おまけ1:東京千穐楽


今回はそんなに随所派手に壊れた(爆)感じはしなかったんですが、やはり楽は別にしておいた方がわかりやすいと思われますので別々に…(よくよく考えてみれば、一部分は大変でしたし;;)
ちなみに千穐楽の字は、間違いではございません。舞台関係(特に歌舞伎)では、舞台に厳禁の「火」の字を嫌ってこちらの表記でするそうです。
…以上、REDの中嶋親方の書き込みからの受け売りでした。(^^;;


ではでは。前説から。
広井さん、いつもよりたくさんの人に物を上げながら舞台へ。
そこで手を出す男性ファンに一言。

広井「…男にはあげないの!」

フェミニストなのか、そうじゃないのかわからない発言ですね。(^^;;

広井「千穐楽ですからね、今日は長いよ。」(笑)

舞台に上がるといつものご挨拶と注意事項。
それも終わって親方登場。そしてゲキテイ振り付け講座へ。
そこでいいオプションとなっている親方人形と広井人形ですが…
この日は振り付け講座を始める前に親方人形が頭の上にくっついて、さらにその上に広井くん人形をくっつける!!
凄い凄い!親方の頭凄い!(笑)
講座を終えてかわいいー!と拍手を受ける中、広井さんはぶつくさやっぱり文句を言っています。(^^;;

親方「ありがとうございます。」


親方「通常のバージョンではこういう風にくっ付きません。
   紅蘭さんに言って改良してもらいました。」(笑)

おお、紅蘭手が込んでますね〜(笑)
その後は広井さんが舞台に戻って二人一緒にご挨拶。
今回、前説はそんなにアドリブかましませんでしたね。

暗くなると開演のアナウンスが。東京楽はマリアさんでした。

マリア「皆様、明けましておめでとうございます。
    新しい年の幕開けをこうして皆さんと劇場ですごすことが出来て
    とても嬉しく思っています。
    サクラ大戦、帝国歌劇団・花組、新春歌謡ショウも、今年で三回目を迎えることになりました。
    これもひとえに、ここにおいでくださる皆様のおかげでございます。
    心から、お礼申し上げます。
    間もなく幕が上がります。ですが、その前に今一度
    蒸気携帯電話の電源を、ご確認下さい。
    …「初笑い七福神」。はてさて、今年はいかなることになりますやら。
    どうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。」

さすがにマリアさん、しっかりとしたご挨拶です。
そして、幕が上がり華やかなオープニング「イッツ・ショウタイム」!
…ですが、ここで気になることが…織姫の声が…誰がどう聞いても掠れているのです……どうもお風邪を召されたようです……大丈夫なのでしょうか…
そしてマリアさんがまたバトンを落と…ゲホゲホッ(汗)


オープニングが終わると、第一幕です。
武田の逃亡シーンからですね。
ではでは、アドリブ集へ〜

―――かってに座る武田に注意!

この日は既に座っているお客さんを立たせて、自分が座って、その方を膝に乗せてたんですが…
そんな武田の背後から近づく影が!!(もちろん、ダンディ団じゃありませんよ。)
手に持っているポール(工事現場などで、等間隔に置かれている先のほうに赤いランプがついたヤツです。)で背後から武田の頭をどついたのは…なんと広井さん!!
武田、素でビックリしてますよ。(^^;;

武田「いてっ!!」

広井「切符もないのに座っちゃダメだ!!
   コラ!ヤクザ!出てけ、ほら!!」

それだけ告げてさっさと戻る広井さん。ちゃんと劇場員してますね。(笑)
広井さんが去ると、すぐさまダンディ団の子分二人が登場。武田、結局そのままです。
ここで今回新たに登場した子分二人の名前が判明!!

西村「おい。塚!政!いたか?」

塚「いえ…」


西村「あいつの事だ。この辺りで客を膝に乗せてるはずだ。
   探せ!!」

ご名答です。(笑)
新しい子分の二人は「政」(まさ)「塚」(つか)という名前なんですね。

先に見つける方が塚です。

塚「あ、アニキ!こんなところにいやした!!」

と見つけたのは小柄なメガネの女性。軽かったのか、近が思わずお姫様抱っこ!!!
これには会場中わきました。(^^)

西村「武田!!
   ずいぶんかわいくなったな。」

そりゃあ、女性ですもの。(笑)
つづいて、政が発見!

