おまけ2:大阪千穐楽
はい。ホントにホントの楽ですね!!!行っちゃいましたよ、大阪まで!!
夜行バスで0泊3日の旅!(爆…今さらながら、地方からいらっしゃる方々の苦労が身に沁みてわかりました;;)
さすがに大楽&初の大阪公演とあって、熱気も凄かったですね!
そうそう、余談ですが…ここでちゃんとシゾーから武田への花が届けられてました。
が、なんと東京よりもランクが下がってて…黄色い蘭だったのが、ローズ色のシクラメン(しかも花屋の店頭で400円くらいで売ってるもののような…)でした。(^^;;
シゾー様……それらの花の注文はもちろんコレットさんですよね?(笑)
余談を挟みましたが、気を取り直してさっそく参りましょうか!
前説からしてなんだか違います〜いつもなら広井さんが登場してから親方なんですが、この日は親方が先に登場!
親方「広井!おい広井!」
どうやら掃除人の広井さんを探しているご様子…いないのでしょうか?
親方「おい!広井!!
……広井がいないとすすまないんだけどなぁ…」
思わず本音がポロリと出てくる親方。そうですよね〜二人そろっての前説ですものね。(^^;;
きょろきょろしていると……下手から誰か登場!!でも、それは広井さんではなくて……なんとマエストロ田中公平さん!!
田中「いやいやいや〜〜」
指揮棒を持っていつもの白いジャケットを羽織った服装です。
ちょっとうろたえた様子の親方と二人で舞台中央へ。
親方「ど、どうしたんですか?!」
田中「生番組の夜中の2時3時まで宣伝したたんですよ。」
客席に礼をしてのお言葉。凄いですね〜さすがです公平先生。(^^)
親方「あ、それはどうも…」
田中「ところでさ、何でこんなに空いてるの?」
親方「あ、ああ…なんででしょうね?」
田中「オケは?」
と、最前列と舞台の間の距離を指す。たしかに、青山劇場よりは前の幅が大きいんですよ。
でも、人が数人納まるのには狭々ですね。(^^;;
親方「ええ、あの公平先生のためにビッグバンドをご用意したんですよ!」
田中「おお!」
公平先生や客席を期待させまくる親方!!
そして、半纏の中に手を伸ばし、取り出だしたるは…
親方「ビッグバンド〜〜!」
ドラえもん調で。(笑)手を大きく掲げて物を出す!
ビッグバンド……というよりはチャンピオンベルトですね。(^^;;
一瞬時が止まったような気がしますが(汗)公平先生は受け取ると…
田中「……いいですね、これ。」
と腰に巻いて満足そうに行っちゃいましたよ!!
「八犬伝」に続いてそれでいいんですか公平先生―――!!!!(汗)
公平先生が満足そうに下手に帰っていくと、程なくして客席脇の出入り口から広井さんが登場!!
広井「親方!」
親方「広井!!」
と、お互いに気づいた所で下手からホウキを持って半纏を着た黒子さんのような格好をした方がひょっこり登場。
広井「ハチ!何してんだよ!」
ハチ「広井!これ忘れるなよな。」
と、ホウキを差し出す。いそいそとホウキを受け取る広井さん。ダメですよね、商売道具忘れちゃ。(笑)
ホウキを渡すとハチさんはまた袖の中へ。
ホウキを受け取った広井さんは舞台上へ。
広井「これってどうよ?
立場的にさ、舞台監督と俺だと俺の方が下なわけ!?」
舞台監督だったんですかーー!!(^^;;
「掃除人」と「舞台監督」だったら舞台監督の方が間違いなく上でしょうけれど…;;;;
親方「そうなんじゃない?」
広井「ったく冗談じゃねぇよ〜
人がトイレ行ってる間に始めちゃうしさ〜」
と、ここで思い出したように注意事項などの話へ。
広井さん…そりゃちょっと慌てたでしょうねぇ…(^^;;
いつもなら広井さんが冒頭にやるのですが、段取りと違っちゃいましたから。(笑?)
