余韻に浸っていると、客席の奥から「ブラボー!!」とよく響くいい声が聞こえてきましたよ!
あわてて振り返ると、下手側の客席通路をボス、西村、武田が舞台に向かって歩いてるじゃありませんか!
あ、な、なんか西村が号泣してます。「良かったよなぁ!なぁ!」と客席に声をかけながら舞台に上がります。
ボス「いやぁ…俺は、幸せ者だなぁ…
蓄音器盤でしか聞けないと思ってた「あぁ、無情」を見ることができるなんてよぉ。」
武田「養老院に忍び込んだ甲斐がありましたね!」
やっぱりそんな流れでここにいるんですか。(汗)
西村「本当に…すごいお芝居ですよこれは。」
涙ながらに語る西村に、武田が後ろからハンカチを渡すと、お約束のように(笑)涙を拭いた後、鼻をかんでハンカチを後ろに投げてました。
アニキ、なんてことするんですか!という様子でそのハンカチを拾う武田。(^^;;
ボス「それにしても、こういう深い芝居を見ると
自分の悩みや苦しみがちっぽけなもんだって思うよな。
…人生は無情だな。」
西村、武田「へい。」
ボス「そして、俺はちっぽけだな。」
西村、武田「へい!」
ボス「!?…おい!」
会話の流れで勢い良く返事をしてしまう二人に、ボスは痛い視線を送ってます。(^^;;
あわてて首や手を振って否定する二人。とそこへ、上手から親方が登場。
親方「あれ?ダンディさん。どうしたんですか、ここ養老院ですよ?」
ボス「いえね、花組さんがついに「あぁ、無情」を上演するって聞いて
いても立ってもいられなくなりましてねぇ」
武田「それでここの院長をちょいと脅かして!
…じゃない、お願いして!入れてもらったってことっすよ!」
脅したんですか!?まぁ、ギャングだしなぁ(爆)
西村「「あぁ、無情」!……良かったなぁ…!!
ああ思い出したらまた…」
涙があふれてきた目を懐から取り出したハンカチでぬぐいます。
武田「持ってるんじゃないですか!」
ボス「ん?西村、いいハンカチ持ってるな。」
西村「あ、これね「笑え!花組」のDVD予約特典の
大帝国劇場謹製、モダンハンカチーフなんですよ。」
ハンカチを広げてこちらに見せる西村。今回の予約特典はハンカチーフなのですか〜
やわらかめな色合いの青と白の市松模様に桜が舞っている絵柄です。
う〜ん、たしかにボス的にはいい物を持ってましたね西村。
武田「ずっる!なんで持ってるんすか!
あ、わかった。担当者の腕折っちゃったんでしょ!」
西村「大丈夫だよ、いい病院紹介しておいたから。」
否定じゃなくて肯定した上での発言ですか!(笑)
西村の特技って…関節技?(^^;;
「怖っ」と武田は一歩引きますが、ボスは大して気にした風もなく次の台詞で。
ボス「おい、ウチの組でも20本予約しておけ。」
西村、武田「へい!」
親方「あ、ありがとうございます!」
おおお、太っ腹ですねボス!!
親方が頭を下げてお礼を述べています。私も普通に一本予約します!(爆)
ボス「ああ、親方。
あっしらこれから池袋のサクラカフェへ行って一杯やろうと思うんですが、ご一緒にいかがです?」
親方「おぉ〜いいですね!ぜひ。
あっしはね、武田さんに高〜い特級酒の借りがありますからね!」
ああ、そういえば。(^^;;
武田が一瞬目をそらしましたが、それは見なかったことにしましょう。
行きましょ行きましょと、親方を先頭に上手側の階段を下りて客席の方へと降りてきます。
ボス「サクラカフェといえば、今度薔薇組さんがショウをやるんですよね。」
親方「あ、ええ。1月29日に…もうすぐですね。
なんか、こわ〜い感じもしますが。(笑)
ダンディさんたちはやらないんですか?」
ボス「あっしらは、表に出ちゃいけない稼業なんで…」
武田「なぁ〜に言ってるんですか!やりたいって言ってたじゃないですか!」
ボスが謙虚に下がろうとしてましたが、武田の遠慮のない発言で台無し。(笑)
でも、こちらとしては武田よりな意見の方がうれしいです!
武田「今年、俺たちやるよ。」
よっしゃあ!!見に行けたら見に行きますよ!!(^^)
今年はこのままサブキャラメイン路線でミニミニライブが開催されるのでしょうかね?だとしたら、あの人やあの人も出てほしいなぁ…それとも、巴里へと続くのかな?
ボス「みなさん、よろしくお願いします。」
頭を下げる三人に、もちろん!と拍手を送ります。
ダンディ団のミニミニライブ…どんなものになるんでしょうね〜楽しみです♪
親方「楽しみだなぁ〜ダンディ団のみなさんのライブ!
さ、行きましょ行きましょ!!」
親方も楽しみなんですね。(^^)
楽しげに上手側の客席通路へと向かって行きました。
―――9日・夜公演
この日は、大ハプニング、大サプライズが!
西村のDVD特典ハンカチ告知がないなぁ…と思っていたら、薔薇組のサクラカフェライブの話で異変が!
親方「なんか、こわ〜〜い感じがしますね。」
琴音「誰が怖いですって?」
おおおおおおおおおっ!?
どよめきの中、下手の舞台袖から現れたのは琴音さんと菊ちゃん!
予想もしていなかったゲストに、会場からは拍手が雨あられと!そして、それをあおる琴音さん!そして、いつものお約束手拍子へ!(笑)
菊之丞「もう皆さんお約束になってますからね。」
ええ、そのとおりです。(笑)
琴音「あたしたちがいないからって好き勝手言って。
…皆様、明けましておめでとうございます。(礼)
今年も、薔薇組をご贔屓のほどよろしくお願いいたします。」
こちらこそ、よろしくお願いします。いやぁ…今回の新春では薔薇組の皆さんにお会いできないと思ってたので、嬉しいです。
琴音「1月29日、サクラカフェにてショウをやります!
今日は巡業の途中にやって来ました!」
菊之丞「これも巡業のひとつじゃ?」
琴音「(笑)いろいろ、温泉芸者のような真似事をしております。」
菊之丞「今日は琴音さんの番ですよ。」
二人で順番に回ってるんですか?(笑)
ライブをやるにあたって二人でいろいろ考えたそうです。が…
琴音「わたしたちのオリジナルは、異常に短いんです!」
菊之丞「ショウをやるにあたっていろいろ曲を挙げたんですが
どれも一分に満たないものばかりなんです。」
これでどうやって40分のステージをこなすのか!?半分トークショウのつもりで…などなど、二人が話していると
菊之丞「踊ったりね。」
琴音「踊るの!?」
本気で驚いた様子の琴音さんですが、菊ちゃんは「はい。」と涼しい顔で返してきます。(笑)
琴音「じゃあ、あなた振り付け考えなさいよ。」
菊之丞「あ、はい。がんばります。
というわけで、1月29日のライブ、よろしくお願いします!」
琴音「恐怖の四回まわしです!」
がんばれ薔薇組!!チケットを入手できたら行きますよ!!(^^)
菊之丞「ところで、ダンディ団の皆さんはライブやらないんですか?」
この菊ちゃんの振りで、いつもの「あっしらは〜」という流れに入って、ダンディ団のライブ決定!までは同じ流れでした。
最後の去る振りは変わってました。
親方が薔薇組の二人も「打ち合わせしましょう!」とサクラカフェへと誘うのです。薔薇組の二人は「あら、それじゃご一緒しようかしら」と目を合わせて上手側にいる親方と合流します。
琴音「あのおトイレがすごいのよね〜…」
琴音さんのつぶやいた言葉に会場内爆笑!!あの男子トイレのことですね!私は一度も見たことありませんが(女子トイレはなんの変哲もないトイレなんですよ;;)かなり強烈ですか?
菊之丞「では、1月29日、よろしくお願いします!!」
最後に、菊ちゃんが改めて一礼をして、男性陣はサクラカフェへ去っていきました。
あ、そういえば先行予約の結果、もう出てるんですよね。これ書き終わったらローソンに行って確かめないと。
―――――
さて、男性陣が去ると、陽気な曲調の「ゲキテイ音頭」のイントロが流れてきます。
曲とシンクロして幕があがります。イントロ部分が終わると…
さくら「いち、に!いち、に!」
下手からさくらさんを先頭に、花組の面々が行進しながら入ってきます!その手には……ガラクタを持って?最後の大神さんは、籠を持ってます。その中に、何か入ってるのでしょうか。
さくら「ぜんたーい…止まらない!」
花組「1、2、3、4、5、6、7、8!!」
さくらさんが止まらない!なんていうものだから、カウントし続けて進んでますよ。(笑)
さくら「止まれ!」(笑)
花組「1、2!!」
舞台中央部分に来たところで、さくらさんがストップをかけました。止まれ!と言ったときにきっかり止まれるのはいいですね。
さくら「生演奏しまーす!!
