マリア「さあ、新春歌謡ショウに戻りたいと思います。
    …あの懐かしい名曲が、こんな風になって帰ってきました。
    「ユーロ恋の発車オーライ」!どうぞ。」

曲紹介をして、下手の下がるマリア。

♪ユーロ恋の発車オーライ

幕が上がると、舞台中央に紅蘭、すみれ、アイリスの順番で横に並んでいて、パラパラを踊っています!
全員夏服です。
さすがにこの曲は小さなマイクをつけて両手いっぱいに踊っていました。

曲がもともとユーロバージョンに向いていたのか、かなり合っていました。
4日の公演からは、すでに一緒に踊っている人も……

すみれ「覚えたら、みなさんも一緒に踊ってくださいましね。」

曲の合間に、踊りを促すすみれ。
……踊れませ〜ん(TT)

そうそう、なんと4日の公演では、客席で踊るスタッフの姿が!!
舞台に近い方から順番に書くと……
右側  金田先生、西村、武田、浪漫堂の法被を着たスタッフの皆様が続いていました。
左側  レニ、(ここの人ちょっと顔が見えませんでした…)、杏奈ちゃん(小さな女の子だったのでそうだと思います。)、浪漫堂の法被を着たスタッフ、大神、浪漫堂の法被を着たスタッフの皆様が続いていました。

私のところから確認できたのは、これくらいです……

カッコよくキメてフィニッシュ!!

すみれ「ありがとうございました。」
アイリス「レニ、金田先生たち!どうもありがとー!!」

客席に手を振るアイリス。

紅蘭「次の曲は、サクラはんが歌いますー」
すみれ「「ユーロゲキテイ」!」

♪ユーロゲキテイ

舞台中央に夏服のさくら。こちらはバックダンサー付き。
同じく小さなマイク。
曲が始まると、舞台がせり上がり高い所で無表情に歌い踊るさくら。

こちらも最後はカッコよくキメ!!
ゲキテイって今までにいろんなバージョンが出ていますが、ユーロビートで出るなんて誰が想像できたでしょう!!
さすがサクラの主題歌!!

さくら「どうもありがとうございました。
    「ユーロゲキテイ」は無表情に踊るのが大変難しゅうございます。」(笑?)

さくら「それでは、ヒットパレード後半に参りたいと思います!
    後半は全てデュエット曲です。
    では、どうぞー!!」

さくらが曲紹介をして下手に下がると、聞こえてくるのは……

♪この世は楽し

下手からかえでさんが登場。
そして、大神のパートになると、反対の上手から大神が登場。
二人でデュエット。
ここからは歌もフルサイズ。

ここで、後ろのセットもお正月らしく変化。
大きな羽子板や凧が飾られていたりしていました。

歌の間のセリフ

かえで「まぁ〜お正月からこんなにたくさんのお客様に囲まれて…
    幸せね。」
大神「はい!夢見たいです。」
かえで「夢かもよ。」(おでこをツン!)
大神「夢なら覚めないでーーー!!!」

曲が終わり、キメ!!
少しトーク

かえで「まぁ…ホラ見て、後ろ。
    すっかりお正月らしくなって。」

と、舞台のセットをさす。

大神「はい。」
かえで「ねぇ、今気がついたんだけど…
    大神君、「はい」っていうセリフ多いわね。」
大神「……はい。」(笑)