政「あー!!アニキ!
  こんな所にいました!!」

立たせたのは、「活動写真」で登場した「海神別荘」の美女のコスプレをした方!
けれど、西村わからなかったのか…

西村「武田!
   (手を合わせて)…成仏しろよ!」

幽霊だと思ってしまったみたいです。(^^;;
と、ここで武田が立ち上がり、膝の上に乗せていた方の後ろに隠れて、その人の手を後ろから動かして(まるで二人羽織のように)西村たちに話し掛ける。

武田「あれ、そこにいらっしゃるのはもしかして
   ダンディ団の西村さんじゃありませんか?」

西村「…ええ。」

武田「誰かお探しでしょ〜か?」

西村「…うちの武田ってヤツなんですがね…」

武田「ああ〜!あのカッコよくて背が高くて二枚目の…!」(笑)

西村「それは違う!まったく逆だ!」

武田「そ〜だっけかなぁ〜?
   えっと、ねその人ならね、あっちの(客席奥を指差して)トイレの方に行ってましたよ!」

西村「…気がすんだ?」

すっかり呆れモードで聞いていた三人の冷ややかな目に囲まれて、いそいそと前に出していた方を席に戻して話の続きへ…武田って、本当に芸達者な方ですねぇ。(笑)

―――ボス登場!

ここで、いつもなら何にも無くて、鼻をつまむだけなんですが…今日はある物を構えています!!
逃げようと後ろを向いた武田の頭を直撃したのは…灯油缶!!「八犬伝」でも定包に叩かれ、松五郎親分にも殴られたあの灯油缶です!!(爆)
本当にコケる武田。
ボスに立ち上がらせられるときにボソッと一言…

武田「ボス、そんなのどこから持ってきたんすか。」(汗)

そりゃあ、舞台袖からでしょう?(爆)

―――西村にすがる武田。

いつもならすぐに止まってくれるんですが、今日は武田がしがみついてもかまわず下手へ…

武田「ちょ、ちょっとアニキー!」

武田も消えたけれど、それはつかの間の事ですぐに戻ってきます。
が、西村を引っ張る形で。(笑)
戻ってきた後は、普通に進みました。

―――幽霊登場

普段は、どろどろどろ〜とついてくるだけですが、この日は、なんと欽ちゃん走り!!
ポーズを取る真ん中でも、武田と同じ飛び上がり方でした。幽霊もお笑いに目覚めましたか。(笑)

―――走る走る!親方と琴音さんと…

みなさん、大概がわかっている方だったので拍手も早かったです。
一度止めて、千葉助さんの「ダメー!!甘やかしちゃダメー!」声すぐさま止める琴音さん。

琴音「なんだか今日は多くないですか?(汗)
   わかりました!本日、千穐楽でございます!
   私たち、二人。七ステージ走りまわっておりました!
   今日は千穐楽でございますから、なんと!スペシャルゲストの千葉助さんに走っていただきましょう!!」

琴音さんに振られて、走らないわけにはいかない千葉助さん!3往復した所で、息ぜぇぜぇ。(^^;;

千葉助「あたしゃもうダメ!もうダメ!」

琴音「それは拍手が足り無いと言うことですか!?」

それをうけて、客席からは怒涛の拍手!!(爆)
こうなったら!と二人を捕まえて三人で走る走る!(笑)
ですが限界は近く、すぐに琴音さんが止めて、終わりました。(^^;;

千葉助「この拍手のなんとありがたいことか。」(笑)

賑やかですねぇ…その後の「ゆっくりと縁側に近づく術」では

千葉助「マジで……体力の限界に挑戦しております…!」

千葉助さんもね。(^^;;

―――七福神紹介

特に無いんですが…マリアさんが、一瞬呼ばれたことに気づかず、あわてて「は〜〜い!」と返事をして並んだことでしょうか。(笑)
ですが、ここからマリアさんの悲劇が始まったともいえるかもしれません。(^^;;

それとは別に織姫の早口が一部違っていました。

織姫「拙者親方と申すがお立会いのうちにご存知の方もござりましょうが
   お茶たちょ茶たちょ、ちゃっとたちょ、茶たちょ!!
   ボロロ〜〜ン♪」

本来は「お茶たて茶せんで、お茶、ちゃっとたちゃ」らしいです。
織姫、噛んじゃったんですねぇ少しだけ。(^^;;

―――カンナのアドリブ暴走!