(マリア、紅蘭、織姫、レニが抱えている物を指して)この
どこにでもある、あそこにもあるという、塩ビパイプ!
これを楽器にしたいと思います!」
織姫「そんな馬鹿なとお思いのそこのあなた!!
そうそうナメた代物じゃあありませんよ!」
レニ「ここで問題です。この塩ビパイプをどのようにして演奏するでしょう?」
紅蘭「三択です。
一番!(大神さんが舞台に置いた籠からカンナが取り出した)スリッパ!
二番!(同じく籠からかえでさんが取り出した)太鼓のバチ!
三番!(アイリスが籠から取り出した)ヘルメット!さぁどれでしょう!?」
さくら「一番だと思う人〜!」
三択問題に、客席は拍手の大きさで答えます。初日はそれなりに答えがばらけてたんですが、初日以降は三番が常に一番人気でした。(笑)
三番がお遊び答えなので、毎日変わるんですよ。9日・夜は「優作の地毛」、10日・昼は「マサオのヤモリ」でした。
カンナ「だからさ、ヤモリでどうやって演奏するんですか!(笑)
正解はこれだよ、これ!スリッパ!!
これ(イモリ)で演奏したいけど出来ないんだよ!(爆)ね、面白くなくてすいませんが。
…で、これで演奏するわけだけど、あたいがぶったたくとこれ(塩ビパイプ)自体壊しちゃうからな。
さくら!代わりにぶったたきなさい。」
さくら「はい。」(笑)
カンナとさくらが入れ替わって、パイプを持つ人たちも多少入れ替わり、現在の立ち位置は下手側から
かえで、大神 さくら(演奏者) 織姫、紅蘭、アイリス、マリア(塩ビパイプを持つ人) カンナ、レニ
となっております。両端の二人は特に何も持ってません。
さくら「では、まずこれがどんな音階になっているか聞いていただきます。」
そう前置きをしてさくらさんがパイプの終わりの部分をスリッパで叩きます。それに合わせて決まった間隔で空けられた穴を塞いでいたパイプ持ちの面々が穴から手を放したり塞いだりして、ドレミファソラシドシラソファミレ…と音階を披露。楽器としては笛の部類に当たるんですね。
さくら「では、最初の曲です。
サクラ大戦数ある名曲の中でもベロムーチョ武田さんリクエストになります「さくら」です!」
おお、引っ張りますね〜「さん、はい!」と声を出してさくらさんがスリッパを振ります。
文字にするとベンベンとかビョンビョンとかボンボンが近いですかね?
演奏に参加しないレニとカンナはまるで指揮者のように手を動かしてます。
1フレーズを叩いて最後の仕上げの音は…!
カンナ「はぁ〜う!」
うーん、伝わりにくい。(苦笑)息と一緒に声を出してる感じです。(^^;;
やったー成功!と喜ぶ花組の面々。
さくら「では、二曲目です!
お正月にふさわしく「第九」!」
織姫「クラシックですか〜!」
紅蘭「ベートーベンや!」
アイリス「大工さんの曲?」
織姫「そうでーす。」
紅蘭「せや。」
えっ?…とアイリスのボケにボケで答えた二人に怪訝そうな声がかかりますが、それには深く触れることなくさくらさんの「ポジションチェンジです!」の言葉に全員で「ゲキテイ」のイントロを口ずさみながら大移動!
今度の立ち位置は…
大神 かえで(演奏者) カンナ、 レニ、さくら(塩ビパイプを持つ人) マリア、織姫、紅蘭、アイリス
です。あれ?塩ビパイプに人が足りない?
カンナ「あれ?穴が二つ余っちまったな。
隊長!ちょっと隊長!」
大神「いいっ!?そ、そんな急に出来ないよ!」
突然お鉢を回されてうろたえる大神さんですが、カンナに「だぁーいじょうぶだって!」つれてこられ、花組の視線を受けて断ることができず、カンナとレニの間に収まります。
カンナ「あたいが教えてやるからさ!
いいか、あたいが「はい!」って言ったら手ぇ上げるんだぞ!」
よし!と頷く大神さん。それを見てかえでさんが「せーの!」と演奏を始めます。
演奏するのは歓びの歌の部分ですね〜例によってパイプを持ってない面々は指揮者のように腕を動かしたり、胸の前で手を握って歌う物まねをしてます。アイリスの表情が面白くてかわいいです。(笑)
こちらの仕上げの音も…
マリア「はぁーう。」
と、マリアの声でした。(笑)
こちらも成功!
カンナ「やったー成功〜!って、隊長。隊長何にもしてないでしょ!」
大神「だ、だってカンナが「はい!」って言ってくれないから…
そういうカンナだって、何にもしてないじゃないか!」
ええ、そうなんです。この曲って、リコーダーでもそうですけどドレミファの音を使わないんですよね。(^^;;
カンナ「だって、マリアが「はい!」って言ってくれないんだもん。」
マリア「私!?」
いえいえ、マリアさんのせいじゃありませんから。大丈夫です。(笑)
かえで「さぁ、次が最後の曲です。ポジションチェンジ!」
またまた「ゲキテイ」の口ずさみイントロで舞台を動き回ります。
最後の曲、というだけあって全員が何かしらの道具を持ってます!
下手から…
大神(おわん二つ)、かえで(まな板と包丁)、レニ(昔ながらの湯たんぽと菜箸)、アイリス(ヤカンとトンカチ) マリア(演奏者) 紅蘭、カンナ、さくら、織姫(塩ビパイプを持つ人)
です。
さくら「では、最後の曲です。最後はやっぱりこの曲です!「ゲキテイ」!!」
さくらさんがそう宣言すると、マリアが両方を一瞥して「せーの!」と息をそろえさせます。
塩ビパイプだけではない、他のものたちの音も重なって、ちゃんと「ゲキテイ」に聞こえるんです!(あ、塩ビパイプがメロディーライン担当です。)
でもサビではこんなお遊びも…「♪走れ 高速の て」
アイリス「♪い」
レニ「♪こー」
アイリス「♪く」
「♪華撃団」…と、途中にアイリスとレニの声が入ったのです。(笑)
その後も順調に進み、こちらもミスなしで大成功!!
やったーと喜び合う花組の面々。と、そんな感じに盛り上がっているところへ上手から親方が登場します。
親方「いや〜すばらしい!
この、塩ビパイプですか?こんなんであんなすばらしい音がねぇ〜…って
これ家の雨どいじゃないですか!!」
織姫「そうでーす。」
親方「ああ、もう穴あけちゃって…もう使えないじゃないですか!」
親方宅のものだったんですかぁ。(^^;;
親方「ああもう、笑って笑って!
(下手側の小道具組も見て)これも全部家の…
もう、笑って笑って!!」
親方の「笑って」発言に、文字通り大笑いする花組の面々ですが、上手と下手から黒子さんが登場して、演奏に使っていたパイプや小道具たちを持ってさっさと下がります。
親方「…ってみなさん、なんでそんなに笑ってるんですか?」
カンナ「だって親方が笑えって言うから。」
親方「いや、そうじゃなくって…笑うと言うのは、業界用語で
舞台上にあるものを無くすって意味ですよ!」
へぇ〜そうなんですかぁ……
マリア「…じゃあ、笑え花組って…」
口々に「お疲れ様でした〜」と言って袖へと歩いていく花組。(笑)
最初のうちは舞台の端ぐらいまでだったんですが公演が進むにつれてさくらや織姫は完全に笑ってしまいました。(^^;;
親方「ちょちょちょっと!!皆さん、一人にしないでくださいよ!!」(汗)
親方、舞台の真ん中にぽつんと取り残されちゃうところでしたね。もちろん、皆さんちゃんと戻ってきてくれましたよ。
親方「えー…では、次のコーナーに行きましょう!
次は、花組お楽しみコーナー!!」(いえーい!と大盛り上がり)
カンナ「花組お楽しみコーナーってことは、花組のあたいたちが楽しめればいいって言う
そういうコーナーか!」
親方「違います。(笑)
お客さんの皆さんに楽しんでもらうコーナーです!」
と、ここで黒子さんたちが舞台にお楽しみセットを運んできます!