親方「ほら…注意事項とか……」
広井「ああ、やってみたら、たまには。」
親方「そ、そうか…
えー…と、撮影禁止。
録音、撮影はご遠慮ください。
あとかけ声など大変ありがたいですが
短くすぱっとやっていただけたらと思います。
えー、後は……」
なかなか次が出てこない親方。すると間を置かず客席から「蒸気携帯電話!」と声が…
親方「そう!蒸気携帯電話の電源を切っておいてください。」(^^;;
ここで見事に注意事項を言い終えた親方に、客席から拍手〜(笑)
親方「ありがとうございます。(笑)
ところで、おい広井!
ちょっとこれ見ろ!!」
ちょっと強引に段取り通り持っていく親方。
ここで親方人形と広井人形へ話へ持っていく(ちょっと中略…ほとんど仕様は東京楽と同じです。)
親方「よし!じゃあ踊っちゃうよ〜!
ゲキテイ振り付け講座〜!」
広井「おい!…いいや、ほっとこ;;」
親方「これ指導免許がいるんですよ。」
広井「いやないでしょ!そんなもん!」
もちろん、広井さんは親方の振り付け講座が終わるまで客席の空席に座りながらぶつぶつ言っています。(笑)
振り付け講座が終了すると舞台に戻る広井さん。まだぶつぶつ言っています。
親方「何ぶつぶつ言ってんだよ!
え〜…これを踊っていただくのはおよそ2時間42分後です。」
広井「細かいな;;
でもさ、なんでそんなに踊りたがるの?
新劇でこんなの乗っけないよな。」(頭につけた人形を見る)
親方「ええ、乗っけませんね。」(^^;;
広井「猿之助さんも乗っけると良いですね。
歌舞伎ってのはいろいろ乗っけてますからね。」
いやぁ……それは面白そうですが如何でしょう?(^^;;
前説の違う点はこのくらいだったでしょうか。
(大雑把ですみません;;;;;;;;)
続いてアナウンスです〜
花組 「みなさま、あけましておめでとうございます!」
マリア「今年も新春歌謡ショウにお運びいただき、ありがとうございます。」
さくら「間も無く開幕です。
その前に、今一度蒸気携帯電話の電源をご確認ください。」
かえで「さぁ、お席に方におつきください。」
いつもは一人の方が担当するので、珍しいですね!
ではでは、一部のアドリブへ〜〜
―――――武田さんの登場シーン
武田「うわっ
大阪の浅草は東京の浅草より人が多いな〜」
大阪の浅草ってなんですか?(^^;;
ちなみに、隠れかたは東京楽と一緒です。
―――
西村「武田の奴、とうとう大阪まで逃げてきやがった…!
塚!政!」
塚「へい!」
政
――武田発見?
塚「アニキ、見つけやした!!
西村「武田…!!ちょっと見ないうちに随分体型変わったな!
って全然違う人だろうが。」
――武田発見??
政「アニキー!いやした!!」(捕まえたのはさくら(冬服)のコスプレの方)
西村「どうだ!
…さくらさん!毎度毎度綺麗ですね。
東京にもいました?(頷く)…ありがとうございます。」
――武田発見!
ここは東京楽と同じですね。
見つかってからのリアクションが変わってました。
武田「あ、アニキ!そろそろ東京の浅草に帰りましょう!
……あ、食い倒れ人形!」
客席の奥を指差す武田。「どこどこ?」と探す三人。その隙に逃げる武田!!
……捕まった後も変わってました。
両腕をがっちり捕まれた武田。それを振り払うと腹を決めた一言!
武田「よーし、わかった。いっちょ俺がもんでやるよ。
(構えて)…どっからでもかかってこい!」
二人の攻撃を見事に受け流す武田!!!さすが兄貴分!!!お見事!拍手喝采!
武田「どっちがアニキだ!?」
塚「武田さんですっ」
政
―――武田捕獲方法
西村「武田!
大阪名物たこやき。ほいっ!!」
武田もやっぱりおいしい物につられるんですねぇ。
―――ボス登場
東京楽では灯油缶ではなく大阪っぽくハリセン持ち!!
スパーンッといい音がして武田にヒットしてました。(笑)
うろたえる武田をすかさず捕まえて立たせる子分二人。
そのままの体制で頭を低くしながら下手の方へ進むと、そこから一気にボスがいる上手へダッシュ!
そして、ボスはハリセンを横に構えて…
スパン!