この公演で差し入れを食べつづけたカンナですが、この日はかえでさんに団子を進めますが、拒否したかえでさんはカンナの手を取ってマリアの口へ!
思わず食べてしまったマリア……口の中がいっぱいになってます;;

カンナ「あれ?食べらんない?食べらんない?」

思わず後ろを向いて一生懸命噛むマリアさん。カンナの手をはたいて元にいた位置へ行きますが…

カンナ「うわっ!マリア何そのかっこ!」

マリア「あなたこふぉな…」

マリアさん、喋れてません!!(^^;;
思わず口を抑えて俯くマリアさん。ここでカンナがイタズラ心に満ちた顔をみせてますよ〜;;

マリア「あなふぁこふぉなんなのふぉそのかっこふぉうは!」

とりあえず、聞き取れましたので続きます。(^^;;

カンナ「そりゃあ、知らないの?クマ殺しの、衣装だよな。」(かえでさんを見る)

かえで「だって今日、コスプレ大会でしょ?」

マリア「(後ろを向きながら)ふぁははははは…ははははは…だあれ、そんなこと言ったの?」

口を抑えながら…まだ口に残っている様子;;

マリア「だから……!!」

カンナに説明しようとしますが……団子が邪魔してるのか、言葉に詰まってまた俯いてしまいます。(爆)

カンナ「爪楊枝かそうか?爪楊枝。」

マリア「だから今日は!七福神の格好をして七福神巡りをするって……そう言ったでしょ!!!!」

笑いながらの台詞になってしまっています!(汗)

カンナ「よく聞こえない、もう一回言って?」

カンナさん、鬼ですか。(^^;;
完全に体を丸めて必死で笑いを止めようとするマリアさん。
顔を上げた時に息を一つ吐いて…

マリア「だから今日は七福神の格好をして、七福神巡りをするってあれほど言ったでしょう!」

とても男らしく説明。(^^;;;;

カンナ「そうだったっけ?」

マリア「そうだったっけ?じゃないわよ!!」

紅蘭「カンナはんは布袋様や〜」

カンナ「そうだったっけ?!くまっちゃったね。
    クマじゃダメ?」

マリア「ダ……!!」

また噴出してしまい、台詞が止まるマリアさん。(^^;;
ボロボロですな;;
カンナの「くまっちゃった(困っちゃった)」は両方の楽公演ともアリでした。
俯いて覗き込んでくるカンナをどついて、怒鳴るようにつなげる。

マリア「全然ダメ!!!もう!」

かえで「…カンナ。どうすのよ!」(この間、マリアさんは必死で冷静になろうと背を向けて舞台の奥のほうへ。)

カンナ「どうしようなぁ?」

かえで「おもしろいけど。」

かえでさんも微妙に鬼ですな。(^^;;

かえで「どうするの?!もう!」

カンナ「こんなカッコで、来ちゃったもんねぇ!」

かえで「ねぇ!」

さくら「かえでさんは似合ってますよ。」

カンナ「かえでさんはって失礼だな!」

さくらの微妙なニュアンスの違いにすかさず反応するカンナ。

織姫「そういう問題じゃないですから!」

しかし、だんだん暴走がエスカレートしてますねぇ……(^^;;
おもしろいけど。(爆)
続いて点呼でも…一回目を終えてシャッフルしてからの点呼で

かえで「番号!」

カンナ「1!あ、間違えちゃった!!」

本来カンナはカウントしてはいけないのですが言っちゃいました!!