舞台中央には「六双策散都帝」と上に書かれた大きなボード。
そして舞台の端には椅子が四脚ずつおかれ、その後ろのワゴンにはそれぞれの名前が書かれた水が置かれています。
……すいません、先に宣言させていただきます。この先は雰囲気をお楽しみください!(爆)
台詞の正確性はより欠ける結果となっております。(低頭)
親方「えー、このコーナーを仕切らせていただく、中嶋親方と…(端にいた大神さんが親方の隣に。)大神さんです!」
大神「はい!」
親方「フリートーク苦手コンビでがんばります。(^^;;
アシスタントは、ダンディ団の皆さんです!」
親方がそう紹介すると、舞台の上が薄暗くなり「ダンディー」の曲が流れる中、ダンディー団が登場!
三人そろった動きでアクロバットを披露して拍手喝采!(^^)
ボスが立ち上がりざまにサイコロ(大きくてやわらかいスポンジサイコロです。)を持ったりして、カッコいいです!
このとき、かえでさん含む花組の面々はマリア、アイリス、レニ、かえでさんが下手側。紅蘭、カンナ、さくら、織姫が上手側の椅子に座っています。
親方「えーそれでは、この双六の説明を、ダンディさんお願いします!」
ダンディ「はい。スタートから帝都をぐる〜っと一周して銀座を目指すという、
名づけて、帝都散策双六!」
親方「はい。そして、今回も勝ったチームには賞品が出ます!」
ダンディ「はい。歌謡ショウ至上、最高のものを用意しました。」
おお!と色めき立つ花組。西村の口ドラムロールに武田の「発表します!!」と声が重なり…
ダンディ「サクラカフェで一日、飲み放題・食べ放題・やりたい放題!!」
下手から黒子さんが賞品の内容が書かれたボードを高らかと上げます!やりたい放題…!!どんなんでしょう?(爆)
親方「もちろん、花組さんがやる双六でございますから、一筋縄ではいきません!
各マスに書かれたお題をクリアーしないといけません。
その判断は、お客様の拍手。反応。それを参考にさせていただきますが
最終的には、この中嶋親方の、独断と偏見で決めたいと思います!!」
おおおっ!!強気ですね、親方!(笑)
サクラ祭りのあやめさんみたいですね。
巨大なすごろくボードは浅草→吾妻橋→向島→一回休み→深川→両国→月島→佃島→降魔出現→築地→日本橋→人形町→一回休み→御茶ノ水→神田→上野→下谷→神楽坂→四谷→明冶神宮→赤坂→六本木→麹町→虎ノ門→新橋→銀座(ゴール)という全部で27コマでした。
ここにそれぞれお題が書かれていて、それをこなしていけば進めるってことですね。
さて、まずはチームわけ。
親方「今回は二枚目さんチームと三枚目さんチームに分かれたいと思います。
はい、分かれてください!」
で、みんな二枚目チームのほうに進んでいくんですよね。(笑)
ですが、この場合の三枚目筆頭はカンナなのでもちろんカンナが強制的に三枚目に追いやられましたが(笑)それに引っ張られた織姫、そしてその織姫に引っ張られた紅蘭、さらに全員に引っ張られたアイリス「えーー!!なんでー!」と抗議の声を上げまくりつつも三枚目チームのメンバーが決定。(笑)
残ったさくら筆頭の二枚目チームはマリア、レニ、かえでさんとなりました。
親方「えー、滞りなくチーム分けが終わりましたね。」
ええ、とりあえず。(笑)
まずはじゃんけんで先攻と後攻を決めます。
それぞれのチームの代表、カンナとさくらが一発勝負のじゃんけんを行った結果、勝ったのはカンナチーム!
ということで先攻のカンナチームがダイスを転がします!ちなみに、それぞれの進む道はアシスタントのダンディ団の皆様がなつかしの(笑)花組ぬいぐるみ(それぞれのリーダー、さくらとカンナですね。)を棒で吊るしたものをマスの上に置いて現在地が一目でわかるようになっています。
さて、最初の目は……5!たどり着いた先は深川!マスの絵は桜やっこと紅やっこです。(笑)
そしてお題は…
親方「ものまね!
これは相手チームの花組さんの誰かのものまねをするということです。」
このお題に真っ先に手を上げたのはダイスを振った本人のカンナ!
なんとさくらのものまねに挑戦するそうです!
目を大きくしてひざを少し曲げてかわいらしいポーズに、さくら本人は隣に座ってるマリアと顔をあわせて苦笑気味のなか、親方の掛け声とともにカンナのものまねがスタート!
カンナ「2005年新春歌謡ショウも、これが無くては終われませんね。
お二階の皆様も〜!一階の奥の方の皆様も〜!前の方の皆様も〜!
…全国のサクラファンの皆さんに!
(ちょっと腰を横に突き出して)ぷりっ…(両手を前に差し出して)ケンベン!」
おおおっとぉぉ!!!!(滝汗)
これにはみんな苦笑いしかないぞー!さくら本人が崩れ落ちてるぞー!親方の失格ホイッスルが高らかに響いてるぞー!!あわてて他のチームメイトがカンナを隠すぞーー!!!!(爆)
いやぁしょっぱなからやっちゃいましたね、カンナ;;
そんな収拾がつかない事態に響く高い声。
アイリス「し〜な〜の夜〜〜」
織姫「リオデジャネイロ!」
アイリス「しぃ〜なの夜ぅ〜〜」
織姫「リオデジャネイロ!!」
必死のフォローに「かわいい!!」「かわいい!」と声がかかります!
一幕では効果が無かったフォローですが、二幕では効果がありましたね!カンナではなくこの二人に親方の合格の声が響きます。
さて、何とかなったので(爆)今度は後攻のさくらチームです。
最初のダイスはもちろんさくら。出た目は1!
しょっぱなから勢いを削がれたかに見えた浅草到着ですが(1の活動写真前の背景ですね。)そこにかかれてたのはなんと「6コマ進む」!
一気に走りぬけることが出来ましたね!
そして、たどり着いた先の月島のお題は「楽器演奏」!
ここでは文字通り出された楽器の中からひとつを選び、曲を演奏するというもの。
下手から武田がごろごろと押してきた台にはギターや三味線が並んでました。6種類くらいありましたかな?
その中からさくらがチョイスしたのは三味線!
椅子に座って構える様子は絵になっていて親方も「さくらさんと三味線って合いますねぇ」とおっしゃってました。
さくら「「ゲキテイ」を、演奏したいと思います。」
おお、やっぱりそこですか。
しばしさくらの演奏に聞き入ります。「引き裂いた〜」から「〜正義を示すのだ」までを弾き、親方から文句なしの合格をいただいておりました!(^^)
続いて、カンナチーム。
今度はアイリスがダイスを振り、出た目は3!
カンナぬいぐるみは佃島「二人羽織りゲキテイ」へ!
これも、文字通り二人羽織りで「ゲキテイ」を踊るのです。
織姫「ちょっと待つです。乙女の着替え中でーす。」
ということでしばし待って舞台中央に立ったのはアイリス、紅蘭でした。紅蘭が羽織って踊ります。
イントロが流れ、お題がスタート!
やっぱり一番踊りなれた曲なだけあってお見事!多少の間違い(足のステップ)はご愛嬌ってことで!(笑)
振りの関係で時々絞められちゃうアイリスがかわいかったです。(「♪正義を示すのだ〜」あたり)
もちろん、合格!
次なるさくらチームの命運を握るはマリア。ものすごっく投げやりに投げたダイスの目はなんと6!
よろこぶさくらチームですが、たどり着いた目は「一回休み」!!たらいに当たって一回休み!(笑…マスの絵は「大恐竜島」のアイリスです。)
親方「おなじみの勝利のポーズで一回分止まっていただきます。」
いつものイントロが流れる中「勝利のポーズ、決め!」と声が響きストップ!次まで動いちゃダメですよ〜(笑)
あ、でも早速マリアさんが動いてます。かえでさんもちょっと…あ、西村につっこまれた。(爆)
対する相手チームはカンナ筆頭に「ゆっくりやろうゆっくり!」といじめモード入ってます。(笑)
ここで一気に引き離したいところですが、織姫が出した目はなんとなんと、1!!残念!
しかもそのマスは「降魔出現」!早口言葉です。
下手から武田が持ってきたお題ボードに書かれていた言葉は
「光武が屏風に上手に光武の絵を書いた。」
親方「なんかどこかで聞いたことありますね。」(笑)
ええ、坊主がなんとかで。(爆)
これを言うのはもちろん織姫。早口言葉が得意な彼女は文句なしのパーフェクト!
勝ち誇った顔が印象的です!(^^)
さくらチームは休みなので続けてカンナチーム。
ダイスを投げるのは紅蘭。出た目は……4!!