曲紹介。

かえで「次の曲は、紅蘭と織姫の「時代の列車」です。」
大神「どうぞ!!」

♪時代の列車

夏服の織姫、上手から散歩するように歩きながら登場。
舞台中央で歌いだす。

そして夏服の紅蘭、歌いながら下手から登場。
それぞれ、一人もパートの時はもう片方は柔らかい感じの女性らしい踊りを披露。

曲の間奏。二人で舞台中央でくるくる回る。
そして、お互い抱き合うような姿勢でフィニッシュ。

織姫「さて、続きましては…紅蘭とさくらさんが歌いまーす。
   「下町ラプソティー」でーす!」

♪下町ラプソティー

階段上中央に移動した紅蘭。
突然の雨降りに合った様子。
そこに傘を持った袴姿のさくらが階段上下手から登場。
紅蘭に傘を渡し、歌いだす。

一番のサビの部分で傘をさしてちょっと光沢のあるレインコートを着たバックダンサーが登場。
全員で踊る。

二番からは雨上がりの歌。
バックダンサーの皆さんが去り際に二人の傘を持っていく。
雨上がりのいい気分で歌い踊る二人。

さくら「どうもありがとうございますー。」

紅蘭「さぁ!続きましてはさくらはんとカンナはんが歌います!
   「花吹雪・白波弁天」!どうぞ!!」

曲紹介して走り去る紅蘭

♪花吹雪・白波弁天

さくら「さぁ〜元気に参りましょう〜〜!!」

コブシのきいた振り付けで歌うさくら。
一番のサビで冬服カンナが合流。
二人で力強い歌声を披露。

語りの部分。
勢いよく舞台中央に座り込むさくら。
カンナはその後方に膝をついている。

☆☆初日☆☆
実は初日では、さくらは勢い余って座った後、後ろに転がってしまったのです。(^^;;
何とかすぐに持ち直して、苦笑いを一瞬見せて語るさくら。

☆☆終了☆☆

語りが終わると再び立ち上がり、歌いだすさくらとカンナ。

最後はしっかりとキメ!!

終わった後の初日の会話。

カンナ「いや〜ビックリしたよ〜〜
    あのまま後ろまで転がるかと思った。」(^^;;
さくら「ええ、ビックリしました。」(^^;;;;
カンナ「ま、でも、あまり気にせずに明日も勢いよく座ってくれよ!」
さくら「はい。」

4日は無事にカッコよく座れてましたよ!さくらさん!!

さくら「カンナさん、「白波」ってどういう意味か知ってますか?」
カンナ「いや、知らねぇ。」
さくら「「白波」とは、江戸言葉で「悪党」って言う意味なんですよ。」
カンナ「あ、ああ、ああ!だから悪党が主役の物を「白波もの」って言うのか!」
さくら「ええ、そうです!」

さくら「さぁ、次の曲はカンナさんとすみれさんが歌います!
    じゃあカンナさん、準備お願いします。」
カンナ「おう!」

二人の後ろでマイクスタンドの準備をしている黒子さんのところに行くカンナ。

さくら「え〜今の曲は…歌舞伎の「弁天小僧」をモチーフにしました。
    次の曲は古き良き映画の撮影所をモチーフにした曲です。
    カンナさんとすみれさんで「キネマ行進曲」!」

♪キネマ行進曲

私としては去年の春、東京プレビュウ以来。
嬉しいです!!(>∇<)

プレビュウと同様、マイクスタンドを使用しての歌。
間奏の間では二人でキビキビした踊り。
さすがはすみれとカンナのコンビ!!

二人で並んでキメ!!

カンナ「ありがとうございました。
    「キネマ行進曲」を聞いていただきました。」

カンナと一緒に挨拶すると、すみれはすぐに下手に退場。

カンナ「さ、次の曲です。
    何故この組み合わせが今までなかったのか、不思議です。
    帝国歌劇団、トップ同士の歌です!
    すみれとマリアで、オペラ「雲雀の歌」!!
    どうぞ。」

♪雲雀の歌

階段上中央にすみれ、下手から夏服のマリアが胸に小さな花をさして登場。
ここからの歌はあえて役名で書かせていただきます。
理由は……私が単に公演を見たような錯覚に陥ったからです。(^^;;
……でも、すみません。私「椿姫」読んだことないんです……(爆)

この曲から、セットがお正月ムードから元通りに。

歌いながら階段を上りマルグリットに近づくアルマン。(……名前、合ってますよね?!)
歌いながら階段を下りアルマンに近づくマルグリット。
マルグリットの手にキスをしようとするが、手を払い、拒否する。