武田のおでこに直撃!…けど、「音がイマイチだったな。」とボスが言うと、武田が「もう一回やりましょうか。」とリピート。(笑)
今度はスパーンッといい音がしましたよ〜(笑)
その後も攻撃を続けると、武田がついに逆ギレで懐から小さいハリセンを取り出すとボスに連撃!!
けど、ボスの一振りですぐに反撃終了。(^^;;
ああ、珍しく反撃アイテムを用意したいたと思ったのに…(笑?)
―――破門を言い渡された武田!
西村にすがりつく武田。
けれど、西村は止まらずすたすたと下手へ。
あ、東京楽と一緒かな?と思ったら、なんと西村が武田をおぶって再登場!!
おぶってもらってどうするんですか武田さ〜ん!(^^;;
後は一緒ですね。
―――幽霊の登場
ここは東京楽と一緒で欽ちゃん走り。
―――琴音さんと親方
「袖擦りあうも多少の縁」からの会話発展。一つおまけが…
琴音「渡る世間は鬼ばかり?
親方「違うでしょ!そんなこと言ってないでしょ。」(^^;;
琴音「…そこ擦ってたら立っちゃった?」
親方「そんなこと言ってないでしょ!!袖擦りあうも多少の縁、ですよ!」
……琴音さん、ついにあからさまな下ネタに!!(汗)
薔薇組って一応愛と美の秘密部隊なんですから。(^^;;
―――琴音さんの自己紹介
いつも通りバッチリ拍手を決めると、ご挨拶は大阪風に。
琴音「ホンマ、おおきに!」
続いて千葉助さんに「バカ組」と言われてしまって…
琴音「そう、♪わたしバカよね〜…って違うわよ!!」
琴音さん、いろいろとノリノリです。(笑)
―――走る走る三人組!
いつも通り千葉助に追いかけられて走り出す二人。
そして盛大な拍手。(笑)
ある程度走った所で止めて、東京楽と似たような台詞に。
琴音「千穐楽でございます。走りたいと思います!
東京公演も終わり、大阪公演もこれが最後でございます!
千葉助さんに走っていただきましょう!!」
ここで東京楽と同じく走る千葉助さん!
けれど、ここで東京楽とは違うことが起こりました!!
なんと、千葉助さん、階段を下りて冒頭にも出てきたけっこう広い最前列前で走り出した!!
右端から左端まで!最前列の辺りの方々、もう予想外の嬉しい事態に大興奮です!
それにあおられて千葉助さんが戻ると琴音さんが。琴音さんが終わると親方が客席前を走ってフィニッシュ!!
いやぁ〜…ちょっとビックリしましたね。
ちなみに、この後の「ゆっくりと縁側に近づく術」は本当に辛そうでした。(^^;;
琴音「なんでゆっくりなんだ……っ…さっきまで走らせといて…!!
…つらいっ……!」
千葉助「もう限界に近づいております。
…もう少し様子を見よう。」
千葉助さん鬼ですか!!(爆)
―――七福神紹介
楽ともなるとここでかかる声援も一際大きかったです。()は声援です。
アイリス「三囲神社の大黒様〜!は〜い!」
(アイリス!)
アイリス「私は、台所の神様じゃ〜
次!恵比寿様〜!」
(さくら!)
さくら「ありがと〜!
大漁の神様!商売繁盛で笹もってこ〜い!」
この、さくらさんの「笹」は恵比寿様を祭った戎神社の行事、十日戎のネタだそうです。
マリアさんは声援がかかりますが会釈で特に変わらず。
紅蘭は「ウチもおおきに!」とにっこりと反応。レニは「ご丁寧に。」と礼。
最後の織姫は…
(織姫!)
織姫「おおきに。(^^)
たこやきたこやきみたこやき!あわせてたこやきむたこやき!!
ボロロ〜〜ン!
弁舌と音楽を司る、芸能の神様〜!」
さすが姫様!!(^^)
(ちなみに、東京楽では痛々しいくらい掠れた声でしたが、大阪では幾分か良くなっていました。(それでもまだ掠れ声なんですが…)
―――布袋さまがいない!!
織姫の台詞がちょっと違ってました。
織姫「それにしてもでーす!