ああ何の因果か「一回休み」!
ポーズを解いたさくらチームから笑いと拍手。紅蘭、ある意味おいしい目を出しましたね。(大笑)
こちらも勝利のポーズ、決め!しばらく静止です。
さてお休みが解けたさくらチームのダイスを握るのはレニ。
出した目は6!うまいですね〜たどり着いた先は四谷、「思い出の小道具」
長年やってきた歌謡ショウ、さまざまな小道具が登場しましたね。それらの一部が乗った台が西村の手で上手から登場。
これを使ってその思い出のシーンを再現するのがお題です。数ある中からレニが選んだのは…
レニ「これ。サクラ玉。
ボクたちももらいました。で、アイリスやカンナや隊長がこんなことしてました…」
とジャグリングをはじめるレニ!意外とうまい?と思ったら…あ、落としました。
レニ「おとし玉。」
たしかにありましたありました!(笑)
親方も納得の合格でした。が、合格はもらいましたがレニは「もうちょっと出来ないかな?」と再チャレンジ。
最初よりは長く回せましたが、最後はやっぱりおとし玉。(再笑)
カンナチームは一回休み中なので続けてかえでさんがダイスを握ります。
かえで「なんだかダイスが重いからゆっくり投げようかしら〜」
あら、ちょっといじわるな。(笑)
あ、カンナが椅子に座って楽してます。親方に注意されてます。(爆)
かえでさんが指し示した目はまたまた6!とんとん拍子に進んでます。
マスは新橋、お題は「お正月かけことば」
これは、何々とかけて、何々と解く。という大喜利の流れのものですね。
答えるのはマリアのようです。大喜利優等生組のマリアですが、はたして…?
マリア「本日ご来場のお客様の今年の運勢とかけまして…
さ、30畳のお台所とときます…」
親方「その心は!」
マリア「大キッチン…だいきっち(大吉)」
あーっと!ちょっと噛んじゃいましたね;;
親方のダメホイッスルが響きますが、負けじとマリアは「じゃあ、これ。」と次を。(笑)
マリア「浦島太郎の玉手箱ととき…!お正月とかけまして、浦島太郎との玉手箱と解きます!」
親方「その心は!」
マリア「あければ、すべて過去のこと。」
うーん、ちょっと建て直しきれなかったか!!
うまいといえばうまいのですが、親方はダメみたい…このまま失格で戻ってしまうのか!?(ダメだと一つ前のマスに逆戻りなのです。)
そこに滑り込んできたのは、レニ!
レニ「かまぼことかけまして、親方の心と解きます。」
親方「その心は?」
レニ「真っ白です。」
無垢で純粋な真っ白ってことですね!さすがヨイショがうまいレニ!!
これには親方も心を打ちぬかれた様子!!ホイッスルを吹こうか吹くまいか真剣に迷ってます。
親方「…ここは、みなさんに決めてもらいましょうかね。」
と、最終判定はこちらに。OKかダメか…拍手で決めますが、結果は残念のほうが多い!!
残念な人が多かったのでさくらチームは四谷に逆戻り!
いや、だって……あんまり早く決着がつくと面白くないじゃないですか。(鬼)
さぁ、なんだか久々感のするカンナチームのダイス。
再びカンナに戻ってでかい目を出そうとしますが、意に反して出た目は1!
思わずこけるカンナ!場所は御茶ノ水でお題は「海神別荘」
親方「これは数ある難解なお題の中でも最も難解ではないかと思います。」
武田が持ってきた白い衣。これはラストシーンで美女が羽織っていた衣ですね。
美女役の人がこれを羽織り、公子役の人とあのラストシーンを再現するという、本当に難解なお題!
さすがにこれはぶっつけは酷だったのか本物の二人でお手本が最初に披露されました。
前にでてそそくさと準備をする(衣を羽織るさくら、真剣です。)二人に、かえでさんが親方に一言。
かえで「うちの二人を、お貸しします。」
さくら「なんか小劇場みたい。」(笑)
さくらの視線の先には椅子ではなく舞台の上に座り込んですっかり鑑賞モードのカンナやアイリスたちに釘付けでした。(笑)
そして、貸し出された二人は「全ては海へ」を歌い上げた後のシーンを忠実に再現。
うわぁ……かっこいいし素敵だし綺麗だし…海神別荘が一番好きな私にとってこれはうれしいお題でした!
最後のシーン、顔が近い顔が近い!お手本終了後、苦笑いしながら舞台をたたいていたさくらさん、何か失敗したのでしょうか?それともマリアの顔が近すぎて照れたのでしょうか?(笑)
さぁ、綺麗なお手本を観たカンナチーム、誰が美女と公子を演じるのかと思っていたらいち早く衣を羽織ったのはなんとカンナ!またですか!(^^;;
お手本の最中、一生懸命真似ていた織姫と紅蘭ではなく、カンナとアイリスが演じることになりました。
親方「なんか、カンナさん別のもになってますね。」(笑)
まぁ、カンナさんですから。(爆)
そしてなんとか始まった見よう見まね「海神別荘」ですが、これがまたギャグになってなって…(^^;;
ちょっと1テンポ速く進んでしまったので、シーンのつなぎ、衣を二人でつかむあたりで時間が余ってしまったんですね。
そこで、もう一度美女が衣を羽織るところでアイリスが衣を横取り!美女と公子が強制入れ替わり!!(笑)
最後は見詰め合わず、お互いの顔を寄せ合って終わってしまいました。
曲が終わり、再現が終わったとたん、カンナが「なんで着るんだよ!」とアイリスに猛抗議。対するアイリスは「だって〜!」と反論。
親方になだめられてその場は流れます。そして、判定は面白かったから合格だそうです。(笑)
いやぁ…演じ手が違うとこうも変わるものなのですね!(爆)
爆笑とも苦笑とも取れる様子で見守っていたさくらチームの次なるダイスを転がすのは一周して戻ってきたさくら。
出した目は、カンナチームの念か1!ひとつ進んで明冶神宮に到着。お題は…「サボテンマンボ」!!
サボテンマンボを歌うってことですね。誰が歌うのか顔を見合わせるさくらチームですが、カンナチームから「かっえでさん!かっえでさん!」とご指名コール!!
舞台上でここまでコールされたら、かえでさん、出てくるしかありませんよね。
かえで「言っとくけど、驚くわよ!」
おお、客席に向かって啖呵を切りましたよ!
期待を膨らませますが、当の本人はさくらやレニ、マリアと囲んで歌詞チェックの相談。
親方が「歌詞を教えないでください。」と注意している最中に舞台上には真っ白な大きなボードが現れてます。
どうやら、歌が始まるとここに歌詞が映し出されるようです。親方が紅蘭の発明品「ミエナイ君とウキデル君」で書いたそうです。(笑)
さぁ、曲が始まるぞ〜というところでかえでさんが一言
かえで「仕組まれた…!!」
顔を覆って言った一言は、本音の一言だったみたいですね。
曲が始まってすぐに、かえでさんは歌詞がわからず玉砕!!
当然、失格で崩れるかえでさん。そして、三枚目チームに引っ張られるかえでさん。(笑)
まぁ、それは必死に振りほどいてましたが。(^^;;
なんとか二枚目チームに戻ってきたかえでさんですが、隣に座っていたレニに「焼肉定食ばっかり食べてた。」と突っ込まれてました。(笑!)
身内の宴会に紛れ込んだような盛り上がりを見せる花組お楽しみコーナーですが、ここで親方が一歩前に出て一区切りの言葉を。
親方「えー、大変盛り上がっておりますが今回はこのあたりで終わらせていただこうと思います。
(当然不満の声が沸きあがりますが)このままやってたら、皆さん終電過ぎてしまいます。(笑)
では、大神さん。最後のコールを。」
大神「はい!
花組、お楽しみコーナーでした!」
礼!あ、ちなみにこのすごろくの経過は次回持ち越しだそうです。
結果が気になる方は毎日観に来なくてはなりませんね!(爆)
すごろくが終わり、巨大すごろくボードや椅子、小道具などが親方、大神さん、ダンディ団の手によって片付けられ舞台上に残った花組の面々が舞台の前方に出てきて一列に並びます。(下手からレニ、カンナ、アイリス、さくら、マリア、紅蘭、織姫、かえでさん)
かえで「絶対今日はサボテンマンボの夢を見そうです…;;」
手で顔を覆って苦笑いとともに出た言葉は、心底の言葉のようです。(^^;;
ここで、花組各自がご挨拶するんですが、これがさくらさん以外全員日によって違うことをおっしゃってて…!!(汗)
初日ではそうとは思わず、結構聞き逃しがあります;;(低頭)
レニ「ボクたちのチームは、あと7つで上がりです。明日は、絶対にあがりたいと思います。
良かったら、明日も観に来てください。」
織姫「明日は、三枚目チームの生き様を見せまーす!(笑)
だから明日も観に来るでーす!!ソレッタ・織姫でした〜!」
アイリス「明日は、アイリスたちのチームが絶対勝つよ!