離れていくマルグリットを目で追いながら歌うアルマン。
曲が進むに連れて、互いの思いに逆らえず、惹かれあう二人。

曲の最後の盛り上がり。
アルマンの胸にさしてあった花を受け取り、アルマンに寄りかかるマルグリット。
二人の恋は燃え上がる。

すみれ「ありがとうございました。
    続きましては、マリアさんとレニがお歌いになります。
    「春風の恋歌」です。」

マリアを舞台上に残してすみれ退場。

♪春風の恋歌

前奏。
王子は何かを探すように、あたりを見回す。
階段の方へ歩いていく。
その後姿を見つける(上手から登場した)ツバメ。

王子を見つめながら歌いだす。
ツバメを見つけて王子も歌う。
舞台中央へ。

近づいたと思ったら離れてすれ違う王子とツバメ。
そして、曲の終わりに近づき…
中央で明日を見つめるように、近づき遠くを見る二人。
二人の思いは永遠に……

マリア「さて…楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。
    次がいよいよ最後の曲となります。
    レニとアイリスで「希望」。」

レニを残してマリア退場。

♪希望

レニ、舞台中央から下手へ移動。
そこに、上手からアイリスが…
青い鳥を探す、仲のいい兄妹。

序盤は暗い寂しいような曲調。
青い鳥を探すチルチルとミチルの表情も暗い。
探しても探してもいない、青い鳥…

一番のサビで舞台中央で歌う二人。
が、すぐに離れてしまう。
まだ、見つからない青い鳥……

二番に入り、だんだん明るい表情になるチルチルとミチル
青い鳥が見つかりそう…

「♪あつい人の優しさ、ここに感じて気づく
  愛のある家は、ここにあること気づく。」

手を取り合い、舞台中央へ。
二人の表情も明るい。

「♪この場所に生きて、はるか明日を見よう。
  僕こそが希望、未来へと続く道。
  この場所に生きて、はるか明日を生きる。
  あなたが希望、未来へと続く道。」

曲の最後の盛り上がり。
二人の立つ位置がせり上がる。
青い鳥を見つけた二人は、幸せそうに歌う。

舞台が上がりきった時、曲もフィニッシュ。

「♪あなたが希望、未来へと続く道。」

青い光に包まれ、白い光に包まれ、緞帳が下りる。
最後にふさわしい曲だった。

緞帳が下りても、鳴り止まない拍手。
そのままアンコールの拍手へ。
そして、緞帳が上がり……

♪夢のつづき

「つばさ」の時と同様に、階段の上にさくらが一人。
レビュウ衣装に羽を背負い登場。頭にも羽。
「つばさ」の時よりも華やかになった感じでした。

次々に登場する花組。
「つばさ」の時はさくらだけだった頭の上の羽も、女役の人は全員についていました。
男役の三人(マリア、カンナ、レニ)は白い羽のままでした。
でも、羽自体は「つばさ」よりも豪華な感じです。

「♪春は〜巡る〜いつも〜美し〜く
  いつかま〜た、この夢〜のつづきを〜〜
  う〜る〜わ〜し〜の〜〜
  帝〜国歌〜劇〜団〜〜!」

全員そろってキメ!!

客席から惜しみない拍手!!
緞帳が下りても、鳴り止むわけがない。
すぐにアンコールに!