どーしてここまで千穐楽まで気づかないですか!!」
それは…たぶんそういうもんだからです。(爆…みもふたもなくてすみません;;)
―――カンナ登場!
差し入れのお菓子はやはり大阪名物に変わっていました!
カンナ「大阪あんプリン!
あんこでね、まっちゃのプリンなんだよ。」
ほらほら!と周りに勧めるカンナ。かえでさんに勧めて食べさせて、マリアにも勧めるが…
マリア「私はいい。私はいい。」
とかたくなに拒否!!(笑)
標的を失ったカンナはさらにその先へいるメンバーへ!
カンナ「いやいやいや。いやいやいや!」
そう言いながら織姫に食べさせ、紅蘭に食べさせ(唯一積極的に口をあけて自分から食べてましたけど。)、アイリスに食べさせ、さくらに食べさせ…ようとしますが、上手袖へ逃げるさくらさん!
けど、結局折り返して逃げた先にいたレニに捕まって…
さくら「ど、どうしよう…」(^^;;
結局食べさせられちゃいました。(中身がなくなったのかどうかはわかりませんが、レニは食べさせられませんでした。)
楽しそうに元の位置へ戻るカンナに後ろから織姫が一言。
織姫「そんなことするなら飲み物用意してくださーい!」
そりゃごもっともです。(^^;;
でも、これを皮切りにカンナのアドリブが暴走し始める…(笑)
マリアの服装を見ても…
カンナ「なにその変なカッコ!やめなさい?
やめなさい、そんなカッコ!!
…やめなさい。」
マリアが口を挟もうとするが出来ず、睨まれて何とか止まるカンナ。
点呼でも暴れる暴れる…(雰囲気は東京楽と一緒ですね。)
そして、マリアが銃を構えると…(普通に距離とってます)
カンナ「なんでそんなに指が動いてるの!?
怖いから怖いから!!
わ、わかったよ布袋様になってくりゃいいんでしょ!
あんプリンも置いて手も洗ってくるよ!!」
ここでカンナ、超特急で劇場へ帰還。
このシーンの締めはこの後のかえでさんですね。
さくら「似合ってますよ、かえでさん。さっきも言いましたが。」
かえで「そう?
…似合ってるかしら!?」
客席へと答えを求めるかえでさん。(ちょっと強い口調で。まるで似合ってないと言われたらあとが怖いような…(爆))
もちろん、みんな拍手です。(^^)
かえで「じゃあ…いいかしら!」
はい、とてもよくお似合いです。(笑)
―――オンリー・マン
まぁ、マリアさん自身には何も無かったんですが、レニが滑り込みの際に距離が足らなくて千葉助さんの家の前辺りで止まってしまって…手をバタバタさせて匍匐前進してたのが可愛かったです。(笑)
―――幽霊と初めての顔合わせ
アイリスと顔を振り合いだけなんですが、今回はきょろ、きょろっと見た後に反復横跳びを5回ほどしてから、驚いていました。(笑)
その後の、紅蘭が確かめに行くシーンでは武田の頭を「じゃまや!」とはたいて見てました。(紅蘭はこの時点では見えないんですが;;)
―――菊ちゃん気絶。その後…
気絶した菊ちゃんを杖でつつくマリアさん。わきの下をくすぐられ、痙攣する菊ちゃん。(^^;;
でも、自分から「ここ、ここ」と指差していたので狙ってましたね?(笑)
菊之丞「幽霊さん、幽霊さんはどこかしら〜?(マリアと目が合う)
…幽霊さんじゃないわ。女王様〜〜!」
……ある意味では間違ってないような気がするんですが……気のせいでしょうか?(爆)
―――バカばっか
こちらは、東京楽と一緒で、織姫と一緒に踊りました。(笑)
―――隊長も走る!!
大神さんももちろん千穐楽スペシャルで走ります!!たくさん走ります!!
琴音さん達もあおってます!!
そして、大神さんも客席へ下りて走ります!!(^^)
琴音さんの止めもなかなか入らず「がんばって!」と言われる中、ひたすら走る!!(笑)
大神さんが限界で止まると会場からは大きな拍手が。
大神「はぁっ……今日はたくさんいたな。」
ここで大神さん進歩。やはり息も絶え絶えなんですが、東京楽より台詞がスムーズに言えてました!