だから、明日も観に来てくださーい。アイリスでした!」
カンナ「今日は、真宮寺さくらを二回も出来て(さくら当人は苦笑い気味に首を振ってます)
あ、けっこういけてるじゃん?とか思いました。(笑)
本当に、花組ばっかり楽しんでしまったんですが、あたいたちの半分でも
お客さんに楽しんでもらえてたら良いと思います!
桐島カンナでした!」
……この四名は、こんな感じだったのですがマリア、紅蘭、そしてかえでさんの後半の台詞は失念してしまいました。(泣)
すいません…どなたか、フォローをよろしくお願いします;;
―――9日・夜
丸一日と昼間という三公演間が空いての私にとって二回目の花組双六です。
もうどうやら最初の二枚目・三枚目チームは決着がついたらしく(ちなみに、勝利チームは三枚目だったそうです。)賞品も変わってました。
なんと“ダンディ号で行く、熱海3泊4日至れり尽くせり温泉旅行”!ボードの下に小さくもちろん、ダンディ団が尽くしますと書かれてました。(笑)
あ、そうそう…参考までにその間にもう一つ勝負が終了していたみたいです。
その際のチームわけは男役と女役だったそうで、マリア・レニ・カンナまではすんなり決まったそうですが、最後の一人でばたついた所を紅蘭が引っ張られて男役に連れられたみたいです。(笑)
賞品は“翔鯨丸で行く巴里・紐育3泊4日の旅”だったそうです。いくら翔鯨丸でも日帰りですそれは。(笑)
で、勝ったのは女役チームだったそうです。
つまり、第一戦目が二枚目・三枚目で第二戦が男役・女役で、
今回…現在進行形の第三戦目はヨーロッパ・アジアということみたいですね!
下手側がヨーロッパチーム、上手側がアジアチームです。現在、ヨーロッパチームは「深川」。アジアチームは「月島」にいます。
ゲームを始める前にかえでさんと織姫が場所交代をして(すれ違いざまにハイタッチ!)ヨーロッパチーム先行でスタートです!
最初の振り手はマリア。見事に6を出して一気に進みました!!
着いた先は日本橋!「じゃんけん」です!
大神さんが客席まで降りて選んだ一人の方とじゃんけんをして勝ったら進めるという、単純なルールです。
選ばれた男の方に、マリアさんが「だれと(じゃんけん)したいですか?」と聞くと、織姫とのご指名!
出てきた織姫は「パーを出しますね。」と宣言!
ここで相手チームの面々がそれはどうよ、と思ったのか色々言って妨害に入りますが
レニ「よく考えてくださいね!!
しかもマリアは銃の名手です!!」
と、必死にまじめに本気で念押しをするレニが印象に残ってます。(笑)
さぁいざ勝負!!宣言どおりにパーを出した織姫に、その方が出した手は…チョキ!!
あれだけ念押ししたのに負けてしまった織姫は「ちょっとーー!!!」と思わず階段を駆け下りてその方に詰め寄ろうとしますが、途中にいた大神さんや親方に止められてしぶしぶ戻っていきました。
当然、マスは進まず深川に戻っていきました。(^^;;
いやぁ…勇気ありますね。私だったら(マリアさんもいることですし)すんなり負けてますよ。
これはチャンスだ!とばかりに盛り上がるアジアチームの最初の振り手はさくらさん。
出た目は2で「降魔出現」のマス!早口言葉です!!
やな目に止まってしまったアジアチームは固まって作戦会議。そして出した答えは…
カンナ「今日はさ、アジア人の琴音と菊之丞がいるんだよ。
仲間に入れてやってくれよ!」
と、他者巻き込みの答え!!最初は面食らった様子の親方ですが、下手の様子を伺います。
どうやらそちらに薔薇組の二人がいたようで、舞台、ひいては客席までもが薔薇組コール!
そこまで求められちゃ出てこないわけにいかないですよね。お二人とも出てきてくれました!!
そして、早口言葉の犠牲(爆)になったのは琴音さん!
ちなみに、アジアチームは菊ちゃん頼むつもりだったみたいですけどね。流れで琴音さんになりました。(笑)
琴音「俺苦手なんだよなぁ…」
突然のことで素の一言がこぼれてしまった琴音さんですが(^^;;
黒子さんが持ってきたお題を真剣に見ます。今回の言葉は「リ紅蘭 ル紅蘭 レ紅蘭 ロ紅蘭 ラリルレロ紅蘭」でした。紅蘭が苦笑いしてます。(笑)
琴音さん、本気で取り込んで見事に三回通し成功です!!
大拍手をお約束の三拍子で締めて、二人は再び下手へと帰っていきました。あ、このマスだけなんですね。(^^;;
さぁ続いてのヨーロッパチームはアイリスが振ります。
出た目は5で築地「お正月掛け言葉」に到着!
輪になって相談の後、織姫が出てきました。
織姫「えーと、何をかければいいんでしたっけ?(爆)
あ!えーと、初夢とかけまして、男役三人衆とときまーす!」
親方「その心は!」
織姫「(マリアの腕を引っ張って真ん中へ)1、富士
(レニの腕を引っ張って真ん中へ)2、鷹
(相手チームにいたカンナを無理やり引っ張って真ん中へ)3、なすび!」
歌謡ショウ的身長順でした。(笑)
カンナの反応が面白かったのも加えて、見事合格!
さて、ネタにされてしまったカンナがサイコロを振るアジアチームです。
カンナはいつもでかい目を出そうとして失敗するんですが、今回は成功して6!
たどり着いた先は神田で「楽器演奏」
相談の後に出てきたさくらは初日同様三味線を選択。
さくら「雲国斎先生に習った「チャンバラブギ」を…」
おお、さすがさくらさん!初日とは違う曲を宣言しました!
「チャンバラブギ」のイントロが流れる中、早いテンポの三味線の音色が響きます。椅子に座ったままですが、カンナが嬉しそうに歌詞を口ずさんでいたのも印象的です。
もちろん、合格!
あまりに綺麗だったので、ヨーロッパチームも合格を喜び…さくらとハイタッチを交わした隙にヨーロッパチームに引き込もうとします。(笑)もちろん、すぐにとめられて日本生まれのさくらさんはアジアチーム残留です。
さぁ、追いかけているヨーロッパチームは追いつきたいところ。
レニが出した目は5で、たどり着いた先はなんと神田!2チームが同じマスに止まりました。
誰が演奏するのか相談しますが、出てきたのはなんとまたまた織姫!
織姫「犬笛を吹きまーす。」
何の楽器を選択するのか見ていたら、楽器台の上から小さな笛を選択。…でも、犬笛って……
親方「なにも聞こえませんが…」
レニ「犬にしか聞こえないの。」
そうですよねぇ!(^^;;
どうするのかと思っていたら、わんわん!と鳴き声が。
なんと同じチームのレニが率先して鳴き真似!レニがメロディーラインでアイリス、マリアがそれに続きます。織姫が吹いていた曲は「もしも…」だったのですね!(笑)
ちなみに、各人の鳴き声を音にするならレニは「わんわん」アイリスは「キャンキャン」マリアは「ガウガウ」です。マリアがなんとなく怖いです。(^^;;
意外性で勝負したヨーロッパチーム、合格をもらえました!
けれど、これに相手チームのカンナが一言言おうと立ち上がりますが、親方に「まぁまぁ」と止められて未遂に。
カンナ「今、一匹、狂犬病がいたよな!」
止められても、これだけは客席に同意を求めてました。マリアさんのことですね。(^^;;
けれど、私はマリア=犬=狂犬病=カンナ=ミニミニライブ=ブレーメンの音楽隊という思考が働いて、本気で笑いがこぼれました。(爆)
ああ、サクラカフェのミニミニライブ…せめてここだけはフルで入れてほしかった…!!
まぁ、それは一旦置いときまして…アジアチームはかえでさんが賽の目を見事6と出しまして赤坂「二人羽織りゲキテイ」に到着!