かえで「ちょっと!シャッフルして!!」

ということで、シャッフルやり直し。(^^;;
最前列に着こうとしたカンナを、紅蘭が引っ張って三番目に持っていきました。時間押してますしね。(^^;;

かえで「しょうがないわね…!
    じゃあ、今度はスローモーションでいってみましょう。
    ばぁんごぉう…」

さくら「いーち…」

紅蘭「にーい…」

カンナ「のぉ〜」

アイリス「さーん…」

レニ「しーい…」

織姫「ごーお…」

マリア「ろく…」

最後まで言っちゃったじゃないですか!!(爆)
少しの沈黙の後、カンナが前に出て後方の三人の前へ。

カンナ「おいおいおい!!
    ちゃんと、やれよ二人!(織姫とレニ)
    なんか、変だよ!みんな!(笑)
    だいたいマリアしっかりしてもらわないと!ホント!最低だよ!
    しっかりしてよね!しっかり!」

そりゃ、引き金を引いたカンナさんが言える事では…(^^;;

かえで「カンナ…」(一歩出て、両手を腰に当てて仁王立ち。)

カンナ「お願いしますよ!」

かえで「カンナ。」

カンナ「お願いします!」(かえでさんにお辞儀しながら)

かえで「…(元の位置に戻って)
    どうするのよ!」

カンナ「かえでさん!
    おちちついて、落ち着いて!」

かえで「落ち着いて。」

カンナ「ね!もう一回!」

かえで「もう一回行くわよ!スローモーションでもう一回!」

カンナ「もう一回!スローモーションだよ!」

…と、何とか今度はバッチリマリアさんが「4」なんですが…取り出した銃をすたすたとカンナのところまで歩み寄り、銃口をぐりぐりとカンナのこめかみに当ててます!!(怖っ)

カンナ「うわー!!
    怖いから!怖いから!!
    あんた、病気なんじゃいの?息が荒いし、手ぇ震えてるし!!(銃を放しながら)
    しまいなさい!しまいなさい!もう!」

マリアと距離を取るカンナ。
それでも震える手で(これは意図してますね。)カンナに銃口を向けつづけるマリアさん。

カンナ「な、なに?布袋様?
    布袋様になってくりゃいいんでしょ!
    あの、超特急で行って来るから!ね!だから、撃たないで撃たないで!撃たないで〜!!」

脱兎、という言葉の通りの速さで走り去るカンナ。
この後のかえでさんの「どうしましょう…」に続いた台詞は…

さくら「かえでさんは似合ってますよ、さっきも言いましたが。」

かえで「そ、そう?
    じゃあ、いいかしらね、みんな!?」

花組全員に意見を求めています!

さくら
紅蘭
アイリス「いいです。」
レニ
織姫

…けど、マリアさんだけはまた背を向けて舞台の奥へいってて…(^^;;

かえで「…マリア?」(^^)

またもマリアさんやばいか!?
このままマリアさんは壊れてしまうのか!?と思ったそのとき…

織姫「少し休むでーーーーす!!!」

大声で進める織姫の声で、無事に「メトロで行こう」に進みました。
マリアさん、歌の後は立ち直ってました。(^^;;
良かった良かった;;

―――撃たれるマリア

「オンリーマン」でご乱心のマリアさんを杖で打ち抜くさくらさん!

さくら「ばきゅーーん!!」

マリア「ぐはぁう!!」

菊之丞「ばーか、ばーか!ばーか!」

さくら「(マリアに近づきながら)ばーか!ばーか!って言われてますよマリアさん!」

マリア「バカって言ってるのはあなたでしょう?」

そうじゃないんですが、それでも一応立ち上がったマリアさんから逃げるさくらさん。
そんなこと言った日にゃあ、命無いでしょうね。(^^;;

―――菊ちゃんの酔い覚まし

幽霊騒動で、マリアと目が合って叫ぶシーン。

菊之丞「出たーー!!本物――――!!!
    …あふぅ。」

本物だなんて、そんな失礼な。(^^;;
マリアさんが突付いて起こすと、杖伝いに「幽霊?幽霊どこ?」と上がってくる菊ちゃん。
マリアさんと目が合ったところで動きが止まると…

菊之丞「うわぁ〜〜おぉ〜〜〜」

いつもなら自分の動きをそのまま撒き戻すだけなんですが、今回はオーバーリアクションで、舞台を転がって、三回ほど土下座をして、台詞に入りました。(笑)
そのあと、正気になって言い訳をするんですが…

菊之丞「もう、お肌ボロボロ。
    ダメだぞ〜菊之丞☆えい!かっわぅい〜☆」

自分で自分をげんこつ☆ポーズに続いて、かわいいと自己主張。(笑)
はい、可愛いです、菊ちゃん。
客席からも反応があって照れる菊ちゃん。ですが、マリアさんの冷たい目を見て、いそいそと去っていきました。(^^;;

―――バカばっか;;

いつもなら、レニだけなんですが…

レニ「あはっ
   織姫、一緒にやるよ!(頷く織姫)
   はい!バカばっか!(パン!)
   バカばっか!(パン!)
   …楽しいリズムでしょ?」

織姫「うん!」

ニッコリと笑って頷く織姫。
……織姫も染まりましたね。(爆)

―――走れ!隊長!!