―――ダンディ団の借金取り。
西村の台詞が所々大阪風味に。
西村「よぉ、モギリ。まいど!」
西村「おい、千葉助。金返さんかい!」
という具合です。
――
ボスが西村を止めに入った後。「俺たちゃダンディ団。」の部分で「アラビアのバラ」で出てきたあの妙な自己紹介の振り付けを四人全員でお披露目。やっぱり「歌って踊れるギャング団」なんですね。(笑)
―――布袋カンナ登場
大神さんに話しかけるカンナ。
カンナ「ねぇ、どうしたの!?どうしたの!?どうしたの!?どうしたの!?
どうしたの!?どうしたの!!?
怒ってんの?笑ってんの?」
大神「…怒ってるんだ!」
カンナ「…笑いながら怒っている。器用な奴だな。」
カンナさん、そりゃ言わない方が…(爆)
大神「実はかくかく!」
カンナ「かくかく!」
ボス「助さん?」
大神「しかじかなんだ!!」
カンナ「しかじかとな!」
ボスが合いの手を入れますが、これはさらりとかわされて終わりました。助さん角さんはちょっと違う畑ですよね?(^^;;
―――千葉助さんのおちゃめ
あいかわらずつつく千葉助さん。しかもしつこい。(笑)
カンナ「いつまで笑ってんだよ!まじめに話してんだから!
ねぇ、話聞いてる?」
さぁ、どうでしょう?(^^;;
―――殴られる千葉助!
ここは東京楽では追加の殴る音は入らなかったんですが、今回は音響さんが動きに合わせて全ての攻撃に「ドカ!」「バキ!」など音をつけていました。
おかげで随分長い痛めつけシーンに…;;
―――幽霊の訳
ここでアイリスが解説する訳のシーン。東京楽と同じく2000円の部分はヤクザ調でした。(^^;;
―――武田を眠らせるアイテム
吹き矢ではなく、冒頭で武田が持っていた小さめなハリセンでスパンッと叩いて気絶させてました。
どっちが健康的には良い手段なのでしょうか?(笑)
―――幽霊の最後の解説
ここではアイリスが聞く前に「そ〜なんだぁ〜」というシーンですが、それが一拍ほど早かったです。
カンナ「今のは聞いてねぇだろ!」
アイリス「じゃ、もう一回。え!?そ〜なんだぁ!」
この間を置かず理解するのが三回ほど続きました。(^^;;
三回目ではさすがに皆ただこけるだけのリアクションではなく、レニがスキップしたり、織姫が長屋の中へ入って出てきたり、ボスが階段を下りて客席の前へ行ってしまうなど皆様多様なリアクションを見せてくださいました。(笑)
―――舞台の締め
かえでさんが全員を巻き込んでの祈願シーン。
舞台上の方々へ「やるのよ!」と言った後に、客席へ目を向けると…
かえで「あのね、あたし見つけちゃった。(笑)
大きな声で言ってくださる?」
もちろん!と答えたり拍手を送ると…
かえで「あ〜なんか心の声がいっぱい…」
聞こえてきちゃったんですか、かえでさん!(笑)
「せーの!」と声をかけて周りの方々が「お…」と言った瞬間、また止めるかえでさん。
かえで「ダメダメダメ!
…あなた、ちゃんとやってた?
ちょっと!立って!!」
と、指差したのは政に捕まったさくらのコスプレの方!!(最前列の上手ギリギリに座っているのです)
言われるまま立ち上がる。(^^;;
かえで「お隣りも!」
と、とばっちりで立たされる隣りの方。その方は白いスーツを着ています。
琴音「あら、ダンディさん?」
そう、ボスのコスプレをした方だったんです!
ボスがちょっと不思議そうな顔してますね。(笑)
かえで「さぁ、皆様、この二人を中心に、行きますよ!!
せーの!!(ぱん!ぱん!!)