夢のつづきをBGMに緞帳が上がると、出演者のご挨拶。
まずはバックダンサーの皆さんから。

続いて、階段の上から武田と西村。
階段を下りきると、二人同時に見事な宙返り!
それぞれ礼をして、次の人に…

次は階段の上から親方と婆さんが登場。
婆さんの手をとってお年寄りをいたわる親方。
階段を下り終えた後、婆さんがこけそうになる。
親方、婆さんをおぶろうとするが、こける。
婆さんに頭を叩かれ突っ込まれるハメに……(笑)
二人で礼。

続いては、大神とかえでさん
階段から下りると、先ほど歌った「つばさ」の振り付けをやってみる二人。
二人並んでカッコ良く敬礼!!
そして礼。

そしてそして……花組が階段上に勢ぞろい!!
二人ずつ並んで下りてくる。
階段を降り終えたあと、それぞれ少しの間ポーズを取る
レニ、織姫(剣を抜いたデュークとナイフを構える地中海の赤い風)
紅蘭、アイリス(可愛らしく客席に手を振る)
マリア、カンナ(走り去るようなポーズ<千秋楽>)
さくら、すみれ(観客に向けて同時に投げキッス<千秋楽>)
全員舞台の前に並び終えたら、出演者全員で客席に礼!

そして……

♪ゲキテイ

誰が促さなくても、客席はオールスタンディング!!
手拍子は一糸の乱れもない!!

サビでは、観客も一体となって踊る踊る!
最後まで大盛り上がりでフィニッシュ!!

さくら「どうも、ありがとうございます!
    今年も帝国歌劇団を、どうぞよろしくお願いいたします!!」

全員で深々と礼。
それに観客は惜しみない拍手でこたえる。

さくら「それでは、お正月ですので手締めをしたいと思います。
    一本締めです。」
カンナ「一本締めって事は
    しゃしゃしゃん、しゃしゃしゃん、しゃしゃしゃんしゃん!で終わりだな!」
さくら「ええそうです。
    …それでは、かえでさん。よろしくお願いします。」

さくらに促されかえでさんが一歩前へ

かえで「それでは、皆々様お手を拝借。
    …いよぉ〜〜〜!!」

しゃしゃしゃん、しゃしゃしゃん、しゃしゃしゃんしゃん!

かえで「どうも、ありがとうございました!」

盛大な拍手の中、緞帳が下りる。
それでも、なお、鳴り止まない拍手。
再び、緞帳が上がる。

誰もいない舞台。
そこにダンサーの皆さんが軽やかなステップで登場。
全員で礼の後、一人一人丁寧に礼。
階段を上り、次の人たちに

続いて武田と西村。
上手から武田、下手から西村がそれぞれ登場。
こそこそとあたりをうかがうようにしながら出てくる。
お互いを認識すると「あーーーー!!!」と声を上げ、中央に駆け寄り二人同時に宙返り!!
お見事!!!
そのまま殺陣…というかチャンバラと言うか……を披露。
さすがJAC!素早く見事!!!
決着は武田が顔に一発(あ、当然マジじゃないですよ。)入れて勝利!!
が、西村復活すると階段を上って逃げようとする武田に吹き矢でトドメ!!
やはり、西村の方が強いらしい…(笑)

6日の昼は、棒のような小道具を使ってチャンバラをやっていたそうです。
二人でそれぞれ礼をして、次の人へ。

婆さんと親方。
婆さん、礼をすると同時にカツラを取る。
ああ、誰が演っていたかこれでパンフレットを見なくてもわかりますね!(^^;;
再び礼をして、階段を上る。

かえでさんと大神さんがマイクをもって登場。
中央に来ると……

かえで「しっかりしなさい!大神君。」(おでこをツン!)
大神「…はい。」

二人で礼をして、階段を上がる。
続いて……

織姫とレニ!
中央まで歩いてきて…

織姫「みなさーん、お正月は人食い熊に注意でーーす!」

と、二人で「人食い熊」のジェスチャー(笑!)