大神さんの登場シーンもいっぱい走りますよね。
となれば、あおられます煽られます!!

そろそろ止まる頃なんですが、両袖から出てきた琴音さんと親方が拍手を煽ります!!
それを受けた隊長、うろたえつつも走る走る。走りつづけます!!
(下手の端では、ボスが扇子だけ出して応援してました。)
滑ったり、息も絶え絶えながらも必死に走る。けれど、皆さん鬼ですから。(爆)

琴音「はい!大神さん!大神さん!」

と煽りつづける…このコールはすぐに広がって客席中が「大神さん!」コールを!
もう、台詞も言わずに走ってます!(笑)
でも、とうとう限界。真ん中でへたり込んじゃいました。(^^;;
けど…

琴音「…まだ拍手は止んでないわ。頑張るのよ、大神さん!!」

さらに煽る琴音さん!!
正真正銘の鬼ですな。(爆)
最後の力を振り絞って、少し走り出す大神さん。
ここでようやく琴音さんが拍手を締めてくれました!

琴音「…頑張ったわね。お疲れ様!」

大神さん、すっかりバテバテですよ。
台詞も息絶え絶えで言えてないし!(爆)

大神「ああ……ホン、トに喉が渇いた……!!

そりゃ、ねぇ…お疲れ様でした大神さん。(^^;;

―――ダンディ団の取り立て。

最初はどうってことないんですが、ボスが登場時に先ほども活躍した灯油缶を持って登場してました。
後で使う気でしょうか?(笑)

そのあと、大神さんが止めに入って、ボスの会話のシーン。
千葉助さんが一度鉄くずを吹いて邪魔しますよね。そのシーンでアドリブです。

ボス「おい千葉助!……おもしろそうだな。
   教えてくれるか?」

と、鉄くずの入った木箱から、パイプを掴みました!
千葉助さん、ちょっとビックリした様子で説明。

千葉助「口をすぼめましてね、ぼ〜〜って音を出すように息を吐くんですよ。」

と、千葉助さん、汽笛のような見事な音を出しました!
それを聞いたボスも挑戦!うん、なかなかの音が出てます!

千葉助「お上手ですね!」

ボス「おもしれぇな。」

なぜか和やか〜になりながら大神さんとの話に戻っていきました。(^^;;

―――カンナ布袋様登場!

隊長からこの騒動のわけを聞くシーンなんですが…

カンナ「なんだ隊長か。」

大神「ああ…!」

カンナ「あれ?どこ見てんの?」

そう、大神さんはカンナがいる方向とはまるで逆方向を向いているのです!

カンナ「隊長!どうしたの?隊長!怒ってんの?ねぇ!
    なに!あたいの目をみて答えてくれ!」

ゆっくりとカンナのほうに顔を向ける大神さん。けど、そのまま俯いてしまいました。(^^;;
ついつい笑ってしまうのでしょうか?

カンナ「どうしたんだ?」

大神「……!!(顔を一生懸命上げて)怒ってるんだ!!」

カンナ「曖昧な顔だが怒ってるそうだ!」

―――落とし前

千葉助を殴る蹴るの行動ですが…それが長いし、過激!
最終的には「八犬伝」で松五郎親分が子分に抱えられて足を大開きさせられたのと同じ体制になってしまいました。(^^;;

カンナ「……もうちょっとかな?もうちょっとかな。」

と様子を見るカンナさん。(^^;;
そして、殴られつづける千葉助さん。(笑)
ようやくカンナの止めが入る頃には千葉助さんボロボロじゃないですか!(爆)
その後のボスの説得では…