お願いします!!」
もちろん、今度は大成功ですよ。
このお二人には忘れられない歌謡ショウとなったでしょうね。(^^)
―――関東三本締め
花組七福神が宝船に乗って、最後の祈願。
ここで他の方々はズラリと並んでいるのですが、その中で隣り合わせになっている幽霊さんと菊ちゃんの頭に巻いているものが交換されていました。(菊ちゃんのタオルと、幽霊さんの三角のあれですね。)
ここで、さくらさんがカッコ良く台詞を決めるのですが、今回はトチリまくり。(^^;;
さくら「何を言ってるんでしょう。」(^^;;
と、自分で自分にツッコんで、改めて口上を。今度は大丈夫ですよ!
ちゃんと最後までやりました!
…ところで私、このシーン大阪三本締めなる物に変わると思っていたのですが、変わりませんでしたね。
―――千葉助さんと親方のトーク
帝劇マークの必殺技にの部分。
親方が「目が回るぅ〜〜」と実演中に、千葉助さんは下手へすたこらと走って消えてしまう。(^^;;
親方、振り返ったときには誰もいなくて…
親方「あ、あれ?千葉助さ〜〜ん…」
親方、寂しそうですよ。(もちろん、すぐに戻ってきましたが)
そしてダーツの話題へと移って…
千葉助「いろんな塔があります。
その中のどれでもいいから1個引っこ抜いてバーーン!って
4万てーーん!!とか。」
親方「なんですか、その塔を引っこ抜くって…;;」
親方、あまりの話の飛躍にちょっと冷め気味ですよ〜(^^;;
続いて「お正月公演ですから」という話題へ
千葉助「目指せ吉本!ってね。」
親方「吉本って…ダメですよそんなこと言っちゃ;;」
続いて「理性のネジを緩めて」の話題。
千葉助「マリアさんはね、理性という部品で出来てるんですが
もう、ボロボロ壊れてましたからね!」(笑)
あれ、マリアさんのネジは1個しかないんじゃ…(爆)
そして、最後。きちんと礼をするかと思いきや、今までふんぞり返っていた千葉助さん、最後は横に体を曲げて礼をしてました!!それってありですか?(笑)
――
ちなみに、このシーンで11日の公演では千葉助さんがこんなことを言っていたそうです。
千葉助「いや〜今日はやりにくくてしょうが無いですよ。
いえね、実は私の妹が見にきてるんですわ。
こんなカッコで口きいてくれなくなったらどうしよう。」
千葉(助)さんは役者ですからね…きっと妹さんもちゃんと口を利いてくださると思いますよ。
ですが、身内がいるとたしかに少し演りにくいかもしれませんね。(^^;;
―――新春祝い太鼓
これにアドリブも何も無いのですが…大神さんとボスが叩いてる大太鼓が「八犬伝」で使ったような超特大ではなく、普通のサイズの二周り位の大きさでした。
そして、ボスは上に法被は着ないで上半身を見せながら太鼓を力いっぱい叩いてました!!
素敵!男らしい!!(^^)
ここで第一部終了。
続きまして、第二部の最初…と言いますか休憩の最後と言いますか…さくらと紅蘭の実演販売です〜
なんと今日の開演前で完売したとのこと!!
さくら「おかげさまで完売いたしました!!」(礼)
紅蘭「次の発明も期待しててや♪」
ノリノリの紅蘭。じゃあ、夏も期待して待ってますね!!(^^)
で、最後の「お雑煮」は「お雑煮」ではなくて…はたまた「鍋」でもなくて…
紅蘭「あ、さくらはん。大阪の夜はどうやった?」
さくら「…昨日食べたピラフの上にタコ焼きが乗ってた〜」
紅蘭「大阪じゃ、ラーメンの上にもタコ焼きがのるんやで〜!
…………それはウソや〜〜〜〜!!」
さくら「それはウソだぁぁ〜〜〜!!」
なんだか楽しそうですね。(^^)
さぁ、ここからが第二部です。
第二部は歌がメインなので、アドリブも少なめです。
最初にアドリブをかましたのは東京楽と同じアイリスとレニが「輝き」を歌い終えて次の曲を紹介したシーンです。
アイリス「次はすごいよ〜!