今回の挑戦者は紅蘭とカンナ。なんとカンナが羽織をかぶる方です!(爆)
羽織をかぶろうと準備をするカンナですが、少しもたついてます。
カンナ「ちょっと待って。挟ませてくれる?手が出ないんだ。」
羽織が大きすぎたようです。(^^;;
何とか着込んで紅蘭の後ろに立ちますが紅蘭は「低い!」とやり辛そうです。ついでに(?)ぽんぽこちん、もやらてしまって結構紅蘭大変そうです。
それでも、何とか踊りだしますが…なぜか、曲が進むにつれて後ろのカンナが無意識に足を前に進めるので二人がどんどん舞台の前方へ向かっています。
終わるころには舞台の端ぎりぎりでしたよ。(汗)あまりのぎりぎりさに、踊っていたカンナも素でびっくり。(笑)
さて、今回…途中思いっきり間違えたりしたのでヨーロッパチームが「残念コール」をしきりに出してます。特にレニ。
ですが、ここは親方の独断と偏見によって合格となりました!ヨーロッパチーム、残念!
それならそれで自力で追いかけるしかない!と織姫が気合を入れてダイスを振ります!
出た目は4で四谷「思い出の小道具」に到着!
さぁ誰がどのシーンを再現するのか…と待っていたらなんとまたまたまた織姫!今日は織姫デーですねぇ
「続いてしまって申し訳ありませーん」「今日はギャラを10倍貰おうと思います」と言いながら織姫が選択した小道具は銃。
織姫「「紅蜥蜴」やりまーす。(銃を構える)
……そこまでよ、明智小次郎。」
織姫が再現しているシーンは、ラストの紅蜥蜴と明智小次郎との対決シーン。
おふざけ無しで、真面目に緊迫のシーンを再現する織姫。そして…
織姫「1、2、3で同時に撃ち合いましょう。
…1…2……3!!
(撃たれる紅蜥蜴)……なんじゃぁこりゃあぁっ!!!」
もう、爆笑!!ひたすら爆笑!!舞台の上も客席も、これには爆笑するしかありません!!
まさか、撃たれた紅蜥蜴から「なんじゃあこりゃあぁ!!」に繋げるとは!!まさかこんな衝撃的(笑撃的)なオチが待ってるとは!
親方も「まさかそう来るとは」と感心しきりで文句無しの大合格!!
織姫の衝撃冷めよらぬ中、アジアチームは紅蘭がダイスを転がし3を出します。
たどり着いた先の虎ノ門のお題は「ジェスチャー」
そして、そのジェスチャーのお題は「薔薇組の地下室は臭い」(^^;;
挑戦するのは、堅実にかえでさん。
かえでさんは本当につぼをついています。扇子を仰ぎながら歩く様子だけで見事に琴音さん=薔薇組を表現したり、
階段を下りるしぐさで地下室を示したり、鼻をつまんで手であおぎ臭さを表現。ええ、文句なしにストレートで正解へと導きました!
と、ここで本日は時間となりました。
次はヨーロッパチームのマリアからですね。
いやぁ…今日の勲等賞は間違いなく織姫ですね!大活躍!
かえで「えー…わたしたちがこんなに楽しんでしまっていいのかしら?(^^;;
みなさん、楽しんでいただけましたか?(もちろん!と拍手)ありがとうございます。
藤枝かえででした。」
レニ「双六は、三回目のチームなんですがまだ一度もあがれてません。
今回こそは、あがりたいと思います。レニ・ミルヒシュトラーセでした。」
織姫「今日は、わたしだけやらせていただいて申し訳ありませんでしたー;;
他の人のが見たければ、また明日も来るでーす!(笑)ソレッタ・織姫でした。」
紅蘭「実は、このコーナーが一番、喉が痛いです。(笑)
李紅蘭でした〜」
アイリス「織姫の「なんじゃこりゃあ!」が一番面白かったです!(^^)
アイリスでしたー!」
カンナ「今日はさくらの生三味線で「チャンバラブギ」を歌えて満足でした。
桐島カンナでした!」
マリア「…大分みんな、ネタが尽きてきました。明日が見ものです。(笑)
マリア・タチバナでした。」
さぁ、ここからは私も余すところなく双六の結果を追いますよ!!
―――10日・昼
続けまして、楽前の公演です。
ヨーロッパチームのマリアさんからでしたよね。
マリアさんの投げるように乱暴に振るダイスは、もう毎回です。それで結構いい目が出るのが不思議。(笑)
たどり着いた先は先行しているアジアチームのいる虎ノ門!もちろんお題は「ジェスチャー」
今回の挑戦者はアイリスですが、その伝えるお題を見てわずかの間呆然…
お題は「ジャンポールとお話するマリア」でした。(笑)
ジャンポールを伝えるのに苦労していましたが、なんとか成功して合格!マリアが「そんなお題だったの?」と苦笑いしてましたが。(^^;;
さぁ、あと2を出せば上がりのアジアチーム。そううまくいくでしょうか?
さくらさんのダイスが運命を握ります!…出た目は、なんと2!!
一発であがってしまいました〜!!おめでとうございます、アジアチームの皆さん!
“ダンディ号で行く至れり尽くせり熱海温泉旅行”ゲットです!ダンディ団の皆さんがマッサージなどして尽くしてくれるそうです。
…さぁ、開始早々(笑)決着がついてしまったのでこれが最後となるであろう、チーム分けです。
親方「今回は、年齢別で分けます。」
……一瞬、どよめきが走りました。(笑)ええ、もちろんキャラの年齢ですよ!
親方「こちらの方(下手側)に…どちらかと言うとお姉さま。
あちらの方(上手側)に…どちらかと言うと若い方。で分かれてもらいたいと思います!」
さぁ大変。(笑)文句なしで若いに分類されるアイリスとレニを除いて、なかなかお姉さんチームに行こうとしません。(笑)
やがて、マリアとカンナが移動をはじめ、若い人チームに残ろうとするかえでさんを引っ張って行きます。
織姫が若い人チームに座り、残ったのはさくらと紅蘭。紅蘭が「同い年や」と主張。
二人がそれぞれの誕生日を思い出し(さくらが7月28日。紅蘭が3月3日)紅蘭が「あ、ウチのほうがお姉はんや!」とそそくさとお姉さんチームに進みました。
が。実はこれ、間違いだったんですねぇ〜親方が「お客さんに聞いたほうがいいですかね?」と振ろうとしたんですがドサクサでそのままに。
この二人、同い年は同い年なんですが正確には同学年なんです。紅蘭は早生まれなので、実はさくらの方が年上なのです!
でも、もう決まってしまいましたから今回はスルーしましょう。
というわけでチーム分け完了です!チーム内で一番の年上の人がチームリーダーとなります。かえでさん、嫌がっても駄目です。(爆)でもかえでさん人形はないのでマスを進めるぬいぐるみはマリアとさくらで進みます。
と、ゲームを始める前に今回の賞品の発表です。
今回は…
ボス「インケツの政 特製石焼き芋3年分です!」
カンナ「そりゃあげてもいいかな!」
ええ、けっこうみんな微妙な顔してました。(^^;;
でも、勝負は真剣ですよ!
じゃんけんで先攻後攻を決め、結果・お姉さんチームが先行!
かえでさんが苦笑い気味にダイスを振ると5で深川に到着!「ものまね」です。
丸くなっての相談後、紅蘭が一歩前へ。
レニのものまねをするそうです。相手チームの本人が「拝見します。」と興味心身です。
うつむき加減に立った紅蘭。果たして…
紅蘭「…レニです。
(ちょっとためが長くて全員「え?(それだけ?)」となりますが、照明が暗くなって、紅蘭にスポットが)
……二枚目チームでは銀座をぐるぐる回って、結局あがれませんでした…!
…レニです。
……去年のお正月まで洋服を一着しか持ってなかったとです…!!
…レニです。
……時々、自分の名前を噛むとです…っ!!!
レニです…レニです…レニです…」
ヒ、ヒロシ風レニ…!!!(爆笑)
紅蘭、また凄いネタを持ってきましたね!誰よりもレニ本人が手を叩いて爆笑してます。(笑)
が。そうそううまくはいかず、親方からは失格を受けてしまいます!
親方「ネタとしては面白かったけど…(失格のホイッスルが響き、紅蘭が飛びのきます)
ダメです!全然似てないじゃないですか;;」
まぁ、たしかに。(^^;;
面白いネタだけ披露して終わってしまいましたねー…スタートに戻ります。
相手チームは面白いネタだけを堪能していて最初のダイスを振ります。(笑)
さくらさんが出した目は5!同じく深川の「ものまね」です!
こちらは「みんなでやります。」と四人並んで出てきました。
ものまねする人物は、かえでさん。
そして、披露されたのは一幕で親方とボスの「愛ゆえに」の途中で指を鳴らしてた部分のかえでさん。(笑)
ものすごーく似てました。(笑)親方も合格サインを出します!