カンナ「なぁ、ダンディさんよ。今ので120円分は殴ったよな?」

ボス「それ以上かもしれねぇな…」

そうかもしれませんね。(^^;;

―――幽霊の訳

この、幽霊が花組に事情を話す少し前で、武田がボスに「泥棒ー!!」と叫ぶシーンがありますよね。そこのツッコミでボスが用意した灯油缶が武田の頭を直撃しました!!
こりゃ、興奮した頭も納まりますね。(^^;;

さて、幽霊の訳を通訳するアイリスですが。

アイリス「ああー!でもでも!!
     (足を一歩前に出し、腰を低くして)2000円には未練があるんじゃこらぁ!
     ふん!!(右手をグーにして前に突き出す)
     ……と言っています。」

ずいぶん柄の悪い幽霊になってますね。(^^;;
さらに続いて、最後のお金の行き先の通訳では…

アイリス「ちゃんと聞いたよぉ!
     そのお金は、全部、可愛くてちっちゃいアイリスちゃんにあげてくださいと…」

そこまで言ったところで幽霊とカンナのダブル突込みを受けてしまうアイリス。(笑)

アイリス「失礼しました。
     幽霊さんは!そのお金は、全部孤児院に寄付して欲しいって!」

ちゃんとお詫びを入れて言い直し。(笑)
ちょっとおちゃめしたんですね。(^^;;

―――七福神にお願い

かえでさんがみんなに「お願いしますってやるのよ!」と舞台に並んでいる方々に勧めると、客席を見て…

かえで「あ……みつけちゃった。(^^)」

見つかっちゃった。(笑)
ここで手を合わそうとするんですが、酔っぱらってる為手を打つことが出来ずスカってしまいます。(^^;;
(もちろん、演技ですよ。)

かえで「皆さんも一緒に、大きな声で!お願いしますって、言ってくださいね。
    それでは皆様!良い年でありますように!!はい!」

パンッパンッ

全員「お願いしま…」

かえで「ダメダメダメ!!」

あとちょっとのところでかえでさんからのストップが入りました。

かえで「そことあそことそこと35人やってなかった。」

客席の奥の方を指差して指摘するかえでさん。結構現実味のある数字ですね。(笑)

かえで「心を一つにして!!
    あ、これいいフレーズね!(後ろにいるさくらに向けて。さくら頷く。)
    心を一つにして!お願いしましょう!
    今年も、良い年でありますように!!
    はい!!」

パンッパンッ

全員「お願いします!!!」

かえで「…ありがとうございます〜!」

ご満悦のかえでさん。(^^)
今年も、良い年でありますように!!

―――千葉助さんと親方のトーク

毎回がアドリブのようですが。(笑)
特に違った点といえば…

千葉助「知ってますか?かえでさんの理性は200個の部品で出来てるんですよ!
    けど全部外れてて脳みそ見えてましたね!!」

かえでさんって……(^^;;

―――新春祝い太鼓

アドリブと言うか、トラブルです。
レニのソロのところで、ポーズをとったとき、バチがぶつかったのか片方のバチが弾かれて奥の方へ転がってしまったのです!!
それでも、一本だけで演奏を続けるレニに、すぐ傍にいたカンナが自分のバチを一本渡してなんとか最後は決めることが出来ていました。
(その間に、カンナはバチを拾いに行っていました。)
お二人とも、とっさの判断が凄い早かったです!!

それと、アイリスが両手の親指にバンソウコウを張っていたそうです。
連日の太鼓で皮をむいてしまったのでしょうか?…心配ですね。








これで1幕が終了しまして、休憩を挟みまして、第二部です!!
最初はさくらと紅蘭の実演販売ですね。
(指摘されてアドリブ満載だったことが記憶の彼方から甦ってきました;;)

紅蘭が高らかに「パッチンくん」を取り出してポーズを取る!が…いつものファンファーレがならない…?

さくら「ぱんぱかぱーんって音が鳴るはずなんですけど…」(^^;;

と、口ファンファーレで繋いでました。(笑)
続いてさくらにパッチンした「パッチンくん」を渡すと、もう一つ取り出し、それもパッチンするとさくらさんに続き紅蘭も振り出しました!