サクラ3の挿入歌より、「センチメートルな…」!」
レニ「!(アイリスの方を見て)「センチメンタルな…」でしょ。」
アイリス「!!カンナがセンチメートルだから間違えちゃった!」
レニ「シーーーっ!!」(人さし指を口に当てながら)
アイリス
レニ「…歌うのは、マリア、紅蘭、カンナです!」
レニ「どうぞ!」
アイリス
なんだか、微笑ましかったです。(笑)
次は、東京楽でもあった織姫の「おぞましき者たちよ」と言ったシーンでした。
そして、おぞましき者…もとい、美しき者たちの歌で親方がまたカツラを被ってます!!(笑!)
東京楽とは違って、菊ちゃんの髪形に近い黒髪に赤いはちまきを撒いたちょっと昔のアイドルみたいなカツラでした。
というよりは、宝塚の雰囲気なのかな?メイクもバッチリでしたし!!(笑)
もちろん、最後はパンッとカツラを取ってしまいましたが。
続いての「カモナ浅草」の歌い終わりも、さくらさんの言葉が変わってました。
さくら「ステキステキ浅草です。
けど、大阪もステキです!!」(^^)
その後は一緒ですね。
そしてかえでさんの「夏が来る」の二番で、腕立て伏せをするダンディ団三人ですが、そのスピードが速いこと速いこと!!
まさに高速腕立て伏せ!!
最後のかえでさんの挨拶もちょっと変わってました。
かえで「ありがとうございました〜!
千秋楽のお客様の前で、アイドルが最後まで出来て嬉しいです。」
ニコニコ笑ってるかえでさん。アイドルにはまっちゃいましたか?(^^)
最後に、「君よ花よ」では、東京楽と同じくかえでさんが、普段着ではなく久しぶりの軍服で登場しておりました。
ここで第二部が終わり、一気にフィナーレへ!!
最後のゲキテイが終わったとき…会場を揺るがすような大声援に盛大な拍手!
興奮の頂点になった客席の熱気に押され、さくらさんも嬉しいやら戸惑うやらで笑ってました。
「もう一回踊ろう!!」などの声も飛んでますが、さくらさんの出した結論は…
さくら「えー…とりあえず段取り通り進めて…(笑)
大阪公演も、やはりこれがなくては終われませんね!
3階席のみなさまも〜!
2階席のみなさまも〜!
1階の奥のほうのみなさまも〜!
真ん中辺りのみなさまも!
そして、前の方のみなさまも!!
…心を一つにして。いきますよ?
全国のサクラファンの皆様に、敬礼!!」
バッと銀テープが舞うと、段取り通り幕が閉じます。
次に幕が開くと、誰もいなく、東京と同じように夏の予告が降りてきます。
さくら「えー、とりあえず段取り通り進めて。(笑)
おし、らせ、です!!」
この先はまったく一緒ですね。予告が終わって幕が降りてもまだ鳴り止まぬアンコールのリズム!
そして…会場に聞こえてきたのは!!
♪ゲキテイ
幕が上がると、フィナーレと同じ立ち位置についた出演者の方々が!!
さくらさんが「もう一回!もう一回!」と言って間も無く、歌が始まります。
さくらさんが間奏の台詞をちょっと変えてました。
さくら「私たちまた是非大阪に来たいと思います!
きっとサンケイ企画さんが何とかしてくれると思います。
だから、…あっ
それが帝国歌劇団なのです!」(汗)
ですが言いたいことをまとめているうちに二番に突入してしまいました。(^^;;
でも、意気込みは伝わってきていますよ!!
見事に踊りきり、二度目のフィニッシュを迎えると、会場からは惜しみない拍手が。
さくら「ありがとうございました!
突然演出のまっちゃんが「もう一回やるから!もう一回!」と
言われて慌てて階段の上に上ったり大変でした。」(笑)
どうやら、この二回目はまったく予想外だったみたいですね。
初の大阪公演ということでサービスでしょうか?それとも、千秋楽ならではでしょうか?
さくら「…では、歌謡ショウ初参加の、家中さんに拍手を〜!」
さくらに紹介されて、前の方へ出てくる政吉こと家中宏さん!(後ろの方で踊っていたのです。)
盛大な拍手の渦の中、さくらの隣りに立った家中さん。
さくら「家中さん、どうですか、サクラ大戦の舞台は?」
家中「なんだかこの舞台で一番おいしい思いをしてすみません。(笑)
(今、一人で会場中の拍手を受け取りましたからね。)
またできれば出たいと思います!」
さくら「ありがとうございます!」(^^)
津波のような拍手に包まれながら家中さんが元の所に戻ると、さくらさんが満面の笑みで締めの言葉を。
さくら「ではここで、皆様と関東三本締めで締めたいと思います!!
