁ〜んだおまえたち!
   ぜんぜん揃ってない上に声まで小さいじゃないか!」

ほら言われた。(苦笑)
その後に続くトランプガールズ登場後のジムのセリフも…

ジム「さぁみんな!今度こそ大きな声で
   心を一つにして、いくぞ!!」

と、念押しをしていました。(^^;;
もちろん、今度は会場中で唱和しましたよ。(笑)

―――魔女にトドメ!!

トドメの一言は「悪霊退散」…ですが、本日は千穐楽ですよ!(笑)
トランプの騎士が引っさげてきた文字は「祝千穐楽」!!!

ジム「あの言葉を、僕と力の限り叫んでくれ!!
   一文字目は「いわい」じゃない!「しゅく」と読む!!
   …せーーの!!」

『祝千穐楽』!!!!!

魔女「ぐわあぁぁぁ〜〜〜!!
   もうお終いなのかぁ〜〜!!
   残念無念〜〜!!!」

魔女の最後も特別バージョン。(笑)
そしてシルバーのツッコミも……

シルバー「焼肉定食は四文字熟語じゃないぞ。
     しかも祝千穐楽も微妙だ…!」

船長、前者はナイスツッコミですが後者はつっこんではいけないんですよ。(^^;;
しかも、四文字熟語の応酬はここで終わりません。(笑)
駆けつけてきた船乗りが「いまさらのこのこと」という船長に向かって「平身低頭」
再開できたジムには「熱烈歓迎」と。
う〜ん、遊んでますね。(笑)


―――――ビリーとシルバーの決闘!!

アドリブ、と言うか…ハプニング?
「のびのびアーム!」の際、なんと黒子さんの動きが速過ぎてシルバーが剣を振る前に切れてしまったのです!(爆)

ビリー「あぁ〜〜〜!?!
    ……あっと言う間に切りやがった。」(笑)

まぁ、そういうことで。(^^;;

ビリー「…ぽてと。
    じゃなかった、さてと…!行くぞ!!」

最後の最後にアドリブを入れるビリーに天晴れ!(笑)




さぁ、アドリブはここまでです。ここからはグランドフィナーレ!!
ここも一つだけです。なんと、金田先生が赤ダコの衣装で登場したのです!!(爆)
「ゲキテイ」もそれで踊り、すっごい目立ってました。(笑)
でも、舞台は真面目に進行して行きます。

さくら「心を一つにして…いきますよ?
    全国の大神中尉と、そしてサクラファンの皆さまへ!敬礼!!」

本日の銀テープにはピンク色のテープが混ざっていて綺麗でしたぁ〜!(^^)
そして、幕が閉まり、カーテンコールを終えても…まだアンコールの拍手は止まりません!!そして…舞台はそれに答えてくれました!!再びカーテンコールです!
全員が手をつないでいます。(^^)

さくら「あたしたち、仲間が…大好きです!
    歌謡ショウが大好きです!
    そして、みなさんも大好きでーす!!
    また、どこかでお会いいたしましょうーー!!!!」

拍手と笑顔に包まれる中、夢の舞台の幕が閉まります…!
今度は会場も明るくなり、アナウンスが…

かえで「これをもちまして、今回の公演は全て終了いたしました。
    皆さまの愛を感じた、7日間でした。
    …ではまた、どこかでお会いしましょう。」

はい…必ずや!!と心に誓っていますと恒例の3本締めが。
ああ、本当に終わったんですね……今年の夢の舞台が……本日は昼公演。外はまだ明るいです。
夢の名残を思いつつ、またいつか夢のつづきを見れる日を思いつつ―――帰路につきました。


―――――レポート終了!!――――

はい!!これで本当にお終いです!!
お疲れ様でした〜!!(^^)&m(__)m
今回はこの後、私事が詰まっているという個人的な理由でかなり急ピッチで仕上げたので(汗)穴がやっぱりたくさん出てくると思いますので、補足などはどしどしバンバンとお願い致します!

そうそう、余談ですが歌謡ショウ終了後、帝都は連日30度を越える残暑が続いております。まるで今年の歌謡ショウは夏の終わりを締めくくる物ではなく、夏の底力を奮い立たせたみたいですね。(笑)
それでは、今回はこの辺で…またどこかでお会いしましょう〜!


追伸:今回は約90000文字、543KBという容量でございました。……本当に、ここまで読んでくださった皆様、お疲れ様です!そして…ありがとうございました!!

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