紅蘭「振らんでええ、振らんでええ!」

紅蘭、自分でも振ってるから!(^^;;
次は固まった「パッチンくん」のリサイクル方法を説明する所で、一度台詞を噛んでしまった紅蘭は…

紅蘭「沸騰した鍋にいれ…(ぱちっと指を鳴らして屈む)
   (花組ダルマを見ながら)ええかさくらはん!
   パッチン君が冷とうなったら
   鍋に入れて熱湯で20分……!!」

さくら「紅蘭、紅蘭。あたしこっち。」(^^;;

紅蘭「(はっとなり立ち上がる)ああ、色が同じやから
   気づかんかったわ。」

さくら「そりゃ、色は同じだけど…」(^^;;

花組ダルマはピンク色なんですよね。けれど、いくらなんでも身長差がありすぎるので無理がありますよ紅蘭。(それだけじゃぁ、もちろんないですが;;)
最後の部分ももちろん変わっていました。

紅蘭「目指せ完売!大阪まで残すなの勢いでお願いいたします!」(笑)

さくら「さ!第二部が始まるわ!」

紅蘭「せやな!
   ……あ!そういやさっき掃除人の広井が鍋作ってたで。」

さくら「なに鍋?」

紅蘭「石狩鍋。」

さくら「これはホントの話です。」(^^)

おおお!!とホントの楽屋話に思わず反応してしまう客席。
広井さんって、本当に皆さんのことを大事に思ってますよね。


さぁ、ここからが第二部です。
歌メインなのでアドリブは少ないです。
最初のアドリブはレニとアイリスの「輝き」が終わった直後に来ました。

アイリス「次は凄いよ!サクラ3の挿入歌より「センチメンタルな…」!」

レニ「歌うのは、カンナと紅蘭と……誰だっけ?」(アイリスの方を見ながら)

アイリス「(レニを見て)怒られるよ。」

レニ「…マリアです。」

レニも、新春では完全におちゃめさんになってますね。(笑)

―――心の置き場所

次のアドリブはここで来ました。
終わってからの曲紹介で、織姫が…

レニ「さぁ、後半です。」

織姫「ここでちょっと趣向を変えまして、おぞましき者たちよ!
   (レニ、怪訝そうに織姫を見る。)
   …じゃなくて、美しき者たちよ。そしてカモナ浅草!」

レニ「2曲続けて…」

織姫「どうぞ!!」
レニ

―――美しき者たちよ

最初ビックリしました。知らない人がいる!と思っちゃいましたよ、親方カツラかぶってるものだから。(笑!!)
いわゆるおかっぱヘアのカツラです。このカツラは7日・昼でもつけていたそうです。

あと、みなさん胸にバラを挿していました。琴音さんと菊ちゃんは歌の途中に客席へ投げて、大神さんは「ああ…恋――!!」にあわせて投げました。

ここで、振り向いた親方がパンッとカツラを取りました!!
怒ってるはずなのに、何でこんなに笑えるのだろう。(爆)
最後は被りなおしてポーズ決めてました。(^^)

―――夏が来た

ここでは二番の最初でダンディ団が腕立て伏せをしますよね。
それがなんとボスと武田は片手腕立て!!(西村は気づかず、普通でした;;)
すごい!!と思っていたら、かえでさんが武田の上に座って歌いだしたので、武田さん潰れちゃいました。(笑)
この辺りで、西村も気づいて少しだけ片手腕立てにしていましたね。

歌い終わったときのかえでさんのコメントは…

かえで「どうもありがとうございます。
    アイドルって…癖になりそう。」(笑)

かえでさん、すっかりお気に入りのようです。(^^)

―――君よ花よ

かえでさんが、普段着ではなく久しぶりの軍服で登場しておりました。
なんだかこちらの方が雰囲気出てますね。








そして、フィナーレです!ゲキテイです!!
さすがにテンション高いです!!