レニ「……おとそにもね。」

そう言って、ちょっと千鳥足で階段の方へ歩くレニ
それを見てちょっと笑みを浮かべる織姫。

☆☆初日☆☆
階段を上る途中で織姫の頭の飾り(あれは…バレッタでいいのかな?)が取れてしまったのです!
落としたことに気がついた織姫は拾って…

織姫「お年玉で〜す!」

と笑顔で言った。
うまい!!(^^)

☆☆終了☆☆

続いて紅蘭、アイリスが登場。
少年レッドを歌い踊りながら舞台中央へ。

二人一緒に…
紅蘭・アイリス「みなさん、おーきに!
        これからも、どうぞよろしゅーに!!」

可愛らしく礼をして、階段を上がる。

続いてすみれが登場。
舞台上手に倒れこんでいる。
そこにカンナが登場。
口から出た言葉は……

カンナ「来年の今月今夜のあの月を!
    再来年の今月今夜のあの月を!
    きっと、僕の涙で…あ、曇らせてみせるぅ〜!!」

実に二年ぶりの「愛はダイヤ」のネタである!!
そのまま、しばらく演技。

カンナ「この、バイタめ!」
すみれ「あ〜〜れぇ〜〜〜〜」

……と、ここまで演ってから、二人で礼をして階段の上へ。
ここで緞帳が下りる。が……
客席は誰も立たない。
この後、「何か」があるからだ。

出てきたのは前説のときと同じ恰好の広井さん!!

広井「もう終わり!!
   もう今日は何にもない!!」

客席からは「えーっ!?」と異論の声。
広井さん、苦笑いをしながらでも、どこか嬉しそうに喋りだす。

広井「あ、今年の夏!五周年記念!!
   恐ろしい事に…泉鏡花、原作「海神別荘」を
   花組のレビュウ仕立てでお送りしたいと思います。」

ここで原作を書かれた泉鏡華さんの説明。
文学史の年表に名前が載っている程度の知識しかない私……(^^;;
学校が新学期を迎えたら、図書室に行って一度読もうと思います。

広井「テーマ曲は田中公平作曲。
   「すべては海へ」!!
   それでは、予告編!ご覧下さい!!」

☆☆初日☆☆
初日では、広井さんは出てこないで、カンナとすみれが挨拶を終えるとトークを交え、そのまま発表した。
その時、すでに緞帳は下りている。
二人のトークは緞帳の前のちょっと狭い所で話をしていました。
その一部を、覚えている限り書き留めます。

カンナ「今回始めて太鼓をやりましたが…甘く見てました。
    太鼓なんてホラ、尺八とかと違って叩けば音が出るじゃないですか。
    なぁ〜んだ簡単じゃんと思いましたら大間違い!!
    もう、手が豆だらけになりました。」
すみれ「ときどき血がバチについてましたものね。」

カンナ「…今回の企画を一番喜んだのは、レニだよな。」
すみれ「ええ、わたくしもそう思いますわ。」

レニ(伊倉さん)も弾けたかったんだな…と思いました。(^^;;

カンナ「さて、長々とお引止めしてしまって申し訳ありません!
    実はお見せしたいものがあるんですよ。
    夏の歌謡ショウ、演目が決まりました!!」
すみれ「8月10日から18日の間、公演しますわ。」
カンナ「演目は…これが凄いです。「海神別荘」をやります!!
    それでは、ご覧下さい!!」

予告をして、去る二人。

☆☆終了!☆☆

緞帳がゆっくりと上がる。
舞台には何もない。ただ開場には幻想的でどこかもの悲しげな音楽が響く。
おそらくこれがテーマ曲「すべては海へ」だろう。

舞台の上から
帝国歌劇団 歌謡ショウ 五周年記念
     「海神別荘」
と書かれたボードが下りてくる。

奈落から出てきたのは今年の舞台衣装に身を包んだ主演と思われる二人、さくらとマリアがポーズをとって出てくる。
そのまま少しせり上がる舞台。
黒い、大きな魚のような…きらびやかな衣装に身を包み、厳しい表情のマリア。
乙姫…そんな表現が合いそうな桃色の着物の、どこか悲しげな表情のさくら。
マリアがさくらの肩を抱くようなポーズで、静かに幕が下りる。

明るくなる会場。
新春歌謡ショウの終わりは、夏の歌謡ショウへの期待を膨らませる終わり方だった――――


♪―――――レポート終了!―――――♪


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