それを観てくず折れたのはかえでさん本人。親方の「何かコメントはありますか?」と聞かれて思わず
かえで「あんな変でしたぁ?」
と言ってしまいました。(^^;;
まぁまぁ…気を取り直して、今度はマリアがダイスを投げつけます。(笑)
出た目は2で吾妻橋。お題は「ゲキテイ3番」!!
これは、読んで字のごとくあまり歌われない「ゲキテイ」(この場合は正しくは「檄帝・改」ですかね)の三番を歌詞を見ずに歌うというものです!
これには四人とも絶句!誰一人やりたがらず、結局カンナに白羽の矢が立たされてしまいます!
そして、見事に玉砕!!最初から「引き裂いた〜」と歌ってしまいました!(爆)
当然、ダメでまたまたスタートへ戻ります。(^^;;
でも確かに三番って滅多に歌われてないですよね…私も今思い出そうとしたら出来ませんでした。(滅)
さぁチャンスですよ。今度はレニがダイスをうまく振り、6を出します!
たどり着いた先は日本橋で「じゃんけん」!
大神さんが女性の方を相手に選びます。レニがその方に「誰のファンですか?」と聞くと、なんと「カンナ」と答えました!
それを聞いて黙ってないのがカンナです!(笑)
カンナ「いいですか、あなたは、何を出せばいいかわかりますか!?」
レニ「ボクは、パーを出します!」
笑いながら、そう宣言するレニ。これは微妙です!
レニは裏をかいてくるのか、それとも素直に宣言どおり出すのか…勝負の結果は…!!
レニがグーで相手の方はチョキ!!裏をかいたレニの大勝利です!
わざわざカンナの方をむいてガッツポーズをとって席に戻るレニ。(笑)
さぁさぁ、そろそろコマをどーんと進めたいお姉さんチームですが、カンナが出してしまった目はまたまた2!!
二度目の、連続の吾妻橋「ゲキテイ三番」です!
これはもうノリでカンナの大コール!!
しぶしぶ出てくるカンナに、歌詞を必死で叩き込むチームメイト。
曲が始まると、相手チームのさくらやレニの間違い歌詞ささやき攻撃を遠ざけるのにチームメイトは必死です。
サクラ祭りの花組イントロドン現象再びです。(笑)
最初はなんとかなってたカンナですが、2フレーズ目であえなく玉砕!!
脱力感に包まれるお姉さんチームに、妨害成功した若い人チームは大喜び!
カンナ「レ…レニは、相当イジワルだよ!?」
レニ「これも作戦のうちです。」
勝負事のレニはいつでも本気。(爆)
ここでいまだにスタートから離れられない相手チームとさらに差を広げたい若い人チームはアイリスのダイスで進みますが、
出た目は2で「一回休み」!!
ここでは勝利のポーズをとって、そのままで一回休むというものなので、早速「勝利のポーズ、決め!」を実演。
が、ここで一人ずるい人が。(笑)みんなが立ってポーズを決める中、レニだけが椅子に座った状態でポーズを決めています。(考える人のようなポーズ)
「あれ?」と親方が立ってポーズを決めてくださいと苦笑いを浮かべていますが、そこにカンナがそそくさと近づき、今までの逆襲!!
カンナにされるがままにポーズをとらされてしまいました。(笑…ちなみに、カンナがいつも決めている両手を頭に乗せたポーズです。足を広げようともしてましたが、そこはレニが素早い勢いで拒否をしてました。(^^;;)
満足げに立ち去るカンナの後姿にレニの「くそう、間抜けだ…!」という声が響きましたとさ。(笑)
さぁさぁさぁ!今度こそ進みたいお姉さんチーム。
紅蘭が振ったダイスの目は1!!亀の歩みかと思いきや、浅草のマスは「6コマ進む」なので、一気に月島に到着!
お題は「楽器演奏」!丸くなっての相談の後、マリアがゆっくりと前に出ます。
ギターなどが並ぶ楽器台を見ますが「ここには無いですね。」と呟き、上手からある楽器を持ってこさせます。
そのある楽器とは…なんとドラム!!
マリアさんのドラム演奏…!!小道具として優作の帽子もかぶり(笑)舞台中央に設置されたドラムで「恋の発車オーライ!」を演奏!!
凄い!これは凄いとしか言いようがありません!!親方も、全員が文句無しの合格!!
一回休み中のはずの若い人チームも一緒になって歓び&ハイタッチ!そして連れて行かれそうになるマリア。(笑)
まぁ、もちろん未遂に終わって、元のポーズで静止中に戻りましたよ。
この勢いに乗りたいお姉さんチーム!が。意に反してかえでさんが出した目は3と微妙。(^^;;
築地で「お正月掛け言葉」です。
これはダイスを振ったかえでさんが答えます。が。イキナリ「ゲキテイを踊ってくださるお客さまとときます!」とイキナリといてしまってあわや失格か!?となりましたが、こちらのブーイング後押しもありまして、テイク2です。(笑)
かえで「「ゲキテイ」を踊って下さる優しいお客様とかけまして、大神くんとときます!」
親方「その心は?」
かえで「今では、身体が勝手に動くでしょう!」
ええ、ある意味もはや条件反射です。(笑)
ツボをついたテイク2に、親方も合格マークを出します!
さぁ、ようやく(笑)ポーズが解けた若い人チームは織姫が出した5で神楽坂に到着!お題は「羽根突き10回」
これもわかりやすいですね。四人で羽根突きを連続10回続けられればクリアーというものです。
真剣に、必死に羽付をする面々ですが、これをついたら合格という、10回目の羽で織姫がまさかの空振り!!!
歓ぶお姉さんチームですが、失敗した若い人チームは舞台上に突っ伏してしばらく動きませんでした。(^^;;
全員が本気で悔しがってるのが見て取れます。
と、盛り上がってますがこの公演はここでタイムオーバー!
勝負の結果は、千穐楽へと持ち越されます!
かえで「本当に、一時はどうなることかと思いました。(笑…なかなか進めませんでしたものね。)
こうして、皆さんと一緒に楽しめて嬉しかったです。藤枝かえででした。」
レニ「レニです…ボクはまだ、一度もあがってません。
今の羽根つきも、いけると思ってました。(織姫がアイタタタ…と目をそらします)
千穐楽では、あがりたいと思います!」
織姫「余裕過ぎたのでチャンスをあげたでーす!
…ソレッタ・織姫でしたぁ〜;;」(ちょっと凹んでますね、織姫。)
紅蘭「ウチの、レニのものまねが、これ(かえでさんの指鳴らし真似)に負けるとは
思ってませんでした。(笑)李紅蘭でした〜」
アイリス「千穐楽は絶対勝ちます!だから、観に来てください!
アイリスでした!」(^^)
カンナ「いや〜笑った笑った。一生で一番笑ったんじゃないかってくらい笑った!
けど、マリアのドラムには惚れました〜
本当に、いい男です。(笑…男じゃないわよ、と苦笑いで小突くマリア)
桐島カンナでした!」
マリア「今日、一番の千両役者は誰かと考えました。
…武田さんですね。武田さんに花組全員が騙されたことになります。なんてことでしょう!(笑)
マリア・タチバナでした。」
言われてみれば確かに。全員、武田さんがフグに当たったと思ってましたものね〜(^^;;
さぁ、残すところ双六対決もあと一回、千穐楽を残すのみ!
はたしてどうなることやら…楽しみです。(^^)
―――――
さくら「みなさん、楽しんでくれましたか?
「あぁ、無情」にもありましたが、生きているとつらいことが沢山ありますが
こうして皆さんと笑って過ごすのが大切だと、改めて思いました。」
お、さくらさんが綺麗にまとめましたね。
さくら「最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。(全員で礼)
では、最後に…みんなで、アカペラで歌います。「口ずさむ歌」」
去年に引き続き、最後の締めはアカペラのようですね。
青山劇場の特徴でもある舞台の隆起を利用して三段の階段を作り、このように並びました。
マリア、かえで、カンナ
紅蘭、レニ 織姫、アイリス
さくら
綺麗に一番を歌い上げ、間奏に入るとアイリスがすっと立ち上がり舞台の前方に歩いてきます。
アイリス「みんな知ってると思うけど、お兄ちゃんの恋人は、アイリスだよ!
だから今年も、お兄ちゃんといっぱいデートして、愛を、深めていくんだ!」
両手で自分の頬を包んで幸せそうに笑う姿は、本当にアイリスそのものですね。
そのまま二番を替え歌で歌います。
アイリス「♪アツアツのときも ラブラブのときも 歌を口ずさも
一杯のラムネ 一口のミルフィーユ 分けて食べましょ青山で」
替え歌はここまで。これって日替わりになるのでしょうか?