え〜、1幕では「サクラ!大戦!大ヒット!!」と打ちましたが
今度は「サクラ!大戦!大好きよ!!」なんて言ってくれますか?!」
もちろん!!!と会場からは声が飛んだり拍手のうねりが。
さくら「それではみなさま、お手を拝借!!
よぉ〜〜〜!!!」
パパパン!パパパン!パパパンパン!!「よっ」
パパパン!パパパン!パパパンパン!!「ほっ」
「サクラ!大戦!大好きよ!!」
さくら「ありがとうございました!!!」
綺麗に締まったところで幕が下りていきます。
……けれど、会場のコールは止まりません。そして、最後の幕が開きます…
さくら「皆様、本当にどうもありがとうございます!
昨日もやったけどまたやっちゃおうかなぁ〜〜(焦らすように)
また大阪で会えるように、サンケイ企画さんに、お願いしましょう!!せーの!!」
もちろん、この意図を汲んで会場中で…
パンッ!パンッ!!「お願いします!!!」
このお願いしますはさくらさんの言葉からお察しします通り、前日の公演でも行なったそうです。
さくら「これだけやったらやらないわけにはいかないと思いますが。(笑)
また夏に、笑顔でお会いしましょうー!!」
最高に笑みを浮かべるさくらさんの叫び声に、大声援で答える客席。
お互いに満面の笑みで幕が、新春の幕が下りました。
最後の終演アナウンスはマリアさんでした。
マリア「花組新春歌謡ショウ「初笑い・七福神」今回の公演はこれで全て終了となりました。
今回は少しハメを外しすぎたところもありましたが…(笑)
でも、お楽しみいただけましたか?(満場の拍手!)
どうもありがとうございました。
どうぞ皆さま、お忘れ物などなきよう、今一度お確かめの上
お足元にお気をつけてお帰りくださいませ。
本年もどうぞ、帝国歌劇団花組をどうぞご贔屓に!
…ではまた、お会いしましょう。」
はい!また、必ず!!
…興奮冷めよらぬ会場から外に出ると太正浪漫堂心斎橋店の方々が浪漫堂までの地図を配っていました。
(会場から歩いていける距離なんですね。)
それから、普段は直接お会いできる機会の無い関西方面のサクラファンの方々とたくさんお会いできて、お話できて嬉しかったです!その説はありがとうございました。
浪漫堂心斎橋店にも行きました!
楽しい思いを抱いて、夜の道頓堀(実際歩いてみて思ったのですが、道頓堀は浅草六区と似た雰囲気がありますね。)を歩き、グリコとかに道楽と食い倒れ人形とを見て、お土産を買って(もちろんあんプリンも入ってますよ!)夜行バス乗り場へ。
すっかりエネルギーを使い果たしたので、出発してすぐに眠れました。
起きる頃にはもう帝都の町並みです。
無事帰宅をして、明日からの生活を思うとちょっとため息ものですが……でも、余韻に浸り幸せな空間を思い出し、頑張ろうと思いました。(^^)
また「次」を楽しみにしながら……
――――レポート終了!!―――――
……はい!!終わりました〜ここまで全て読んでくださった方、あるいは千秋楽のアドリブだけを見ていた方もお疲れ様でした!!
礼の如く、間違い補足などはバンバンよろしくお願いいたします!!m(__)m
しかし、レポートの回を重ねるごとにアップが遅くなってすみません;;
こうして思うと、本当に学生の頃って自由がきくんですね〜と思います。(^^;;
(今も学生ですが。専門学生はやはり慌しいですね;;)
でもでも!これからも、出来うる限りは書いていこうと思いますので、そのときは、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。m(__)m
それでは、この辺で失礼します。
また、どこかでお会いしましょう!(^^)
追伸:ちなみに、この文を最初から最後まで読むと約77000文字。400字詰め原稿用紙に直すと192枚ほどなりましたとさ。(^^;;