さくら「ありがとうございました!(礼)
    たくさんの拍手、ご声援、そして、こうして皆さんと一緒に歌って踊れて
    本当に幸せです!
    あたしたち、あの、皆さんのお顔を拝見して
    泣いている方もいらっしゃるし、ニコニコ笑っている方もいらっしゃるし
    一体感を感じています。
    本日はどうも、ありがとうございました!!」

全員で礼!!
ここで、ちょっと横を見たら織姫が目をウルウルさせていました。

さくら「さぁ!2003年新春歌謡ショウも、やはりこれが無ければ終われませんね!
    お二階の皆さまもー!
    一階の、奥のほうの皆さまもー!
    真中ら辺の皆さまもー!
    そして、一番前の皆さまも!!
    心を一つにして…いいフレーズですね。(斜め後ろにいるかえでさんに。)
    いきますよ?
    全国の、サクラファンの皆さまへ!敬礼!!」

いつも通り、銀テープが舞い、さくらさんたちの「ありがとうございました!」の声と共に幕が降ります。
ふたたび幕が上がると、夏の予告。
ここは、変わりませんでしたね。
さくらさんが無事にお知らせを言い終えた後です!!

幕は下りましたが、まだまだアンコールのリズムは崩れません!!
そして、「夢見ていよう」の音楽が流れ、幕が上がります…
さくらさんが「♪夢見て〜」と歌いだしたところで、上から紅白の風船が落ちて来ました!!

さくら「ああ!あはは!
    かわいい〜〜!
    みなさま、どうもありがとうございました!」(礼)

さくらさんがご挨拶する中、他の出演者の方々は風船を掴んでは客席に投げ、掴んでは客席にトスを上げな感じで動き回ってます。

さくら「おめでたいですね、紅白の風船!
    どうぞお持ち帰りください。
    あ!お二階の方、届かなくてすみません!!」

そうですね〜二階から見えるのは風船を一生懸命落とすスタッフの方々です。(笑)
全員が風船投げに参加していると、今度は舞台の中央からどさどさどさっ!!と紅白の紙ふぶきが滝のように落ちて来ました!!皆さん「きゃ〜〜!!」と笑いながら驚いています。(笑)

さくら「あはははは!!
    めでた〜〜い!!
    なんだか、舞台の上が動物園みたいになってしまいましたが(笑)
    皆さま、本当にどうもありがとうございます。」

ここら辺で大体の人たちが落ちつきましたね。(^^;;

さくら「さぁ!最後に、わたしたち皆さんとやりたいことがあります!!
    七福神の一番最後のところで、三本締めをやりました。
    その所で、「サクラ、大戦、大ヒット」と言っていただきましたけれども
    みんなで、「サクラ、大戦、大好きよ」なんて、言ってみませんか!?」

このさくらさんの発案に皆さん、大乗り気!!
その間に、出演者の方々はきちんと並び、花組の皆さんを先頭に準備OKです。

さくら「いいですか、「サクラ、大戦、大好きよ」ですよ!
    えー、それでは、2003年の皆さまのご健康とご発展と
    そして、2月末に発売されます、サクラ大戦〜熱き血潮に〜の大ヒットを祈願と!
    それから、また私たちが笑顔で会えますように!ということを祈りつつ!!
    関東三本締めを行ないたいと思います!
    皆さん、お手を拝借!
    …よぉ〜〜!!」

パパパンッパパパンッパパパンパンッ「はい!」
パパパンッパパパンッパパパンパンッ「よっ!」

全員「サクラ! 大戦! 大好きよ!!
  (パパパンッパパパンッパパパンパンッ)」

さくら「ありがとうございました!!」

冷めることが無い興奮の中、幕が降ります。
最後まで皆さん、風船上げにいそしんでおりました。(笑)

さくら「またお会いしましょう〜!」

完全に幕が下りて、徐々に会場が明るくなると、終演アナウンスが…

マリア「花組新春歌謡ショウ「初笑い・七福神」東京公演はこれで全て終了となりました。
    今回は少しハメを外しすぎたところもありましたが…(笑)
    でも、お楽しみいただけましたか?(満場の拍手!)
    どうもありがとうございました。
    どうぞ皆さま、お忘れ物などなきよう、今一度お確かめの上
    お足元にお気をつけてお帰りくださいませ。
    本年もどうぞ、帝国歌劇団花組をどうぞご贔屓に!
    …ではまた、お会いしましょう。」

はい!!とりあえず大阪ですね!(笑)
今週末は、大阪千穐楽のために、夜行バスに乗り込みます!!
まだまだ、私の2003年新春歌謡ショウは終わりませんよ!

と言う訳で大阪へ続きます!(^^)

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