だとしたら、楽しみですね。(^^)この後はまた全員でのコーラス。
―――9日・夜
予想通り、日替わりでした!この日はカンナで間奏部分が…
カンナ「カンナです。
いつでも、唇に歌をって言うけどさ、あたいの場合は24時間
何か食ってるからなぁ。どうかなぁ。」(笑)
そして、歌詞は…
カンナ「♪カツ丼食うときも うな丼食うときも
歌を 口ずさみたいけど口ずさめないよ
食べてる時は 歌っちゃいけないよ かえでさんが言うから
歌を 口ずさみたいけど口ずさめないよ」
と、面白く字あまりしてる内容でした。(笑)
―――10日・昼
楽前のこの公演時は織姫でした。
織姫「新春や夏の歌謡ショウ。
大喜利やカンナさんの影響でお笑い集団のように扱われてますが…
わたし本当はヨーロッパの大女優なんでーーす!!!
…レニも来たころとはちょっちキャラが違うし、トホホな気分でーす。」
どうやら、最近の織姫は昔を振り返ってあまりにも劇的な変化に驚いているようです。(^^;;
織姫「♪四文字熟語 早口言葉 そしてイタリア語」
花組「♪喋れないのに〜」
織姫「!?…♪サボテンマンボ 小金持ちは金持ちだ わたしも歌いたい 愛の歌」
花組「♪それは無理じゃな〜い」
そして、綺麗なコーラスで織姫の願望はあっさり否定されてしまいました。(爆)
いやいやでも織姫、あなたの「アラビアのバラ」は愛の歌だと思いますよ。母性愛ですけど。
―――――
こういう、アカペラの歌を聴いていると花組のコーラスって本当に綺麗ですよね。
…ですから今回も「口ずさむ歌」の参加は迷いました;;…「海神別荘」のときも迷いました…迷った結果両方とも口ぱくで歌った気分で観てました。難しいですよ!
全員「♪歌を口ずさも 歌を口ずさも
さぁみんなで 歌を ラララ」
ひらひらと、舞い降りてくる羽の中、全員舞台前方に一列に並び終曲、礼。
拍手が響く中、幕が下ります。今年は、綺麗に終わりましたね。
拍手が途切れることなく、フィナーレへ!
幕が上がりと同時に鳴り響く「ゲキテイ」!
…あれ?今年は出演者のご挨拶はなしですか!?珍しい…それとも、時間が押してるのかしら?
♪「ゲキテイ」
もう、これは言うことは無いでしょう。いつもどおり盛り上がってましたよ〜
さくら「一緒に「ゲキテイ」を歌って踊ってくれてありがとうございます。
昨日、舞台を観に来てくれた薔薇組の菊之丞さんが塩ビパイプの演奏のときの
ポジションチェンジの走り方がまるで芸人のようだと言ってました。(笑)
あたしたち、これからも、そんな気持ちでがんばろうと思います!(笑)
さぁ、新春歌謡ショウも、やはりこれが無くては終われませんね!
―――全国の、サクラファンの皆様に…敬礼!」
一斉に決まると、銀テープが今回も吹き上がりました。
うわぁ〜初めて落ちてくる銀テープを経験しました。(実は銀テープ落下位置の席が取れたのは初めてだったので。)
拍手、掛け声が響く中幕が下ります。
ですが、最初の幕はすぐにアンコールのリズムへと変わっていくのですが…今回はそれよりも早く、大神さんが上手から登場!
(公演後半は、カーテンコールありでした。「ありがとうございました!」とさくらさんが言う中、手をつないだ花組の面々が一緒に礼をして、幕が下りました。)
大神「みなさん、ありがとうございました!
新春花組公演は、これでおしまいです。
昨年は、つらいことや悲しいことがたくさんありましたが
ここにいる皆様は、それらをバネに、より前向きに、生きてくれると信じています。
良い一年をおくりましょう!
では、今年夏のスーパー歌謡ショウにご期待ください!」
深々と礼をして上手へ下がっていく大神さん。うーん、支配人見習いも板についてきてるようですね。
そして、幕が上がると会場の空気と視線は舞台に釘付け!
そこには紗幕があり、スクリーンの代わりを果たしております。そこに映し出されるフィルム映像。
聞きなじみがある次回予告イントロ!
「2005年スーパー歌謡ショウ!」
「花組は止まらない!!」
と表示され、続いて「サクラ大戦」のロゴがコマごとに大きく写されます。
フィルムからフレームアウトするほど大きくなったところで映像は記念すべきサクラ大戦の始まりのムービー、上野公園に立つさくらの後姿が流れ……
ここでフィルムが終わり、紗幕越しに下手側で荒鷹を構えるさくら。その真剣な視線は上手にいる……脇侍へと向けられています!!
そう、誰もが驚きました。まさか舞台上に脇侍が現れるなんて!!
しかも……目の前で頭部に赤い光が点り起動したんですよ!!!!?!
動き出し、刃を交える双方。
交差すると同時に、決着がつきました。下手で脇侍が火花を散らして機能停止します。
上手でさくらが構えをとくと暗転。
再び紗幕が下りてくる中、声が次回予告をつむぎます。
さくら「太正桜に浪漫の嵐!
大神さん、大変です!」
レニ「緊急出動!!」
アイリス「えっ光武も出るの?」
???「おっほほほほほほ…」
カンナ「えぇっ!?!お、お前は…!」
???「お〜っほほほほほほ…」
さくら「次回、サクラ大戦スーパー歌謡ショウ「新
青い鳥」!」
花組「帝国華撃団、ここに参上!!」
………………………………………………………………………
ええええええええええええっっっ!?!!?!??!!?!!!
い、いまっ今の声は!?!?!!!
私の耳が間違ってなければ、あのお声は、あの高笑いは…!!
ま、まさかの登場ありですか!?
あ、気がついたら幕が下りてあたりが明るくなって終演アナウンスが…
アイリスとカンナの掛け合いアナウンスだったんですが…ごめんなさい、次回予告のインパクトが強くてよく覚えてません;;
アイリス「これで、今回の公演はおしまい!もう、盛りだくさんだったよね〜」
カンナ「(お得意の似た言葉の聴き間違いコメント。)」
これが二回くらい続きまして
アイリス「じゃ、みんな元気でね〜!」
カンナ「おい!つっこめよ!一人にするなよ、アイリス〜!」
…ええ、気がついたら終わってました。(汗)
もう、なんだか周りも浮き足立ってますよ。次の夏の話をしてますよ。
今年の夏は、何かが起こる!?
続報が今から気になる終幕となりました。
―――8日・夜
この回の終演アナウンスは織姫とレニだったそうです。(聞きたかった!!)
ここで織姫が「あの人が戻ってきまーす!」と確定ネタバレしたそうです!!
おおおおお…これは本気で祝杯をあげねば!
―――9日・夜
この回の終演アナウンスは、かえでさんとカンナ。
かえで「本日の公演は、すべて終了いたしました。」
カンナ「いや〜終わった終わった〜」
かえで「カンナ!なんて格好してるの!」
カンナ「だって汗だくなんだもん。」
かえで「だからって、パンツ一枚はないでしょ。」
カンナ「じゃあ、これ。」
かえで「ジャンポール持ってどうするの。」
カンナ「じゃあ紅蘭のチャイナドレス着ちゃおうかな。」
かえで「引きずってる…」
カンナ「じゃあこれ!あったか〜い…」
かえで「それ、マリアのコートでしょ?」
カンナ「だーいじょうだって。マリア、シャワー室なんだから。
!?イヤーー!!撃たないでーー!!!」(ガーンッと響く銃声)
かえで「み、みなさん…またお会いしましょう!」
……カンナが無事だったかどうか。それはご想像にお任せしますってことでしょうか。(汗)
―――10日・昼
この回の終演アナウンスは二人ではなく三人でした。
アイリス「みんな、これで全部終わりだよ!」
紅蘭「あ〜あと一回やね〜〜」
レニ「なんだか、始まるとすぐに終わっちゃうね。」
紅蘭「そうやね〜〜」
アイリス「楽しかったね!」
紅蘭「そうやね〜〜」
レニ「紅蘭?…なにやってるの?」
アイリス「なぁに、このコード?」
紅蘭「あ!それ、触ったらあかん!!」(お約束の爆発音!!)
アイリス「ゴホゴホ…また…」
レニ「コホコホ…お会いしましょう…」
紅蘭「ゲホゲホ…再見(サイツェン)…」
ああ、きっといま舞台裏では黒焦げの三人が…(笑)
楽公演までにはコゲを落としてくださいね。それにしても、紅蘭は何を作ってたのでしょう?(^^;;
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